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2008.06.20

タイムマシン誕生、期間限定で...

Safari001

ついにみんなの欲しかったタイムマシンが誕生する。
テレビの前で1週間の時間旅行が楽しめる、あの製品、「SPIDER」のことだ。

「SPIDER」はすべてのチャンネルのテレビ番組を1週間分録りだめしてくれる夢のマシンだ。
これまでは市場調査ツールとして法人向けのみに発売されていたが、
開発元PTP社は、今日から一般コンシューマー向けの「SPIDER Zero」の限定発売を開始する。

会社で同僚に「昨日の夜9時のあの番組みた?」って聞かれたときに、
シレっと「みてないけど、今晩みてみる」と答えられてしまうマシン。

ブログの「昨日観たこの番組がおもしろかった」という記事を見てから
親指1本の操作で、その番組を呼び出せてしまうマシン。

そして、これまで『つまらない』と思っていた地上波を
「案外、いい番組やっているじゃん!」と見直させてくれるマシンでもある。


私はSPIDERを手にするまで、今の地上波で興味をそそられる番組がなく、
しばらくの間、BSデジタル放送しかみていなかった。
でも、実は地上波でも、構えてみようとすると、みずらい隙間の時間に、
案外いい番組がいっぱいやっているのだ。

例えばSPIDERで、よくみる番組の1つにテレビ朝日の「都のかほり」がある。
5分だけ、京都や奈良といった古都の風情に触れ気分をリシュレッシュしてくれる、BS放送的ないい番組だ。
ただし、放送時間は月〜金の午後8時54分からという、家に帰っていないか、帰っていてもちょうど食事が終わってメールをチェックしていそうな時間に放映されている。
でも、SPIDERを使えば、土曜日の午後に1週間分の「都のかほり」をまとめてみることができるのだ。
ちなみに、この番組、どうやって遭遇したかというと、SPIDERでは、あらかじめ気になるキーワードを登録しておけるので、そこに「京都」といれておいたところ、この番組が引っかかって、初めてその存在を知った。
これに加えて、リモコンで番組表を見ていて「発見」した番組もいっぱいある。

一度、PTPの方には伝えず、こっそりと米国のO'Reilly MediaのMacDevCenterから受けたインタビューで、名前を出さずに触れたところ、やはり「革命的製品」と、凄い反響がよせられた。


その後、昨年末、ascii.jpで「日本未発売のレアモノ続出! 林信行お勧めの、忘年会で大ウケした「ガジェット5」」(このタイトルは編集者がつけている)という記事を書き、最後のトリとしてSPIDERを紹介したところ、話題が沸騰し、問い合わせ殺到した。

それからしばらくPTPと音信不通になっていたところ、このSPIDERがCNet Japan主催のTech Venture 2008に応募していることを知り、ちょっと困った。
実は私はTech Venture 2008の審査員をやっていたからだ。私には1次審査をパスした会社から10社に投票する権利があった。別に細かいことを気にせずPTPに投票すれば良かったのかもしれないが、それでPTPが受賞したらSpiderユーザーが恩義を感じて投票したんじゃないかと、勘ぐられそうだ。
なのでCNet Japanの方々にメールを書いて、1票は棄権、9票をPTP以外の会社に投票させてもらった。
そんなことはないだろうと思いながらも、「もし、PTPが1票足らずで、受賞できなかったら嫌だなぁ」と思いながら審査結果を見に行ったが(結果は審査員も発表の瞬間まで知らされなかった)、PTPは見事に第1回Tech Venture 2008を受賞してくれた(まあ、当然と言えば当然か...)。最初は発表会場の隅に隠れていたが、ようやく胸をなでおろしてPTP社長の有吉さんに挨拶しにいったのを覚えている。


photo.jpg
(実は気が動転していて、デジカメを忘れたのでiPhoneで撮影)

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2008.06.06

「頑張れニッポン」の思いを抱いてWWDCへ出発

SF MoMA
ブログ、書きたいことはいっぱいあるが、時間切れ。

3G版iPhoneの詳細や次期Mac OS Xなどの話題が発表されるアップル社のWorldwide Developers Conferenceに出発します。
出発ギリギリまで数ヶ月遅れの原稿を書いていたのですが、結局、これは検証が間に合わず、さきほど品川駅のホームに自分が乗る成田エクスプレスと同時に到着。
現在、飛行場に向かっています。
(こうしてブログが更新できるのはWM WifiRouterと、E-MOBILEのネットワーク、そして極度に電源は入れにくいが長時間バッテリのオプションが豊富なEM-ONEのおかげ。この電源スイッチだけは、今後、絶対に使わないか、かなり使い方を工夫してくださいね)。

飛行場につくまでのわずかな間で、
この数週間、ブログに書こうと思っていたことを駆け足でいくつか...

1つめは、日本発のものが結構、海外で頑張っているという話。

日本生まれのアート情報サイト、Tokyo Art Beatのシステムは、その後、関西に進出してKansai Art Beatを生み出し、ついには海外にも進出。
New York Art Beat
が(今や数ヶ月前ですが)誕生しています。
これって凄いですよね。もっと応援してあげていい。
共同設立者はフランス人+日本人だけれど、東京のアパートの(うるさいからという理由で)トイレに置いてあったサーバーから始まったサービスが、今や世界進出。
これ、もっといろいろなメディアで応援してあげて欲しい(スポンサーという形での協力もぜひ!今、彼らはWebだけでなく、Tokyo Art Mapという紙の配りものもつくっていますー隔月刊)。

最近、週刊ダイアモンドが、これからの日本ではいかに外人客をつかむかが大事かといった記事を書いていたけれど、Tokyo Art Beatは、そういう視点からも注目。

最初からバイリンガルのサイトとして運営されているだけに、これまでのAnniversary partyも、本当にいい日本人と日本在住外国人のmixが集まっている。

TAB First Anniversary Party@Roppongi Super Deluxe, '05/10/09

ちなみに、もはやスタートアップとは呼べないけれど、Googleでも、日本の六本木ヒルズで始まったiGoogle Cafeの試みが、その後になってからアメリカとかでも行われているので、あれも「日本発」っていっていいんじゃないかなぁ...

と、本当は長く書くつもりの記事をあっさりと書いてしまった(実はこれくらいがちょうどいい?)。

2つ目は日本での「iPhone」について。

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