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2008.11.07

体に優しいIT

photo.jpg(なんか適当な写真がみつからなかったので...)

環境に優しいグリーンITも大事だけれど、
体にやさしいITも大事だと思う。
人間の使う道具は常に進化し続けているけれど、
10年前に起きたパソコンと携帯電話の爆発的普及で、人類は1日のうちのかなりの時間、
それまで使ってこなかった体の部位を、それまでにはありえなかったレベルで酷使し始めたんじゃないかと思う。


それと関係あるのかないのか、わからないけれど、ちょっと私の近況報告:

ここのところブログの更新をサボっていたのは、
忙しいこともさることながら、
右肩、右腕が痛くて動かなかったから、というのが最大の原因だった。

世の中では、まだ私のことをライター業、執筆業と考えている人も多いが、
実はこれも減っている。
最近、唯一、記事を書き続けているのは、MacTopiaの連載で、
それ以外は雑誌記事が2ヶ月に1〜2本、Webの記事は1ヶ月に2〜3本のペース。

Webは記事を書く度にはてなブックマークしているので、ペースの落ち方がハッキリとわかる。
(ちなみに今年に入ってからブックマークした物の1/3くらいは自筆ではなく、インタビューを受けて他の人が書いたものだ)。

一応、書籍はいくつか書き進めているが、「書き進めている」というのがおこがましいペースで
編集者に迷惑をかけている。

ただ、このように書く量が減っているのも、肩の痛みに無関係ではない。

記事を書こうと思うと、ズーンと右腕が痛かったり、
思うように動かせないので、キーボードの側で工夫をしたり
書く前の段階でいろいろ面倒になってしまいモチベーションが下がってしまう。

さて、先週末、この肩の痛みが限界に達した。
何をしても右肩が痛いし、何もしなくても痛い。
おまけに右腕を上にあげたくても、どんなに気合いをいれても腕が15度くらいしか曲げられない。

長い連休が終わるのを待って、火曜日(取材の後)、病院に駆け込んでみたところ、
レントゲンを撮ることになり、撮ってみたところ
肩の関節に大きな石灰の塊が2つできていることがわかった。
医師が教えてくれた病名は、長くてその場で記憶できなかったけれど、
おそらくこれじゃないかと思う「石灰沈着性腱板炎」。

手術して取り除くとなると、かなり大掛かりになるので、とりあえずステロイド注射(リンク先を読むと、これも聞き間違いで非ステロイド?)を打つ、ということになった。
その場で、触るだけでも激痛が走っていた肩に、大人になってから受けた中で一番痛かった注射で、
忍耐強い私もつい声が出た。

ただ、おかげで、数時間後にはみるみる痛みが消えていき、
翌日には、「一生上にあがらないかも」と思っていた右腕が自力でまっすぐあげられるようになった。
(もっとも、それから3日経った今日、あたりからまたジワジワ痛み始めてきた。来週の火曜日にまた同じ注射を受ける予定だが、しばらくこの状態なのだろうか。今週は今後の方針など何も教えてもらえなかったので、来週こそ聞かないと)。

ちなみに肩の関節にできた石灰の塊は、やや大きめの物らしい。
実はできはじめたのは四十肩が始まった数年前で、その頃には小さかったかもしれないのに
「根性」で耐えて病院に来ないうちに大きくなっていたのかも。
というわけで、とりあえず四十肩が始まった人も、あまり耐えずに、早めに一度は病院に行った方がいい。30代後半、なんだか最近、肩がいたいと言う人は、マッサージやカイロプラクティックで対症療法をしつつも、暇を見て一度は整形外科に行っておこう!

四十肩の話しは、これくらいにして、ITの話しに戻そう。
肩が痛くて動かないけど、それでも原稿を書かなければならなかった期間は、ワイヤレスキーボードを活用した。腕が上がらなかった時期は、椅子の座面、股の間にキーボードを置いて原稿を書いた。今日、掲載予定のApple's EyeやZDNetの記事がまさにそうだ。

No.228 - IT時代の文章作成を考える
──ブレストから表現上の小技まで、筆者の文章テクを一挙公開!

オンラインコミュニティ成功の秘訣は「POST」--ZDNet Japanイベントレポート - 企業とオン - ZDNet Japan

キーボードには、Apple Wireless Keyboardも使ったけれど、もう1つ使っていたのがロジクールのdiNovoEdgeのMac Editionだ。

P1170262.JPG

 ロジクールは洗練されたデザインと入力の快適さにこだわるメーカー。ワイヤレスのキーボード/マウスには、打った瞬間に画面に反応が現れる反応速度を追求して独自のワイヤレス技術(Advanced 2.4GHz)を採用している中、このdiNovoEdgeシリーズは、余計なドングルをつけずにMacに標準搭載のBluetoothで、同様の快適さを追求している(新しいdiNovoシリーズはAdvanced 2.4GHz)。

diNovo Edge Mac edition
 日本語仕様がないので、日本での入手はなかなか困難だが、それも所有欲をくすぐられるところ。何よりこのキーボードは、現行iMacとペアで使っても見劣りしないかっこよさがある。
 ついでながら、腕が痛かった私の視点で書くと、右端のパッドを使ってマウス操作をできたのもよかった(股の間にキーボードとマウス両方を挟んで操作することはできない)。diNovoシリーズのキーボードが高価だという人もいるが、ワイヤレスキーボードとワイヤレスマウスを同時に買うことを考えたら、それほど高くは感じなくなるかもしれない。

 もっとも、このキーボードは、股の間にはさんで使うようには設計されていない。特徴的な美しいデザインは、大変、傷がつきやすく目立ちやすい側面もあるので、やはりリビングでiMacの横に飾るようにしておくのが正しい使い方かもしれない。

 さて、Logicoolのキーボードでもう1つ、気に入っているポイントがある。それはキーのストロークの深さだ。ロジクール社ではdiNovoシリーズのキーストロークのメカニズムを「PerfectStroke」と呼んでいる。
 同社の資料によれば、一般的なデスクトップのキーボードは60グラムの力で3.5〜4.0ミリで沈むようにできている、これに対してノートパソコンのものは2〜2.5ミリ。
 高速にタイプしていると、つい指にも力が入り3ミリ/60グラムほどの力でキーを叩いてしまうが、ノート型パソコンでは、そこまで沈まないため、指に負担がかかり疲れやすい(そのせいなのか、私は四十肩とあわせて、右手の指の第1関節も痛い)。
 diNovoシリーズのストロークは3.2ミリで、安価なキーボードで使われるラバードームというメカニズムではなく、独自のパンタグラフメカニズム(perfectStroke micro-scissor mechanism)というのを採用して、キートップに斜め方向から力が加わってもまっすぐ沈むなど、指への負担を軽減するしくみが随所にある。

P1170269.JPG

 '90年代の中頃には、アップルもマイクロソフトも体にやさしいエルゴノミクス製品に力を入れていたが、実は当時に比べて、今の方がキーボードを叩く人の数も、叩いている時間も増えているはずだ。

 この辺りで、もう1度、仕切り直して、体に優しいIT技術(Human Interface Design)を1から考え直してもいい時期なのかもしれない。

 最近になって、アップルが新MacBook、MacBook Proで、ボタンを排除したガラスの手触りのマルチタッチトラックパッドを採用したり、ロジクールやマイクロソフトが、次々と、これまでになかった新しいタイプの携帯型マウスを発表し始めたり、iPhoneをリモコン代わりにしてパソコンやら家電製品やらを操作するアプリケーションが登場し始めているが、こうした動きも、なんとなく世界がそっちの方向へ動き始めている兆候なのかもしれない。



こちらは、一応、Windows用製品
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11月 7, 2008 |

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受信: 2008/11/30 3:05:14

コメント

ご無沙汰しています。肩の方はその後いかがですか?Nobiさん、多分職業病ですよ。気をつけねば。。。
後、お節介かもしれないけど、前から拝見していてかなり無理をしすぎる体質のようなので。。。(笑)

僕もそういうとこあるんですが、普通なら限界の状態を通り越してから「そろそろ限界です。」とか言って
いきつけのマッサージに行ったりしていたので。。。何かよく解るんですよねぇ。
なので、お身体お大事にして下さいね。
ではでは!

投稿: Harry J | 2008.11.07 19:58

コメントしてから冷静に考えたら大きなお世話でしたね。ごめんなさい。気分を悪くしてしまったらすみません。
あ、それから前にお話ししていたAirをMacBookにリプレースする件、新しいのが出たら早速実行しました。多少重いですが快適です。
ではでは。

投稿: Harry J | 2008.11.10 14:17

Harry Jさん、
すみません。返信するつもりでし忘れていました。本当のことですし、ぜんぜん、気にしていないので、お気遣いなく。
ただ、悪化させたのは、仕事のしすぎよりも、むしろ「我慢し過ぎ」で病院へ行かなかったことかもしれません。
これからはおかしいと思ったら、できるだけ早めに病院に行くようにします(笑)

投稿: nobi | 2008.11.10 14:33

Nobiさん、はじめまして。tamanetと申します。しばらく記事の更新がなく心配していました。右肩の痛みいかがですか。「石灰沈着性腱板炎」は女性に多いのですが右腕を頻繁に使用する方の職業病とも言えます。夜間激痛で救急車を呼ぶ患者さんもおります。治療はまず「ステロイド」と一緒に局所麻酔剤(キシロカインなど)を肩峰下滑液包(痛いところ)に注射します。そのとき18Gの太い注射針で滑液包に何カ所か穴をあけるとよいといわれています。一週間あけて二度注射することが多いです。消炎鎮痛剤とシメチジン(タガメットなど)という胃薬を内服します。くわしくは主治医に聞いてください。Macの第一人者としてこれからも執筆活動期待しております。

投稿: tamanet | 2008.11.11 07:49

tamanetさま、

ありがとうございます。tamanet様以外にも、一人メールで同じ療法を送ってきてくださった方がいました。
やはりセカンドオピニオンもらえると安心できますね。
今日、これから2度目の注射に行きますが、あの一瞬の痛みが憂鬱です(笑)

投稿: nobi | 2008.11.11 13:17

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