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2006.05.29

Nike+iPod、今わかっていることのまとめ

アップルとナイキのコラボレーション「Nike+iPod Sports Kit」は、ここ数日nobilog2でももっとも注目が高いエントリーとなっています。
そこで、あちらこちらの情報ソースから情報をかき集めて、現時点でわかっていることをまとめてみようと思います。

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(photo Coutesy of Apple Computer, Inc.)

  1. 背景

iPod nanoオーナーはスポーツ指向が強いようで、ユーザーの約半数がワークアウト中にiPod nanoを使っているようです。
その一方でジョギングをするランナーの40%は、「音楽なしでは走れない」と語っているそうです。
そこで生まれたのが「スポーツ × 音楽」=「Nike × Apple」のコラボレーションです。
このコラボレーションはシューズが運動データを発信し、iPod nanoがそれを受け取る、という形で実現します。
ランナーに必要な情報はiPodが発する合成音(男声+女声を選べる)のフィードバックと画面上のフィードバックによって提示されます。
iPodが収集したデータはそのままiTunesに同期/蓄積が可能です。
Nikeでは、さらにランナーの継続的トレーニングをサポートするコミュニティーも用意しています。

2. ギア
この「スポーツ × 音楽」の夢のコラボレーションを享受するには3つのギアが必要です。
1つ目はNike+Shoes
2つ目はiPod nano
そして3つ目は6月後半、米国で29ドルで発売予定の「Nike+iPod Sport Kit」です。

06nikeipodbox(photo Coutesy of Apple Computer, Inc.)

3.しくみ
 「Nike+iPod Sport Kit」の中にはパッケージの左側に描かれている赤い楕円状のものがセンサーです。
 これをNike+Shoesのソウルの部分のくぼみに装着します。
 つづいてiPod nanoのドック端子にレシーバーを装着します。
 これはiPodのドックコネクターからケーブル部分を取り去ったような形状の製品です。
 ちょっと心配なのは、このレシーバーを取り付けなければならないことから、
 ドック端子を使うアクセサリーの併用は難しいかもしれません。iPod nanoはリストバンドで腕に固定することになりそうです。

 センサーがワークアウトデーターを拾うと、それはiPod nanoのレシーバーに無線で送られます。
 iPod nanoは受信した情報を解析し、音声や画像でユーザーに情報を提示します。
 
 箱から出してすぐに使えます。

4.ワークアウト
 設定を行なうと、iPod nanoに「Nike+iPod」というメニューが追加されます。
 このメニューには「Basic」、「Time」、「Distance」、「Calories」、「Settings」、「History」といった項目が並んでいて、
 例えばDistanceを選ぶと1、2、5Km(あるいはマイル)やハーフマラソン、フルマラソンといった項目が選べます。

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 ワークアウトの設定が済むと「真ん中のボタンを押してワークアウトを始めて下さい」というメッセージが表示されます。
 これを行なうと、音楽再生が開始し、iPod nanoの画面のトップにメニュー(例:フルマラソン)、
 その下にシューズのアイコン、現在の距離、ペース、再生中の曲、そしてワークアウトタイムが表示されます。

 ワークアウトを終了すると、日付、時刻、距離、時間、ペース、そして消費カロリーなどが表示され、これが「History」に記録されます。

5.レビュー
 iPod nanoが集計したデータはそのままiTunesにも同期されます。ここでユーザーが希望すれば、同じデーターがnikeplus.comというWebサイトにも転送されます。
 Nikeplus.comでは、それまでのワークアウトデータをグラフで見れたりできます。
 同じNikeplus.comコミュニティー上の他の人とスコアを競い合ったりすることも可能です。

 またアップル社はこの製品の発売にあわせてiTunes Music Storeに「Sport Music」というコーナーをオープンします。

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(photo Coutesy of Apple Computer, Inc.)

コンテンツは以下の4種類:
Continuous Workout Mixes
距離単位あるいは時間単位のワークアウトにあわせ、コーチング、ティップスなどの音声がノンストップミュージックをバックに流れてきます。
Sport iMixes
ワークアウト用にプロが選んだ特別ミュージックコレクション
Athlete Inspirations
トップアスリートが選択したプレイリスト
Video and Audio Podcasts
スポーツ関係のPodcastチャンネル

 スポーツ×iPodという新しいライフスタイルに音楽業界も巻き込もうという意気込みを感じます。
 (こうやって次々と新しい世界を斬り開いていくiTunes Music Storeで自分の曲を売ることができないミュージシャンは本当にかわいそうだと思います。)

6.不明なポイント
 まず気になるのが日本での発売予定です。
 今のところ日本語メニューがあるかなどの情報は確認できていません。

 Nike+iPodメニューには「Power Music」という項目があるのですが、これが何かは今のところ(私には)不明です。

 私もジョギングしようかとは考えていたのですが、この製品はとてもいいきかっけになりそう。
 でも、前のエントリーに「日本の交通事情を考えると、音楽を聴きながら走るのが果たして本当にいいのか」という意見ももらいました。
 確かにその通り。実質的に近くの大きな公園を走ることになるのかな?

 MacBook発表前に、MacBook正式発表直後にも「何か大きな発表がありそう」と書きましたが、どうやらこれのことだったみたいですね。

 この発表のおかげで、当面はiPod nanoは健在のようです。容量が増えることは十分考えられますが。
 そろそろiPod shuffleはnanoに吸収されてしまうのかな?

私のワークアウトミュージック(予定): Ra!)l Mid!)n - Blue Note Trip 5: Scrambled / Mashed - State of Mind Blue Note Trip 5: Scrambled / Mashed - State of Mind

アップル社が同製品のデモに使っているワークアウトミュージック: Black Eyed Peas - iTunes Originals - Black Eyed Peas - Let's Get It Started (iTunes Originals Version)Black Eyed Peas - Let's Get It Started


関連リンク:
アップル社公式サイト

5月 29, 2006 iPod, スポーツ |

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コメント

ご無沙汰です。
製品の背面写真がengadgetにアップされていたのですが、日本の電波法に関するTELEC認証がされていたので、日本で発売されるのかな?と思っています。

http://www.engadget.com/2006/05/24/nike-ipod-sport-kit-gets-fcc-thumbs-up/

投稿: ShimoKen | 2006.05.29 08:43

お〜、Shimokenさん、ご無沙汰です。
そうか、サンディエゴ出発前のバタバタでEngadgetチェックしていなかったです。それはうれしいニュースですね。3500円くらいだとうれしいです。

投稿: nobi | 2006.05.29 08:48

8月以降にカナダ、欧州、日本へ展開される予定だそうです。音声ガイダンスは日本語じゃないと「?」な私です(笑)。アップルさんに期待!以下は私のまとめと発売日の情報です。

カロリー消費はiPod nanoでする!!
アップル、ナイキとのコラボレーションによる「Nike+iPod製品」を発売

投稿: AppleFarm | 2006.05.29 11:58

AppleFarmさん、米国取材中で返事が遅れました。
ページ拝見しました。8月ですか、楽しみですね!

投稿: nobi | 2006.05.30 22:23

この「Myth of Innovation」、Mac Fan最新号の書評ページで知ったのですが、日本語訳が出たんですね。
「イノベーションの神話」というタイトルだそうです。なかなか、眠れないので、AppleScriptで簡単に(ちょっと雑に)モンテカルロ方で円周率を求めるスクリプトを書いてみました。set 見た目のデザインがかっこいい携帯電話は日本にもいくつかあります。  ワークアウトの設定が済むと「真ん中のボタンを押してワークアウトを始めて下さい」というメッセージが表示されます。
 これを行なうと、音楽再生が開始し、iPod nanoの画面のトップにメニュー(例:フルマラソン)、
 その下にシューズのアイコン、現在の距離、ペース dia chi nang mui cua sao 、再生中の曲、そしてワークアウトタイムが表示されます。

 ワークアウトを終了すると、日付、時刻、距離、時間、ペース、そして消費カロリーなど dia chi nang mui cua sao viet が表示され、これが「History」に記録されます。

5.レビュー
 iPod nanoが集計したデータはそのままiTunesにも同期されます。ここでユーザーが希望すれば、同じ dia chi nang mui o can tho データーがnikeplus.comというWebサイトにも転送されます。
 Nikeplus.comでは、それまでのワークアウトデータをグラフで見れたりできます。
 同じNikeplus.comコミュニティー上の他の人とスコアを競い合ったりすることも可能です。

 またアップル社はこの製品の発売にあわせてiTunes Music Storeに「Sport Music」というコーナーをオープンします。
でも、デザインされているのは、せいぜい外装とメニュー画面、着信音くらいまででしょう。コンテンツを見ているうちにボロが出て、ちょっとシラケてしまうことも多いはずです。
これに対して、Amp'd Mobileは、すべてのユーザー体験を徹底してクールに dia chi nang mui khong can phau thuat 演出しきっています。
携帯電話を手にしたとたん、その手からAmp'd Worldなる世界が広がり始めて、その世界の文化を反映した映像や音楽を、その世界の流儀で楽しめるーーとこんな感じでしょうか。
携帯電話そのものの外観もクールなら、秀逸なインターフェースもクール(Webページで動きを確認してみてください。このMac OS Xみたいな画面が、携帯電話で本当に動くんです!)。
さらに配信するコンテンツもクールなものだけに限定しています。
クールでないコンテンツ、Amp'dの世界観にあわないコンテンツは、コンテンツ提供社がどんなに dia chi tham my vien nang mui お願いしても、お断りしているそうです。
 それでもMTV(出資社の1つ)をはじめとするさまざまなコンテンツ提供社が、次々とExclusiveのコンテンツの提供もはじめています。
 社内にはオリジナル番組を制作し、ライブ配信するためのスタジオも製作中です。
 Amp'd Mobileのサービスは、まだ12月にスタートしたばかり。しかも、インターネットのみで端末を販売しているテスト的段階です。
 実はこのサービス・インに先駆けて米国で放送 dia chi phau thuat nang mui されたティーザー広告も、かなりエッジな内容でした:
ホテルのベッドの上で死にかけている老人とその上にまたがる半裸の女性。どうみても情事の風景。
女性が「議員!議員!死なないで!死なないで!」と叫んでいる。すると、そこに「Amp'd Mobileがまもなく始まるから死なないで」というコピーが現れるというもの。
a to (display dialog "何個の点を打ちますか?" default answer "1")いろいろな人の dia chi nang mui dep an toan 情報が集まってきて、そこからビジョンが形成されるって、こういうことじゃないかと感じたのだ(よりたくさんの人の意見/写真を集めた方が、ディテール部分まで考慮/写されているか可能性が高い)。 で、この際に重要なのが、均質な人を増やすのではなくって、や dia chi nang mui dep っぱり、多様な人々を増やしていくこと。 そこで伊藤穣一さんもよく紹介しているScott E. Pageの「the Difference」を紹介。

投稿: mariakaka | 2016.04.06 17:32

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