2008.07.08

メールの返事がない人は、別の手段で!

fukasawa maniac

これまでブログの更新はは1日1〜2回にしようと思っていたが、
おそらくこのブログの読者は、これからしばらくは、仕事をしていても心ここにあらずで、
ブログも頻繁にチェックしていそうなので(笑)、
ひと言だけ大事な連絡を。

実は7月から、便利さに負けて、主要メールアドレスすべてのメールをGmailに転送し始めた。

iPhoneの発売まで待てば、他のメールアドレスでも外出先で確認できるが、
やはり、Gmailだと、今の日本製携帯でいとも簡単にメールチェックができるのがこの上なくありがたい(リモートメールも便利は便利だけれど...)。

願わくば、メールが届いた時に、電話に受信音がなるなど、
プッシュ通知機能があれば、さらにいいのだけれど、

これはau最新機種のオーナーなら、auone.jpのガジェットを使えばいいのかもしれない。


NTTドコモのユーザーで、特にiモードのネットワーク/メールアドレスは使わないという人は、
日本通信のコネクトメールサービスが、いつの間にかGmailにも対応しているので、それを使うのも手だ!
私も、もしかしたらP905iは、こうやって使うのがいいかもしれない(どうせdocomoのメールアドレスは誰にも教えていないので、現在、1日2〜3通の迷惑メール専用になっているし)。

コネクトメールの詳細はこちらから:
コネクトメールのしくみ

最初は.macだけだった、コネクトメールだが、
今ではAOL、biglobeからTiki Tikiまで9種類のアカウントに対応している。
このケータイサービスの水平分業化の事例は、世界的にみても珍しいのでは?

さて、drikinも(au回線で)やっているけれど、パソコン用のメールすべてに加えて、
携帯宛のメールもすべてGmailに集約すると、便利でたまらなくなる
(ライフスタイル/ワークスタイルにもよるだろうけれど):
Drift Diary12:auoneメール最強伝説 : gmailで携帯もPCも一括管理

ただし、Gmail移行後、しばらくは注意が必要だ。

P1160740.JPG
(写真は生まれ変わるドコモショップ。ソフトバンク原宿を見た後は、ラフォーレ横のここがどう生まれ変わったかもチェックしたい)


というのも、重要な友達や取引先のアドレスを一通りアドレス帳に登録するまでは、大事なメールが迷惑メールに仕分けされてしまう危険があるからです。

それがわかっていても、しばらく使っていて問題がなさそうだと、ついつい忘れてしまうもの。

私のところには1日当たり約600通の迷惑メールが届くが(以前は4000通だったので、これでもかなり減らした)、Gmail移行前は1日100件は手動で削除していた。
これがGmailに移行してから1日に4〜5通で済むようになったので、改めてGmailの迷惑メール機能の凄さに感心している。

しかし、そうはいっても、その中にたまに重要なメールが紛れ込んでしまうのも事実だ。

さきほど「アップルの法則」の担当編集者から電話があった。
7月1日のメールについての問い合わせだ。
探してみたところ、そのメールを、迷惑メールフォルダの31ページ目で発見。

電子メールを使っている人には、メールは今や確実な連絡手段ではない、という認識を広げて欲しい。

私にメールを送って反応がないときは、
Instant Messengerや電話、あるいは別のメールアドレスなど、別の手段でも連絡を試みてみることを忘れないで欲しい。

7月 8, 2008 About Myself, just a thought, lifehack, 携帯・デジカメ, 迷惑メール | | コメント (1) | トラックバック (0)

2008.05.13

大気圏外からの帰還

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 ミラノから帰ってきた後、すっかりブログの更新が滞ってしまった。

 やることがいっぱいあるのも一因だけれど、それに加えて、日常の普通の仕事や暮らし(ネット用語でいうところの「リアル」)にドップリ浸かった後で、パソコンに向き合うと、なんか、そこに大きなギャップを感じてしまって、それまで自分がいたルーチンに戻ることに、すごい疲れを感じてしまったのも一因。

 ミラノでは忙しいながらも充実した日々を過ごした。帰国後も忙しい中、早朝ジョギングできれいな朝日を見たり、週末、パナソニックセンターのRiSuPiaを見て、昔の数学者達の深い知恵に感銘を受けたり、子供たちに数学の楽しさ、科学の楽しさを感じ取ってもらうための素晴らしい展示をつくっている人達の仕事に改めて感動したりと、普段の暮らしの中では、気持ちのいいできごとがいっぱいある。
 ところが、パソコンの電子メールソフトを起動すると、見ていて情けなくなるような内容のメール(=迷惑メール)の山が。そしてWebのいつも巡回していたサイトを見ると、不毛な言い争いだったりとか、読みたくもないようなひどいニュースだったりとか、なんだかギラギラとした文章とかばかりが目に入ってくる。それらを読んで、トゲトゲした気分になるよりも、楽しい本を読んだり、映画をみたり、やらなきゃならないことに追われたりして、日々を過ごしてしまっていた。

 なんだか、そのルーチンの中に、入っていくことが、えらくしんどくて、最小限のメールの返事(最小限未満ですね、返事していない人スミマセン)、そして日本のブログスフィアは、友達のブログと自分を気持ちよくしてくれるブログ、元気にしてくれるブログを見るだけの薄い付き合いで、過ごしてきた。


 世の中には、すべての人を満足させてくれるようなものなんてそもそもないのだし、わざわざ自分の嫌いなものを見つけて、その批判にエネルギーを費やすよりも、嫌いなものはとりあえず無視しておいて、好きなものから、いいバイブレーションを受けて、先へ進んだ方がよっぽどいい、と思う(世の中は広いし、自分が共感できる素晴らしいものがいっぱいあるのだ)。
 例えば自分の信じる道と正反対の言動を見かけても、それを批判するよりは、自分が信じる方の言動を応援して、後は自然淘汰に任せたっていいんじゃないだろうか(そもそも、世の中に絶対に正しいものなんてないのだし、1つの意見一色で世界を塗り尽くすことなんてできないのだし)。

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 もっとも、そうは書いても自分がパソコン好きで、インターネット好きである事実は変えられないし、仕事の軸足もIT業界に置いているわけで、いつまでも距離を置いておくわけにもいかない。

 気がつけば、nobilog2への、最後の投稿から時間が経ち過ぎていて、トップページが真っ白になっていたし、先日、Googleでnobilogを検索したら、本文の部分に、どこかのアダルト系のトラックバックSPAMの文面が表示されていてギョッとしたこともあり、「そろそろ戻ってこないとダメかな」と感じていたところ。

 少し、話はずれるけれど、MacやiPodを含むアップル製品の魅力も、ITドップリでなくて、どこか人間くささを感じさせるところにある気がしている。アップルが言う「デジタルライフスタイル」も、「デジタル技術どっぷりで、徹底的に効率性と便利さを追求」ではなく、「まずはリアルの暮らしと人間味ありき」という視点を感じる。

 実際、iLifeのサンプルに出てくる人達だって、何よりもまず子供の誕生会であるとか、キャンプであるとか、旅であるとか、スポーツであるとかを満喫してリアルライフをenjoyしている人達がサンプルに描かれている。Mac OSとか、アップルがつくるソフトには「もっと、こういう機能を加えたら、この部分もしっかり連携できて、さらに便利になるのに」と思わせるような箇所がいくつかあるけれど(今、具体例が思い浮かばず)、そういう機能って、見返してみると「そんなになんでもかんでもパソコンに頼り過ぎるな」とかいうメッセージにも読み取れる。

 Macユーザーの方も、すべてパソコンだけで済ませてしまうのではなく、Macの横に置いて使う、ペンやら手帳にもこだわりを見せる人が多い。

 そしてアップルの社員の多くも、1日中、パソコンどっぷりではなく、自転車好きだったり、バイク乗りだったり、食通だったり、旅行好きだったりと、多彩な趣味を持っていて、コンピューターユーザーである前に、人間としての魅力にも溢れている人が多い。

 ネット上のいろいろな書き込みを見ていると、「ネット」の世界と「リアル」の世界を二者択一のように書いている若い人達もいるが、決してそんなことはない。

 私もネットとリアルの間の、どこかバランスのいい場所に、自分の立ち位置を見つけていきたい。

5月 13, 2008 About Myself | | コメント (1) | トラックバック (0)

2008.04.10

世の中に貢献したい(これからはもう少し冷静に)

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昨年12月から「スティーブ・ジョブズ〜偉大なるクリエイティブディレクターの軌跡」、「iPhoneショック」そして「アップルの法則」と立て続けに本を出したこともあり、
友人が私の「出版記念パーティー」を企画、昨晩、それが開催された。

企画してくれた友人や私の海外取材の都合の兼ね合いから今月の開催となった。
ちょうど今月は、ほとんど小川浩さん著の共著「アップルとグーグル」が出版されることもあり、
その本もあわせた4冊の出版記念パーティーとなった。
(もちろん、これまでの本の編集者の方々にも参加していただいた)。

「『出版記念パーティー』なんて、行ったこともないし、映画『ブリジット・ジョーンズ』くらいでしかみたことないよね」と妻とも話していた。
自分はあまり「主役」という柄でもないし、私がこれまでの本で お世話になった方々、刺激をくださった方々を相互につなぎあわせて、来てくださった方々の新しいコラボレーション、新しい仕事のつながりを生む場にしていただければと思った。もし、私の本が世の中の役に立ったのなら、この場での新しい出会いは、さらに世の中に貢献するだろうからと思ったからだ。

大勢の方が来てくださり、大勢の方がお祝いをいただき、大勢の方に無償の協力をしていただいた。
遠方はサンフランシスコや九州から来ていただいた方、
記者発表やイベントの準備で忙しい最中お祝いの準備をしていただいた方、
食事どころか飲み物を飲む暇もなくスタッフに徹してくださった方々。

まったく持ってどう感謝の言葉を返せばいいのかわからず、
メールソフトで新規メールのウィンドウを開いたまま1時間悩みっぱなしだ。
(そして、そろそろ今晩のプレゼンの準備をしあげなければならないので、
 メールの送信は夜まで持ち越しになりそうだ)。

これからじっくり時間をかけて1通1通、
お礼のメールを書かせてもらうつもりだが、
本当のお礼は行動で返すしかない。

それも、今や過去となったパーティーについてのお礼よりも、
むしろ、皆さんのこれからに貢献する行動の方がいいだろう。

私なりの方法で、少しでも世の中の役に立つことを考え、奉仕し、
少なくとも67億分の1くらいだけでも、
住み心地がよかったり、便利だったり、安心できたり、次の行動につながるいい刺激を受けられる世の中になるように貢献できればと思う。

duomo, milano
(Duomo-ミラノ:来週月曜日から1週間ミラノに行きます。ミラノサローネについて「家電WATCH」でレポート予定)

Google社のモットーに「Don't be evilー邪悪になるな。悪いことをしないでも成功はできる」というのがある。
会にビデオメッセージもくれたWiredのリアンダー・カーニーが、最近、アップルは「Be evil」しているというコラムを書き話題になっている(記事の詳細は池田信夫さんのブログでも読むことができる:Be Evil)。
しかし、アップルはそうやって自身に経済的体力をつけ、結局はそれを社会を変える、次の新しいモノづくりに活かして、世の中を動かしている。
実際、グーグルの社員にしても、アップルの社員にしても、話を突き詰めて行くとお金ではなく、自分の出せる限りの力と、自分が所属する会社というプラットフォームを使って、「いかに世の中に貢献できるのか」というのが本心であることが浮かび上がってくる。

これはこの2社に限らず、最近、話題になっているマイクロソフトとヤフーにしてもそうだし、シリコンバレーや東京で活躍する社員10人以下の小さなベンチャーにしても、NGOでも、独立行政法人でも同じだ。

もちろん「貢献」の形は、それぞれ違う。
何も暮らしを便利にすることだけが貢献ではなく、
その日の通勤時間の間だけ壮快な気分にしてくれるというやり方もあれば、
ゴミを拾ってゴミ箱に持って行くまでの数秒の間の気持ちをちょっとだけ変えてくれるという形、
静寂の中で自分を振り返ってみたときに何かヒントを与えてくれる刺激、
世の中を変えようとしている方を後方支援するという形、
世の中を変えようとしている他の人を批判し正しい方向にアジャストさせるという形、
そしてあえて突き放し放置をしておくことで自ら考える機会を与えてあげるという形などなど...

だんだん、長くなってきて焦点がボヤけてきた。
(この当たりで切り上げて、皆さんを解放してあげることも貢献かもしれないー笑)

「貢献したい」という思いを、あまり強く出しすぎないのも貢献かもしれない
と「マイクの声がきんきんで大き過ぎて、うるさかった」と妻に言われて少し思った。
(来てくださった方全員が会を楽しんでくれているか、考えると実は気が気でなく、それが焦りとなって出てしまったようだ。デンと構えて主役になることは私の性格ではないようだが、そうした落ち着きがかえってみんなのためになることもあるーーこの当たりは、これから身につけていきたいところだ)。

最後にもう1度
昨日の会にいらっしゃることができた方も、来れなかった方にもお礼を言いたい。

そしてこちらの不手際で連絡が行き届かなかった方々には心からお詫びを申し上げたい。

皆、本業を持ちながらーーそして私は編集者を待たせながらーー寝る時間を削って準備をしたため、人の招待については本当に混乱をきした。案内をだそうと思ったが、連絡をし忘れた方もいれば、電子メールを送ったがアドレスが間違っていて送り返されてしまいそのままになってしまった人も実は『かなり』大勢いる。「招待しなければダメでしょう!」というような人にも、実はちゃんと出せていなかったり、連絡できていなかったケースもあり、本当にこちらは恐縮の限りだ。

昨日のような大きな会は、なかなかできないと思うが、これからももう少し小さく焦点を絞った会は、いろいろ自ら企画して行きたいと思っている。
昨日の会で反省したことは、「わずか3時間ほどの場で、すべてのものを一堂に集め、相互に紹介するというのは、そもそも無理があった」ということ(その点では、本当に大勢の方にご迷惑をかけて、頭が上がらない)。

ジャンルやトピックを絞り込んだ場にして、そこに「ぜんぜん業界や職種は別ですが、実はこの人がやっているこんなことも、ちょっとだけ接点があるんですよ」と紹介した方が、あきらかに効率がいい(実はこの当たりはThink the Earthの方々が本当にうまくやっていることで、アートや科学や環境の問題を、本当にスマートで、押し付けがましくなく、自然にやっている。それを私がついつい無理に宣伝して、迷惑をかけているのではないかと反省してしまうこともある。これは未来派図画工作のZugaさんやTypeTraceをつくるdividualなんかにしても同じで、今後はもう少し静かに、そして『粋』に応援する技を身につけたい。「マイナスのデザイン」の重要性を説きながら、この文を読んでもわかるように、どうしても私は熱がこもると「プラス」、「プラス」しすぎてしまうところがある。本当は「think the earth。アレ、いいよ」のヒトコトで済ませた方が、検索して調べるなど、聞いた側のparticipationもでてくるし、本当はいい。そして、たった一言『いいよ』というだけでも、聞いた人をそこまでparticipateさせるのは「主役級」の態度だということはわかっているのだが、まだそれを実践するには至れておらず、「粋」な人にまで、まるで「大特価!!」、「さらに割引!!」、「出血大放出」という札のような、「ありがたくない」声援を送ってしてしまうことが多い。実は昨夜いくつかあったプレゼンの中で、1度しかあったことがないのにプレゼンをお願いしてしまった福原志保さんの作品、「biopresence」の最後のスライドで、孫が曾祖父のDNAの入った木を抱いている写真にちょっとジーンとしてしまった。あの静かなプレゼンス、静かな存在感がなかなかいい)。

皆さんのお役に立てることは目指すが、こちらもまだまだ成長過程で、
「下手」も多いことはお詫びしたいと思う。


ーー
一度は、ここまで書いて投稿した。
そこに「プラス」した方がいいのか、思い悩んだが、やはり、これだけは書かずにいられない。

昨日の会についてはお詫びをする人も大勢いる一方で(しかも、悔しいことに、大量のエラー返信のせいで、その対象も全体像が把握できていない)、お礼をしなければならない人もたくさんいる。

あまりに大勢過ぎて、とてもではないが、ここで全員の名前をあげることはできない。1人あげたら、また次の人も、そしてこの人もと、来れた人、来れなかった人も含めて相当な数の人の名前をあげなければならないからだ。

でも、5人の幹事ということで、別格扱いで、この場でお礼を言わせてもらえればと思う。

特に一緒に夜を徹してすべてを仕切ってくれた幹事のhidenom。彼がいなければ、彼の行動がなければ、この会は、とてもではないが形になっていなかった。
 そして、たくさんのビデオメッセージを届け、私が至らないところで、人と人の新しい回路づくりに奔走してくれた外村さん。
 今回、完全な裏方に徹して、名刺交換が不要になる参加者登録システムづくりやPAに徹してくれたdrikin。
 そして、本当に忙しい中、司会をしてくれた松永有子さん(彼女の絶妙トークに惚れてしまった人は、12日から24日までオープンしている「iGoogle アートカフェ」であえます!)。

 その他、お花をくださった方々、参加者へのプレゼントをくださった方々、本業とはかけ離れた裏方の重労働を文句一つ言わずにしてくれた方々、プレゼンや展示をしてくださった方々(この会のために特別版をつくってくれた方々)、ビデオメッセージをくれた方々、おみやげをくださった方々、プレゼンを熱心に聞き、拍手でもりあげてくださった方々)、本当に、本当にありがとうございました!

4月 10, 2008 About Myself | | コメント (1) | トラックバック (4)

2008.01.31

近況報告+AMNに加えていただきました

Tokyo Kokusai Forum
追われる側に回ってはダメだ。自分で仕掛ける側に回らなければ。

と、十分に分かっていながら、一度、追われる側に回ると、
次から次へと余計な仕事、用事が増えていって本当にやりたいことができない。
昨年末からずっとそんな状況が続いていた。
1月は特にひどかった。

仕事で扱うテーマにしても、仕事のやり方にしても、
同じ足取りをなぞるばかりでは、道筋が収束し
自分がダメになってしまうような気がしていた。

なので、新しい仕事を積極的に受け入れるようにしてきた。
ただ、その管理があまりにお粗末だったのだ。

そうやっていろいろな皆さんにご迷惑をかけてしまうと、
なかなかブログも更新しにくい。

そんなブログを更新していない中で、ちょっと発表しづらいことだが、
アジャイル・メディア・ネットワークに加えていただいた。

日本を代表する有名ブロガー達が参加しているネットワークだ。
最初にお声がけをいただいたときは、「私なんかのブログで大丈夫?」と心配もした。
それでも話しは進んだ。
最後はこちらが手一杯で何もできず、「すべてお任せ」状態で
手続きやら、設定やらを丸投げしてもらった(ありがとうございました!)。

AMNがどんなものかは、こちらのページで紹介されている:
アジャイルメディア・ネットワーク(AMN)
サービスの開始前、毎月恒例のブログディナーで、
「日本のブログが、もっと発展するように積極的にしかけていきたい」とサービスの紹介があったのを思い出す。

来月からはnobilog2も頑張らなければ、と心を引き締める思いだ。
もっとも、だからといって[N]ネタフルさんのように息をするようにブログを書く能力はない。
nobilog2は自分のペースを守って、更新するつもりだ。
つまり、仕事を追われている状態を減らし、もっと日々の生活に余裕をつくれば、
もっとブログを更新する余裕もでてくるだろう、というわけだ。
いうなれば、work-life-blog balanceといったところか。

Gehrkin
(Penの最新号に触発されて、古いGehrkinの写真を掘り出してみた。なんの変哲もない、ロンドンの普通のオフィス街からニョキっと姿を現すGehrkinには心躍らされる)


今やいわゆる「商業メディア」と比べても、無視できない影響力を持つメディアとなったブログ。
しかし、中にはブログの効果を正当に評価できず、チャンスを失っている企業も多い。

アジャイルの試みが、ブログを発展させる上で本当に正解かどうかはわからない。
そんなことがわかる人はいないだろう。やってみなければ。
だが、とりあえず、やってみて問題が見つかったら、そこから直せばいいわけだし、
そうやって軌道修正することで見えてくる答えもあるはずだ。

ただただ周囲の状況に追われて、目の前1cmの世界観だけで突き進んでいると、
小人のものだと思って見ていた足が、後から見上げてみると実は巨人の足の指だったり、
自分が一生懸命に走ってたどり着いた先が実は崖っぷち、ということだってありえる。
(年始と秋頃に、各社一斉に新製品発表、という意味のないスケジュールに追われている家電業界、携帯電話業界は、そういう意味でも危ないと思う)。

それよりは常に一歩離れた視点で世界を見渡し、細かく軌道修正しながら歩を進めていきたい。

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さて、それ以外の近況報告とアップデートを。

前の記事で、エルゴソフトの24年間の歴史を振り返りMacFanの記事を紹介したが、
その後、MacPeopleも届いて読んで見ると、いつもお世話になっている「Macテクノロジー研究所」の松田純一さんが詳しい2ページの記事を書いていた。こちらも必見だ。

今週はJ-WAVEの小山薫堂さんの番組「NISSAN MURANO TOKYO LABORATORY」に3夜連続で出演させていただき、ブログでも紹介していただいた。
IT ジャーナリスト・林信行さんに聞く“iPhone”とケータイの未来とは?
小山さんは、ぜひとも会ってお話してみたいと思っていた方なのでうれしかった。

声の番組と言えば、キャスタリアが配信している「nobi-taro cast」も、予想以上に評判がいい。実は先週末も、ある企業内で講演をしにいったのだが、そこの重役の方に「nobi-taro cast、聞きましたよ」と言われて驚いた。
こちらも昨日からシーズン2に入っている。

そして、もう1つ声のお仕事と言えば、ビッグサイトで開催中の大盛況のイベント。
ITpro Expoでも、アトリウムにて講演をさせてもらい、その模様のレポートもしていただいた(おまけにその記事が昨日と今日のITproの「よく読まれた記事」の上位にランクインしていた)。
【ITpro EXPO 2008】「iPhoneショック」著者が語る,激変する携帯電話業界:ITpro

いずれも早口で、アドリブが利かず、話しが飛び過ぎの自分を反省するいい機会となった。

実は2月1日の夜、マイクロソフト社主催Office 2008 for macのイベントでも、記者の方向けのイベントで話すことに急遽決まったので気をつけたいと思う。

P.S. そういえば、小山薫堂さんとは同じMACPOWERに記事を書いていた、という縁がある。同じくMACPOWERに連載を書いていた有名人と言えば、ライカ関連の記事であまりにも有名な田中長徳さんがいらっしゃるが、先日、田中さんのブログで私の本が紹介されていたことを友人に教えてもらった。
なんとも光栄なことである。
KCチョートクカメラ日記:JOBS

P.S. AMNのバナーこそ加えていただいたが、ブログのデザインはいろいろ破綻したまま。実は2月はできるだけ仕事をいれないようにしているので、なんとかうまく2月中にデザインを建て直したい。

1月 31, 2008 About Myself | | コメント (0) | トラックバック (1)

2008.01.27

執筆業からゆるやかにシフト中!?

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MACWORLD EXPOが終わって帰国後、またしても忙しいループにはまっていますが、
いくつかこれまでに露出がなかったスポットでの仕事があったので、ここで宣伝しておきます。

 1つは、これはもう次の号が発売されちゃったかも知れませんが、写真週刊誌のFLASH(2/5 第991号。一番上に「ロト6 2等的中ソフト発見!」とある号です)に取材を受けました。
 白黒ページにアップル社の好調ぶりを伝える4〜5ページの記事があるのですが、そこで取材を受けています。

 また、再来週発売の新聞社系週刊誌で、やはり取材を受けています。

 また雑誌以外では、J-WAVEで月曜日ー金曜日21時50分から22時に放送している小山薫堂さんの番組「NISSAN MURANO TOKYO LABORATORY」に火曜から木曜日まで3夜連続で出演させてもらいます。小山さんはMACPOWERでの連載を楽しく読ませてもらっていた他に、彼がプロデュースしているテレビ番組に妹がお世話になるという縁もあったりで会いたいと思っていたのですが、ようやくその念願が叶いました(笑)。


●番組名:『NISSAN MURANO TOKYO LABORATORY』(提供:日産自動車)
J-WAVE(FM 81.3 MHz)にて、毎週月〜金曜日 21:50 〜 22:00 放送(10分番組)


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 まだまだ、2月の第1週までは忙しい状況がつづきますが、これが一段落したら、仕事に追われる日々から、やりたいことを仕掛けていける体制に方向転換し、執筆以外のカタチの仕事を増やしていければと思っています。

 これまで十八年間、何度でもあとから再編集ややり直しが利く執筆ばかりをやってきたので、すっかり頭を使わない潔くない仕事ぶりになってしまい、アドリブも利かない身体になってしまいまいた。
 カメラも内蔵メモリが1GBを超えた当たりから、数打ちゃ当たるで連射任せ。
 でも、最近はできるだけ、ちゃんとファインダーを覗き込んで、気合いを入れてシャッターを押すようにしています。
 2006年、1年間、InterFMのKCの番組に出してもらったおかげで、「マイクの前に立って緊張」することはなくなったけれど、まだまだトーク番組では、本当に言いたかったことを言えずに後悔することが多い打率1割選手。

 ただ、最近、インタビューを受けたり、対談番組に出たり、コンサル的なことをしたり、講演をしたりといった仕事も増えてきています(パブリックな講演以外に企業さんに呼ばれて社員向けに講演することが増えています)。
 こういう声の仕事って、インタラクションを通して、自分のどこがまだ足りないかが見えてきたり、相手の目の色や表情が変わったりと反応がダイレクトに伝わってくるしいいですよね。

 デジタル技術は偉大だけれど、人間はアナログな存在だし、最終的にはこういうアナログなやりとりが一番大事だと思います。
 そして数あるパソコンメーカーの中でも、アップルはデジタルライフスタイルが、どこまでアナログ感覚を残し、どこから先をデジタルにすべきかのバランス感覚が非常にいい会社だと思っています(みんな、パソコンにどっぷりな人たちではなく、パソコンも大好きだけれど、パソコン抜きのアナログな人づきあいやら遊びやらの大事さもちゃんとわかっている。そういう社員が多いような気がしています)。


P.S. おかげさまで昨年末に出版された単著は無事2冊とも増刷がかかりました。大型書店でないと入手しづらいようですが、よくいろいろなイベント会場として使われる六本木ヒルズのアカデミーヒルズ49の「メンバーによる著書」で私の著書をきれいに飾ってくれています。足を運んだ方はぜひ見てきてください!(笑)
@academy hills 49

そうそう。アカデミーヒルズのイベントといえば、2月中頃に行われるこちらの発表会が楽しみでなりません。

1月 27, 2008 About Myself | | コメント (1) | トラックバック (2)

2007.12.31

2007年を振り返る

またしても前回更新から時間が空いてしまい、気がつくと大晦日。

実は来春の発刊を目指して再び本の執筆をしているのだが、それと並行していくつかWebの記事も書いているので、時間がいくらあっても足りない。

2008年は仕事の数を絞ってwork-life balanceをよくしないと...と2008年の抱負を書こうと思ったけれど、その話は年明け最初の記事に譲って、こちらの2007年最後の記事では、今年1年を振り返ってみたいと思う。

Sunset in Hayama (@Denny's)
(今年、最後から2日目=大晦日前日の夕陽@葉山)

今年(そしておそらく来年の前半)は、これから先5年〜10年くらいの中心的議題が次々と登場した年だと思う。

まずは大局的なところから:

1.環境問題:

 記録的猛暑に見回れようとも、世界最大規模のハリケーンが世界を襲おうと「二酸化炭素と温暖化の関連性は科学的に証明されていない」といった声をあげる人もいるが、そういう人達は、「関係ないから何もやらなくていいんだ」という意見なんだろうか。
 「関係ない」からといって、これまでの消費社会、消費文明を続けていくったら、もしかしたら今は無視できている別のところにも、そのうち大きな歪みが現れてくるように思えてならない。

 今年、この環境問題について、私ができた小さな小さな貢献のいくつかを紹介しよう(貢献というにはあまりにも小さいレベルだけれど)。

 まず、いろいろな場所で、応援しているNGO「Think the Earth」について話してきたこと、それから応援している電気自動車「Eliica」について紹介してきた。
Eliica

 環境関連の取材は、まだまだ数が少ないが、意外だったのが夏に参加したFoo Campで、結構、みんな環境関連の話題について話し合っていたこと。実はFoo Camp初日にRechargeIT.orgというCO2削減のイニシアチブを始めている。

FOO CAMP

今年、書いた環境問題に絡んだ記事で今、思い出せるものは...

ネットに衝撃を与えた「インパクト・ゼロ」な生き方
地球意識を芽生えさせるソフトたち
地球×アート×IT


2.資本主義とグローバリズムによる歪み

これまでにも「格差社会」の問題が指摘されていたが、今年はNHKスペシャル「ワーキング・プア」や「〜難民」といったニュースが取り沙汰。もはや「無視できない問題」を通り越して、「切羽詰まった問題」になりつつある。
 フリードマンの「フラット化する世界 」が、これからの世界の怖い一面を紹介する一方で、フロリダの「クリエイティブ・クラスの世紀」など希望を与えてくれる本もある。
 BRICsを含む発展途上国が、発展した国になっていく中、日本を含むこれまで先進国と言われていた国々(やその国の人々)は、道をあけて、次のステージにいかなければならない。
 例えばモノヅクリ1つをとっても、上位のレベルのクリエイティブな作業に移行していかなければならない気がする。ただ、そうしたトランジションが雇用率や平均所得を維持したまま行なうにはどうしたらいいのかは、これからの日本の(そしてその他の先進国の)課題かな。
 私は、こっち方面はまだまだ弱く、取材も足りていないが、今年書いた、関係ありそうな記事はこのあたりか...

「Mac for クリエイティブ・クラス」宣言


3.産声をあげた新しいプラッフォトーム:

今年、1番の話題と言えば、やはりiPhoneだろう。同製品は、パソコンに変わる、1人1台、いつでもどこへでも持ち歩く、パーソナルで、使い勝手がよく、パソコン並みの性能を備えたデバイス=新時代のケータイというプラットフォームが誕生するきっかけをつくった製品だ。

 もちろん、1社だけですべてをつくることはできないが、アップルには、ちゃんと水面下で手を結んだよきライバル、Google社のAndroidがある。

 この2つが切磋琢磨しながら、パソコンでおかした失敗を、もう1度、やり直して、新しいパーソナルかつユビキタスな情報機器の新秩序をつくりだそうとしている。

 本件についての記事は、日経BP刊の「iPhoneショック
ウェブブラウザー戦線異状あり──2008年、「Safari/WebKit」が大ブレイク!?
あたりで記事を書いた。

この「ケータイ」というプラットフォームが2008年以降の社会に与える影響を考えて欲しい。
私はいずれ、これがおサイフやケータイ型テレビという枠を超えて、家の鍵になったり、すべての家電に対応したプログラマブル+遠隔操作対応のコントローラにもなる気がしてならない。

これからは「ケータイ」を握る企業が、家電業界を握る可能性もあるんじゃないだろうか。

家電メーカーにとって、いいケータイを生み出すこと、あるいはいいケータイとパートナーシップを結ぶことは、死活問題になる気がしてならない。

この他にも重要なキーワードはまだまだあるが、大晦日で家のことも済まさないといけないし、年賀状もつくらなければならないので(実はこれから作成する)、ここからは駆け足で...

今年は利用者の数も層も拡大した「ブログ」や「SNS」の存在や意義が見直される年でもあった。
このように数年に1度、見直しが行なわれるのは健全な証拠でいいことだと思うが、それを基盤となるテクノロジー部分にどのように反映するかについては、グローバルな場でディスカッションをした方がいいと思う。Foo Campなどに足を運ぶと、いろいろなブログシステムやSNSをつくっている人達が次世代のブログ、次世代のSNS技術についてカジュアルに話し合っている。その場に日本の人があまりいないのは残念でならない。
 コマーシャル、コマーシャルしたブログ、メッセージ性の強いブログ、どれがいいのか?内容に関係のない汎用プラットフォームであることがブログの魅力であり、その記事の「混沌」さこそがブログの魅力だと思う。
 ジャーナリスティックなブログを真剣に読みたいときもあれば、ただきれいな写真を眺めたいときもある。おもしろいものを発見して、そのブログを通して購入したいときもある。
 ブログは、どの使い方に対しても、今のところ、それなりに大きな効果を持つ。
 今年のベストセラー書の1つ「クチコミの技術」を書いたネタフルのコグレマサトさんやみたいもんのいしたにまさきさんは、「人が欲しくなるもの」を気持ちよく紹介することで、読み手にとっても、紹介されたものにとっても(そしてアフィリエイトなどで報償を得る)書いている側もうれしいwin-win-winの関係をうまく築いている。
 英語学習サイトの「Iknow」も、いしたにさんのこちらの記事で一気に有名になったし、私の著書もいしたにさんやコグレさんのブログ記事のおかげでかなり売れたようだ。

 ただ、アフィリエイトだけのブログや、ただ記事リンクだけのブログもたくさんあるが、そういったものは、これからRSSリーダーとかが発展してくると、どうなのだろうとちょっと疑問に思う。

 リンクや引用に、一言でも自分の感想なりコメントが入っていると、それだけで記事としての価値があがるとおもうので、リンクのみ/引用のみブログを書いている人は、ぜひ試してみて欲しい。

 今年はブログ多様化の年でもあったと思う。いわゆるビデオブログ、vlogも海外では非常に大きくなってきているし、twitter、tumblrといったミニブログも大ブレイクした。
 このミニブログというトレンドについては、私のこちらの記事は結構、ベストなタイミングで紹介できていたんじゃないだろうか。

アルファブロガーを魅了する“ミニブログ”


他に「群衆の叡智」、「予測市場」といった話しもおもしろかったが、これはむしろ来年のトレンドとして新年第1号の記事に譲ることにしよう。


さて、最後に今年を個人レベルで振り返ってみると、
やはり、なんといっても大きいのは年末に単著を2冊出したことだ。

 おかげさまで「iPhoneショック」も「スティーブ・ジョブズ 〜偉大なるクリエイティブ・ディレクターの軌跡」も好調なようで、同書を紹介してくれたブロガーの方々に感謝している。

 またキャスタリア社長の山脇さんと、松村太郎さんにも本を宣伝するこんな場を与えてもらった。興味のある人は、ぜひ聞いてみて欲しい:

nobi-taro podcast

 先日、こうした本の打ち合わせなどに使わせてもらっている六本木ヒルズの会員制ライブラリーに感謝の気持ちも込めて両著を寄贈してきた。
 会員の方で、興味のある方は、ぜひライブラリーで手にしてもらえればと思う。

 この2つ以降、最近、急に書籍の仕事が増えている。
 今年はまた各方面に手を広げすぎ、体が追いつかなくなった年でもあった。

 でも、これにめげず、来年以降も新しいチャレンジをつづけていければと思う。

 最後に今年、nobilog2で書いた個人的お気に入りのエントリーをいくつか...
 本当はアクセス数トップ10を公開すべきなんでしょうが、製品紹介系の記事とかの人気が高いので、ここではそうでないものを中心にお気に入り記事10本を、時系列で並べる:

3月9日「good vibeを広げたい
3月13日「世界というコンテクストでのアイデンティティー
3月28日「ニュースにならないニュースがおもしろい
3月30日「危うきに遊ぶ
5月30日「米国Mac系ライターのもの凄い技
11月11日「SIer 2.0
11月21日「MAKE・ミーツ・学研
11月23日「ダメは誰でも言える。できると言えることこそが大事!
12月1日「好きなアルゴリズム:モンテカルロ法
12月6日「無責任アルバイトは誰の敵か?

今年も最後の最後まで、まとまりのないnobilog2だったが、
実は今年、私の耳にこびり付いて離れない叫び声がある。

それはFoo Camp最終日に、参加者全員が叫んだ「chaos!」という言葉だ。

ティム・オライリー氏が、Foo Campper達に向かって、「これからのFoo Campどうしていったらいい?もっと、ちゃんと組織だてて、オーガナイズされたイベントにするべきか、それとも今のFoo Campのようなカオスのままがいいか?」と聞いたところ、世界から選ばれた精鋭の天才達が皆、口を揃えて「chaos!」と叫んだのだ。

 彼らのエネルギーやバイタリティー、クリエイティビティーは、枠組みを超えて、カオティックにいろいろなものに興味を持つ彼らの性向も関係している気がしてならない。


(上の動画、うまく表示されない場合はこちらで見れます)


これだけ、いろいろな記事にリンクを貼りまくっておいたあげく、さらに自分の記事を紹介するのは恐縮の限りだが、今年最後の仕事を3つばかり紹介しよう。

まずはITmediaの+Dに書いたMac関係の記事
Macを新時代へといざなうOS――「Leopard」が変える未来
以前、MacTopiaに書いた「Leopardは「魔法の鏡」」という記事に内容的に近いが、こちらはPCユーザーも読めるように意識して、少し構成を変えてみた。

 MacTopiaもITmediaも、どちらもそれなりの読者数を抱えるメディアだが、世の中のパソコンユーザーの数は、それをはるかに上回るほど大きい。

 どんなに人気のメディア/ブログでも、リーチできるのは、ポテンシャルリーダーのほんの数%に過ぎない。

 これまでマスメディアは「ダブり感」を意識して避けてきたところが強いが、実はこれからは似た内容を違う味付けにして、他の媒体で紹介する、といったことをもっとしていった方がいいんじゃないだろうか、と思い始めている。
 今回の記事は、今後、そういった意味で、これからの参考にしようと思っている。


 残り2本はascii.jp用に書いたもので、連載の原稿を1回お休みにしてもらう代わりに、かなり長めの記事を書いたところ、どうやら長過ぎたらしくて2分割されてしまった:

日本未発売のレアモノ続出! 林信行お勧めの、忘年会で大ウケした「ガジェット5」

今すぐ入手! 林信行が今年使い倒した「4つの逸品」

 どちらも、最初はnobilog2に書こうと思っていた記事で、ブログ×アフィリエイト向けの記事だが、自分のブログに書いてアフィリエイトを入れまくると、なんかコマーシャルっぽくなりすぎちゃうし、この方が良かったのかも...
 いずれも選りすぐりの逸品ばかりなので、買わないまでも、ぜひ店頭で実物を確認して欲しい。ascii.jpの記事では書き忘れたが、eneloop mobile boosterは、USBポートが2つついているのも大きなポイントだ。
 外出中、mobile boosterとMacBookがあると、EM-ONEとiPhone、携帯電話2台を同時に充電できる。


 それでは皆さん、2007年中はお世話になりました。
 
 よいお年を!

12月 31, 2007 About Myself, opinion | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.04.25

あなたなら何色?

meishi

引っ越してから、引っ越しの案内もつくっていなければ、新しい名刺もつくっていなかったのですが、さすがにビジネスミーティングで毎回mooを配るのもちょっと気が引けて、以前にも書いたWinged Wheel」で名刺をつくりました。

ちゃんとした名刺はあとで友達にロゴをつくってもらって、ステーショナリーと一緒に揃えて発注しようと思っていますが、それまでのちょっと遊びの効いた名刺ということで、Winged Wheelの標準デザインから傘の名刺を選択。

 「今の時代、世の中には情報が溢れています。そんな情報大降水時代の傘になろうと思って」
 −−配るときには、こんなストーリーを語ればいいや! これで決まり! とか思っていたんですが、そういう人物のブログが文字の大洪水じゃ、本末転倒ですね ;-)

 先日、月島での「白子の会」で初お披露目(あれ?L25の取材が先でしたっけ?このあたりの記憶はいいかげん)。
 どうせならと、同じデザインで3色の名刺を用意し、相手に好きな色を選んでもらうようにしたところ大好評。

ピンクは、需要が少ないだろうと思って、少なめに発注していたのですが、予想は大ハズレで、男性にもピンクが人気。やはり、「カラーバリエーションは在庫管理が大変だなぁ」としみじみ実感。

もっとも、この名刺、エンボスがかかっているので裏面印刷がなくって、日本語表記がメイン。
今回の海外取材では結局、mooを配っています。

さて、昨日はL.A.で説明会の後、バスでハリウッド周辺に移動。
その後、またバスに乗って吉野家USAや、牛角USA、権八USAを横目に見ながら、ハイウェイに乗り一路、San Diegoの近くのLa Jollaまで...

ここは2年前、sasurauさんの運転する車で辿った道。
きれいな海岸の手前を軍用ヘリやら戦車やらが行き来するNAVYの施設を通り超えると、左にモルモン教の大きな教会が見えてくる。右手はかつてドン・ノーマン博士が教鞭をふるい、UCSD Pascalが誕生したUniversity of California San Diego校。ここでハイウェイをexitして、Qualcomm本社近くのマリオットへ...
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リゾートとしても有名なきれいな海岸までは車で20分とか...
レンタルサイクルとかないのかなぁ?

今日も早起きして、現在、朝7:35AM。あと20分で迎えのバスがやってきます。
こっちにいると、なんでいつもこんなに健康的なんだろう(スケジュールがそう組まれているからか)。

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2日目(3日目?)の今日は本社で一日、説明会とインタビューです。
レポートは今晩からあげ始めます@ITmedia mobile


P.S.昨日はアリと昨年の9月のアムステルダム以来、久々にペルシャ語で話しをしました。先日、月島で素敵な場所を紹介してくれた、BBDO近藤さん、こことつながっていたんですね ;-)

4月 25, 2007 About Myself | | コメント (2) | トラックバック (1)

2007.04.24

207km/dayの2日間

かなり前にJoiさんに教えてもらったPlazesを使い始めました。
自宅ーオフィスから、ハワイ、ロサンジェルス。この2日間の移動スピードは207km/dayだったようです。
このサービスを使って、このnobilog2の右サイドバーに、私の現在地を表示するようにしました。

Plazes

人生で最高の日はいつですか?最悪の日はいつですか?

よく、学生時代、例えば語学系のクラスなんかで、こんな質問をよく耳にします。
毎日、新しい自分、別人格の自分に生まれ変わっている自分にとっては−−というとかっこいいですが、毎日、その日のことだけで手一杯というのが真実かも−−、これは難しい質問で、いつも答えに窮してしまいます。

逆境になればなるほど、それを楽しむ楽天さが自分の強みですが、昨日はさすがにへこたれて、ホノルル空港のデルタ航空カウンターの人のやさしい声を聞いて泣きそうになりました。

スティーブ・ジョブズは「『死』は生命における最良の発明。変化をもたらすエージェント」と語っていた。確かに人類の歴史においてはそうかもしれないが、個人の人生というスケールにおいては「眠り」がそれに当たる。

おそらくロサンジェルスにたどり着くまでの顛末を、昨晩書いていたら目も当てられない恨み節で終わってしまい、Good vibeどころか、negative vibeを発しまくりだったかもしれないが、心地よいベッドで一晩寝たおかげでかなり気分も爽快。昨日のことも笑って振り返れるようになった。

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mixiなどでも書いて、一部の人に心配をかけたので、昨日1日を振り返るとこんな感じだ:

1.◎[iPodを忘れて取りに帰る/後々、大正解に]ー>駅まで車で送ってもらうが、iPodを忘れたことに気がつく。たかだか「iPod」だし、今回はあきらめるか...と思いつつ。4時間くらいかけて仕込んだコンテンツのことがあきらめきれず、タクシーで一時帰宅してiPodを拾い、そのままGoogleの取材へ。長〜〜い1日、このiPodがあるとないとでは、かなり心持ちが変わっていた。iPodではハワイ気分でJack Johnsonの音楽や某テレビ番組と、京都大学のオープン講義、きき耳文学の「檸檬」などを楽しんだ。

2.◎[Googleランチ/おいしかったです]Google社でプレス luncheon前のランチ。このブログではよくプレス向けイベントについて書くので、ここでも一言。プレスと一緒にランチを囲みながら、新規事業などについて話す、luncheonイベントは海外ではよく行なわれる。日本のGoogleも昨年に1度行なったが、日本のプレスは「あまり質問をしない」のに加えて、「次の仕事」に追われてか、ゆっくりランチも楽しまないまま、名刺交換だけ済ませてサッサと帰ってしまうことが多い。昨年はせっかくのランチが手つかずのまま残されて、非常にもったいなかった。Googleはこういうところでもinnovationをしている。今回は、まず昼ごはんを食べてから、セッションが始まった。おいしかったし、不健康なプレスを気遣ってかすごくヘルシーだったし、味も○。でも、今日の私にとっては、この進行はちょっと×だった(その後の予定がなければ◎だったけど)。その後のリムジンバスが控えていたので、Googleの説明会をちょうどいいところで抜けなければならなかった。
 メイントピックである「Google Transit」の発表も、私が去った直後に行なわれたようだ(ぜひ、他のWebニュース媒体で確認して欲しい)。

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3.×[飛行機欠航/楽しい1日になる予感]空港へ向かうリムジンバスの中、携帯電話で知らせを受ける。「飛行機が欠航になった」との知らせ。「なんで!?」天候なのか、なんなのか原因はわからないけれど、とにかく飛行機が欠航になったらしい。久々のユナイテッド航空だが、どうも私と相性がよくないのか、前回、乗ったときは帰りの便、私の席がダブルブッキングされていて、もう1人の人が先に乗ってしまったと、搭乗を断られ、ハワイ経由で帰った。楽しみにしていた岩井俊雄さんのインタビューを編集者に代行してもらうはめになった(このため岩井さんには、いまだにお会いしたことがない。一緒に仕事をしているという友達は大勢いるのに...)。今回は欠航だ。私は海外取材に行くたびに何らかのトラブルにあう(命名:トラブルトラベル)。しかし、それでも、そのトラブルをなんとか乗り越え、場合によってはかえっていい結果に結びつける才能に恵まれているようなので、「ドーンと来い!」と、それからの自分の活躍をテレビドラマの展開を見るような思いで楽しみにしてしまう、悪い癖がある。

4.△[ホノルル経由に]飛行場で、振替便の手続きを行なう。とにかく長い行列だった。同じイベントに呼ばれているライターの人が、もう1人、遅れて到着するということなので、私の方でまとめて手続きをすることを引き受けたが、30分後に、その人が到着した時点でも、私はまだ行列にいた。遅れてきたもう1人の方は、以前、CNet Japanのパーティーの2次会で話したことがあるTさんだった。振替便の手続き、あと30分早ければ、Northwest航空のL.A.直行便だったのだが、行列で待たされている間に、そちらの便は搭乗時刻に...結局、ホノルル経由になった。「ホノルル!」という言葉にガックリする気持ち半分、ワクワクする気持ち半分。ただし、午前9時頃にL.A.到着の予定が、午後9時になったので、その時点でL.A.での友達訪問、Amp'd Mobile本社の訪問の計画は、すべて丸つぶれに...関係者各位にお詫びの電話をかけまくる。Amp'dの中山さんは、それでも最後まで頑張って、フォローしてくれようとしていたが...ごめんなさい、L.A.到着の時点で、私はボロボロでもう何もできませんでした。L.A.の空港からホテルに向かうタクシーの中で、最後の力を振り絞ってマット日高さんと「すみません。次回、会いましょう」の電話。

5.×[ホノルル到着/移民管理局につかまる]よく考えてみたら、昨日起きたことで、私にとって唯一、問題だったのは、このホノルル空港到着かもしれない。6時間近いフライトを終え、ホノルル空港に降り立った時点では「小雨模様」は残念だけれど、久々のホノルル空港にうきうきしていたところもある。
 イミグレーションをみたら、L.A.の空港や、San Franciscoと比べても、人が少なく、あっという間に自分の順番。おまけにイミグレーションの人もやさしい人で、「次の飛行機まで5時間あるのだけれど、ちょっとだけビーチを見に行く時間ありますかね?」の質問にも「今はラッシュアワーだから、〜〜するといい」の親切なアドバイス。
 すっかり、ウキウキ・ムード全快だった。
 しかし、この時、同行したTさんは別のブースで暗い表情。彼担当の移民局の人がわめきたてていた。
 私が悪知恵を与えると恐れられたのか「お前はパスしたんだから、下へ行け。さもないと強制送還するぞ」と脅されて、引き離される。ハワイどころか、アメリカも初めてというTさん、可哀想に。英語もあまりわからないのに、移民管理局の女性にものすごいいきおいでまくしたてられている。
 baggage claimでTさんを30分近く待つが、いっこうに現れない。いろいろ電話をしていると、Tさんが神妙な面持ちで現れる。
 Tさんの通訳をしてくれた女性はすごい親切な人で「あの人(移民管理局の女性)はおかしい。ただし、私も同行しているからには、同じ穴のムジナ」ということで、移民管理局に呼ばれ、ここで3時間を過ごすことになる。
 バチバチする蛍光灯の下に3時間だ。トイレも、ロックされたドアの外、独房のような部屋におかれた「ドアのロックができない」トイレしかない)。
 我々が入った後も、10分に1人くらいの割合で、次々とアジア人の人が部屋にやってくる。いずれも、見るからに観光旅行という日本人、韓国人、中国人ーー同じオフィサーが送りこんだのではないかと勘ぐってしまう。
 我々は、「米国の会社に招待されて、それを見学した成果で、(執筆行為によって)利益をあげる可能性がある」という容疑で、ビザが必要という話し。罰金270ドル近くを払わされ、その場でビザを発行してもらい、なんとか入国。抗議しようものなら、ますます状況を複雑にしそうなので、仕方なく受け入れる。
 何度も指紋をとられたりして、次回からの米国訪問が、大変にならなければいいけれどと不安がよぎる。
 もっとも移民管理局での3時間(あるいは3時間半)という時間の大半は、担当の人(入国管理の女性とは別の日系ハワイ人の男性)が、移民管理用ソフト(全米で同じプログラムを使っているらしい)の操作がわからなかったから。イタリア人系の年配の老眼の男性(!?)が唯一、操作方法をわかっているらしくて、老眼鏡越しで時間はかかるけれど、スムーズに作業をしてくれるのだが、日系人の男性に変わったとたん、ボタンを1個クリックした後、また5分程作業が中断し、イタリア人男性の手があくのを待つ状態。
 この部屋を出た頃には、心身ともに疲れ切っていた。

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6.◎[ホノルル空港]移民管理局でのつらい数時間を過ごした後では、ビーチはさすがにいけない。でも、ホノルル空港の明るい日差しと、気持ちのいい中庭、そしてデルタ空港のチェックインカウンターの女性のやさしい言葉で、ちょっとだけ元気を回復。
 あの移民管理局での時間は憂鬱な数時間だったけれど、あの憂鬱な部屋から一歩外を出ると、地球は相変わらず、時点をしていて、世の中ではハッピーに過ごしている人も大勢いる。自分もいつまでも、陰鬱な気分に浸って、残りの1日をruinしてしまうのではなく、ハワイでの残り数時間を楽しまないと!
 ということで、ふらふら空港内を散歩して過ごしました。

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7.◎[そしてL.A.到着]翌日、時差ぼけにならないようにホノルルからL.A.までの便では、iPodで映像コンテンツを見まくった。ただ、L.A.に到着した時点では、ボロボロで、なんとかやっと声が出る状態。
 ホテルに到着したのは、家を出てからなんと28時間後。機内でも4時間ほどは寝たが、アメリカの海外ドラマ1シーズン分をまるまる見れる時間を空港や機内で過ごしたことになる。

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というわけで、これまでのトラブルトラベルの中でも、精神的疲れは最大級だけれど、今、ゆっくり寝て、すっきりと起きた自分にとってみれば、「昨日の自分は昨日の自分」。
 「もうちょっと(トラブル)行けたかも」などと不謹慎なことを思ってしまう。

でも、カリフォルニアでのこれからの3日間は、心地よく過ごしたいな。

みなさんも入国審査では、前の人がどのように扱われているかを注意しましょう。

列の長さも大事だけれど、結局、列が短くても1人1人にやたらと時間をかけるオフィサーだと、結局は他の列よりも遅くなってしまいます。オフィサーも人間。やたらとからむ人もいれば、虫のいどころの悪い日もある。
 できれば、スムーズに心地よい会話を交わせる私を担当してくれたオフィサーのような人を見つけて、そこに並ぶのが吉だと思います(なんか、ちょっと負け惜しみっぽいけれど)。

ということで、書き始めたらちょっと恨み節も出てしまったけれど、シャワーを浴びて、朝食を食べて、もう1度リフレッシュしてきます!(ブログはやはり朝書くべきですね。帰国後はぜひそうしたい)

P.S.いつもはインタビューしている小川浩さんに逆にインタビューされました。Enterprise Watchの人気企画「ネットショッキング:仕様のPCから思想のMacに学ぶこととは?」。長い楽しい話しをキュキュっと読みやすくコンパクトにまとめています。あまりに長い話しなので、途中、ちょっとはしょられちゃって展開が早すぎる部分もあるけれど、ぜひ、行間の部分を自分でfillしながら楽しんでもらえればと思います。ITmediaにも、(連載2回目ではないけれど)、そろそろ新しい記事がアップされるはずです!


【緊急ニュース】 明日(水曜日)の午前9時45分!TOKYO FM!
上の時間、ラジオが聞ける人はTOKYO FMを!台湾でお世話になった青木由香さんが TOKYO FMのタペストリーという番組に出るそうです。 日本アジア航空の枠で 「JAA Weekly Hot Five」というコーナーだとか。四月に出たJTBパブリッシングで「るるぶ台北」にもたくさん登場しているのだとか!彼女もポジティブ・エナジーの塊!よくサイフを落としたりして落ち込むけれど、1時間後には落ち込みながらも挽回するすごいパワーの持ち主です。

4月 24, 2007 About Myself | | コメント (2) | トラックバック (1)

2007.04.22

今月の自分の仕事を整理してみる

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(photo taken at 民園/藤沢)

今月は異常な忙しさでブログがぜんぜん更新できなかった。

なんで、こんなに忙しくなるのか、最初はわからなかったけれどゴールデンウィークの影響が大きかったようだ。
いつもはゴールデンウィークの影響を一番、受けるのはMACPOWERなどの月中(つきなか)売りの雑誌。今回はMACPOWERの仕事がないので、関係ないと思っていたが、とんでもなかった。

そんな中、ITmediaで「Leopardにつづく道」という新連載をはじめ、このブログでも何度か紹介しているAmp'd Mobileの公式ブログでも記事を書くことになった:
Amp'd Japan Blog

すべての予定を狂わせたのは、ascii.jpのこちらの記事で、この記事を無理して書いてから、ドツボにハマった ;-)

アルファブロガーを魅了する“ミニブログ”

でも、結果として、この記事をあのタイミングで執筆・掲載するのと、1週間遅らせたのとでは、無視できない大きな違いがあった。そう考えれば、あそこで無理したのはよかったことだ。

書いた後、すぐにアルファブロガーの方々がこの記事を話題にしてくれた。
また記事が掲載されたのと同じ日、東京MX TVの「ブログTV」も「Twitter」を取り上げてようだ。
それと並行して(私の記事には関係なく)いくつかの有名ブログがTwitterをとりあげた。
こうしたことを受け、記事掲載の翌日には、垂直立ち上げ的規模でTwitterの人気に火が点いた(technoratiのグラフがすごい傾きで右肩上がりになった)。


 実はTwitterはsasurauさんさんに教えてもらった。それ以来、どこかで紹介しなければならないと思っていた。
 ちょうど記事を書く直前に、アルファーブロガーの方々やブログ業界(!?)の方々が集まる月例のイベントがあった。
 メインプレゼンテーションで話題になったのはTumblr.だったが、プレゼン(というか自己紹介)タイムが終わった後、「私はTwiterがおもしろい」と話していると、いい感じのkwmrさんがそれに同意してくれ、「実は私もTwitterを面白いと思っている」という人が次々でてきて盛り上がった。
 元々は別の記事を書く予定だったが、そちらの記事が取り上げにくくなって困っていたので、「ほかに今、旬といえばこれしかない」と取り上げた。またサービス紹介に終わらせないように工夫しなければということで、アルファブロガーの方々がハマっている様子をセリフを引用する形で盛り込んだ。
 もっとも、Tumblrの魅力も捨て難く、記事では「ミニブログ」という言葉でまとめて両方紹介させてもらった。連載の名前が「マイクロトレンド」なんだし「マイクロブログ」とかにしておけばよかったかなと、ちょっと後悔。

 それにしてもブームがクチコミで広まる、あの爆発的勢いは、さながら言葉の核分裂。情報の最終兵器のようだ。強力な武器であると同時に、使い方には十分注意しないといけないかも、とちょっと身を引き締める思いだ。

さて、今月のその他の記事を振り返ると、こんな感じだ...

 月末発売のbossa mac(MacPeople内の雑誌内雑誌)、実はこの号が最終号になるのだけれど、小川さん、前刀さん、外村さん、山脇さん(五十音順)という豪華ゲストに登場してプレゼンテーションについて語ってもらった。
 同日発売のMacFanでも、新コーナーの第1回目がたまたまプレゼンに関する取材のレポートになった。
(これは次のプレゼンでは手を抜けないなぁ...)

shadow

 間もなく掲載されるであろうITmediaのアップル社重役インタビュー記事も苦労があった。記事の冒頭にも書いているが、インタビューの後に「Leopard発売延期」という大きなニュースが入ってきた。それでもニュースバリューを下げない形に料理するのが大きな課題だった。うまく料理できたんじゃないかと思っているので、楽しみにして欲しい。

 ZDNet Japanの仕事では、Yahoo! Japanを取材した。急なお願いにも関わらず、取材をさせてくださったYahoo! Japanには感謝をしている(記事には関係ないので、書いていないが、取材に応じてくださった4人が4人とも、非常に人柄が素晴らしくて、ぜひ彼らに会うためだけに、もう3回くらい取材に行きたい!)。
 Yahoo!では、グループ会社を含む全社規模3000人強が、技術系の人も、技術が苦手という人も、毎日Confluenceという企業向けのWikiを使っている。こちらの記事では、その実態をレポートした:
 業務のすべてがノウハウに--社内でWikiを利用するヤフー

実はこのエンタープライズWikiは、今年注目しているトレンドの1つ、以前にもascii.jpのマイクロトレンドでも記事を書いていた:
仕事に効く“エンタープライズWiki”

この原稿の後は、MacTopiaと、Leopardにつづく道の第2回と、マイクロトレンドの第6回を今日中にしあげて、明日からはSan Diegoの取材。


 ITmediaの連載といえばご好評をいただき、色々なブログで取り上げてもらった。
technoratiサーチ
technoratiサーチで、これらの評判を読むことは、いい元気づけになった。
言葉の最終兵器の平和利用といったところか。

なお、明日は某検索大手を取材した後、そのままリムジンバスに乗って、成田へ向かい、サンディエゴへと旅立つ。
取材のレポートはITmedia mobileで読んでほしい!

P.S.この埋め草的な記事はなんだ!と怒る人もいるかもしれませんが、実はこの記事を書いた当日、nobilog2を開いてみたら、他の記事がすべて消えていて、直前の「ゴスロリ、ビジュアル系」の記事だけが残っていた。あの状態を見たら、「いったいどんなブログだ?」と思われそうなので、あわててこの記事を書いた次第だ。
Blog070422


なお、林信行の最新の仕事はnobilog2の右サイドバーにある「最近書いた記事」で確認できます。
これ、どういう風にやっているかというと、某ソーシャルブックマークサービスを使って、自分が書いた記事にそれとわかるタグを打っている。こうやることで、自分の書いた記事のRSSが生成される。そのフィードをレビューポスターというサービスを使って表示させているのだ。
 なかなかの名案と思いつつ、こちらのブログでは書いていなかったことに気がついた。

アルファブロガーで「クチコミの技術 広告に頼らない共感型マーケティング」共著者の石谷さんも実践しています:
たまには自分の仕事を整理してみる

P.S.2. 現在、私のTumblr.は、Twitterと、このブログと、その他の仕事のRSSフィードを読み込ませて、こんな状態になっている。

4月 22, 2007 About Myself | | コメント (0) | トラックバック (1)

2007.03.30

危うきに遊ぶ

名人は危うきに遊ぶ」ではないけれど、今日は午後の打ち合わせの後、夜中の1時まで予定にしばられず、久々にのびのびとしてしまった。
 でも、おかげで、いい刺激をたくさん受けることができたし、直近の仕事に必要なアイディアや活力も得ることができた。
 改めて「休み」や「気分転換」は、重要な仕事の一部だと実感した。

denenchofu station

 「映像作家100人 2007」という本で、巻頭2番目に紹介されているWoWという映像プロダクションがある。超メジャーなCMのCGを手掛けている。なので、テレビのある家の人なら、必ず作品を目にしているはずだ(青山と仙台に、とっても素敵なオフィスがある)。

MOTION TEXTURE

 新しい試みにも果敢にチャレンジする、とてもクリエイティブかつポジティブな集団だが、日々の仕事のやり方にもちょっとしたおもしろい工夫をしている。
 例えば、追いつめられてから気分転換をするのではなくて、毎日の仕事に気分転換になりそうなことを組み込んでしまおうと「Book Relay」というのを実践している。勤務時間の5%、朝の15分間、デスクを離れてそれぞれ好きな本を読むというのだ。気になった文章をメモして、あとで社内のデータベースに登録するという。クリエイティブ・ディレクターの鹿野護さんは、「これが意外に頭がすっきりする」という(このあたりの話しは、1号古いMac People2007年 04月号のbossa macというコーナーで紹介させてもらった。あのデジタルステージの仕事スタイルも取材して、紹介させてもらったが、ここのやり方もおもしろい)。

これと比べると、今日の私の気分転換はずっと無計画。

打ち合わせの後、先月から行きたいと思っていて、なかなか行けなかったお店、「Winged Wheel」に足を運んだ。
 実は引っ越してから、あまりに忙しくて、まだ引っ越しの案内も作っていなければ、新しい住所の名刺もつくっていない。ただ、どこで名刺をつくるかだけは、だいぶ前から心に決めていた。このWinged Wheelだ。

Winged Wheel

 以前、EZナビウォークを使って、青山のNaDiffからワタリウムまで近道をする途中で遭遇した。

 結婚式の招待状から、席次表、レターヘッドから封筒まで、あらゆるステーショナリーやカード類をカスタムでつくれる。紙の種類も豊富で、デザインもどこかエレガントで美しい。。
 日本でも「通」の人は知っているようだが、何故かそれほど話題になっていない。
 この遭遇以来、「いずれ、ここのお店で何かをつくりたい」と思っていた。

 引っ越し後、しばらくして、イギリスの雑誌の「I.D.」(だったかな!?)を見ていたら、世界の主要都市「行くべきお店」という特集をやっていて、その中で、このWinged Wheelが紹介されていた。
 これを読んで、「そういえば、まだ名刺をつくっていなかった。ここでつくろう」と思い立った。


 ここ数週間は、仕事でくじけそうになると、Winged WheelのWebページを開いては「和紙もいいな」とか「やはり、エンボスを入れたい」、「名刺とあわせたレターヘッドもつくりたい」とか「同じパターンで数色用意して配るときに色を選んでもらおう」と、想像を膨らませては楽しんでいた。でも、欲しいデザインばかりで、どれにするか、ぜんぜん決まらない。

 これは店に行くしかないと思い、打ち合わせの帰りに途中下車をして2度ほど足を運んだが、お休みだった。今日、ようやく念願がかなった。

 もっとも、店に行ったのも失敗で、現物を目にしたら、ますます悩んでしまった。
 
 この店、楽しすぎる。


 結局、ちゃんとした名刺は、もっと時間をかけてステーショナリーとセットで発注することにして、とりあえず今日のところは、遊びっぽい名刺をつくることで落ち着かせた。今から仕上がりが楽しみでならない。


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 Winged Wheelを十分、満喫したことだし、本来は、ここで、すぐに帰宅して、仕事に向かうべきだが、この1週間に貯まったフラストレーションが、なかなかそうはさせてくれなかった。

 とりあえずはechikaSoup Stock Tokyoに、腰を落ち着け、メールをチェックしたり、インスタントメッセンジャーで2〜3件の打ち合わせをしていた。

 そこで友達とチャットをしたのがきっかけで、骨董通りの「Suite Zero」に、かつての仕事仲間を訪問しにいくことになった。

 まずはお互いの近況を話して、最近、考えていることへと話しが進んだ。

 「この歳だし次の世代への責任も感じるし、やっぱり、何か地球というか、未来のためにいいことがしたいよね。」

 彼は田舎にログハウスをつくって、星空の下でたき火をしながら、子供と一緒に宇宙について、地球について語れる素敵な人間だ。私は、それにあこがれつつ、きっと誘ってもらっても、傍観者モードで薪を集める手伝いしかできないタイプ。

 それでも、彼の話すところには共感するところがいろいろあり、学ぶこともいろいろあり、いいインスピレーションをたくさんもらった。

 会話がいっこうに尽きないので、話題には出さなかったが、実は彼との話を進めながら、ちょっとしたアートプロジェクトを考えていた。

 「地球に対して何かをするにしても、あまり押し付けがましいやり方はしたくないよね」という話しをしたのだが、そこから「Think the Earth」の話しに飛んだ。

 Think the Earthの上田壮一さんは、私が大好きな人物の1人だ。彼と、話しをすればするほど、彼の根本にある欲求は1つのところに回帰していくのを感じる。
 彼が小さい頃に衝撃をうけた「宇宙から見た地球」だ。

 宇宙から地球を客観的にみれば、押し付けがましいことを言わないでも、自然と地球に対して、何かしなければならないだろうという思いがわいてくる、これが私が理解するThink the Earthの原動力だ。

 私自身も非常に共感できる部分だが、実は「未来の地球」について考えさせる原動力はもう1つある気がしていたーーそれは「子供」だ。

 Suite Zero代表の友人も、地球についていろいろ考えるようになったのは「姪っ子(甥っ子?)」の成長を目にするようになってからだという。

 世の中、やたらとネガティブなことをいったり、街中でも身勝手に振る舞う人が多いけれど、自分が子供を持つ身になっても果たして本当にそう振る舞うのだろうか。
 

 ちょっと前、「子供をしかる大人がいなくなった」と話題になったが、実は今の世代の大人は自分も含めて「誰かにしかってもらわないと、ちゃんとできない人が多い」ような気がする。

 友人と話しをしながら、今の大人を、影でそっとたしなめることができるのは、案外、子供の方なんじゃないかと思った。

 そこで、ちょっと思いついたのが、「東京のそこかしこに、子供の気配を感じさせるパブリックアートを置いたら、おもしろいんじゃないか」というアイディアだ。自分では、どうにも実行できそうにないので、誰か同調して、実践してくれることを密かに期待している。

 今の世の中は、非道い事件が増え、荒んだ話しをよく耳にする。

 でも、これって利益ばかりを優先させて、クリスマスになっても子供と楽しめる場所よりも、大人のカップルが楽しめる場所の方が優先されるような社会づくりにも、少なからず関わっているんじゃないかと、ここ数年思っていた。

 もし、いつも身近に子供の気配を感じていたら、もう少し思いやりのある社会にしようという責任感が芽生えるんじゃなかろうか。もう少し、美しい街づくりをして、お金以外の大事なものに重きをおけるようになるんじゃないか。


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 Suite Zeroでの会話を楽しんだ後、drikin.comと、合流できないかと携帯メールを送ったが、どうやら会社の出産祝いに行ってしまったらしい。

 時間も時間で、お腹もすいたので1人食事をしようかと思っていたら、目の前から知り合いのYさんが...
 これまで表参道ヒルズの内覧会や、(この記事の冒頭で触れた)WoWのイベントで、バッタリ会ったり、アップル社のWWDCであったりと、やたらと縁があったが、あまりじっくり話す機会がなかった人物。

 しばらく立ち話をしていたけれど、そのまま「夕食に行きます?」ということになり、彼のお勧めの中華レストランへ...

 Macのサーバー・システムの構築経験が豊富で、めちゃくちゃ細かいノウハウをいろいろ持っている方で、話しを聞けば聞くほどおもしろい。
 しかも、Macだけでなく、他のサーバーでのシステムにも精通しているので、ちゃんとバランスの取れた視点で、考察を聞かせてくれた。

 彼の話しを聞いて、日本の教育機関や企業でも着々とMacのシステムの導入が進んでいる話を聞いて安心する気持ち半分、まだまだ課題も多いな、と改めて感じるところ半分。Yさん、大変、勉強になりました!

 Yさんとの話しで1つうれしかったのが、自分のルーターの選択が間違っていなかったこと。
 私も自宅にMac OS X "Tiger" Serverを導入して、いろいろ取引先とのやりとりをしている(関係者の方々、スミマセン。引っ越し後、まだ復旧していません)。ブロードバンドルーター+ダイナミックDNSの環境で、サーバーを運用しているが、実はここでブロードバンドルーター選びが、かなり大きなネックになった。私なりにいろいろ試行錯誤をして、ルーターはLinksysがベスト!という結論に達していた。このことを話すと、彼もニヤリと笑って、その選択が正しい理由を再確認させてくれた。
 
 楽しい話をするのは危険だ。気がつくと時計の針は23時を回っている。
 と、そのタイミングでdrikinからCメールが届いた。「今、表参道」。

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 急遽、表参道で合流することになって、Yさんをdrikinに紹介して、そのまま自宅の最寄り駅を通り過ぎて、終電後の洗足池へ。

 今週、1週間、drikinとぜんぜん、タイミングがあわず、インスタントメッセンジャー/Skypeでも、ぜんぜん話ができない。いろいろ決めなければならなかったことを、決めて...(決めようと思ったら、私のMacBookのバッテリーが切れて、決められなかった)。

 その後、お互いの近況の話しから、プログラミング環境の話しなど、いろいろ。
 やはり、drikinのアンテナと感性も、素晴らしいな。いい刺激になりました。

 というわけで、今日は書き物の仕事はぜんぜん、進まなかったけれど、非常に多くの刺激を受けました。明日、以降の仕事にも、目に見える形、目に見えない形で、成果が出せそう。

 私も、これから週の5%くらいは、仕事時間に気分転換を組み込むことにしようかな...


P.S.と、まあ、こんな感じで、大変、気持ちよく帰って来たのだけれど、帰宅してMacBookの電源をいれると、nobilog2に64件のコメントSPAM....