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2008.01.31

近況報告+AMNに加えていただきました

Tokyo Kokusai Forum
追われる側に回ってはダメだ。自分で仕掛ける側に回らなければ。

と、十分に分かっていながら、一度、追われる側に回ると、
次から次へと余計な仕事、用事が増えていって本当にやりたいことができない。
昨年末からずっとそんな状況が続いていた。
1月は特にひどかった。

仕事で扱うテーマにしても、仕事のやり方にしても、
同じ足取りをなぞるばかりでは、道筋が収束し
自分がダメになってしまうような気がしていた。

なので、新しい仕事を積極的に受け入れるようにしてきた。
ただ、その管理があまりにお粗末だったのだ。

そうやっていろいろな皆さんにご迷惑をかけてしまうと、
なかなかブログも更新しにくい。

そんなブログを更新していない中で、ちょっと発表しづらいことだが、
アジャイル・メディア・ネットワークに加えていただいた。

日本を代表する有名ブロガー達が参加しているネットワークだ。
最初にお声がけをいただいたときは、「私なんかのブログで大丈夫?」と心配もした。
それでも話しは進んだ。
最後はこちらが手一杯で何もできず、「すべてお任せ」状態で
手続きやら、設定やらを丸投げしてもらった(ありがとうございました!)。

AMNがどんなものかは、こちらのページで紹介されている:
アジャイルメディア・ネットワーク(AMN)
サービスの開始前、毎月恒例のブログディナーで、
「日本のブログが、もっと発展するように積極的にしかけていきたい」とサービスの紹介があったのを思い出す。

来月からはnobilog2も頑張らなければ、と心を引き締める思いだ。
もっとも、だからといって[N]ネタフルさんのように息をするようにブログを書く能力はない。
nobilog2は自分のペースを守って、更新するつもりだ。
つまり、仕事を追われている状態を減らし、もっと日々の生活に余裕をつくれば、
もっとブログを更新する余裕もでてくるだろう、というわけだ。
いうなれば、work-life-blog balanceといったところか。

Gehrkin
(Penの最新号に触発されて、古いGehrkinの写真を掘り出してみた。なんの変哲もない、ロンドンの普通のオフィス街からニョキっと姿を現すGehrkinには心躍らされる)


今やいわゆる「商業メディア」と比べても、無視できない影響力を持つメディアとなったブログ。
しかし、中にはブログの効果を正当に評価できず、チャンスを失っている企業も多い。

アジャイルの試みが、ブログを発展させる上で本当に正解かどうかはわからない。
そんなことがわかる人はいないだろう。やってみなければ。
だが、とりあえず、やってみて問題が見つかったら、そこから直せばいいわけだし、
そうやって軌道修正することで見えてくる答えもあるはずだ。

ただただ周囲の状況に追われて、目の前1cmの世界観だけで突き進んでいると、
小人のものだと思って見ていた足が、後から見上げてみると実は巨人の足の指だったり、
自分が一生懸命に走ってたどり着いた先が実は崖っぷち、ということだってありえる。
(年始と秋頃に、各社一斉に新製品発表、という意味のないスケジュールに追われている家電業界、携帯電話業界は、そういう意味でも危ないと思う)。

それよりは常に一歩離れた視点で世界を見渡し、細かく軌道修正しながら歩を進めていきたい。

2008012512440000.jpg

さて、それ以外の近況報告とアップデートを。

前の記事で、エルゴソフトの24年間の歴史を振り返りMacFanの記事を紹介したが、
その後、MacPeopleも届いて読んで見ると、いつもお世話になっている「Macテクノロジー研究所」の松田純一さんが詳しい2ページの記事を書いていた。こちらも必見だ。

今週はJ-WAVEの小山薫堂さんの番組「NISSAN MURANO TOKYO LABORATORY」に3夜連続で出演させていただき、ブログでも紹介していただいた。
IT ジャーナリスト・林信行さんに聞く“iPhone”とケータイの未来とは?
小山さんは、ぜひとも会ってお話してみたいと思っていた方なのでうれしかった。

声の番組と言えば、キャスタリアが配信している「nobi-taro cast」も、予想以上に評判がいい。実は先週末も、ある企業内で講演をしにいったのだが、そこの重役の方に「nobi-taro cast、聞きましたよ」と言われて驚いた。
こちらも昨日からシーズン2に入っている。

そして、もう1つ声のお仕事と言えば、ビッグサイトで開催中の大盛況のイベント。
ITpro Expoでも、アトリウムにて講演をさせてもらい、その模様のレポートもしていただいた(おまけにその記事が昨日と今日のITproの「よく読まれた記事」の上位にランクインしていた)。
【ITpro EXPO 2008】「iPhoneショック」著者が語る,激変する携帯電話業界:ITpro

いずれも早口で、アドリブが利かず、話しが飛び過ぎの自分を反省するいい機会となった。

実は2月1日の夜、マイクロソフト社主催Office 2008 for macのイベントでも、記者の方向けのイベントで話すことに急遽決まったので気をつけたいと思う。

P.S. そういえば、小山薫堂さんとは同じMACPOWERに記事を書いていた、という縁がある。同じくMACPOWERに連載を書いていた有名人と言えば、ライカ関連の記事であまりにも有名な田中長徳さんがいらっしゃるが、先日、田中さんのブログで私の本が紹介されていたことを友人に教えてもらった。
なんとも光栄なことである。
KCチョートクカメラ日記:JOBS

P.S. AMNのバナーこそ加えていただいたが、ブログのデザインはいろいろ破綻したまま。実は2月はできるだけ仕事をいれないようにしているので、なんとかうまく2月中にデザインを建て直したい。

1月 31, 2008 About Myself | | コメント (0) | トラックバック (1)

2008.01.28

24年間、お疲れさまでした

sun rise in San Francisco
明日発売のMacFanが先程、届きました。
その巻頭に残念なお知らせ。

 Mac誕生の1984年からMac用ソフトを出し続けてきたエルゴソフト社がパッケージソフト事業を終了するようです

 エルゴソフトと言えば、EGシリーズ、日本語入力ソフトのEGBRIDGEやワープロソフトのEGWORD。
昔は通信ソフトのEGTALKや、DTPソフトのEGBOOKなんていうのもありました。
(それに加えて、アメリカではEzTALKとか、EzWordといったソフトがあったので、昔はよくそこいらへんがこんがらがっていました)。

 アメリカの大学に行ってすぐ、遠縁の大学関係者の家(日系アメリカ人)の家に遊びに行ったところ英語仕様のMac Plusが置いてあったのですが、ここでEGWordが動いていて、なんと英語仕様のMac上なのに、日本語の表示/入力ができていたのに驚かされました。あれはおそらく1987年前後。
 当時のEGWordはといえば、巻物の様なウィンドウに縦書きで文字を入力するインターフェースでした。
 長い間、特に学生を中心に愛され続けてきたEGWordは、Mac OS Xの登場で脚光を浴びます。
 Mac OS Xのヒラギノ2万文字に、真っ先に対応したのがEGWordでした。

 ちょうどその頃、一度、本社も訪問させていただきました。


 EGBRIDGEは類義語変換機能とユニバーサルホイール機能がお気に入りで、愛用しています(日本語入力プログラムのショートカットって、他のショートカットにぶつかりまくるので、ユニバーサルホイールは目からうろこでした)。

 ついでながら、現在、執筆中の本は、気分転換の意味も込めてEGWORDで書いていました(iPhoneショックはJeditで、「スティーブ・ジョブズ〜偉大なる...〜」は、最近、開発が止まっていたLightWay Textと、何で書くかは、その時の気分で切り替えています。次の本はUniversal Bibaryにも対応したWord 2008かな?)。

 残念なニュースですが、同ソフトの開発にも関係していた山下道明さんのLightWay Textの開発が再開しそうだというニュースを聞いています。

 Universal Binary化は、まだ先のようですが、日本初のMac用ソフトの火はぜひ灯しつづけていきたいですね。

ちょっと仕事が遅れ過ぎているので、これくらいで、いずれ、時間ができたら、どこかにたっぷり目に思い出を書かせてもらおうと思っています。

1月 28, 2008 Mac | | コメント (3) | トラックバック (2)

2008.01.27

執筆業からゆるやかにシフト中!?

IMG_1241
MACWORLD EXPOが終わって帰国後、またしても忙しいループにはまっていますが、
いくつかこれまでに露出がなかったスポットでの仕事があったので、ここで宣伝しておきます。

 1つは、これはもう次の号が発売されちゃったかも知れませんが、写真週刊誌のFLASH(2/5 第991号。一番上に「ロト6 2等的中ソフト発見!」とある号です)に取材を受けました。
 白黒ページにアップル社の好調ぶりを伝える4〜5ページの記事があるのですが、そこで取材を受けています。

 また、再来週発売の新聞社系週刊誌で、やはり取材を受けています。

 また雑誌以外では、J-WAVEで月曜日ー金曜日21時50分から22時に放送している小山薫堂さんの番組「NISSAN MURANO TOKYO LABORATORY」に火曜から木曜日まで3夜連続で出演させてもらいます。小山さんはMACPOWERでの連載を楽しく読ませてもらっていた他に、彼がプロデュースしているテレビ番組に妹がお世話になるという縁もあったりで会いたいと思っていたのですが、ようやくその念願が叶いました(笑)。


●番組名:『NISSAN MURANO TOKYO LABORATORY』(提供:日産自動車)
J-WAVE(FM 81.3 MHz)にて、毎週月〜金曜日 21:50 〜 22:00 放送(10分番組)


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 まだまだ、2月の第1週までは忙しい状況がつづきますが、これが一段落したら、仕事に追われる日々から、やりたいことを仕掛けていける体制に方向転換し、執筆以外のカタチの仕事を増やしていければと思っています。

 これまで十八年間、何度でもあとから再編集ややり直しが利く執筆ばかりをやってきたので、すっかり頭を使わない潔くない仕事ぶりになってしまい、アドリブも利かない身体になってしまいまいた。
 カメラも内蔵メモリが1GBを超えた当たりから、数打ちゃ当たるで連射任せ。
 でも、最近はできるだけ、ちゃんとファインダーを覗き込んで、気合いを入れてシャッターを押すようにしています。
 2006年、1年間、InterFMのKCの番組に出してもらったおかげで、「マイクの前に立って緊張」することはなくなったけれど、まだまだトーク番組では、本当に言いたかったことを言えずに後悔することが多い打率1割選手。

 ただ、最近、インタビューを受けたり、対談番組に出たり、コンサル的なことをしたり、講演をしたりといった仕事も増えてきています(パブリックな講演以外に企業さんに呼ばれて社員向けに講演することが増えています)。
 こういう声の仕事って、インタラクションを通して、自分のどこがまだ足りないかが見えてきたり、相手の目の色や表情が変わったりと反応がダイレクトに伝わってくるしいいですよね。

 デジタル技術は偉大だけれど、人間はアナログな存在だし、最終的にはこういうアナログなやりとりが一番大事だと思います。
 そして数あるパソコンメーカーの中でも、アップルはデジタルライフスタイルが、どこまでアナログ感覚を残し、どこから先をデジタルにすべきかのバランス感覚が非常にいい会社だと思っています(みんな、パソコンにどっぷりな人たちではなく、パソコンも大好きだけれど、パソコン抜きのアナログな人づきあいやら遊びやらの大事さもちゃんとわかっている。そういう社員が多いような気がしています)。


P.S. おかげさまで昨年末に出版された単著は無事2冊とも増刷がかかりました。大型書店でないと入手しづらいようですが、よくいろいろなイベント会場として使われる六本木ヒルズのアカデミーヒルズ49の「メンバーによる著書」で私の著書をきれいに飾ってくれています。足を運んだ方はぜひ見てきてください!(笑)
@academy hills 49

そうそう。アカデミーヒルズのイベントといえば、2月中頃に行われるこちらの発表会が楽しみでなりません。

1月 27, 2008 About Myself | | コメント (1) | トラックバック (2)

2008.01.22

MacBook Airの特ダネ

1つ前のブログ記事はやや意味深な、含みのある形で終わってしまった。

そこで書いていた「MacBook Airのおいしい話」をITmediaのこちらの記事に書かせてもらった。

ITmedia: MacBook Airの秘密に迫る

要点をまとめると:
・MacBook Airでは旧製品のACアダプターは使えるが物理的に問題がある(リンク先の写真を参照)
・MacBook Airは、EFIの変更で、Remote Disc経由でも起動できるようになった(リンク先の写真参照)
・MacBook Airの誕生のはるか前、アップル社元VPの前刀禎明氏がスティーブ・ジョブズに薄型VAIOのプレゼンをしていた

の3点。

と、得意がっていたけれど、やはり前の記事の不安通り大手メディアでは(たぶん)まだだけれど、ブログでは、既に報じられていた。
drikinにやられたぁ。

drikin: StarMac MWSF2008報告会にて、MacBook Airを触ってきました。


もっとも、これ以外にサードパーティーブースでも、まだあまり話題になっていない、おもしろい新製品を見つけてきたので、そちらの記事もお楽しみに。


1月 22, 2008 Mac | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.01.20

macworld expoに関する4つの話

Sunrise in San Francisco
MACWORLD EXPO 2008の取材でサンフランシスコに来ている。

スティーブ・ジョブズに習って、4つの話をしよう。
1つ目は「海外取材の話」、2つ目は「記事の話」、3つ目はiTunes Movie Rentalではなく「劇場映画の話」そして最後は「Bookの話」だ。

まずは「海外取材の話」だ。

Expoの取材は、フリーランスにとっては大きな赤字となる。
旅費や滞在費、交際費と出費がかかる上に、こちらに取材に来ている間は、他の執筆の仕事が止まってしまうので収入も減ってしまうダブルパンチだ。
取材期間中のわずかな執筆記事も、最近は米国でのExpo開催と同時に、日本で説明会を行ってしまうため、米国にいるよりも日本にいた方が詳しい情報が得られることになるので、トリプルパンチとも言える。

ただし、最近はスポンサーや友人のおかげで赤字を最小限に止めることができている。
それどころか今年は厄年だというのに(そして厄除けのお守りを忘れてきているにもかかわらず)久しぶりに赤字にならずに済みそうだ。

これまでは大抵は、マイクロソフトMacTopia、Web媒体1つ、紙媒体1誌にスポンサーになってもらっていたが、今回は初めてMacTopia+Web媒体2つがスポンサーになった。


では、それらの媒体にどんな記事を書くのか。
ここからは2番目の「記事の話」だ。

ITmediaとascii.jpという競合するWeb媒体に同時にスポンサーしてもらうことは難しいと思い、最初は断ったのだが、ITmediaは「速報や取材記事」、ascii.jpは「分析記事」ということで折り合いがついた。

内心、「そんなかき分けはうまくいくのか?」と心配だったが、今のところうまくいっているようだ。
もっとも、なかなか余裕がなくITmediaも、書くのがかなり遅れてしまっている。

ただし、かなりたくさん特ダネも掴んでおり、どちらの記事もこれからが本番だ(最初、あわてて書きすぎたので、後半戦は少しじっくりまとめてから公開しようと思っているので楽しみにして欲しい)。

Expoは、新発表の製品も重要だが、その製品に対する人々の反響や、Expoというイベントそのものの雰囲気(熱気)や、出展者のちょっとした工夫なんかにも、日本の開発者、サードパーティーそして一般ユーザーに対しての重要なヒントが隠されている気がする。いずれの記事でも、「製品紹介」だけでは伝わらないオーラ的な部分を伝えられるように工夫した。

これまでの記事は、こちらのとおり:
ascii.jp
「Goodbye, MD」の次は、「Goodbye, 光学式ドライブ」──林信行が読み解くMacworld

ITmedia:

「MacBook Air」から「Time Capsule」まで、4つのテーマで語られたスティーブ・ジョブズ氏基調講演

Macworld Expoで一番“熱い”のはマイクロソフトかも
その薄さにため息が出る:Macworld Expoのアップルブースで気づいたこと、聞いたこと
Expo出展数は488へ増加:“生ジョブズ”への遠い道のり——「Macworld Expo 2008」開幕直前リポート
今年は何が出る?:Macworld Expoの会場で驚いた3つのこと

既に書いたように本番は、まだまだこれからで実はこの後、いくつか隠し球の記事が控えている。
もっとも、どうやらアップル社がブロガー向けの説明会を行ったようなので、ちょっと焦り始めている。

報道で大事なのは視点、多種多様な興味、多種多様な視点を持ったブロガーの方々が取材したとなると、もしかしたら特ダネの1つ目については先を越されるかも知れないと心配している。

万が一、そうなったらブースレポートで挽回させてもらおう。
Expoに出展するのはアップル社だけではない。マイクロソフトやアドビ、ファイルメーカーといった大型サードパーティーに紛れて、開発者数人の小さいながら優秀な製品をつくっているサードパーティーを見つけ出すことも楽しみの一つだ。

 17年間の取材で、何度か素晴らしいサードパーティーを発掘した。最近はインタビューやミーティングが増えて、じっくりと1つ1つのブースを回る時間がなかったが、今回は最終日、昼飯を抜き、喉をからして、ほぼ全ブースをまわった。
 短時間にあまりに多くのブースを観たため、まだ頭の中で整理しきれていないが、いくつかまだあまり紹介されていないおもしろい製品を見つけることができたと思う。


つづいて、3番目、「劇場映画の話」。

 晩飯抜き、軽い朝食、昼飯抜きの取材の後は、ちょっとだけ自分へのご褒美ということで84分間の休養をいただいた。

 LOSTのプロデューサー、J.J. Abramsがつくった映画「Cloverfield」を観てきた。

 昨年、アップル社の映画予告編サイトに「01-18-08」という謎のトレーラーが載った。

 後から数字の羅列は映画の公開日だとわかった。

 それからしばらくして、映画のタイトルが、「Cloverfield」だとわかったと思うと、YouTubeに謎の世界各国語ニュースが掲載されはじめ、それらが「Cloverfield」に関係しているのではないかという情報が流れ始めた。

 とにかく、今、全米でも一番の話題の映画を「01-18-08」に飛び入りで観れたのはラッキーといえよう。
 感想?
 さすがJ.J. Abramsという感じだ。
 人の予想を裏切って、「えっ?」と言わせるのがうまい。
 映画が始まってすぐに「えっ?」と言わされ、その後も「なるほど、こういう演出で来たか」と思わされっぱなしだ。
 登場人物も徹底的にシリアスだったTVドラマ「LOST」と比べると、ちょっと主演キャラクター(じゃあ、ないのか?)の設定がコミカル過ぎた印象もあったが、最後までまったく展開が読めない楽しい映画だった。
 映画のスタッフロールが終わるまで、何が起こるかわからないので、まばたきもできるだけせずに観たが、見終わった私の感想を一言だけ書かせてもらうと、「え?吉田ガヌは...._」だった。
 もしかしたらガヌのことは知らない方が、より没頭して映画を楽しめるかも知れないので、ここではあまり触れずにおこう。

Thinnovation

最後はMacBook Airの話ではなく、「Book」の話だ。

ただ、MacBook Airについても、一言だけ書いておくと、MacBook Airの薄さと美しさは、ちょっと感動モノだ。
あの薄さを実現するために、削ったモノも多いが、それはそのままサードパーティーのチャンスでもあると思っている。
「日本の満員電車で押されても大丈夫かが心配だ」と聞くと、展示員に「すごく頑丈だよ。手で押したり、ひねったりしてごらん」と言われた。たしかに薄いアルミ板1枚だとどうかわからないが、アルミ板2枚が貝殻のように重なっていることもあってか、なかなか頑丈な印象だった。
今回は取材が赤字にならないということもあれば、出荷まで2週間あるし、「とりあえずオーダーしておいて厳しそうなら後でキャンセル」という裏技も教えてもらい、すぐにオーダーしてしまった。

 MacBook Airのおいしい話はスポンサー向け記事にとっておかなければならないのでこれくらいにしよう(笑)

 ただ、こちらにいる間に、他の本についてうれしい知らせが来た。
 「iPhoneショック」も「スティーブ・ジョブズ〜偉大なるクリエイティブ・ディレクターの奇跡」も、予想以上に売れていると言うことで増刷がかかったそうだ。
 どちらの本も、大型書店でないと見つけにくかったり、後者については本棚への収まりが悪いので、あっても変なところに置かれていたりすることがある。そこへ来て売り切れ店も出てきたようなので、ちょっと入手しづらいかもしれないが、ぜひ、じっくり立ち読みし、納得した上で買っていただければと思っています。
 Web経由で買うときには、ぜひ、上の書名のリンクをクリックして、「参考になった書評」を書いているブログ記事からアフィリエイト・リンクをたどって買うことにしましょう!
(アフィリエイト=「いい記事に対するチップ」くらいの感覚で、いいレビュー記事にアフィリエイト収入が入るー>いい記事が増えるー>本を買う文化が育つー>アフィリエイトビジネスも発展する、という循環ができるといいですよね...)

そうそう、今、amazonを見ていて、また1つおもしろい発見をしました。
ジョブズの本の紹介をみると、下の方に、こんなことが書かれている。
各カテゴリー内でのランキング:
1位 ─ 本 > 歴史・地理
2位 ─ 本 > ノンフィクション
3位 ─ 本 > コンピュータ・インターネット > ハードウェア・周辺機器

なんと、ジョブズ本、歴史書の中で1位だそうです。
iPhoneショックは「本 > ビジネス・経済・キャリア > 出版社別 > 日経BP社」で6位だそうです(が、その分、メーカーの方からいろいろいい反響を直接いただいているので、それはそれで満足。この本がきっかけでMACWORLD視察に来ていたメーカーもあったようです)。

話があちらこちらに飛びましたが、ITmediaにもascii.jpにも、そしてMacTopiaにも、まだまだMACWORLD EXPOのレポートがあがるので楽しみにしていてください。

最後に、これはどこの記事でも使うことがなさそうなので、基調講演の列に並びながら書いた、記事用の当日朝のメモを公開:

6時半ちょっと過ぎ
ホテルを出る
近場と言え、機材も重いので会場まではタクシー
Apple Storeの前を通る
アラブ人のタクシー運転手が「Apple Storeを指さして。あの会社、知っているかい?電話の会社だよ(It's a telephone company)」といったのが印象的
タクシーをおりるとき
「なんだこの列は?」と聞かれたので、
「これはその電話の会社のイベントだよ」と教えてあげた

6時45分頃会場に到着
プレスの列がMoscone West内ではなく、外だったので驚いた
こんなの初めて

7時近く
中に通される
プラチナパスが優先
プラチナパスの人数が多くてびっくり
入場料は1500ドルくらいだったはず

8時頃
オランダのOne more thingと仲良くなる
Webcastingを含めたコミュニティーサイト
HDVのビデオカメラを持ってきて取材
SMSを使ってライブキャストをするという
日本の携帯電話、P905iに反応
「これじゃあ、日本でiPhoneが売れるわけがない」
オランダではRFIDで個人情報を盗まれることに敏感なようだ
「オランダで一番、有名なMac開発者はAssistivewareのデビッド・ニーマイヤーだ。ぜひ取材してあげて」と伝えた。
オランダのMac雑誌は相変わらず「Mac Fan」一誌だけのようだ

8時10分
体力温存のために座ることにした。

8時30分
 列が動き出しそう


この後、ホールに案内され、基調講演の取材が始まりました。
つづきは、こちらで...
MACWORLD Expo 2008、スティーブ・ジョブズ基調講演ストリーミング放送

Apple Store(Japan)

1月 20, 2008 Mac | | コメント (3) | トラックバック (1)

2008.01.13

六本木クロッシング、マインドプリーツは60cmから

この記事は「六本木クロッシング」のオープニングと同時に書く予定だった。
だが、本の執筆が貯まっていて、およそその余裕がなかった。
気がつけば日本時間の明日は「六本木クロッシング」の最終日。

この展覧会、今回も素晴らしい作品がいっぱいで、私も時間にさえ余裕があれば、あと5回は行きたかった。昨日からアメリカに来ているが、日本出発の前日、このまま1度も行かずに出発したら、絶対に後悔すると思って、2時間だけ時間をつくって見てきた(21_21 Design Siteの「Water展」と一緒に)。

今回の六本木クロッシング、台風マシンも楽しかったし(中に入りました)、
中西信洋さんの「レイヤー・ドローイング/日の出」も、作品の横を何度も往復して楽しんだ。
(今、アメリカにいて資料がないが、同じ中西さんのスライドの作品はさらにすごい)。

だが、私の一番の目当てはエンライトメントの「マインド・プリーツ」だった。

 「心のマッサージ」をしてくれるという作品だが、内覧会の時には、少なくとも5回は立て続けに見て、心が完全にどこか別の世界にトリップしてしまった。私が美術館にいく目的の1つは、日常から切り離された別世界の体験をして、心身ともにリフレッシュというのがある、この作品を見ている間は心を「無」にすることができる。

 できれば家に置いておきたい作品。これが、またしばらくの間は、お金を払っても見ることができないとなると、ちょっと残念でならない。
 と、同時に、この作品は同展で、もっとも過小評価されている作品だとも思う。

 私が運よく、この作品の本当の良さをしることができたのは、内覧会のときに、作品をつくったエンライトメントのヒロ杉山氏直々に、「作品の見方」を教えて頂いたからだ。
 その方法を実践するかしないかで、作品はまったくの別物になる。

 私も最初、間違った見方をしていた時の感想は「ふーん、おもしろい」程度だった。

 しかし、ヒロ杉山さんに言われた通り、映像が映し出されるスクリーンの手前60cmくらいのところに立って、視界全部を作品で埋め尽くすと、その瞬間に言葉を失い、心がどこか無限宇宙の彼方に旅をしてしまう。

 最終日、一緒に見に行った有人も、最初は「ふーん」だったが、見方を教えたとたん、私が頼んだわけでもないのに、無言で3〜4回、一緒に見てくれた。

 この作品の展示方法には、いくつか間違いがある。

 中でも最大のものは「部屋が大きすぎる」ことだ。
 部屋が大きいと、周囲の人に気配りがあり、消極的な日本人の人は(そしてその社会に混じった海外の人も)、「できるだけ大勢の人が見えるように」、できるだけ作品から離れ、壁際で作品を見ようとする。
 この見方をしている限り、この作品は透過スクリーンに合わせ鏡のようにして写るフィードバック映像のような楽しみしかない。「きれい」ではあるけれど、それだけだ。

 だが、壁際に立っている人達から「何、あの人?後ろに人がいるのに、あんな近くで見て、邪魔だよ」と思われようと、そう口にされようと、気にせず、作品をできるだけ間近で見るようにしたとたん、自分自身が宇宙に飛び出してしまったような気になるのだ。

 この「ひんしゅくな見方」には、もう1つ副次効果がある。
 後ろの人の邪魔になるようにして作品を間近で見ると、後ろにいた人が「見えない」から前の方に出てくる。つまり、彼らも同じ体験ができるようになるのだ。

 エンライトメントの方々も、この作品を間近で見てもらおうと、いろいろ工夫をしていたようだ。
 内覧会のときには、スクリーンの前、約60cmのところの床に白いテープが貼ってあった。
 ほとんどの人は、「これ以上、作品に近づかないでください」というテープだと思っていたようだが、「実はここから見てください」のサインだった。
 あるいはつくったときは、集客力のある展覧会だから、

部屋一杯に人が入るー>一番前の人はここから作品をみるー>列の後ろの人と入れ替わる

といったシナリオを想定していたのかもしれない。

しかし、この作品の設置にはもう1つ問題があった。

巨大な壁画があって、その一角に目立たないように入り口(黒いカーテンがある)。
ほとんどの人がそれに気がつかずに、素通りしてしまうのだ(おまけに、入り口の真向かいは佐藤雅彦さん+桐山孝司さんの目立つ(そしておもしろい)作品、『計算の庭』。

みんな、そちらに目が行ってしまう。

 日本を発つ前日に行ったときは、人々に作品があることをわからせようと、カーテンが開きっぱなしになっていた。が、「これも間違い」だ。

 カーテンが開きっぱなしの状態だと、ヒロ杉山さん方式で、作品を目の前から楽しんでも、外からの音が入ってきて、夢うつつなのに、なんか現実世界の音が聞こえてきて、夢を楽しめないーーそんな気分になってしまう。

 最初はほとんどの人が間違った見方をしているのが、歯がゆくて(あれは、インスタレーションというか、部屋の作り方の失敗だと思う)、六本木クロッシングに行くたび、累計10人くらいの見知らぬ人に声をかけて、見方を伝授しようとしたが、なかなか見ず知らずの、作品に無関係の人のアドバイスを聞こうとする人はなかなかいない。


 超ポジティブ思考の私は、最後にもう1度だけ、あの作品を見て、あのカーテンに対する考えが変わった。
 今の私はあのカーテンこそが「幸福の装置」だと思っている。
 カーテンを閉めていると、人が作品に気がつかない=作品の展示された部屋に人が入ってこない=思いっきり作品を独り占めできる。

 実際、最後にみてきたとき、部屋が私と友人の2人きりになったので、カーテンをしめたところ、その後、3回くらい繰り返し作品を見ている中、入ってきた人は2〜3人だった(しかも、うち1人はカーテンで怪しい2人組が、作品にくらいついているのを見て、すぐに逃げてしまった)。

 運よく作品の存在と、見方を知っている人だけがエンライトメント(啓発)を受けられる、それでいいじゃないか。

 というわけで、このブログ記事も、これから「六本木クロッシング」に行く人、2〜3人だけが気づいてくれれば、それでいいと思って書いている。

 いずれにしても、空いているときでないと楽しめない作品なので、これから六本木クロッシングに行く人は、朝の開館一番、昼食時間、夕食時間、外で大きなイベントが始まる時間など、ぜひ少しでもすいている可能性がある時間を狙って、見に行って欲しい。

 もっとも、今からこの見方を実践する人の中には、この作品が火曜日以降しばらく、見たくても見れないことを知り、なんでもっと早く出逢えなかったのか後悔することになるかもしれないが...

 この作品は本当に素晴らしく、オーディエンス賞にもMAM賞にも選ばれなかったのが、残念でならない(第1回目の「六本木クロッシング」では、私が投票した笹口数さんがオーディエンス賞を受賞した。あの作品ももう1度みたい)。
 しかし、この作品は、いい教訓を教えてくれた。
 現代アートだけに限らないと思うが、展覧会では、ある程度、見る側にも積極性がもとめられるということ。周りの人など気にせずに(その代わり順番はある程度、譲って)自分からもアプローチしないと、道が開けない作品もある。
 六本木クロッシングの後にいった「water展」でも(資料がなくて作品名がわからないが)、天井からたくさんのスピーカーがぶらさげられた、あの部屋がまさにそうだった。
 私がいったときは、部屋の入り口から、覗き込むようにして楽しんでいる人がたくさんいて、私もその1人だったが、勇気を出して、人垣をかきわけ、部屋の中に置かれていたイスに座ったとたん、それまで平面だった音が立体的に展開し始め、作品が別の作品に変わった。


 さて、昨日から私はMACWORLD EXPOの取材でサンフランシスコに入った。
 少し早めについて、現地在住日本人に人気のTrader Joe'sを覗いたり、アフタークリスマスセールを覗こうとチケットを取ったが、仕事が貯まりすぎていて、とてもそんな余裕はなさそうだ。
 今日も1日、停めて頂いている友人、外村さんの家で、書籍の原稿を書いて終わりそうだ
(Expo開幕の火曜日早朝までそうかもしれない)。

こんなブログ記事を書いている余裕など、まったくないはずだが、
六本木クロッシングが終わる前に、「マインド・プリーツ」の素晴らしさを2〜3人でもいいから伝えなかったら、それはそれで、また後悔することになりそうだった。

1月 13, 2008 アート | | コメント (2) | トラックバック (1)

2008.01.06

さらばドコモ版PHS

[パナソニック電話との組み合わせの話しを追記しました]
P1130399.JPG
NTTドコモのPHSサービスが、明日で終了する。
昨年、FOMAを解約したが、実はPHSの方はとってあった。
今日、「PHSを任意のドコモ携帯と交換」というサービスを使って(これも7日ー月曜日ーで終わる)、P905iと交換してきた。

ドコモショップの人に聞いたところ、私がPHSの契約をしたのは1997年5月26日。
なんと10年以上にわたって使い続けていたことになる。
当時はPHS事業は、NTTドコモではなく、NTTパーソナルという別会社が行なっていた。
販売店で、同じNTT系列会社なのに、ドコモがPHS販売の邪魔をしているとか、そんな噂も聞いたっけ。それだけにNTTのPHSには愛情があったが、ドコモにはちょっとだけ反感を持っていた時期もある。

PHSのコンセプトは好きだったし、何よりもPHSとISDN固定電話で通話すると、その音質の良さに驚かされた。
パソコンを使っていち早くモバイル通信を始めたのも、PHSがきっかけだった。
NTTパーソナル(NTTドコモ)のPHS端末、Paldioシリーズは、常に新しいことに挑戦しているイメージがあって楽しかった。
 有名なソニー製のPALDIO 101Yのデザインも鮮烈にイメージに残っている(長い間、石丸電気のテレビCMに登場していた)。
 だが、特に愛着があったのはシャープ製のPHSだ。
 小ささが光っていた312Sも愛用し、通信ケーブルと通信用PCカードを使ってモバイル通信していた。

 送話口がカパっとはずれて、そのままパソコンのPCカードスロットに差し込めるというPALDIO 321Sには大きな衝撃を受けた。
 さらに、それを一回り小さくして、送話口をカパっとはずしてCFカードスロットに差し込めるようにした611Sにはいたく感動して、すぐさま機種変更した。
 あれだけ小さくしたにも関わらずスピーカーフォン機能もあるし、ボタンも結構押しやすいし、本当によくできた端末だと思う。
 その後、Bluetoothの素晴らしさを教えてくれたのが上の写真にもある633Sで、これには疑似iモード機能や、ちょっとした位置情報サービスもついていた。
 たしか、上にあげた端末以外にもシャープ製端末2台ほどを使っていたはずだ。

 今やauのカシオ端末を愛用する私だが、その前はPALDIOのSシリーズの大ファンだった(それだけに事業部が違うとはいえ、同じシャープのEM-ONEのつくり込みの悪さには、ついつい文句を言いたくなってしまう)。

 そうそう、PHSといえば、もう1つ、パナソニック製の固定電話と組み合わせて使うのがベスト、ということもPHS好きの間では常識だ。

 なぜなら、パナソニック製固定電話の多くには、PHS端末を子機として登録する機能があるからだ。
 つまり、PHSを手元に置いておけば、PHSにかかってきた電話も、固定電話にかかってきた電話も1台で受けることができる。
 さらに、電波の入りにくいところでも、NTTパーソナル/ドコモが販売している、HOME STATIONという装置を置くことで電波を入りやすくすることができた。
 買うと決して安くはないHOME STATIONだが、常に目を光らせていたユーザーは、2〜3回あったHOME STATIONを無料でもらえるチャンスを有効に生かして、少なくとも自宅や実家には導入していたはず。

 こうして振り返ると、PHSってなんだか楽しかったが、ドコモのPHS事業への取り組むはどんどん消極的になっていった。

もっとも、確かにFOMAの登場以降は、PHSの32/64Kbpsというスピードには限界を感じ始め、もはやPHSをモバイル端末としては使わなくなっていた。
 筆者も通話はFOMA、通信はAirH"に切り替え、その後、auのカシオ端末の素晴らしさを知ってしまう。

 だが、FOMAは解約できても、PALDIOは解約できずに今日まで来たのは、それだけNTTのPHSサービスに愛着を感じていたからに他ならない。
 そのPHSサービスが、今日で終わりというと、ちょっと感慨深いものがある。

ちなみに、PHSを解約せずに、ここまで取っておいたのには、もう1つ理由がある。

昨年、FOMAを解約した時点で、「PHSからFOMAへの機種変更時2万円引き」キャンペーンを実施していたが、年末まで待てばもっと条件がよくなりそうだと聞いていた。
実際に年末まで待つと、「どの端末でも無料で交換可能」になり、しかもオプションのACアダプターも無料でもらえ、電話番号下4桁を自由に選ぶのも無料という大盤振る舞いぶりだった。
(昨年末まではウィルコムPHS乗り換えの優待サービスもあった)。

私は、法人向け端末とも交換可能になるかも知れないと聞いていたので、iPhoneにちょっと似たタッチ操作を採用するHT1100にしようと思っていたが、端末の発売が遅れていて交換期限に間に合いそうにない。
サイバーショット携帯もしかりだし、ウェルネスケータイはさらに先のようだ。

スマートフォンはソフトバンクのX02htでまかなうことにして、ドコモは、「that's 日本のケータイ」という雰囲気漂う905iに決めた。
薄さやデザインではNEC端末にも惹かれたが、yoshiさんのお勧めに加え「リッジレーサー」や縦横どっち方向にも開くギミックもあったりと外人に見せると喜びそうなので「P905i」に決めた。

横浜のドコモショップで、機種交換をしようとしたら「905iシリーズは、どれも人気でほとんど在庫がない」ということだったが、ラッキーなことに「P905i」のゴールドならある、というので、それにしたが、よくみたらピンクゴールドで後からちょっと後悔。
順番が回ってきてから、「やっぱり、黒がないか、もう1度だけ探してもらえますか?」と頼んだが、なかったようなので諦めて受け入れた。

久々のP端末には「あ〜、P端末だなぁ」という雰囲気が漂っているが、ストラップを通すところが回転式になって、ストラップを通しやすくなっているなど、ちょっとした小さな心配りに感心する場面もあった。

最初は着信+海外での通話専用にしようと思って、一番安い料金プランでパケット割引なしで申し込んだが、楽しみにしていたリッジレーサーを試そうと思ったら、パケット通信をするというので、あわててiモードメニューからパケホーダイに契約変更。
 とりあえず、1ヶ月だけ、ドコモのパケット通信を試してみようと思った。

 リッジレーサーの次に試したのが、Google Map Mobile。Googleのページからダウンロードしてみたところ(iPhone版とは比べ物にならないが)使い心地が驚くほどよくって、来月になってもパケホーダイを解約できない気がしてきた...(もっとも、ナビゲーションにはEZNaviを使い続けると思うが...)

 まあ、FOMAの話しは、また改めてするとして、ドコモのPHSをまだ解約せずに使っている方、今日が機種交換の最終日ですよ。905iの在庫があるDoCoMoショップを電話で確認して駆け込みましょう!

 そして、モバイラーを楽しませてくれたPaldioシリーズにもう1度ありがとう!

1月 6, 2008 携帯・デジカメ | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.01.02

TypeTrace公開β版リリース

前のブログエントリーで書けば良かったのですが、
年末のドタバタで、忘れていた大事なニュースがあります。

以前、CNet Japanの記事でとりあげ、
このブログでも何度かとりあげている
遠藤拓己さんの作品「TypeTrace」の公開β版がついにリリースされました。

以下のURLからダウンロードできます:
http://dividual.jp/get/tt/

電子メールにしても、インクジェットプリンターで印刷した年賀状にしても、デジタル時代の文章って、活字であって、どこか無機質な感じがしますが、TypeTraceで書いた文章を再生すると、なんだか書き手のぬくもりとか、そういったものが伝わってきます。

遠藤さんは、これを「デジタル時代の生原稿」と言っていますが、まさにそんな感じです。

このTypeTrace、恵比寿の東京都写真美術館にて2008年2月17日まで開催中の展覧会「文学の触覚」で、誕生のきっかけとなった作品、「Kinetic Keyboard」と共に展示されています。

お時間のある方は、ぜひ、そちらも御覧になってください。

なお、今のところMac OS X専用ソフトです。

こちらの作品は、私が昨夏、Foo Camp '07で日本を代表する注目ソフトとして紹介してきたソフトの1つです。

なお、その他では以下の作品を紹介してきました:


  • 「おしりかじり虫」が大ヒットしたうるまでるびさんのUD Paint[こちらも公開β版リリース中]
  • 未来派図画工作ZugaさんのQuartz Composerの作品群[Windowsユーザーの方は同じWebページのProcessingサンプルを!]
  • masuiさんのQuickML[いつの間にかWiki連携して飲み会写真の共有もできるようになっています!]
  • drikinのTwitterPod[元日にアップデートしました。]


    なお、TypeTraceの開発をしているdividualでは、優秀なCTOを探しています
    どなたか推薦があれば、お知らせください。


    P.S.YouTube動画で使用した私の生原稿をこちらからダウンロードできます。ぜひ、TypeTraceを使って再生してみてください。
    「getTypeTrace.tyt」をダウンロード

    もう1つ、TypeTraceの楽しさについて書いてみました。こちらはTypeTraceのみの書き下ろしです(このブログ記事にはない文章です)。

    「TypeTraceFun.tyt」をダウンロード

1月 2, 2008 Mac, アート, 文化・芸術 | | コメント (1) | トラックバック (1)

2008.01.01

あけましておめでとうございます(2008年)

P1130330.JPG
皆さん、あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。

さて、ネズミ年のお正月、家で家族とゆっくり映画を楽しむのであれば、
「レミーのおいしいレストラン」が絶対にお勧めです。
本の執筆で忙しかったこともあり、劇場公開は逃してしまったのですが、
年末にDVDを買ってから、今日の夜までに既に3回観ています。
(新年もこれを観ながら迎えました)。

レミーのおいしいレストランレミーのおいしいレストランAmazonで詳しく見る by G-Tools

子供と一緒に楽しめる映画ですが、
大人だけでも十分楽しめる素晴らしい作品です。

米国ではiPhoneの発売と同時に公開された映画で、
製作開始もiPhoneとほぼ同じくらい。
出来映えもiPhoneと同じくらいに細かなところまでこだわってつくられています。

特にスティーブ・ジョブズファンは必見!

「我々は海賊でありアーティスト」とか
「後ろばかり振り返っていては、新しいチャンスを見逃す」とか
まるでジョブズが言わせたんじゃないかと思えるセリフがたくさん出てきます。

映画を見た後に立てた今年の目標は「不言実行」。

ちょっとネタバレ(それほどでもないです)な理由は「続きを読む」の先で...

映画の中、
「評論というのは楽な家業、自分は一切リスクをおかすことなく、辛辣な批判をすれば、書いている方も読んでいる方も楽しませることができるといったセリフがでてきます。

これもジョブズ自身が、過去の苦い経験を踏まえていった言葉に思えてなりません。

マスメディアも、ひどい時期があって、
私が関わっていた媒体でも、いい製品を、いい製品だと思ったからといってそのまま記事にすると、
「客観的にするために、最後に悪いことも少し書いて」といったことを言われる時期がありました。

すべての媒体がそうだとは言いませんが、媒体も長く続ける間に、
楽をしようとして、

レビュー記事の作り方:
・製品の新機能紹介  ・・・カップ2杯
・製品の特徴的な画面 ・・・大さじ3杯
・製品のいいところ  ・・・小さじ1ふり
・製品の悪いところの批判・・・カップ半分
(辛口な味付けを好む人のために、スパイスを少々利かせて)

みたいなレシピができあがってしまっていたところがあった気がします。

それはそれでいいのかもしれませんが、
それを「我々は客観的なメディアです」といった顔でやってしまうのがよくないと思います。
例えば「この製品のいいところ」「この製品の悪いところ」のようにして表にして書き出してあれば、なんとなく無理矢理、あげているのかな、といった感じが伝わるけれど、それをベタな文で書いてしまうとわからない。
(実はレビュー記事って、もっと主観たっぷり+独創的+クリエイティブな方がいいんじゃないかと思っています)

客観的な報道なんてありえないし、客観的なレビューだってありえません。
間違いのない媒体なんてありえないし、間違いのない分析だってありえません。

伝える側も、読む側も、そのことをよく認識した上で、
コミュニケーションをすることが大事だと思っています。
インターネットやブログは、そういう意味で、
読む側のリテラシーを高めてくれた点はよかったと思いますが、
最近では、読む側の中にも、小さな評論家達を大勢生み出して、
それがトゲトゲした雰囲気を蔓延させている気もしています。

でも、本当は
人を批判をすることよりも、
自分で何かをつくりだすこと、
自分で情報を発信すること、
自分で「これはいい!」と思った人の追い風になり、
自分で「これは、ちょっとまずい!」と思った人の杖になってあげた方が、
後から、よっぽどすがすがしく、心地よい気分になれるものです。

私の中にも、小さな評論家が潜んでいて、
ついつい気に入らないものについて批判したくなる気持ちが芽生えてくることがありますが、
今年はそれに目をつぶり、
先入観に捉われない
自分の中の「小さなシェフ」を育てていければと思っています。

最後にあらためて、もう1度、
今年もよろしくお願いします。


林 信行

2008年元旦(残り時間7分)

P.S.年賀状はこれから書きます
 また、私の目黒区の住所をお持ちの方、メールにて連絡ください。昨年、世田谷区に引っ越しました。

1月 1, 2008 opinion | | コメント (0) | トラックバック (2)