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2009.03.25

「LIGHT-LIGHT」 in Tokyo、行ってきました

LIGHT-LIGHT in Tokyo

CURIOSITYの設立11周年を祝して今日から開催の「LIGHT-LIGHT」 in Tokyo。
昨晩のプレ・オープンのレセプション・パーティーに行ってきました。

昨日は5月で惜しまれつつも休刊するEsquire日本版の読者も招待されていたようで大盛況。
ちょっとにぎやかな雰囲気でのお披露目となりました。

Louis Vuitton OMOTESANDO 7階のLV Hall(ここはかつてセレブ達が通った会員制クラブCELUX)
そこに浮かぶ80個ほどの幻想的な光のボール。

昨年、ミラノサローネで話題になったあの展示が4月5日まで東京で見れます。
とっても素敵な展示です。
ちょっとでも時間の余裕を見つけて、ぜひ見に行ってください!
(帰り際には表参道の反対側だけれどWinged Wheelを覗くと、さらに楽しいかも。あそこは紙好きな人にはたまらない空間です)。

「LIGHT-LIGHT」では、ピンポン球を照明が埋め込まれた筒から吹き出す空気で浮かび上がらせるという展示。コンピューターのプログラムで制御された80個近いピンポン球が、光のラインダンスを繰り出します。

真っ暗な会場を歩いていたら、どこかの2人連れの方が
「光ってこうやって使うんだなぁ。」としみじみ。
「だって、これで真っ暗だったり明るかったりしたら、ただの理科の実験だもんな。」
まさにその通り。

幻想的な展示なので、見に行くなら人の少ない時間がお勧め。
静寂の中で見ると、まったく別の作品として酔いしれることができるはずです。

というわけで、平日の午前中を狙っていたのですが、帰り際、ニコラさんの奥さんでCURIOSITYプロデューサーの宮本玲子さんに「13時にオープンです」と言われてしまった。
ついでに、外の光を遮断できないので、日中は外光が入ってしまうようです。
なので、天気の悪い平日の午後早めの時間が狙い目かもしれません。

招待状をちゃんと読んでいない私にとってサプライズだったのは、
部屋の奥の方に「LIGHT-FOOD」という食べられる「LIGHT-LIGHT」があったこと。
通常の「LIGHT-LIGHT」は、ピンポン球を使っていますが、
こちらはピンポン球の代わりにメレンゲを球状に固めたものを浮かび上がらせていました。
で、これをうまく空中キャッチして、口に放り込むと、甘くてなかなか上品な味わい。
イベントの詳細を見てみると「協力」として「HENRI CHARPENTIER」がクレジットされていました。


LIGHT-LIGHT in Tokyo

会場に着くや、エレベーターにグエナエルさん、
今年のミラノサローネでは、特にCURIOSITYとしては参加する予定がないとのこと。
その代わり会場を見て歩いたり、原研哉さんの展示を手伝ったりするとのことでした。

その後、真っ暗な会場をうろちょろしていると、
WOW代表取締役/プロデューサーの高橋裕士さんとクリエイティブディレクターの於保浩介さんに遭遇。
WOWも今年のサローネは参加しないそうだけれど、BASELWORLDに行けばWOWの映像が見られるとか。

また、現在、ロンドンのScience Museumで4月19日まで開催中の原研哉さんキュレーションの展覧会「JAPAN CAR」にも協力しているそうです(私のミラノ行きは来月20日...ロンドン・ヒースロー空港経由というめちゃくちゃ悔しい状態)。


wow関係の展覧会と言えば、もう1つ。
ユーザーインターフェースなどの研究を行っている仙台のwowlabの作品「工場と遊園地」が、
今週の日曜日(4/29)まで宮城県美術館、2階展示室にて展示されています(入場無料)。
これまでのインスタレーションの中でも、かなり、大掛かりな方ということで、
ものすごく行きたかったのですが、こちらもスケジュール的に都合がつきません。

仙台近くにいる方、ぜひ、見に行ってブログにレポートをアップしてください!


書き忘れていて後から追記: 葉山の神奈川県立近代美術館と神奈川県立歴史博物館の2館を使って開催中の 「アジアとヨーロッパの肖像」も必見です!今週の金曜日まで! 実は葉山の方のFiona Tanさんによる「Vox Populli」という展示に、私の小さい頃の写真が使われています。どの写真かわかるかな?ヒントとしてほぼ同じ頃の写真: http://www.flickr.com/photos/nobihaya/441599446/
WOWの10年間の軌跡をまとめたWOW10(グエナエル・ニコラさんも登場)
WOW10 / WOWTEN
WOW10 / WOWTEN深沢慶太 momoko kawakami (artless) Kosuke Oho (WOW)


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wowlabの最初(!?)の大掛かりなインスタレーション作品がDVDに

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3月 25, 2009 アート |

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「ミラノ・サローネ」とはミラノでは「ミラノ・コレクション」と同じぐらい有名な年に一度の大きな国際的イベントです。サローネというのは元々イタリア語で展示会という意味。ミラノでサローネといえば家具インテリアの国際展示会のこと。ミラノにて1961年から開始され現在世界一の規模を誇る大きな家具市であり、世界中から千何百という企業が参加しています。地元イタリアの企業が多いですが北欧やアジア、アメリカなどといった世界各地の家具メーカーが集う、まさに最先端のデザイン、インテリアの発表会とも言えるでしょう。毎年4月... [続きを読む]

受信: 2009/04/13 1:19:42

コメント

 前衛芸術系には感性が働かないので無理ですが(笑) 、Winged Wheelのほうは良さそうですねえ。最近めったに郵便出さないのでちょっとつまんないですけど。
 個人的には小津和紙さんも面白そうなので見に行きたい場所ではあります。
 http://www.ozuwashi.net/index.html

 デザイン系というと、07年の年末にやったTokyoMidtownDesighnTouchが面白かったですね。まぁ家具とかだとわかりやすいのもあるけど。

>仙台のイベント
これ見て思い出したんですが、大阪万博の鉄鋼館パビリオンだったかな、あそこに70年代での産業遺構の山が長年放置してあって、それをこの月曜日に廃棄処分するはめになって、読売新聞あたりでは話題になってたようですね。

http://d.hatena.ne.jp/l-library/20090323/1237358729
......よそ様のブログですがね。

 上野の科学博物館とかがほんとは動くべきことなんだろうなあとか、どうせなら松下幸之助もこういうところで太っ腹なところ見せてくれればとか、トヨタもこういうところでパトロン精神発揮すれば可愛げもあるのにとか、ちょいと思ってしまいましたよ。
 

投稿: まる | 2009.03.27 00:35

小津和紙さん、良さそうですね。
今度、日本橋に行ったときによってみようかな。
和紙の紙すき体験が東京でできるって海外から来る友達も喜びそうですね!

ちなみに紙つながりで竹尾さんのイベントも気になっています:
TAKEO PAPER SHOW 2009

国立産業技術史博物館誘致促進協議会の資料の件、もったいないですね。
それでいうと旧(株)アスキーも、初台から信濃町に引っ越した際に、社内にあったパソコン関連図書を集めたライブラリーを閉鎖してしまって
「ものすごくもったいない!」と思っていました。

日本は、こういうところで、古い文化を大事にしないですよね。
マイクロソフトK.K.初代社長の古川さんと、日本にもパソコン博物館をつくりたいという話をしているのですが...

投稿: nobi | 2009.03.27 00:46

 日本はライブラリとか文庫とかコレクションっていうのは「公共財」じゃなく「私財」だと思ってますからねえ。

昨日たまたま夜中に教育テレビを見たら、徳川義親だったかな、「芸術品は社会に還元してこそ芸術品である」みたいなことを言ってたとだれかが離してましたが(戦後のGHQの財産税のなかで徳川家はコレクションを財団化して管理してたので散逸しなかったらしい)、まぁ日本人はどっかの製紙メーカーのご老人のように「ゴッホのひまわりは一緒に棺桶に入れて燃やしてくれ」みたいなこという人もいますし。

 それが演繹されると、役所の文書は「公文書館」に入れるんじゃなく、自分たちに都合の悪い物は処分して、あとでよけいにコトがこじれるという、外交文書とか省内通達文とかの問題もあったりします。福田前総理はその点では惜しかった。公文書館の強化謳ってたそうですし。

 アスキーのライブラリも、東工大とか電通大とか科学博物館とかに寄贈文庫で納めてくれるとありがたいんですがね。散逸しちゃったんですか?

 パソコン博物館は、日本工業大学の工業技術博物館に協力求めるといいかも......

投稿: まる | 2009.03.27 11:00

なかなかブリジストン美術館みたいなケースは広がって行かないですよね。
そういう意味では、読まなくなった本、図書館に寄贈したくてもなかなか受け入れ体制があるところがないというのも悲しいですよね。

福田首相そんなことしようとしていたんですね。

アスキー、引っ越しする度に、ガレージセール状態で、最初、青山から引っ越したときには
伝説の(!?)大型コンピューター(といっても区分は身にコンピュータ)、「PDP-11」なんかも捨てていったと聞いています。
アップル関係で救済できそうな重要資料は、(目についたものだけですが)私の方で取ってきてしまいました。

日本工業大学、工業技術博物館ですね。今度、古川さんに提案してみよう。
ちなみに数年前、アスキーからPC-8001エミューレーターやPC-6001エミュレーターの本が出ましたが、
あれ、私が中学/高校時代に買ったPC-6001とPC-8001(とPC-8801、いずれも初代)を貸して実現しました。
持って変えるのが面倒なので、担当者の方に「しばらく、置いておいていい?」と頼んでいたのですが、
担当者の方は転職、そして気がつけばアスキーは他の会社と合併し、今は別の場所に移転...っていうことは、
あのPC-6001/8001/8801もどこか行っちゃったのかなぁ...

投稿: nobi | 2009.03.27 11:29

>そういう意味では、読まなくなった本、図書館に寄贈したくてもなかなか受け入れ体制があるところがないというのも悲しいですよね。

 日本じゃ出版物は国会図書館に著者や出版社が献本すれば収蔵してくれますからねえ。nobiさんもどうぞ国会図書館に著書の献本を(笑)。

 図書館に関して言えば、一般的には問題は空間なんですよ。建物には限界ありますから。だから逆に、図書館のない自治体に寄贈本送って図書館作る、なんて矢祭町みたいなのは奇跡ですね。まぁあそこは貧乏故の逆転の発想だったわけですが。
 仕事先の前の事務局長が公立図書館の館長職の経験ある人だったんですが、「なんでもかんでも寄贈受け入れてると、入れるべき本の場所がなくなるんだよなあ。だから寄贈なんてめったに受け入れない方がいいんだ」と言ってましたね。「最後には国会図書館があるんだから」と(爆)。
 自費出版なんかもあるじゃないですか。ああいうのは「郷土資料の一環として、地元で判断してくれればいい」というのもあるようですね。以前ISBNの無い自費出版写真集を見たいと図書館に頼んだら、郷土資料として所蔵してる外部自治体図書館から借り出してくれましたから。

 あとは「この図書館に入れるにふさわしい資料かどうか」って問題もあります。「ふさわしい」っていう定義も難しいんですけどね。世の中専門図書館もないわけではなし。博物館のライブラリもあるし。

 なにも「図書館」でなくてもいいんであれば、病院の入院患者向けの暇つぶし文庫(図書室)なんてのもあります。
 場所によっては地元図書館からごっそり期間限定で借りるのもあるんですが、そうでなく患者や職員が要らない本を持ち寄るのもあります。東大病院の患者向け図書室なんて面白いですよ。

 ちなみにうちの近所の区民センターは、年に二回のセンター祭りの時に「要らない本の交換会」やってますね。綺麗なのだとその筋の人が集まってあっという間に隣の駅の駅前のブックオフに行っちゃいますけど(苦笑)。たしか中央図書館でもそういう地元活動の場所提供とかやってたはず.......。

>福田首相そんなことしようとしていたんですね。

「福田総理+公文書館」でググってみてください。

>担当者の方は転職、そして気がつけばアスキーは他の会社と合併し、今は別の場所に移転...っていうことは、
>あのPC-6001/8001/8801もどこか行っちゃったのかなぁ...

 あ〜、そういう話はよくありますね。
 パソコンは珍しいですけど、漫画家の原稿が出版社の担当の書類の山に埋もれて無くなって、雑誌に連載はしたけど単行本にならないとか(爆)。

 

投稿: まる | 2009.03.27 21:21

なんと!国会図書館ってそんな機能もあったんですね...
昔はすべての出版物が揃っている図書館っていうイメージがあったので、寄贈を受け入れているとは思いませんでした。
私は六本木ヒルズ内の会員制ライブラリーに入っているので、寄贈するならそっちかな、と思っていますが、
国会図書館も私の著書が入っていないようなら、ぜひ、出版社に頼んで寄贈してもらおうっと。

> 福田総理+公文書館

これは知りませんでした。残念でしたね!
すごい、これも2ちゃんねる情報ですか?

>  パソコンは珍しいですけど、漫画家の原稿が出版社の担当の書類の山に埋もれて無くなって、雑誌に連載はしたけど単行本にならないとか(爆)。

なんか、ちょっともったいない話しですよね。
私も、もしパソコン博物館ができたら寄贈したかったんだけれど...

投稿: nobi | 2009.03.28 01:31

nobiさん、いつも情報ありがとうございます!
なんとか時間を作り、LIGTH-LIGHTとWingedWheelと回ってきました。

中に入ったり床に座ったりして眺める球、
蛍の乱舞のようでもあり幻想的でした。
小惑星のようなメレンゲも味わい深い(笑)。

。。。しっかりカード類を買い込んで帰ってきました。

投稿: しま | 2009.03.28 09:19

しまさん、
楽しんでいただけたようでうれしいです!
私も来週中にもう1度行こう。

投稿: nobi | 2009.03.28 12:34

Every body acknowledges that our life is very expensive, nevertheless some people need money for different things and not every man earns big sums cash. Therefore to receive fast personal loans and just student loan will be a right solution.

投稿: Newton30Laura | 2011.12.12 16:47

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