IBMパソコン事業をレノボが買収
[*フォローが遅くなりましたが、最初の5年間はIBMブランドを併用し、「ThinkPad」の名前も使い続けるみたいですね。
via asahi.com: IBM、パソコン事業売却を発表 中国・聯想Gに 。今晩、聞いてきたところによると既に数ヶ月前から一部人員の異動とか始まっていたみたいですね]
数日前から噂になっていたIBM社パソコン事業の売却について中国のレノボ社が正式にコメントを出したようです:
ロイター:
IBMが(米国では)チャップリン(のそっくりさん)のTV CMを流して、パソコン事業参入を発表したのが1981年の夏。
Apple IIでパソコン状態を独占していたアップル社は、Wall Street Journalに「Welcome IBM. Seriously」という皮肉まじりの全面広告をうってこれを迎えたが、その後の、IBM-PCの爆発的ヒットで、Macのデビュー時以降はPowerPC発表までずっと敵役だったIBM。
でも、初期のPS/2とか、ThinkPadシリーズとかには好きなマシンも多い。
701c(バタフライ)も欲しかったし、220、230csとか530、760、Ultraman PCも良かったなぁ...
PowerPC搭載のThinkPad Powerも欲しかった
そのIBMのPCがなくなってしまうとなると、さすがにちょっと寂しい。
もう1つ気になるのが、1製品ジャンル1デザインを貫くデザイナー、リチャード・サッパーのパソコンデザインはこれによってもうつくられなくなってしまうのかという問題...
もっと、語りたいけれど、遅れが広がる一方なので、そろそろ仕事に戻ります
ここいらへんの関連の研究、開発はどうなってしまうんだろう...
http://www-6.ibm.com/jp/design/exhibition/
http://www-6.ibm.com/jp/design/thinkpaddog/
この発表、できればWorldwideではなく、米国のPC事業だけだったりするとうれしいけれど...
12月 8, 2004 パソコン・インターネット日記 | Permalink
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コメント
今回の売却には、IBM大和研究所のTP開発チームも「もちろん」含まれているようなので、彼等の心中を察するとつらいものがあります。
2年前にはIBM-JのTP担当マーケティングが「確かにPC事業が赤字を垂れ流している現状に改善の見込みは今のところ見いだすことは出来ないが、IBMブランドを顧客企業内の全てのユーザに浸透させる唯一の商品がTPなのであり、よって今後も投資は惜しまない。」と語っていたのが思い出されます。
5年間はTPのブランドも継続するようですが、その後は解らないですよね。
投稿: monolith | 2004.12.08 23:48