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2004.09.27

One opinion counts (too much sometime)

ハイテク過食症という本で、具体的な事例とともに詳しく書かれているが、インターネットの困った側面の1つは、自分にとって都合がいい(あるいは都合が悪い)情報ばかりが極端に増長される傾向ことだ。

例えば酒飲みで自分の正当性を主張したい人は「酒は体にいい」というキーワードでGoogleし、自分の意見を固めていくかもしれないし、それに反論する人は「酒は体に悪い」で検索して意見を固めることだろう。

世の中、白黒できまることばかりではなく、大部分はグレーゾーンな、はずなのにインターネットを使うと自分にとって都合のいい情報(あるいは自分にとって驚異的な情報)ばかりが集まり、増幅されてしまう。

Wired Newsの編集者、Leander Kerryが運営するBLOG、cult of macによれば、HP社版iPodのTattoo(HP社製iPodはTattooと呼ばれる外観変更用のシールのようなものを貼れるのが特徴になっている)をはがした時、本体側にノリが残ってしまった、というエントリーを書いたところ、それが世界中に広まってしまった、というBLOG/インターネットの恐さを紹介していた。

その後、HP社の側からもコンタクトがあり、これはレアなケースであることを筆者も納得したのだが、一度、広まった悪評を消すのは簡単ではなさそうだ。

新聞、雑誌もそうだが、ブログでも掲載情報のフォローは重要だ。Googleなどで、個別エントリーを直接見る人も多いだろうから、訂正はエントリーそのものに追記するのがベストだろう。

私が最近書いたエントリーで悪評になりそうなものといえば、PowerBookのラッチとパナソニックのプロジェクターランプの破裂がある。
前者については、私の周りに実際に大勢同じ問題で悩んでいる人がいるし、もう少し騒ぎになっていいくらいに思っているが(ちなみに今は面倒だがテープで留めて持ち歩いています)。後者はレアなケースということだ。

cult of macを読んで不安になったので、エントリーの冒頭に注意書きを入れておいた(そのついでに、このエントリーを書いた)。

悪評によってつぶされた製品の1つにNewtonがある。初期の手書き認識騒動がなければNewtonは今でも生き延びていたかもしれない、と思ってしまう。少なくとも今日のPalm OS機やWindows CE機と比べても技術的にも、ソフト/ハード/工業デザイン的にひけをとらないと思う。

9月 27, 2004 ウェブログ・ココログ関連 |

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コメント

民主主義の時代にも魔女裁判は生きているのですね。
誰しもパーフェクトな情報収集などできない以上
常に誤解と隣り合わせのように思えます。
人類って進歩してない部分も多々あるんだなぁ。(^_^;

投稿: crouton | 2004.09.27 20:00

ラッチまだ直されてなかったんですか…。
テープで留めてるとはアメリカンですね♪^^;
Newton復活して欲しいっす!
出来れば私を開発チームの一人に招いてくれないかしら…。
(あり得ないな)^^;

投稿: よー | 2004.10.01 22:20

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