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2005.11.27

羽ばたけ日本のアーティスト

APPLE LINKAGEを読んで知ったのですが、米国のiTunes Music Storeが「Music of the World: Japan」というサイトを開設したようです。

坂本龍一さんについては、今更、世界に紹介するまでもないかもしれないけれど...

これで、これまで狭い日本市場でしか活躍できなかったアーティスト達が、世界に市場を広げ、大成できたらいいですよね。

アーティストの方々には、
細かなお金の折り合いのことでいつまでもごたごたしているレーベルにいつまでも居残るべきか、自分自身の力で世界への扉を開いてみるか、検討し直してみてもいいのでは?

もちろん、これは万が一にもそんなひどいレーベルがあったら、という前提の話ですが...

自分の曲をiTunes Music Storeで売って欲しいのに、売られていない...
そんなアーティストは、ぜひレーベル側になんでそうなのかを問い正してみるべきでしょう(もちろん、PVについても)。

 まだ無名でレーベルに頼らずにはやっていけないアーティストの人も大勢いると思いますが、本当に将来のことを考えたら、少しづつ自立の準備も進めていくべきではないでしょうか。

 個人的にiTunes K.K.には、もっとインディーズ系の人を扱って欲しいと思います。彼らの中から世界的サクセスストーリーができれば、もっと自分の売り方を真剣に考えるアーティストが増えるはずです。

 今、見たらiTunes Music StoreのUSだとパフィーとかも大人気でベスト盤みたいなアルバムもちゃんと1曲0.99ドルで売っているんですよね。

でもって、日本のiTMS-Jで調べてみると、これがない。
そのうち下手をすると、日本の曲を買うにも、アメリカのストアから買った方がいいなんていう状況になりそうで心配です。

以前、海外で売られている安い日本の音楽CDを逆輸入することを禁ずる還流防止とかの動きもあったけれど、そういうことを防止する前に、まずは自分達の商品を買いやすくするように工夫することの方が大事なんじゃないかと思います。

 たっぷり儲けたいっていう気持ちはわからないでもないけれど、それよりも今ある勢いや追い風を行かして、市場そのものも活性化するという考え方もあるはず。
 日本の市場規模がどうこうという意見もあるかもしれないけれど、それは企業の論理。
 そうじゃなくって、そもそも消費者に買いやすい形で商品を提供するには、組織をどのようにするべきか、といった方向で発想していかないと...

 何はともあれ、「Music of the World: Japan」が良い成果を出すことを祈っています。

11月 27, 2005 音楽 |

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コメント

>自分の曲もiTunes Music Storeで売って欲しいのに、売られていない

iTMS-Japan を使い始めて、欲しいと思った曲が iTMS にないというフラストレーションを何回か感じたのですが、そうしているうちに、ふと、LP レコードから CD への移り変わりでの経験と同じことが自分の中で起き初めていることに気がつきました。

初めは LP で出ているものが CD で出ていないことが不満になるのですが、時が経つにつれて CD で揃えた自分の世界が育ってきて、そのうち、CD で出ていない=存在しないのと同じ、という状態になっていった、という経験。

自分の中で、同じことが CD → iTMS で起こり始めているのを既に感じています。曲を探して iTMS になければ、悲しいかな余程でなければ、それでおしまい。


もう一つ iTMS で気がついたのは、ロングテイル現象。視聴、iMix、おすすめ、ユーザーレビュー、などの仕組みが効いているのか、CD というモノが付いてこない気軽さなのか、無名の(私にとって、ね)アーティストの曲をたくさん買っていることに気がつきました。CD では無名のアーティストの曲を買うなんてことはほとんどしなかったのに。

>個人的にiTunes K.K.には、もっとインディーズ系の人を扱ってもらって

うんうん。この新しいメディアは、いろいろな意味で、インディーズ系のアーティストに大きなチャンスですね。

投稿: きだ | 2005.11.27 20:06

ですよね。
私もiTMS-Jのおかげで、実はちょっとづつではありますが邦楽聴き始めました
(まずは今週の無料音楽がきっかけですが...)

いずれは、まずiTMSからアーティストの活躍の場を地理的に制約する国境が消え、やがてそれが他のことにも広がっていけばいいと思っています。

ついでにiTMSから、いずれ「M」が取れて、音楽だけでなく、動画も、PDFも流通できるしくみになってくれればうれしいんですが。

投稿: nobi | 2005.11.28 01:14

SNSのMySpaceで火がついたバンドが全国的に大ヒットする昨今
iTMSをただの音源屋にしておくのは、もったいないですよね。
インディーバンドに欠かせないのは口コミですから、そうしたコミュニティにiTMSが利用されるようになるといいですね。

アーティストの国境もさることながら、売る/買う側の国境もなくなるといいのに……
ドイツのiTMSとか利用価値大なのになぁ。

投稿: yuki | 2005.11.29 05:22

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