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2007.03.31

Noblesse Oblige

既に、さまざまなブログで話題になっているが、アメリカの「LIFE」誌が、4月20日発売の号で廃刊になる。

私は「はてなブックマーク」で、話題のページにあがっていた、こちらのブログ記事で詳細を知った:
廃刊LIFE誌の膨大な写真,ネット上で無料開放に

DSCN0038

 20世紀のアメリカの社会や日常を写真でつづり続けて来た同誌の廃刊は、本当に残念なニュースだが、上のブログ記事で紹介されている通り、「LIFE」の終わりに、素晴らしいニュースがあった。
 同誌の親会社、TIME社は、「LIFE」のブランドを残し、同誌がこれまでに撮りためて来た、さまざまなできごとや人々の写真、1000万枚をネットで公開し、自由な私的利用を許可するという。

 このニュースを聞いて、頭をよぎった言葉が「Noblesse Oblige(ノーブレス・オブリージュ)」。
「高い身分には(道徳上の)義務が伴う」といった言葉だが、平たく言えば「影響力のあるものによる、社会的責任」といったところか。
 社会的責任−−「LIFE」誌で言えば、「20世紀の社会を撮り続け、伝え続けて来たメディアが、雑誌の廃刊と同時に、この貴重な資料を闇に葬ってはいけない、社会に還元しなければならない」といった責任感を感じさせる「写真のネット公開」という今回のアクションだが、私は逆にこのアクションから同誌の高貴さを感じてしまう。

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2007.03.30

危うきに遊ぶ

名人は危うきに遊ぶ」ではないけれど、今日は午後の打ち合わせの後、夜中の1時まで予定にしばられず、久々にのびのびとしてしまった。
 でも、おかげで、いい刺激をたくさん受けることができたし、直近の仕事に必要なアイディアや活力も得ることができた。
 改めて「休み」や「気分転換」は、重要な仕事の一部だと実感した。

denenchofu station

 「映像作家100人 2007」という本で、巻頭2番目に紹介されているWoWという映像プロダクションがある。超メジャーなCMのCGを手掛けている。なので、テレビのある家の人なら、必ず作品を目にしているはずだ(青山と仙台に、とっても素敵なオフィスがある)。

MOTION TEXTURE

 新しい試みにも果敢にチャレンジする、とてもクリエイティブかつポジティブな集団だが、日々の仕事のやり方にもちょっとしたおもしろい工夫をしている。
 例えば、追いつめられてから気分転換をするのではなくて、毎日の仕事に気分転換になりそうなことを組み込んでしまおうと「Book Relay」というのを実践している。勤務時間の5%、朝の15分間、デスクを離れてそれぞれ好きな本を読むというのだ。気になった文章をメモして、あとで社内のデータベースに登録するという。クリエイティブ・ディレクターの鹿野護さんは、「これが意外に頭がすっきりする」という(このあたりの話しは、1号古いMac People2007年 04月号のbossa macというコーナーで紹介させてもらった。あのデジタルステージの仕事スタイルも取材して、紹介させてもらったが、ここのやり方もおもしろい)。

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2007.03.28

ニュースにならないニュースがおもしろい

IMG_2385

昨夜、車で出かける時、ラジオをつけたら、何かいつもと様子が違う。
よく見たらバンドがAMに切り替わっていた。AM 594Hz、どうやらラジオNHK第1放送のようだ(594なので、コクヨの放送かと思ったー笑)。
ちょうどニュースがやっていたので「このままでいいや」と思って聞いていた。

耳を傾けていると、かなり長いことニュースをやっている。

メジャーなニュースもやっているが、Webでも、テレビでもあまり見聞きしていないニュースも多い。
特に「九州で実験的に始まったコンビナートに貯まった水素を家庭に送って燃料電池として使うというモデル実験」と「松山で始まった渋滞状況にあわせて信号の切り換えのタイミングを自動制御する実験」の話しはおもしろく、思わず車を止めてメモ(自分宛に携帯メール)してしまった。

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2007.03.21

あのジャック・バウアーのオフィスの会社が日本に進出!

Web 2.0ブームで「ロングテール」という言葉に注目が集まったが、私は一方で「ロングラン」という現象にも注目していいと思う。

ブログを書いていると、書いた直後だけアクセスが来て、その後、ピタっとアクセスが止まる記事と、時間が経ってもコンスタントにアクセスがある記事がある。後者がロングランだ。
これが書籍や本屋といった旧メディアだと、棚スペースの関係で、よほどのベストセラーでないとロングランといえども在庫を保てないが、Webの記事なら、ドメインを維持し続ける限り、いつまでも記事をとっておくことができる。

前置きが長くなったけれど、このnobilog2で、ロングランになっている記事の一つがこちら:
ジャック・バウアーのオフィスに行ってきました

アメリカの携帯電話業界で、おそらく一番、トンガッテいる会社、Amp'd Mobile社を訪問したときに書いた記事だ。
同社のオフィスには、なんとあのドラマ「24」のシーズン1で、主人公のジャック・バウアーが使っていたオフィスがある(同社の会議室として使われている。詳しくは上の記事を参照)。

bauer
[写真は旧ジャック・バウアーオフィスからのAmp'd社内の眺め]

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2007.03.20

MacSHOPオープン、行列はできるのか?

Macshop
明日の朝、有楽町のビックカメラ内に、アップルの新しいSHOP、MacSHOPがオープン。
「先着500名様にオープン記念Tシャツの無料プレゼント」とか、いろいろ仕掛けを用意しているみたいで、早朝からプレスの取材の受付もするということだけれど...
行列できるのだろうか?

ちょうどオープン前夜に「AppleTV出荷開始」の情報が流れたりしているのは、確かに気になるところだけれど、確実に店頭に並ぶ保証もないし、告知も5日前とギリギリだったし、ちょっと心配です。

とりあえず、晴れてくれることを祈ろう。
せっかく、朝早くから有楽町行くなら、取材後、皇居周辺でのんびりして、ついでにマリオンでも映画でもみてから帰ろうかな...
tokyo moblog driving

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転送届け、クロネコも忘れずに!

新居に越してきて数週間になるが、バタバタしていて引っ越しのお知らせも出していないので、まだ旧住所に届く郵便物が大量にある。
引っ越し1週間くらいして、ようやく郵便局に転送届けを出したので、今ではほとんどの郵便物を(数日遅れで)受けとれるようになったが、まだ取りこぼしもあった。

クロネコメール便だ。

最近、雑誌とかにしても郵便ではなく、ヤマト便クロネコメール便(いずれもヤマト運輸のサービス)で送られてくるものが少なからずあり、いくら郵便局に転送届けを出したところで、こうした郵便物は当然、転送されてこず、旧居の大家さんに迷惑をかけてしまっている状態。
しかし、ヤマト運輸のホームページを見ても、どこにも転送サービスの情報は載っていない。

**通りすがりさんによるコメント:ヤマト便は引っ越しなどの大荷物用なので、    **
**これでカタログ、雑誌が送られてくることはないので誤解しないように、とのことです**
**コメント欄参照**

「クロネコも転送サービスをやればいいのに...」とブログ記事を書こうと思ったが、
その前に一度、電話で確かめてみて正解だった。

0120-01-9625
のフリーダイアルに電話をかけて問い合わせたところ、なんとクロネコにもちゃんと転送サービスがありました!
(クロネコさん、せめて「よくある質問」には載せておいてください)

SF MoMA

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2007.03.18

PASMO一番乗り?

前のmixi日記と内容がダブっちゃうけれど、一応、ブログから転載しておきます:

昨晩、喜多見で同窓会があり早く抜けてタクシーで帰るはずが、始発で帰ることに...
午前4時50分頃の喜多見駅。改札を見ると、既にPASMOのパネルに貼られていたシールは取られている。

「もしかして使える?」

私はPASMOは持っていないけれど、SUICA入りのおサイフケータイを持っているので、これをかざしてみたところピっと音が鳴ってちゃんと認識してくれた。

IMG_3861.JPG
[写真は小田急ではなく、東横線]

その後、JR南北線に乗り換え、東横線に乗り換えと、朝6時までにさっそくSUICAが1路線、PASMO2路線も使ってしまった。

IMG_3863.JPG

今日からこれでバスにも乗れるんだもんね。いやー、ついにというかようやくというか便利でうれしい。

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2007.03.13

世界というコンテクストでのアイデンティティー

先週、金、土、そして日曜日まで連日で取材が入ったために,仕事が大幅に遅れてしまっている。
特に少しは休養をとりたかった日曜日の取材が、朝から夜7時過ぎまでの長丁場−−すっかりペースを乱した状態で週明けを迎えることになった。いずれの取材も有意義ではあり、この場を借りてぜひ共有したいが、この仕事の遅れでは、それもいつ実現するかわからない。

毎日、1本くらいづつ気分転換のつもりで書いていくかな...

sunset in roppongi [version azur]


ただ、その前に、「知デリ」について書こう。
週末の取材の中では一番おもしろかったのが、大阪大学コミュニケーションデザインセンター(CSCD)の社学連携「知デリ」だった。
なぜ、今、触れたいかというと、実はその第2回目が今週金曜日に大阪心斎橋のApple Storeで開催される(3月16日(金)19:00-20:30)。

ゲストはOpenSkyなどの作品やガンダム展への出品、そして今年10周年を迎えるPost Petの生みの親としてもあまりにも有名な八谷和彦さん。興味のある人は、今からカレンダーにマークをつけておいて欲しい。

本当は、今、この時間を使って一番、書きたいのは、第1回目の「知デリ」の内容だけれど、それをやっちゃうと他の書きたい内容を書くチャンスを永遠に失ってしまいそう。

そこで、まずは2月9日(かなり前だな)に開催された「大型美術館はどこへ向かうのか?:サバイバルへの新たな戦略」について書きたいことを忘れないうちに書いておきたい。

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2007.03.09

good vibeを広げたい

P1000764.JPG

昨日、Going My Wayのkengoさんと話をして大変刺激を受けた。Kengoさんとは、このblogの前身、nobilog(1)の時代からブログコメントを通しての交流はあったが、実際に会って話をする機会はなかった。

今年はじめにFONのパーティーで初めて顔をあわせたが、その時は人が多すぎて挨拶をしただけに終わった。昨日はもう少しじっくり話すことができた。

これまでサイドバーから画像がはみ出ていようと放置していたnobilog2だが、4月からはもう少しマジメに向き合おうと思った。
kengoさんを参考にカラースキームやAdSenseの最適化など、もう少し工夫をする予定だ。

とりあえず2007年3月一杯は実験時期間で、サイトの外観がコロコロ変わるかもしれない。
あまりにもコロコロ変わりすぎる日は、「本当は原稿を書かなきゃならないのに、なかなかエンジンがかからないんだな」と暖かく見守ってほしい。

ところで、ブログ・リニューアルにはもう1つきっかけがある。

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2007.03.01

「引っ越し」におけるイノベーション

moving: the last sunset viewed from my old place

写真は引っ越し前のマンションでの最後の夕陽
目黒郵便局のすぐそばで、たった4階建てのマンションでしたが、まわりに高い建物がなく、見晴らしはなかなかよかった。ここに住んでみて、やっぱり、空が広く見える場所がいい!と改めて実感。引っ越すときに気がついたんだけれど、実は近くに高い建物を建設中みたいで、あと数ヶ月もすれば、こっち側の眺望が3分の2ほどに減ってしまうところだったので、いいタイミングでの引っ越しだったかも...ちなみに、こっちは多摩川側で、この反対側、私の仕事部屋やお風呂からは目黒郵便局とホテルCLASKAの先に、恵比寿ガーデンタワーと六本木ヒルズ、そして六本木ミッドタウンがよく見えました。


先週末、ようやく引っ越しが完了しました。完了というよりは、とりあえず荷物を運び出しただけ。

バレンタインデーに3トンのロングトラック1台+2トントラック1台+約10人がかりで荷物運びの第1弾を行いました−−頼んだのは3人だったけれど、本が多くて大変だった+雨が降ってきて大変だった、と悪条件が重なったため、次々と応援がやってきました。
 しかし、終わってみると、これで運び出せたのは2/3程度。
 結局、その後も1週間半以上、急遽に居座って、軽トラックでさらに3往復、そして最終日には乗用車2台で2往復。これで、なんとかすべてを運び出せました。

トラックを天井までビッチリ隙間なく埋めている荷物を見て、積み込み技術の凄さに感心する一方で、自分の荷物の多さにあきれてしまった。
 '90年からいろいろな雑誌で記事を書いてきたけれど。やはり、すべての記事をとっておくのは無理ですね。そろそろ処分をしないとまずいと実感。
 これを機会に少しづつ処分。半分以下にしていかないと...(前のマンションでは、この雑誌だけで2部屋、約12畳分のスペースをつぶしていました)。


今回頼んだ引っ越し業者は、アリさんマークの引越社。この会社、これから引越しする人にお勧めです。

 みんな、荷物を走りながら(でも丁寧に)運んでいて、10人くらいが荷物を持って階段とかを走っている姿をみると「まさにアリさん!」−−納得のネーミングでした。
 それ以外にも契約時に、引っ越しに便利なついつい欲しくなる商品の通販カタログをくれたり、近隣住民に迷惑をかけますと粗品を配ったり、日本の気配りを作業フローにうまくシステマチックに組み込んであってビックリを通り越して感動しました。

 やはり、競争が激しい分野は、イノベーションが進みやすい。

 そういえば昨日だか一昨日のWBS(ワールドビジネスサテライトニュース)でも、引っ越しの話題をやっていましたね。10分単位で、作業スケジュールを組むトヨタ式引っ越し術やクロネコヤマトの宅急便方式もなかなかおもしろそうでした。

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