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2007.09.28

新しい音楽の楽しみ方、「Rolly」いよいよ発売!

Rolly launch event
ソニーのRollyがいよいよ発売になる。

8月、ティーザーサイトで軽くブローをかました後、
9月はじめにはガジェット系のWebサイトにティーザームービーを戦略的にリーク、
そして9月中頃には、大々的な発表会とパーティーを繰り広げ、
そろそろみんなが気になり始めていた頃、ドーンと製品を発売。

パーティーで実物を見て以来、ブログに書かなきゃ、と思っていたのだけれど、
「忙しい」ループに陥って、すっかり書くのが遅れてしまったが、
なんとか発売前日には間に合った。

Rollyのどこが、気に入っているかというと、
「新しいライフスタイル」というと大げさかも知れないけれど、
「新しい楽しみ方」あるいは「新しい生活シーン」を提案していること。

iPod以降、アップルからは「ポケットに入れて持ち歩く」、「衣服のように身に付ける」、「車の中で聴く」、「リビングで聴く」といった「聴く場所」についての提案はいろいろあったけれど、
どうやって聴くかの提案はあまりなかったと思う(「and up」などiPod周辺コミュニティーからは、確かにそうした提案があったけれど)。

そんな中、いきなり出てきた「Rolly」。

Webで大きな話題となった(バイラル広告の好例といえそうな)ティーザームービー(あの「Disco、Disco、Disco!」っていう奴だ)、あれはRollyの世界のかなり先のビジョンを描いたものだった。

世の中にRollyと音楽にあわせてRollyを踊らせる文化が根付いた近未来を想定したビデオだった。
その時代には「Rolly」という遊びがあって、参加者が身体に「Rolly」のようなバンドを巻いて激しく踊りまくる競技というか遊びが浸透している時代のカルチャーシーンを映像化したもの。

実は「Rolly」発表パーティーでは、それ以外にもいろいろなムービーが公開されていて(混んでいてよく見えなかったが)カップルの男性がRollyに告白みたいなのを吹き込んで、それをカフェのテーブルでふりつきで再生してみたりといったRollyの利用シーン、Rollyのある生活の情景を見せていた。
(このあたりの映像はリークしないのだろうか?それとも発売が始まってから?)

 実はこういった利用シーンというか、生活シーンへの提案を含めた新製品って、最近のソニーには欠けていた気がするけれど、本当はこういう製品をだせることこそがソニーらしさのような気がする。

 思い出してみればDATA EATERとか、AIBOとか、みんなそれぞれにおもしろい提案があって、いろいろおもしろい夢を見させてくれた。外れる製品も多いけれど、大化けして大ヒットする製品もある。

 大企業でありながら、そんなベンチャー企業みたいな危険な賭けをできる懐の大きさみたいなところがソニーの魅力に思えてくる。

 適度につくりこんであるけれど、あまり完成されきっていない当たりもいろいろと夢が膨らんでくるところだ。
 ティーザームービーでは、人間がRollyの真似をして、ダンスをしていたけれど、
 個人的にはRollyを見て、すぐに、こんな遊びがしたくなった:

「フィギュアー・Rolly-ing」:
同じ曲にどんな振り付けをするかで競い合う

「シンクロナイズド・Rolly-ing」:
複数のRollyでシンクロした踊りを踊らせて楽しむ

 たくさんのRollyが置かれている発表パーティー、試すならここしかない!と思い立って、人が減ったスキに2台のRollyを占拠して、こんなシンクロ映像も撮ってみました:

2台とも、まったく同じ動きでも、楽しめるけれど、
できれば、モーションエディターを使って、ちょっとずつ動きを変えたりもしてみたいところ
(クリエイティブなMacユーザーのために、ぜひともモーションエディターのMac版を!)

できれば、10台くらいで、挑戦してみたいなぁ。
OK GO」にRollyの振り付けをしてもらう、なんていうのも楽しいかも。

 これって機能がどうこうという製品じゃないので、これまでのPC媒体やガジェット系媒体の文法では魅力が伝わらないと思う。

 例えば「Rollyには、スピーカー機能と、2輪走行機能などがあり、○種類の動きのパターンがある。机において簡易式スピーカーとして楽しむこともできれば、パソコンを使って動きをプログラミングすることもできる」な〜んて書かれても、この製品を実際に目の前にしたときのワクワク感はぜんぜん伝わってこない。
 iPodとかもそうだったけれど、実はRollyって、今のメディアのメディア力を試す試金石なのかも知れない。


さて、Rollyで気になるのは、明日から発売される
初期ロットがどれくらいしっかりしているのかと、
十分な供給があるのか。

バグとか問題とかがあるかは、まだわからないけれど(パーティーでしかいじっていないし)
細かな動きの作り込みは、かなり気に入りました。

あまりWebで話題になっていないけれど(なっている?)
Rollyは立てて使う事もできるんだけれど、その際に、上側のスピーカーがパカって開くのだけれど、その開き方の感じがなんだかものすごく気に入ってしまった。

明日からの発売開始で、十分な量を用意できたら、iPod touchを買おうと4万円を持って、大型量販店に行った人達のハートも、もしかしたらつかめるかも。

iPodとRollyは、ぜんぜん別ジャンルの製品だけれど、iPot touchとRollyは、価格もほぼ一緒だし、早く入手して宴会やパーティーに持っていけば、たちまち人気者間違いなしの必携アイテムという点ではしばらく競合がつづきそうな気がしてならない。

 もっとも、営業妨害をするつもりはないが、あえて1つだけ、不満に感じたことを言わせてもらえば、製品の正面に「SONY」って会社名のロゴを印刷するのは無しだよなぁ。あの発想はダサ過ぎ。あれが購入者がオーダー時に発注した名前ならまだOKだったんだけれど。Rollyを真っ先に買った人は、まずは「SONY」ロゴの消し方のtipsとか、あの上に貼るとカッコいいシールを教えて欲しい。



Created with Admarket's flickrSLiDR.

さて、あなたはこの秋のガジェット、どっちを買いますか?


Rolly
or
iPod touch

ちなみにRollyの本当のライバルは、こちらかも...

なんと4色のカラーバリエーションが用意されていて、値段も手頃。
さすがに大人気で、執筆時点では既に売り切れ。

追記:
この記事を掲載してから気がついたけれど、いつの間にかYouTubeに掲載されているプロモーション動画がかなり増えているみたいだ!それも生活シーンを見せたものばかり。
ここいらへん:

なんか、今回のマーケティング、やたらと気合い入っているなぁ(笑)

9月 28, 2007 iPod | | コメント (3) | トラックバック (1)

2007.09.27

ドット絵好きに響く&design展、今日から

今日から新宿のリビングデザインセンター Ozone 6階、リビングデザインギャラリーにて、OZONEサポート展「&design展」がスタートしました(10月9日まで・10:30〜19:00・水曜休館・入場無料)。
&design exhibition '07

&designさんは昨年だか一昨年の100%designで取材+名刺交換をして、
今日のレセプションの招待状を頂いていました。

&designさんといえば家電をドット絵っぽいカタチにしたり、ドット絵をあしらってみた作品・プロトタイプ・製品で有名。MacやWindowsのアイコンをデザインしたアイコンの女王、スーザン・ケアも喜びそうです。
&design exhibition '07
今回の展覧会は彼らの2005年からの作品の集大成といった感じ。
3点の新作も飾ってあります。
&design exhibition '07
(手前のガラスのテーブル。天板をどう支えているかに注目!ぜひ実物を確認してみてください)

新宿または初台近くまで、行かれた方は、ぜひ気分転換に覗きに行ってみてください。

ちなみに腕時計なんかもいい感じです(近々、製品化のものもあります)。
一部商品の即売もやっています。
小さな展覧会なので、どんなにゆっくり見ても30分で見終わります。
見終わった後は、コンランショップを覗いたり、
さまざまな名作チェアに座れる1階のCHAIR CAFEに行くのがオススメです。
070512_1830~0001.jpg

さらにもう少し足を伸ばせば
WAKO WORKS OF ARTにて政田 武史 "New Paintings"(10/13まで)

初台の東京オペラシティー:

東京オペラシティー・アートギャラリーにてメルティング・ポイント(10/14まで)
ICCにて坂本龍一+高谷史郎《LIFE - fluid, invisible, inaudible ...》(11/4まで)
が開催中。

詳しくはこちらでも参照できます:
Tokyo Art Beat:新宿情報

なお、10月中旬くらいまでに開催される林の注目イベント、上記以外ではこんな感じです:
10/2-6: CEATEC JAPAN 2007(幕張メッセ)
10/4: Engadgetオフライン(都内某所)
10/6: mactopia Nobi's コラム「Apple’s Eye」 200回記念(Apple Store Ginza)
10/13: Tokyo Art Beat 3rd Anniversary(スーパーデラックス)
10/13: 「六本木クロッシング2007:未来への脈動」展(森美術館・'08/01/14まで)

いずれも楽しみなイベント/展覧会ですが、中でも六本木クロッシングは、第1回目の内容が素晴らしかっただけにものすごく楽しみです。

&design exhibition '07

仕事が行き詰まったところで、
なんとか、1日1ブログ状態を復帰させたいという気持ちで、軽めのイベントレポートを投稿してみました。

9月 27, 2007 住まい・インテリア | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.09.25

多様性が魅力のTHE NEW CONTEXT CONFERENCE開催

 今日からTHE NEW CONTEXT CONFERENCE 2007がスタートした。
 これは個人的に国内で開催するIT系イベントの中で、もっとも楽しみにしているイベントだ。イベントは26日(水)、いっぱいまでやっており、当日参加の枠も少しはあるようだ(Web業界のビジョナリーが講演する26日のセッションスケジュールはこちら

Created with Admarket's flickrSLiDR.
 NEW CONTEXT CONFERENCEというと、昨年、日本で大きな話題になる前にセカンドライフやLast.fmを紹介したイベントでもあるが、私がこのイベントを気に入っている最大の理由は、情報を先取りしたいからではない。他のIT系カンファレンスに違い多様なテーマを扱っているからだ。
 例えば昨年のカンファレンスでは、パネルの1人としてブラジルの文化庁デジタルカルチャー部門コーディネーターのClaudio Prado氏が名前を連ねた。
 今年のオープニング基調講演もソニーコンピュータサイエンス研究所取締役副所長の北野宏明氏が「ネットワーク・イノベーションのビジョン」というタイトルで、生物の免疫システムなどのしくみとネットワークルーター、人気Webサイトなどの相似性についての話をした。
THE NEW CONTEXT CONFERENCE 2007
 いきなり途中から参加した人の中には、「なんでITのカンファレンスで生物の講義を受けなければならない」と疑問に思う人もいるかもしれない。
 しかし、実はこれこそが重要なことなのだ。

 一見関係のないようなテーマに類似性が潜んでいる事は意外に多い。そして、そうした他のパターンを学ぶ事が、いろいろな場面で、思わぬヒントを与えてくれる事がよくある。

 世の中のあらゆるものごとは意外なつながりを持っている。

 例えば最近、多くのWebデザイナーが注目する黄金比は、オウムガイの形とも類似性がある。
 SNSでの人のつながりや脳内ネットワーク、航空網、河川の形状といったものにも類似性がある。
 世の中、一見関係ないようでいて、実はものすごく関係が深いものが多い。
 もしかしたらゴルフのゲームを通して人生論を語ったり、歴史物の戦国武将やアメリカンフットボール/プロ野球の監督の行動を見て企業のリーダーシップを語るのも、これと通じるところがある。

 いくら話をしても、なかなか答えが出ないディスカッションが、まったく違うバックグラウンドを持つ人のひとことで、あっさり解決、ということだってある。
 解決に至らないまでも、自分とまったく異なるバックグラウンドを持つ人が、その人なりのフィルタを通して意見を述べてくれる事で、それまで見慣れたものが、まったく別のものにみえてくることはよくあること。

 おそらく、これまで関係ないと思っていた事が、頭の中で結びつき、新しい回路(ネットワーク)が生まれる事で、人間は少し賢くなるのではなかろうか。

 今日のカンファレンスで伊藤穰一さんが紹介していた「The Difference: How the Power of Diversity Creates Better Groups, Firms, Schools, And Societies」という本がおもしろそうだ(実は彼は同じ本を「Mozilla24」のパネルでも紹介していた)。本の中では、問題の解決方法について1人の専門家に聞くよりも、素人の集団に聞いたほうがいい回答にたどり着ける事が数学的にも解説されているという。

THE NEW CONTEXT CONFERENCE 2007

 大抵のIT系カンファレンスは、IT系の人々が中心だ。毎回2〜3社新しい参加者がいて、古株の大手が2〜3新発表をしてくれるので、IT系業界の中では根を張る議論ができるかもしれない。しかし、インターネットに精通していない一般消費者にも深く浸透させたい技術やサービスについて語るのであれば、もしかしたら、アーティストや百貨店の経営者など、ITと関係ない人の意見や視点ももらえたほうがいいのかもしれない。
 ちなみに北野先生の話によれば、人間の腸の中には、脳の重さと同じくらいの腸内細菌がいて、人間の身体の中の細胞をバラバラにしてDNAを調べると、全DNAのうちの95%までは、種類豊富な腸内細菌のDNA、その人固有のDNAはほんの5%ほどしかないらしい(このあたり、もし、私の理解が間違っていたら、誰かコメントで訂正して欲しい)。こうした腸内細菌の多様性が、我々の身体を守っているのだろうか。腸内細菌を取り除いたラットは、すぐに死んでしまうとい話だった。

 日本の社会で暮らしていると、プライベートの時間があまりにも軽視され、常に仕事に追われてしまいがち。そして、追われた生活を続ける事で、自分の将来の糧となる自分の中の多様性が制限されてしまう。
 そう感じている人にとって、THE NEW CONTEXT CONFERENCE(コンカン)は、ちょっとしたバランス系サプリのような役割を果たしてくれるーーまったくITに関係のない話ばかりだと、参加者が自分の頭の中で、話をつなぎあわせなければならないので大変だが、「コンカン」では、例えば北野氏の話にしても、生物の話をしながら、それをWeb 2.0やLongtailといったIT系の話題に結びつけながら話してくれるのもいいところだろうーーちなみに多様性に富んだイベントといえば、先日、行われたMozilla24もなかなかよかった。

 THE NEW CONTEXT CONFERENCE、今年はかなり参加者も増えていたようで、パーティーも大盛況だったが、万が一、今年逃した人は、ぜひとも来年こそは参加して欲しいと思う。

 ちなみに、私は今回のイベントの様子を「All-in-One INTERNET magazine 2.0」でレポートする予定だ。記事の掲載は、もう少し先になるかも知れないが、ぜひとも読んでみて欲しい。

以下、この話にやや関係がある話題:



  • アップル社のものづくり
    '90年代中頃、アップル社の研究開発部門の副社長だった頃にドン・ノーマンをインタビューした。彼はアップルのものづくりでは、製品開発の最初の段階、コンセプトなどを練る段階から、エンジニアだけでなく、マーケティングの人、広報の人、文化人類学者、心理学者といったあらゆる視点、あらゆるバックグラウンドを持つ人がいることが重要だといっていた。
     今のアップルでは、そうしたものづくりはしておらず、スティーブ・ジョブズが中心というイメージがあるが、そのスティーブ・ジョブズにしてもインド放浪やヒッピー生活をし、禅を学び、大学中退後に英習字を勉強と、さまざまな文化的ミックスを持っており、彼の周りにいるパソコンの父、アラン・ケイもプロミュージシャンとしても通用したり、ビル・アトキンソンもプロ写真家として活躍していたりと、人間としての幅がある。
     関係ないが、最近、ITproで、アップル社のものづくりについての連載を開始した。興味のある人は、ぜひ読んでみて欲しい。
    ITpro:iPhoneの衝撃
  • Foo Camp
    今年の夏に参加したFoo Camp '07。世界中の「超」がつく天才が集まってくるこのイベントだが、面白いのは参加者に配られるバッジに、自分とよく趣向が似た人の名前と一緒に、自分と正反対の人の名前が印刷されている。そうした正反対の人と知りあう事で、自分の人間としての深みを掘り下げることができる。
     あと、おもしろかったのが、Foo Campで友達になった何人かは、自分のビジネスの分野に関係のあるセッションに出ずに、「視点を広げようと思って」と、あえて自分がまったく知らない分野のセッションに顔を出していたこと。こういうのも結構、重要だと思う。
    Foo Camp
  • 会社経営
    社外取締役っていう考えも、figure head(お飾り)の人以外は、基本的にこういう考えですよね?
  • 今日の北野先生の話より

    • 工学システムにおける多様性
      飛行機の制御系システムでも、冗長性と多様性を持たせるために、エンジンだかなんだか(この部分、同じ講演を聞いていた人help please)を3種類、しかも、すべて異なるメーカーがつくったものを用意する、という。
      THE NEW CONTEXT CONFERENCE 2007
    • 漢方薬
      すべてではないが、一部の漢方薬の効能も、多様な成分のネットワークによってなりたっているのかもしれない、という話だった。これからの薬学では、1つの化合物で、体内の特定の因子だけに働き掛けるような薬の作り方は、限界にきており、これからはロングテールの部分にも注目した薬の化合の仕方が重要になる、という。北野氏はそういう時代の薬剤づくりはオープンソース的なアプローチを取る必要があると説いており、現在、そうしたオープンソース的かつWeb 2.0的な知識共有システムを紹介していた。
    • BitTorrent
       ハリウッドからも敵対視されていたP2Pサービスの「BitTorrent」の創業者、Ashwin Navinがハリウッドのスタジオに乗り込み「(この勢いのあるしくみがあるのに)我々もこれで儲ける方法を見つけられていない。一緒に儲ける手だてを考えましょう」と説得。現在では大手を含む55社がBitTorrentでハイビジョンの動画コンテンツを配信している、という話はおもしろかった。
      THE NEW CONTEXT CONFERENCE 2007
       このあたりも、どうやっても音楽の違法コピーはなくならないから、それならばいっそ、手頃な価格で違法コピーよりも質がよく簡単な音楽配信のしくみを用意して、違法コピーに対抗しようとするiTunes (Music) Storeにも通じるところがある。
       アップルにコンテンツの値上げ要求をするNBC(テレビネットワーク)やその他の音楽レーベルは、この基本理念がわかっていないのだと思う。値段が高いコンテンツがあったり、手に入らないコンテンツがある事は、結局、違法コピーを促す事にしかならない。厳しい罰則を用意しても、結局はイタチごっこになるだけだ。
       それよりも日本の音楽コンテンツのデジタル化が進まない最大の原因は、中間マージンを搾取している、いろいろな団体がデジタル化を進めてしまうと、自分たちの存在意義がなくなってしまうからという理由の方が大きい気がして、社保庁を含む政府機関、公共機関との類似性が大きそう。どれか1つの問題を解決できたら、そこから他の分野の問題にも解決の糸口が見つかるかも。

    関連するオススメ書籍:

    WEB2.0の未来 ザ・シェアリングエコノミー WEB2.0への道 3
    WEB2.0の未来 ザ・シェアリングエコノミー WEB2.0への道 3伊藤 穰一 デジタルガレージグループ


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    これは昨年のカンファレンスをまとめた本です。

    The Difference: How the Power of Diversity Creates Better Groups, Firms, Schools, And Societies
    The Difference: How the Power of Diversity Creates Better Groups, Firms, Schools, And SocietiesScott E. Page


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    仕事の気分転換に書いたこの記事が30代、最後の執筆物になってしまった...(23:52)

9月 25, 2007 opinion, パソコン・インターネット | | コメント (0) | トラックバック (5)

2007.09.20

FirefoxがAppleを抜いた日

ちょっと前まで、私のFlickrで一番ビューが多かったのは、こちらの写真だ:

a vehicle found near the Moscone Center

San FranciscoのMocone Center(MacworldやWWDCの会場)の近くで見つけた車の写真だ。
Cult of Macの筆者、Leander Kahneyに教えたら、彼が喜んでCult of Mac blogで紹介したこともあって、一気にビューが増えた。

その後、2代目のMacBook ProでiSightのインジケーターが消えたことを紹介した写真が、Engadgetで紹介され、これが1位の座を奪ってしまったが、それでもApple Carの写真は約5200ビューとFavorite印22個で、上位5位くらいには食い込んでいた。

ところが、先日のMozilla24で状況が一気に変わった。

同イベントで展示されていたFirefoxのシールが貼られたCelicaの写真を撮ってflickrにアップしたところ、それがGen Kanaiのブログで紹介され、そこから一気に世界中に広まった。

Gen Kanai weblog: FIREFOX CELICA

ちなみにこちらの写真だ。
Firefox car found@Firefox ROCK FEST! (Mozilla24)

一昨日くらいまでの段階では、2500 Viewくらいで、まだまだApple Carの方が優勢を保っていたが、昨日の段階ではApple Carを超えて6000 Viewくらいになり、今では一桁多い8万ビューに突入、わずか2〜3日で私のFlickrで、もっとも見られている写真の座を奪ってしまったのだ。

Apple Carよりも、Firefox Carの方が、はるかにスピードが速かったのは、何も車種のせいだけではない。
Mozillaコミュニティーの結束力の強さ、そして同コミュニティーとCreative Commonsとの親和性の高さも関係あるのではなかろうか。

今回、Firefoxの写真がこれだけ広まったのは、私のFlickrを見ている人が多いからではない。
普段は携帯電話で撮影してアップした意味のない写真も多いし、ほとんどの写真は10 View以下だ。

しかし、私はFlickrの写真をCreative Commonsの「by-nc-sa」というライセンス形態で公開している。

「by」は、「Attribution(表示)」という意味で、
それが私(=Flickrでの名前は「nobihaya」)の写真であることを明記すれば写真を使っていい、という意味。

「nc」は、「Non-Commercial(非営利)という意味で、
それが商用媒体などでなければ、写真を使っていいという意味。

「sa」は、「Share Alike(継承)」という意味で、私の写真を加工した場合には、私と同じCreative Commonsのライセンスで共用して欲しいという意味。

まとめると、私のFlickrにあがっている写真は、非営利の媒体であれば、わざわざ私に連絡をとって許可を請わなくても、勝手に使っていいですよ、という意味だ(別に商業媒体での利用は不可能!というわけではなく、商業媒体で使いたい場合には、私に許諾をとってくれれば許可をすることもある、という意味だ)。

 このようにオープンにすることで、私の写真がどんどんといろいろなブログで紹介され、写真の腕前に見合わないくらい有名になることができているのだ。

 これ以外にもCreative Commonsを使うと、いろいろいいことがある。
 詳しくは、こちらのビデオを見てもらうとわかりやすい:

また、Creative CommonsのWebページにも詳しく書かれている。

 Creative Commonsについては、これまでにもいろいろな雑誌やWebの記事で書いてきたし、早い頃からブログを始めている人のほとんどが知っているものだと思っていた。

 しかし、最近、一緒に仕事をした雑誌の編集者などに教えると、意外と知らない人が多い。

 ちなみに私は「非営利」のライセンスにしているが、例えば伊藤穰一(Joi)さんは、「クレジットさえ入れれば商用利用も可能」というライセンスを採用している。
 先日、D5というイベントで、スティーブ・ジョブズとビル・ゲイツが退団をしたが、Joiさんは2人が一緒に写っている素晴らしい写真を撮った。
 Joiさんの写真は、ものすごくいい写真だった上に、このライセンスを採用していたためNew York TImesの記事で使われることになった(Joiさん、自身がNYTの記者の友人ということもあるが、記者が写真を使うという判断をする際には、Joiさんのライセンスも関係していた。ちなみに、この話にはちょっとした後日談があるようで、NYTでもやっぱり上層部はCreative Commonsの考えがわかっていないようだ。その話、機会がある人は、ぜひJoiさん自身に聞いてみて欲しい)。

 このJoiさんの写真は、私も講演の時につかわせてもらった。
 その後、MacFanがD5の写真を探していたので、Joiさんの写真のことを教えてあげたところ、見開きいっぱいの大写真として使われることになった。

 FlickrのAdvanced Searchでは、Creative Commonsを採用している写真も結構、たくさんある。
 このCreative Commons検索が、雑誌の記事をつくるときや、Webの記事をつくるとき、そしてプレゼンテーションのスライドをつくるとき、非常に役に立つというのに、雑誌の編集者の中には、そのことに気がついていない人も多いようで、ちょっともったいない。

 もっとも、例えクリエイティブコモンズは、知っていても、いざ使おうとすると、ちょっと躊躇するところがあるのも確かだ。Joiさんの写真をMacFanに使わせてもらったときには、私もちょっとした問題に直面した。

 CNet Japanのこちらの記事で、伊藤穰一さんをインタビューした時、インタビュー前にその話題で盛り上がった:
【第3回】Mozillaによるオープンスタンダードウェブの実現-- Mozilla 24から始まる未来型インターネットの確立(前編)

 インタビューは、ちょうどMac Fanが、例の写真を使った直後だったので、最初に私の方でMac Fanに代わってお礼を伝えながら、Mac Fan掲載時のやりとりを振り返った。

 Joiさんの写真は「by」だけのライセンスなので、商用媒体でも、クレジットさえ入れれば、Joiさんに一切、連絡を取らずに勝手に写真を使っていいことになる。
 さっきのビデオでも言っているが、Creative Commonsは、作者を煩わしい許諾メールの返事から解放する、という意味もある。

 とはいえ、Joiさんのことは知っているし、何も言わずに勝手に使うのは抵抗があったし、使う前にiChatでJoiさんに「使っていいですか?」といったことを問い合わせたのだ。

 別にJoiさんも、それが煩わしい云々というわけではないが、それは「本来不要なプロセスだよね」という話になった。
 しかし、例え最初から許諾されているものでも、やはり一声かけたいというのが多くの日本人の心情だし、声をかけずに勝手に使うことには、むしろ抵抗がある。

 Creative CommonsのWebページの日本語版には、実はそこいらへんの解説。
 つまり、Creative Commonsで流用が認められている作品を、流用する場合、どのようなプロセスを経ればいいのかの解説があったほうがいいんじゃないか、とJoiさんに提案した。
 (どのようなプロセスが必要かって、プロセス=nothingで勝手に使っていいんだけれど、そのことを明記したほうが、使うほうも安心するんじゃないか、というわけだ)。

 とはいえ、それを知っている上でも、多くの日本人は、「プロセス=nothing」を経ることに抵抗や罪悪感を感じやすい。

 そこで私はCreative Commonsで公開されている作品のレポジトリーをつくって、作品をつかわせてもらったら、ブログのTrackbackのような仕組みを使って、どの媒体で使わせてもらったかといった情報や作者の人への簡単なメッセージを残せる仕組みを用意したほうが、流用する側もやりやすいんじゃないか、ということを提案させてもらった(もちろん、レポジトリーには紙媒体も登録できるようにする必要がある)。

 Joiさんも忙しい人なので、覚えていないかも知れないから、今度、Creative Commons関係のイベントがあれば、ドミニク・チェンさんにでも提案してみよう...

そうそう、この記事を書くに当たって、Creative CommonsのWebサイトを訪問したら9月27日にCreative Commons関係のセミナーが開かれるんですね!
9月27日 第6回CCJPセミナー開催

私はその前日、前々日とTHE NEW CONTEXT CONFERENCEに行くことになっているのですが、その週は書籍の仕事を一気に進めなければならない週でもあるので、残念ながらCCJPの方は行けそうにありません。

 でも、このイベント、スピーカーには津田大介さんと小寺信良さんもスピーカーで登場!
 著作権やコンテンツの未来に興味がある方は、ぜひ行くべき!

 この2人が書いた(というか対談した後で、構成を練った)書籍「CONTENT'S FUTURE」もかなりおもしろい必読本だ!

CONTENT'S FUTURE ポストYouTube時代のクリエイティビティ (NT2X)CONTENT'S FUTURE ポストYouTube時代のクリエイティビティ (NT2X)
小寺 信良 津田 大介

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さて、最後に1つ問題:

9月 20, 2007 copy-right or wrong!? | | コメント (2) | トラックバック (2)

2007.09.19

携帯AdSense登場で気になる携帯対応ブログ

今日のGoogleには驚かされた。矢継ぎ早に3つも新サービスを発表したのだ。
たしかにこれまでもGoogleは、同じ日にポロポロと、いろいろなサービスを同時発表することが度々、あったけれど、今回はどの発表も個人的にヒット。

まず1つめの発表は、携帯電話向けのAdSenseサービスだ。
この発表については、ascii.jpの記事に個人的分析と共にまとめたので、よければそちらを参照して欲しい(ただし、2P目の見出しは私が付けたものではない..のに、変更不可だそうだ):
ケータイの収入モデル変える? モバイル向け「Google AdSense」が日本上陸

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このニュースを書き上げた直後、次の発表が届いた。
「Googleドキュメント」にプレゼンテーション機能追加の発表。


  • インターネットの接続があれば、いつでも、どこからでもプレゼンテーションの作成、保存、アクセスができます
  • 簡単に遅れるメールの招待状により、同僚や友達など、他のユーザーとの共有や管理を簡単に行えます
  • オンラインで共有者と同時に別の場所からひとつのプレゼンテーションを編集することもできますし、別々に行うこともできます
  • 特別な設定を必要とせずに、インターネット上の全てのユーザーに向けてプレゼンテーションを公開することができます
  • パソコン上にある既存のプレゼンテーションをアップロードすることもできます
  • 特定のユーザーだけに公開することも、不特定多数のユーザーに公開することも、誰とも共有しないことも可能です


といったもので、PowerPointのプレゼンテーションを読み込ませることもできる。

Presen


ここで大慌てしていたら、さらに追い討ちをかけるようにGoogleカレンダーの携帯電話対応が発表された!

この3番目、Googleカレンダーの携帯電話対応は、モバイル系の発表会があるたびに、Googleの人にリクエストしていたので個人的に非常にうれしい。

最近、すっかり外出先でのスケジュール管理がiPhoneに移行しつつあったが、iPhoneはバッテリーの持ちの良さ(国内ではSIMカードを入れておくとバッテリーの減りが早いが、抜くと長持ちする)に甘えて、ついついMacとつながず充電も同期もしていないことが多く「肝心のスケジュールが入っていなかった!」ということが多い。
 その度に無線LANホットスポットを探しに行くのは大変だが、今日からは愛用のW41CAを使って(まだW51CAにするか、W52CAにするかで悩んでいて機種変更をしていない)予定が確認できる。

Gcmjpg


 おまけに予定の入力方法は、ちょっとNewtonっぽい(Newtonはアップル社が'94年頃に発表した元祖PDA)。

 「Dinner with Michael 7pm tomorrow」といった具合に入力すると、勝手に予定が入力される。
(もっともNewtonはDinnerと書いただけで、とりあえず夜の7時くらいに予定を入れておくことが、また夜8時以降なら自動的に翌日の夜7時に予定を入れる機能もあったけれど。こんなのは簡単に実現できるはずだ)。

 唯一、不満点を言えば、複数のカレンダーのうち、どのカレンダーに予定を入れるかを指定できないことだ(Settingにあるかと思ったのだが、ないようだ)。
 現在の設定では入力した予定はパブリックなカレンダーに入力されてしまうようになっているので、NDAが絡む予定や特定個人・企業が絡む予定が入れづらい。

さて、この3つの発表に絡めていくつか書きたいことがあるので、やや停滞中のWeb新連載の気分転換として「続きを読む」以下にまとめさせてもらおう。

ちなみにWeb新連載というのは、こちらだ:
ITpro:iPhoneの衝撃

(続きを読む)


  • 携帯電話AdSense

    今日の1番目の発表、携帯電話向けAdSenseって実は重要な発表だと思う。
    外食の記録や、ショップ、映画、美術展などの感想をブログに書き込んでいる人がいるが、実はそういう情報って携帯から参照できてこそ価値がある。
     携帯電話のGoogle検索を使って、そうした情報を見つけたとしよう。
     ほとんどのブログは、携帯電話からの閲覧に対応していないので、Googleの携帯電話向け変換サービスを使って、文字情報が再フォーマット表示される。
     つまり、せっかく挿入したAdSenseの広告なども表示されず、せっかく携帯電話利用者に便利な情報を提供していても、それを広告に結びつけることができないのだ。
     ascii.jpの記事にも書いたが、このことについて質問してみたところ、「そう思っている人には、ぜひ携帯版のAdSenseを使って、携帯電話用サイトも用意して欲しいと言われた。
     ここでハタと気がついた。
     今後、携帯電話利用者に有益な情報をたくさん書いているブロガーは、以下の2つの条件を満たしているブログサービスに移行したほうがいいんじゃないか、ということ:


    1. 携帯電話用のテンプレートが用意されている(できればパソコンか携帯電話か自動判別してテンプレートを切り替えて欲しい...ついでにiPhone/iPod touchも)
    2. AdSenseの利用が許可されている

     現在、実際、この条件を満たすブログサービスっていくつくらいあるのだろう...
     雑誌やニュースサイトには、ぜひともこの当たりを取り上げて欲しいところだ。
     
     私もショップのレビューは滅多に書かないけれど、今後は別のブログを用意して書くことにしようかと思っている。


  • ビリーズ・ブートキャンプの次はAdSenseブートキャンプ


     AdSenseは記事の内容と連動した広告を表示させているので、記事の内容に興味を持った人にとっては広告という以上に有益な情報であることも多い。実際、書いている本人も、気になって「ついついクリックしたくなる」ことが多いが、本人のクリックは規約で禁止されている(自動化のGoogleなんだし、その当たりはユーザーを識別して自動的にカウントしないようにして欲しいところだが)。
     ただし、AdSenseもどこに表示するか、どう表示するかによっては、コンテンツにあまり連動しなくなったり、ユーザーが心理的に押しにくかったりするのも事実だ。
     例えば記事の最初の方に広告を入れても、読者は「まず記事を読みたい」と思っているので広告を飛ばしてしまう。
     逆に記事が終わった後の広告なら、追加情報を読むような感覚で関連広告も見てみよう、という気になれる。
     AdSense最適化で一番、効果があるのが、この「記事下」広告で、筆者もそれをやっただけで、広告収益が一気に3倍程に増えた。
     そう、AdSenseは、ただ貼ればいいというものではなくって、実は最適化してこそ効果があるものなのだ。
     Google社では、AdSenseヘルプセンターの「掲載結果の改善」というページで、その当たりを詳しく紹介している(広告が効果的に使われれば、読者もページが見やすくなり、広告主も助かり、あなた自身やGoogleも売り上げが増えてうれしいことになるので、Google社も熱心なのだ)。
     とはいえ、ヘルプの項目を1つ1つ読んで実行していく、というのは、ジムおマシントレーニングのようなストイックな作業で、なかなか今の時代には似つかわしくない。
     そんなことを思っていたら(既に先週のことだが)Google社が「AdSenseブートキャンプ」というAdSenseのオンライントレーニング講座をスタートした。
     「AdSenseのアカウントを作ったけれど、その先の利用方法がわからない」、 「既にAdSenseを導入したものの、思ったような効果が上がらない」、「他のWebサイトオーナーにもAdSenseを紹介したいが、良い参考サイトが見つからない」、「もっと収益を上げるためのヒントが欲しい!」といった人のための8回連続シリーズだそうだ。既に7回まで言ってしまっているので、リアルタイムでブートキャンプしている楽しみはないが、原稿が落ち着いたらnobilog2でも、毎日コツコツとさらなる最適化にはげんでみようと思っている。
     AdSenseブートキャンプは、こちらで参照できる:
    AdSenseブートキャンプ
    ちなみに、この集中講座は「Google AdSense 公式ブログ「Inside AdSense」の1コンテンツとなっている。

     
  • スライド共有が流行?


    さて、世の中のトレンドのでき方にはいくつかパターンがあるが、気がついたら土壌が整っていたから、という理由で始まるトレンドもある。
     そうやって考えると、今、まさに土壌が整ったのがスライド共有ではないだろうか。
     世界中の人が、Flickrの写真やYouTubeの動画のような感覚で、自分のプレゼンを共有している「Slideshare」のようなサービスもあれば、今回、発表された「Googleドキュメント」もプレゼンの共有に対応している。アップル社の最新版Keynoteは、ユーザーが自分のプレゼンにプレゼン音声をのせて(Slideshareで?)共有できるように、アフレコ機能が用意されている。そして来月登場の新OS、Mac OS X "Leopard"では、iChat経由でプレゼンスライドをリアルタイム共有できる。
     夏ごろにMacTopiaの連載、Apple's Eye(実は次回が200回記念)でも紹介したiTunes Uというサービス(米国の大学の講義をiTunesで聞ける)があるが、今は勉強したいと思っている人は、パソコンを使って、本当にいろいろなことが勉強できる時代になったものだと思う。


    P1110843P1110871


  • 日本の携帯電話が一気に便利に


    それにしても最近、日本の携帯電話が一気に便利になった。Googleカレンダーが使え、gmailも対応、さらにドコモの最新機種ならGoogle Mapの専用アプリケーションも利用できる。
     しかも、このGoogle Mapの専用アプリケーションが、なかなかよく作られている。
     例えば、日本のユーザーはアプリケーションを終了するときに「切る」ボタンを押して終了することが多く、ちゃんと地図の最終表示位置を保存できない可能性がある、という理由から、アイドル状態がある程度、つづくと自動的に地図の位置を保存するといった機能が用意されているのだという。
     Earth Codingのイベントの帰り、たまたま乗り換えた電車で一緒になった安藤幸央さんとその話になって、そうしたインターフェースのつくりこみをちゃんとやっているソフトウェアエンジニアが日本には不足している、という話で盛り上がった。
     iPhoneやiPod touchが登場した今では、携帯電話業界にも必要だろうと思う。
     数えてみると、実は私のまわりには、(個人的にそうしたことに興味があるせいか)この人なら任せられそう、という人が20人くらい頭に浮かぶが、インターフェースだけを専門に研究している会社となると、先日、日経BPのセミナーで一緒に講演をさせていただいた八田晃さんがCTOを勤める京都のソフトデバイス社くらいしか知らない。
    P1110891

     米国のお気に入りブログの1つに「information aesthetics」というサイトがある。私の好きな本の1つに「Envisioning Information」という本がある。どちらも情報を、きれいかつ、わかりやすく、楽しく見せるかを紹介しているものだ。このテクノロジーとアート、左脳と右脳の境界ギリギリのあたりの表現技法って、実はこれからものすごく重要な分野ではないかと思っている(思っているだけで、自分は下手なのだが)。
     日本でも、今後、もっとこうしたことを議論する場が増えてきてもいいんじゃないかと思う。
     なお、Google Mapモバイル版とEZNaviwalkについては、そのうち、ぜひ書きたいと思っていることがあるので、ここにリマンだーとして、そのことを書いておきたい。


9月 19, 2007 Google | | コメント (0) | トラックバック (9)

2007.09.15

「見える」オープンソース

*UPDATED*FlickrにMozilla24のGroupをつくったので、末尾にそのことについて追記しました。
*UPDATE2*最後にグループプールのスライドショーを追加

Worldwide Continuous Event「Mozilla24」がついに開幕した。
FirefoxやらVLCやらFreemindなど、日頃、お世話になっているオープンソース。
これまで多くのユーザー(消費者)は、できあがったソフトにしか接することがなかった。
いや、実際に開発に関わっている人達もメールやコメントといったネット上の文字のやりとりでしか接していなかったことも多いかもしれない。
「Mozilla24」は、そんなオープンソースの向こう側にいる顔に出会えるイベントだ。

 つい先ほど、そのオープニングセッションが行われた。
IMG_3140.JPG
 Mozilla Japan代表理事の瀧田さんによるオープニングスピーチには、慶応大学の村井教授やGoogleの及川さんも登場。
 その後、IT先駆者として登場した、伊藤穰一さん、慶応の大川 恵子さん、時事通信社の湯川鶴章さんの3人が、学生からのオープンソースについての質問に答える、という形式のパネルディスカッションが行われた(内容の一部はTwitterで中継していた)。

 前にCNet Japanの記事で書いた通り、Global Studioの頑張りで、米国スタンフォード大学やフィリピン、タイ、マレーシアの会場ともリアルタイム中継で接続され、タイの学生からの質問に答える場面もあった。

 Mozilla24の日本国内での会場は、慶応大学東館Global Studio、九段下のベルサール九段、そして渋谷のSHIBUYA BOXX & SHIBUYA @FUTURE、そして関西では京都大学学術情報メディアセンター 南館201号室。
 それに加えて、Mozilla24のWebページからライブストリーミングという形で参加することも可能。

 テレビの24時間番組もいいけれど、参加可能で(おそらく)ヤラセ無し、おまけに世界にちょっとだけ貢献できるMozilla24も、あと20時間だけのイベントなので、どこかで参加できたらぜひ!

簡単に解説するとMozilla24は、イベントそのものも、オープンソースに近い形で企画された。イベント内容も、どんなイベントをやったらいいか公募をして決まっている。
大勢の人の手でつくりあげているイベントなだけに、クオリティーが高くしあがっているところもあれば、多少、調整がついていないところもある。見ていて歯がゆい人や、ここはこうした方がもっといいんじゃないかと、ひとこと言いたくなる人もいるかもしれないが、そういう人も「批判するは易し、実行するは難し」の精神で、自分なりの方法で参加してイベント改良につとめてみるのが理想の形だろう。

せっかくなので、オープニング直後のセッションのTwitterによるメモをここにまとめておこう。英語と日本語がごちゃまぜだけれど許して欲しい(オープニングセッションも、同時通訳機を使って、バイリンガルで行われていた):

IMG_3182.JPG

1:Mozilla24 started. Takita-san is making the opening speech; she started talking about the history of Web browsers. L:omotesando, tokyo about 3 hours ago from TwitterPod
2:Joi-san is sitting in the front row and he has the best camera in the room set on top of tripod. On the other hand, my battery wasn't ch ... ... about 3 hours ago from TwitterPod
3:Oikawa-san (Google) talking about the culture of opensource and democratic process on Internet (and within Google). L:omotesando, tokyo about 3 hours ago from TwitterPod
4:Murai-san is explaining the background story about broadcast system used in this event. L:omotesando, tokyo about 3 hours ago from TwitterPod
5:Takita-san is introducing attendes from other countries. L:Keio Global Studio, tokyo about 3 hours ago from TwitterPod
6:live speech from Stanfrod Univ. L:Keio Global Studio, tokyo about 3 hours ago from TwitterPod
7:Mozilla24: 1st program IT pioneers vs Students started. L:Keio Global Studio, tokyo about 3 hours ago from TwitterPod
8:湯川さんOSSの原動力=人間の根源的欲求=「表現する喜び」、「表現が評価される喜び」、「表現でつながる喜び」 L:Keio Global Studio, tokyo
9:Joiさん>オープンスタンダードとオープンソースの違い。後者は楽しくてつくっているけど、前者は必ずしも楽しくないし、いい結果が出るともかぎらない L:Keio Global Studio, tokyo
10:@kuromomo えー、そうなの?個人的には九段下会場の中継が(楽しそうで)気になっている L:Keio Global Studio, tokyo
11:@kuromomo ここからだと衛星中継の映像がみれるのです。何か大きなボールで遊んでいる L:Keio Global Studio, tokyo
12:Joi-san: differenceに投資するのが重要。 L:Keio Global Studio, tokyo
13:Joi:マサチューセッツでは50年後もデータを読めることを重視。だからオープンソース以外ありえない。大企業は運営コストが高くやめちゃうことが多い。 L:Keio Global Studio, tokyo
14:タイの大学生がディスカッションに参加。これって中継ではどうみえているんだろう。 L:Keio Glob
15:Joi: there is good parallel in open source security and human immune system. L:Keio Global Studio, tokyo
16:Okawa: Once, there was a serious worm spread. Some school closed connection but some kept connection. The latter got the prob solved fast
17:It looks like the guys in Indonesia also want to participate. L:Keio Global Studio, tokyo
18:Miho Takahashi, a regular at Gotanda blog dinner is asking a question. L:Keio Global Studio, tokyo
19: 湯川さん:「クリエイティブコモンズ」、名前長すぎだし、日本のオジサン世代にアピールするには名前的にも難しい。 L:Keio Global Studio, tokyo
20:大川さん:前にあった実験。日本人は壁で遮った場所の方が生産性が高かった。アメリカ人は壁無くして外から見えた方がよかった。 L:Keio Global Studio, tokyo
21:Joi: "difference" (Scott Page):問題を解く方法。優秀な方法1つよりも、たくさんの解決法がある方が(数学的にも)いい L:Keio Global Studio, tokyo
22:原田:TRONはオープンソース化すればもっと流行るのか?
23:答え:わからない、  小林:どのように進化のメカニズムを考えているかが重要。 L:Keio Global Studio, tokyo
24:Joi: Science Commons:科学分野でデータや論文を出した側にも、ちゃんとbenefitがあるようにすることで、いい情報の共有を促す L:Keio Global Studio, tokyo
25:Joi:これからはさまざまなライセンスの互換性が重要。現状ではWikipediaの内容をCCのブログでは引用できない。 L:Keio Global Studio, tokyo
26:Joi:「消費者」という言葉をなくしてparticipateするように。人間は本来participateしたいもの。20世紀が消費者を生んだ。 L:Keio Global Studio, tokyo

 これに大川さんから消費することそのものも参加の1形態という補足もあったけれど、Mozilla24で話された内容を広く伝えて、それについて知り合いと話し合ったり、引用したりといったことだけでもそれなりに意義があるんじゃないかと思う。

IMG_3209.JPG

 ちなみにMozilla24では、こうしたマジメかつややアカデミックなセッションばかりではなく、mf247が中心になって進めている音楽イベントや子供と一緒に楽しめるイベントもある。
 Twitterレポートの中で、「九段下会場楽しそう」と書いたのは、おそらくこの子供と一緒に参加できる系のイベントだったのだと思うが、楽しそうなデジタルアート作品?だとか、何か大きなバランスボールのようなものやら、絵のフレームみたいなのを使って楽しそうにしている人達の姿が映し出されてちょっと気になった(*注:が、残念、17時までで間に合わなかった...)。


 私はこれから渋谷に向かい、ちょっと九段下を覗いてから帰宅して遅れに遅れている原稿を進めつつ、気分転換に今週はじめに書く予定だったブログ記事も書いて、また明日の朝からMozilla24の会場をいくつか覗いて見ようと思っている(先週末、マシンが不調になったために今週は地獄の1週間で、まだ仕事の遅れをぜんぜん取り戻せていない)。


夜間のプログラムは米国や九段下からのストリーミング放送が主体になるので、家にいても参加できます。

ーーーーー
追記:
この記事に自分で撮った写真を掲載するかたわら、せっかくオープンソースなイベントなんだし、「自分の写真だけでなく、もっとオープンに写真を投稿してもらった方がいいよな」と思い立って、FlickrにMozilla24のGroupを勝手につくっちゃいました(相談もせずに。よかったのかな?)
Mozilla24 Group
http://www.flickr.com/groups/515600@N23/

私もイベント中に撮影した写真を投稿する予定なので、他の参加者の方でも気がついた方がいたらぜひ投稿してみてください!
ついでにどなたか、グループ写真をスライドショー化する方法を教えて!
flickrSLiDRはダメでした。
http://flickrslidr.com/index.php

追記2:
flickrSLiDRで行けました:

Created with Admarket's flickrSLiDR.

9月 15, 2007 | | コメント (4) | トラックバック (1)

2007.09.07

iPhoneキラーではなかった、iPod touch

are you a phoner or a podder?

1つ前の記事、「iPhoneキラーはアップル自身から、iPod Touch登場!」は、昨日未明、スティーブ・ジョブズCEOの講演ストリーミングを見る前に、さまざまなチャット中継サイトの情報を元に書いた。

その後、数時間の睡眠を経て、講演の全容を見て、iPod touchの実機を触った今、この意見を180度変える必要が出てきた。

単純な製品発表のようで、実はこれだけ奥深いのもアップルの製品戦略のすごみだろう。

iPod touchは
iPhone マイナス 携帯電話機能(とモバイル端末機能)

とみることもできるが、iPhoneを基準に見た場合だ。
逆にiPodユーザーから見れば、iPod touchは、iPhoneライクなもっとも先進的なiPodということになる。

実際にiPod touchの発表は、非常に意義のある製品発表だ。
この発表によって、アップルの考えるところの「iPod」がなんであって、「iPhone」がなんであるかが、これまで以上に明確になった。

この当たりの詳細は、もうまもなくascii.jpに掲載される予定の筆者の記事を読んで欲しい。

このブログ記事の最初の執筆時点では、前編しかあがっていないが、後で中後編のリンクも用意します:
新ラインアップに“iPod”の真髄を見た(前編)

【UPDATE:中編が追加されました】iPod touchは、機能限定のiPhoneじゃない
【UPDATE:後編が追加されました】iPhoneはなぜ200ドル値下げされたのか

仕上げるアウトラインが2つ、提出する写真、提出する原稿が3本、それなのに打ち合わせも5つ以上、おまけに睡眠不足。

そんな状況だったので、実はascii.jpに記事執筆をするつもりはなかった。
ただ、昨日のApple Special Eventの後、ascii.jpの記者にインタビューをされた。

夜くたくたになって帰ってくると、そのインタビューの校正原稿があがっていて、メールには「でも、インタビューだと、なかなか私の声が伝わらない」といったことが書かれている。

実際に校正していると、ちょっと物足りない気がしてきて、どんどん加筆。
「これなら原稿として書き起こしたほうが早い」ということになってしまった。

かくして睡眠時間を削って前・中・後編からなる長いレポート記事ができあがってしまった。
なんだかすっかり担当編集者にハメられたかっこうだ。

 なお、ascii.jpは、おおらかなニュースサイト。
 世の中がSEOだ、なんだと騒いで、1つのURLへのリンクを集中させることに躍起になっている中、「細かなことは気にしない」といわんばかりに、同じ記事がwww.ascii.jpで始まるURLとascii.jpで始まるURLの2種類が選べてしまう。それだけに「はてなブックマーク」をするときに、いつもはてブユーザーが多い「www.ascii.jp」でブックマークするか、文字数が少なくて便利な「ascii.jp」にするか悩むところだが、やっぱり、少しでもURLは短いほうがいい、ということで、これからは後者で統一するつもりだ。


 そうそう、宣伝ついでに最近のその他の仕事を紹介。
 まずは雑誌。
 小学館DIMEの最新号にちょっとだけコメントが載っています。海外携帯電話の記事。

 続いて、Web。
 ついにインプレスWATCHデビューを果たした。
 これから「家電WATCH」にて家電における工業デザインの話をインタビューの形でお届けする。第1回は、あの無印良品のデザインの秘密に迫った。

家電業界デザイナーインタビュー
第1回:無印良品
~モノの“原形”を突き詰める
デザイン

 こちらの記事もヨロシク!

 最近、メインの活躍の場となりつつあるITmediaの原稿は書きかけの状態のものが3つ。来週前半の掲載を目指します。

 一方で、来週から某サイトにて短期集中の新連載がスタート予定(スタートしたら報告します)。

 さらに、近々、別の某サイトにFoo Campの詳細なレポートが掲載される予定だ。日本のIT業界に身を置く肩にはぜひ読んで欲しい、という思いで書いたので、こちらも、ぜひ気にかけておいて欲しい。

 今月はイベントも盛りだくさんで、書きたいことがたくさんありすぎる。

 秋の夜長というけれど、本当に夜の時間が2倍になってくれないと、予定をこなせそうにない。

9月 7, 2007 iPhone | | コメント (0) | トラックバック (19)

2007.09.06

iPhoneキラーはアップル自身から、iPod Touch登場!

【UPDATE/こちらも参照:iPhoneキラーではなかった、iPod touch

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6月29日の発売から、常に注目を集め続けてきたiPhone。
しかし、そのiPhoneに強力なライバルが現れた。
なんと、アップル自身からの発表である。

今月、アップル社は新型iPod、iPod Touchを発売する。

そして、ついに日本でも、マルチタッチのiPod操作を誰でも楽しめるようになる。

この発表で、iPhoneがかすむことはないが、
iPhoneキラーを標榜していたライバル達は一気にかすんでしまった。

iPod Touchは、外観はiPhoneそっくりながら、8mm薄く仕上がっている。
カメラ機能はなくなり、代わりにカメラの位置に無線LANのアンテナが内蔵されている。
当然、Safari、YouTubeなどのアプリケーションも搭載している。

画面のインターフェースや操作方法などはiPhoneそっくり。
実質、iPhoneから通話機能とSMS機能、カメラとGoogle Map機能を除いたような印象だ。


 でも、実はカメラとGoogle Mapのできがいいので、iPhoneユーザーもiPhoneユーザーで、
 それなりに優位性が保てる。
 実際、ちょうどブログに書こうと思っていたが(時間がないので今は書かないが、
 iPhoneのGoogle Mapはかなりズバ抜けて凄い。

カメラ機能やGoogle Mapが不要という人は、iPod Touchでも十分楽しめるだろう。

 しかも、このiPod Touchから、iTunes Music Storeの楽曲を、iPod単体でそのまま購入する機能が追加される(iPhoneにも同様の機能が追加される)。

 おもしろいキャンペーンも始まった。

 Starbucksのコーヒーショップに行くと、iPod touch(やiPhone)にStarbucksのアイコンが現れ、Starbucksの音楽を購入できるようになる。

 Starbucksの音楽コンピレーションといえば、筆者が大好きだった「Hear Music」が編纂している。

これまで日本などの、米国外マーケットでは、「iPhoneが欲しい」という飢餓感がかなりあおられていたので、今月、iPod Touchが発売になった暁には、当分、売り切れ状態が続くんじゃないだろうか。

iPod touchといえば、iPodの生みの親、Stan Ng自らが登場する、こちらのビデオも注目!

 講演の最後、One more thingで「iPod Touch」が発表されたことで、すっかり霞んでしまったのはiPhoneのライバル製品だけではない。

 講演の前半30分で発表された新iPod shuffle、iPod nanoそしてiPod改めiPod Classicもそうだ。
(そして講演の冒頭で紹介された、iPhoneの着メロに楽曲を使う場合は、購入した曲に対してさらに99セント余計に支払う、という、ちょっと「?」な仕組みも霞んでしまった。これせめて49セントくらいなら納得いったのに。まあ、高音質版販売による実質値上げと同様、音楽業界から、もっと高く売って欲しい、というつきあげが厳しいのかも知れない)

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 でも、カバーフローをホイールで動かす新iPod nano/iPod Classicも、価格や大きさを考えるとかなり魅力的な製品に思えてしまう。

 既存のiPodとのヘッドホンや周辺機器との互換性もこちらの方が高そうだ。

 「The Beat Goes On」ーーアップルは常に前進しているなぁ。
 この最新製品の比較ができるスペックシートも、ただの表ではなく、進化しているし(マウスオーバーしてみるとわかります)。

 それにしても今回の基調講演では最後まで触れられなかったが気になっているのが、新iPod nano/ClassicそしてTouchの搭載OSだ。

 噂によれば、iPodのOSもOS Xになるという話。

 いずれの製品もこれだけ魅力的にしあがっていれば、半年後にはiPodとiPhone効果で、OS Xプラットフォームの出荷台数はかなりの数に上っていそうだが、果たしてどうなのだろう。

 このブログ記事は講演が終わったばかりの午前3時15分頃書いている。

 おそらく、今から1時間ほど待てば、アップル社公式サイトも更新され、OSなどの詳細情報も表示されるのだろうけれど、明日は朝が早いので私はここいらへんで寝ることにします。

 そうそう、ジョブズによるiPod touchのデモでも紹介されていたけれど、今やアメリカではfacebookというSNSが爆発的勢いで人気を集めています。
 これまでのようなクローズ度なSNSではなく、APIを公開した半オープンなSNSを目指しているのが人気の秘密。
 最近、このfacebookがiPhone対応版を発表したため、スティーブ・ジョブズによるiPod Touchのデモでもそれが紹介されたのだけれど、伊藤穰一さんをはじめIT業界の先見の明のある方々も、今、一番はまっているサービスです。
 facebookだけではないけれど、ここいらへんの米国SNS最新事情は、今週、金曜日掲載のascii.jpの連載、マイクロトレンドにて紹介する予定です(今日中に校正を返さなければ、延びるかも知れませんが...)

 そうそう、今回のApple Special Eventでこそ、iTunes StoreでBeatlesの楽曲の提供開始を発表するんじゃないかと期待していたんだけれど、どうやら少なくともSpecial Eventではその発表はなかったみたいですね....残念。


そうそう、iPod Touchの国内発売開始時期だけれど、私は9月29日頃じゃないかとにらんでいます。
なぜかって?これだけ行列が期待できる製品は、土曜日に発表して多くの人に行列してもらった方が絵になるからです!(笑)。
 もし、本当にそうなったら9月29日は、Apple Store Ginzaで会いましょう。
 40の大台にのった直後の私がお迎えします(苦笑)


なお、しばらくは、売り切れ状態が続きそうなiPod Touch。
より堅実に買いたい方は、今すぐApple Online Storeから!
(どうやらオンラインならではのiPod下取りサービスも始めたみたいです)

Apple Store(Japan)


9月 6, 2007 iPod | | コメント (5) | トラックバック (6)