2009.03.17

突如、Macに本腰を入れ始めたdocomo

P1210932.JPG
'90年代後半、PowerBook 520cやPowerBook 2400cの時代は、
折りたたみ式電話の形ながら、蓋を外すとPCカードやCFカードに差し込めるというNTT Personalのシャープ製PHSのできがよくって、これを使って、外出先のインターネット接続をしていた。

しかし、その後、NTT docomoから登場した高速通信を売りにたFOMAは、なかなかMac対応を唱ってくれない。サードパーティー製のケーブルなどで、MacでFOMA通信を実現する製品はあったが、やはり、キャリアそのものが対応を唱ってくれないと不安なところがある。
私の中で、NTT docomoは、なんかMacとは縁遠いキャリアと言うイメージがあった。

しかし、昨年12月に登場したLG電子製のドコモ最新端末「L-02A」が、このイメージを180度覆したという。
「とにかく、めちゃくちゃ真剣にMac対応をしているから見てみて!」と、友人が強く勧める。
そこで、その友人のツテを通して、しばらく「L-02A」を試用してみることになった。

 これまで、日本通信「b-mobile 3G」を愛用していたが(ちなみにイーモバイルもEM-ONEを持っているが、ホコリをかぶらせている)、決して「b-mobile 3G」に問題があったわけではない(今でも持ち歩いて、たまに使ってみる)。

 「b-mobile 3G」と「L-02A」は、キャリアこそ違えど、どちらもドコモのネットワークを使っており全国かなり広いエリアで、安定した接続が得られる。
 さらに、実はどちらの製品もMacに対応しており、だからこそ筆者も愛用している(これもイーモバイルも同じだ)。

 だが、「b-mobile 3G」のMac対応と、「L-02A」のMac対応は、ある意味、対照的でおもしろい。

 「b-mobile 3G」のMac対応が、必要以上に何かをしているわけではないけれど、Macの標準機能を使って問題なくつながります、というやや米国ベンチャー的な「No frill(お飾りなし)」の素朴なMac対応だとしたら、「L-02A」は「Macに本腰入れました!」という熱い思いが、節々まで伝わってくる、日本企業的ないたれり、つくせり型対応なのだ。

 NTT docomoの気合いはインストーラーの画面から伝わってくる。

インストーラ001

 そして、いたれりつくせり感が伝わってくるのが、こちらの「コネクションマネージャー」という接続ソフト。
 利用したパケット量によって、変化する月額利用料が、今、どの段階にあるのかを監視してグラフで教えてくれるツールだ。
 結構、こまめに通信料をコントロールしている人だと、このソフトのおかげで、
「今月は今日で終わり。今、ここでL-02Aでつながずに、2Km先の公衆無線LANまで歩いたら、ダイエットにもなって、月額使用料も6000円安くなる!」といったことが可能になるわけだ。

ドコモ コネクションマネージャ005

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2009.01.24

Mac誕生から四半世紀

「iPhone 3G販売から半年」の記事につづいて、振り返りもの...

DSC00001

On January 24th,
Apple Computer will introduce
Macintosh.
And you'll see why 1984
won't be like "1984".

この伝説のCM通り、
スティーブ・ジョブズが初代Macを発表したのが、
今からちょうど四半世紀前の今日1月24日。
発表は上の写真の場所、アップル本社からほど近いDe Anza CollegeのFlint講堂で行われた。
(ちなみに写真はMac誕生15周年の1999年に、同じ講堂でiMac DVが発表されたときの写真)

四半世紀、1世紀の4分の1がもう過ぎたのかと思うと正直驚くところがある。
最初のMacが発表された当時、私はまだ高校生だった。

アップルはMac発表の前年にLisaというマウスを使ったコンピューターを発表していた。
誰でも20分で使えるようになる未来からやってきたビジネスコンピューター。
そんな印象のLisaがあっただけに、Macの印象は、その廉価版(しかも、ソフトの互換性無し)。
日本では伝説のCMが流れたわけでもなければ、Lisaも初代Macも
(いや、それどころか国内で売られていたApple IIシリーズでさえも)手が届かない存在だったし
そういう意味ではMacの最初の印象は、それほど衝撃的なものではなかった。

でも、初期のMacの販促に使われていたグラフィックやCMは、いずれも凝ったもので、
アップルが、この製品にかなり本気である様子だけは肌で感じていた。

その後、一部のパソコンショップにMacが置かれるようになり、
私も頻繁に触るようになった。
なんといっても衝撃を受けたのがStudio Sessionというソフト。
初代MacのOS開発にも関わったSteve Cappsのつくった音楽ソフトだが、
なんとも楽しいつくりに、そしてMacがグラフィックだけでなく音の扱いにも優れたパソコンである事実に圧倒された。

ちなみに、この「Studio Session」の後継ソフト、「Super Studio Session」は現在、ネット上で無料公開されている:
Super Studio Session

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2008.10.15

Mac史上、もっともバリエーション豊かなラインアップ?

MacZoo in Kansaiで講演を終え、東京に向かう新幹線の中から。
今日の講演、新機種に触れないわけにも行かず、冒頭、5分ほどで昨日の発表のまとめを行った。
アップル社のWebページではなかなか総覧ができないので、
昨日の発表で一新されたアップル社のノート型全ラインアップをスライドにまとめてみるとこんな感じになる。

Macbook004009
(よくスライドを見返したら、製品名をいれているスライドがなかったので、価格で許してください)

エントリーモデル(MacBookホワイト)と最上位モデル(17インチMacBook Pro)、そしてMacBook Airは旧来通りの外観で、間に挟まれたMacBookとMacBook Proだけが、iMacに似たガラス液晶とガラス製のマルチタッチ・トラックパッドを採用するという、なんともチグハグの構成だ。

かつて、たくさんあった製品ラインを、iBookとPowerBookの2モデルだけに「シンプル化」したのと同じ会社の戦略だとは思えない。

同じ時期に発売されている製品でも、モデルによって操作インターフェース(トラックパッド)も、ディスプレイアダプタ(mini DVI、miniDisplayPort、DVI)も異なるのだ。

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2008.08.24

夏の終わりに朗報、MacBook Airコア問題、これで解決!?

暑さが猛威をふるった今年の夏も終わりが近づいてきたのか、最近はめっきり涼しくなった。
そんな中、ひっそりと、しかし、MacBook Airユーザーにとっては重要なアップデートがリリースされた。
「MacBook Airシングルコア化問題」ーーMacBook本体が暑くなると、2つあるCPUの1つが動作を停止してしまい、操作不能とは言わないまでも、
・複数アプリケーションの同時利用
・日本語入力
といったものが、とてつもなく遅くなってしまう深刻な問題だ。

Keynote/PowerPointでのプレゼン中に、片方のCPUが止まったらどうしよう(スライドの切り替えができなくなってしまったら「悪夢」だ)。講演をしにいく場所の演台が木製だったらどうしよう(木製の演台にMacBook Airを置くと本体が熱しやすい)。
そう考えると心配でならず、「薄さ」、「軽さ」が自慢のはずのMacBook Airだが、
講演の時には、必ず重たい冷却台を一緒に持ち歩いていた。
(人によってはこの症状がまったくでないようで、例えば一緒に何度か講演をしているジャーナリスト神尾寿さんや清水亮さんなんかは、同じMacBook Airをそのまま演台においてプレゼンをしている)。
(この問題、某所で後編の記事として書かなければと思いつつ、こうした個体性の違いが、どの程度あるかわからず、またiPhone関連の諸々で忙しくそのまま記事を書けずにいた)。

その問題が、今日、ようやく解決への一歩を踏み出したようだ。
MacBook Air Software Update

これで本当に問題が解決するかは、数週間使ってみないとわからない。
明後日のMacZooの講演や9月5日の熊本でのスピーチ用には、まだ様子見で冷却台を持って行こうと思う。

でも、これで問題が解決してくれていると年末にかけてはかなり荷物が楽になりそうと期待!
同じ問題で悩んでいたネタフルのコグレさんも胸を撫で下ろしているはず?

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2008.01.28

24年間、お疲れさまでした

sun rise in San Francisco
明日発売のMacFanが先程、届きました。
その巻頭に残念なお知らせ。

 Mac誕生の1984年からMac用ソフトを出し続けてきたエルゴソフト社がパッケージソフト事業を終了するようです

 エルゴソフトと言えば、EGシリーズ、日本語入力ソフトのEGBRIDGEやワープロソフトのEGWORD。
昔は通信ソフトのEGTALKや、DTPソフトのEGBOOKなんていうのもありました。
(それに加えて、アメリカではEzTALKとか、EzWordといったソフトがあったので、昔はよくそこいらへんがこんがらがっていました)。

 アメリカの大学に行ってすぐ、遠縁の大学関係者の家(日系アメリカ人)の家に遊びに行ったところ英語仕様のMac Plusが置いてあったのですが、ここでEGWordが動いていて、なんと英語仕様のMac上なのに、日本語の表示/入力ができていたのに驚かされました。あれはおそらく1987年前後。
 当時のEGWordはといえば、巻物の様なウィンドウに縦書きで文字を入力するインターフェースでした。
 長い間、特に学生を中心に愛され続けてきたEGWordは、Mac OS Xの登場で脚光を浴びます。
 Mac OS Xのヒラギノ2万文字に、真っ先に対応したのがEGWordでした。

 ちょうどその頃、一度、本社も訪問させていただきました。

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2008.01.22

MacBook Airの特ダネ

1つ前のブログ記事はやや意味深な、含みのある形で終わってしまった。

そこで書いていた「MacBook Airのおいしい話」をITmediaのこちらの記事に書かせてもらった。

ITmedia: MacBook Airの秘密に迫る

要点をまとめると:
・MacBook Airでは旧製品のACアダプターは使えるが物理的に問題がある(リンク先の写真を参照)
・MacBook Airは、EFIの変更で、Remote Disc経由でも起動できるようになった(リンク先の写真参照)
・MacBook Airの誕生のはるか前、アップル社元VPの前刀禎明氏がスティーブ・ジョブズに薄型VAIOのプレゼンをしていた

の3点。

と、得意がっていたけれど、やはり前の記事の不安通り大手メディアでは(たぶん)まだだけれど、ブログでは、既に報じられていた。
drikinにやられたぁ。

drikin: StarMac MWSF2008報告会にて、MacBook Airを触ってきました。


もっとも、これ以外にサードパーティーブースでも、まだあまり話題になっていない、おもしろい新製品を見つけてきたので、そちらの記事もお楽しみに。


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2008.01.20

macworld expoに関する4つの話

Sunrise in San Francisco
MACWORLD EXPO 2008の取材でサンフランシスコに来ている。

スティーブ・ジョブズに習って、4つの話をしよう。
1つ目は「海外取材の話」、2つ目は「記事の話」、3つ目はiTunes Movie Rentalではなく「劇場映画の話」そして最後は「Bookの話」だ。

まずは「海外取材の話」だ。

Expoの取材は、フリーランスにとっては大きな赤字となる。
旅費や滞在費、交際費と出費がかかる上に、こちらに取材に来ている間は、他の執筆の仕事が止まってしまうので収入も減ってしまうダブルパンチだ。
取材期間中のわずかな執筆記事も、最近は米国でのExpo開催と同時に、日本で説明会を行ってしまうため、米国にいるよりも日本にいた方が詳しい情報が得られることになるので、トリプルパンチとも言える。

ただし、最近はスポンサーや友人のおかげで赤字を最小限に止めることができている。
それどころか今年は厄年だというのに(そして厄除けのお守りを忘れてきているにもかかわらず)久しぶりに赤字にならずに済みそうだ。

これまでは大抵は、マイクロソフトMacTopia、Web媒体1つ、紙媒体1誌にスポンサーになってもらっていたが、今回は初めてMacTopia+Web媒体2つがスポンサーになった。


では、それらの媒体にどんな記事を書くのか。
ここからは2番目の「記事の話」だ。

ITmediaとascii.jpという競合するWeb媒体に同時にスポンサーしてもらうことは難しいと思い、最初は断ったのだが、ITmediaは「速報や取材記事」、ascii.jpは「分析記事」ということで折り合いがついた。

内心、「そんなかき分けはうまくいくのか?」と心配だったが、今のところうまくいっているようだ。
もっとも、なかなか余裕がなくITmediaも、書くのがかなり遅れてしまっている。

ただし、かなりたくさん特ダネも掴んでおり、どちらの記事もこれからが本番だ(最初、あわてて書きすぎたので、後半戦は少しじっくりまとめてから公開しようと思っているので楽しみにして欲しい)。

Expoは、新発表の製品も重要だが、その製品に対する人々の反響や、Expoというイベントそのものの雰囲気(熱気)や、出展者のちょっとした工夫なんかにも、日本の開発者、サードパーティーそして一般ユーザーに対しての重要なヒントが隠されている気がする。いずれの記事でも、「製品紹介」だけでは伝わらないオーラ的な部分を伝えられるように工夫した。

これまでの記事は、こちらのとおり:
ascii.jp
「Goodbye, MD」の次は、「Goodbye, 光学式ドライブ」──林信行が読み解くMacworld

ITmedia:

「MacBook Air」から「Time Capsule」まで、4つのテーマで語られたスティーブ・ジョブズ氏基調講演

Macworld Expoで一番“熱い”のはマイクロソフトかも
その薄さにため息が出る:Macworld Expoのアップルブースで気づいたこと、聞いたこと
Expo出展数は488へ増加:“生ジョブズ”への遠い道のり——「Macworld Expo 2008」開幕直前リポート
今年は何が出る?:Macworld Expoの会場で驚いた3つのこと

既に書いたように本番は、まだまだこれからで実はこの後、いくつか隠し球の記事が控えている。
もっとも、どうやらアップル社がブロガー向けの説明会を行ったようなので、ちょっと焦り始めている。

報道で大事なのは視点、多種多様な興味、多種多様な視点を持ったブロガーの方々が取材したとなると、もしかしたら特ダネの1つ目については先を越されるかも知れないと心配している。

万が一、そうなったらブースレポートで挽回させてもらおう。
Expoに出展するのはアップル社だけではない。マイクロソフトやアドビ、ファイルメーカーといった大型サードパーティーに紛れて、開発者数人の小さいながら優秀な製品をつくっているサードパーティーを見つけ出すことも楽しみの一つだ。

 17年間の取材で、何度か素晴らしいサードパーティーを発掘した。最近はインタビューやミーティングが増えて、じっくりと1つ1つのブースを回る時間がなかったが、今回は最終日、昼飯を抜き、喉をからして、ほぼ全ブースをまわった。
 短時間にあまりに多くのブースを観たため、まだ頭の中で整理しきれていないが、いくつかまだあまり紹介されていないおもしろい製品を見つけることができたと思う。


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2008.01.02

TypeTrace公開β版リリース

前のブログエントリーで書けば良かったのですが、
年末のドタバタで、忘れていた大事なニュースがあります。

以前、CNet Japanの記事でとりあげ、
このブログでも何度かとりあげている
遠藤拓己さんの作品「TypeTrace」の公開β版がついにリリースされました。

以下のURLからダウンロードできます:
http://dividual.jp/get/tt/

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2007.08.08

Mac、2007年夏の陣

07imac_iphoto(Photo courtesy of Apple, Inc.)

アップルが、ようやく新しいMacを発表した。アップルは例年、1月のMACWORLD EXPOで数製品、春ごろに数製品、そして夏のWorldwide Developers Conferenceで数製品、そして秋のApple Expo前後に数製品の新機種発表をしてきたが、今年はiPhoneやApple TVといった「Mac以外」の製品の開発に注力したためか、Mac関連の発表は、MacBookとMacBook Proのアップデート程度にとどまっていた。

その分、日本時間、昨晩深夜の発表は、噴火寸前だった火山が一気に爆発した、というほどの勢いを感じさせる。

プレスリリースを出して紹介している製品は:


  1. iMac
  2. iLife '08
  3. iWork '08
  4. .Mac

の4つだけだが、

実際にはこれ以外にも...

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2007.06.12

WWDCでSafariのWindows版が登場

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WWDCがついに開幕、さきほど開幕後第一報がITmedia +D PC USERに掲載された:

WWDCの目玉はWindows版SafariとLeopardの新機能

タイトルの通り、今回のWWDC基調講演の目玉は、Leopardの10の機能と、Windows版も用意されたSafari 3 Public Betaの2つとなった。

実は今年1月にascii.jpにて、こんなことを書いていた:
アップルがSafariの代わりにFirefoxを採用する可能性もあるが、その一方でSafariをマルチプラットフォームのブラウザとして広める可能性もある
(ascii.jp:アップルが大胆予告「これまでの30年は始まりに過ぎない」

まさにその通りになったわけだ。実は、今、このWWDC以外にも、いくつか仕事を抱えているが、ブラウザ絡みの記事が多い。もしかしたら、今、第二次Webブラウザ戦争が始まろうとしているのかもしれない。

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2007.06.11

"Leopard"の詳細が明らかに、WWDCスタート!

アップルの開発者向けイベント、Worldwide Developers Conferenceがまもなく開幕します。
今年は次期OS、Mac OS X "Leopard"の詳細が明らかになる予定。
会場近くのApple Storeに17インチフルHD解像度のMacBook Proが展示されるなど、サンフランシスコの街はWWDCに向けてもりあがりつつあります。
 現在、現地は午前5時半(関係ない原稿を書くために午前3時起きしてしまった)。
 そろそろ会場の前にも行列ができ始めていることでしょう。

 今年も参加者が大幅に増え始めており、一部では基調講演会場に全員を収容しきれないという噂も...

 既にengadgetなどの一部のサイトで、テキストによるライブレポートをやることが予告されていますが、日本語の速報記事はITmediaの+D PC USERで!
「Macのユーザーでも、PC USER!」へは、こちらのリンクから

眠さに負けたため、ギリギリになってしまいましたが、前日レポートはこちらに掲載されております:
WWDC '07まもなく開幕——ついに“Leopard”の詳細が明らかに

なお、今回のWWDC取材は、ITmedia PC USERの他に、
金曜日更新のMicrosoft Mactopia
そして月末に発売のMac Fanでもレポート記事を書かさせてもらいます。

よろしくお願いします!

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2007.06.05

LEDバックライト採用の新MacBook Pro登場!

訂正:LEDバックライトを搭載するのは15インチモデルのみのようです(残念)

LEDバックライト、最大メモリ搭載容量4GBと、仕様的にもリフレッシュした新MacBook Proがついに登場しました。
最上位の17インチモデルには新たに1920 x 1200ドットの高解像度モデルが加わりフルHD表示にも対応しています(ただし、バックライトはLEDではありません)。まさにプロフェッショナルのノート型Macと呼ぶにふさわしい内容!

2.2または2.4GHZのIntel Core 2 Duoを搭載し、ビデオチップはNVIDIA GeForce 8600M GT。
プレスリリースではCPU性能でも、グラフィック性能でも、初代MacBook Proよりも50%高速と唱っています。

BTOでは、高密度ディスプレイに加えて250GB (4200 rpm)のハードディスクも用意されています。Safari011


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2007.05.31

Apple x Googleの共同作業

AppleとGoogleの共同作業が本格的に始まりつつある。

Img_1548

UPDATE: 「G DATA」の表記を「Gdata」に直しました。

元々、シリコンバレー企業の中で1、2位を争うカフェテリア(社員食堂)を持っていたりとカルチャー的にも似ている両社は、Apple側がWebブラウザ、Safariの標準検索エンジンにGoogleを選んだりと相思相愛の様相を強めていく。
しかし、そんな両社がさらに急接近したのが昨年8月、Google社CEOのEric Schmidt氏がAppleの社外取締役に就任したときだ。

nobilog2: Google CEOがAppleの社外取締役に

そして、そのSchmidt氏が、Appleとの関わりを表面的に示したのが、今年1月に行なわれたMACWORLD EXPOの基調講演でiPhoneにGoogle Map専用アプリケーションが搭載されると発表されたときだった。

だが、両社が協力できるエリアはもっとあるはず。

昨日はそうしたエリアの一部を垣間見ることができた....

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2007.05.30

米国Mac系ライターのもの凄い技

UPDATE: 末尾にYouTube版を追加しました。ただし、可能なら下のリンクからハイビジョン版を!

仕事のペースがうまくつくれず、迷惑をかけまくりの中、今日、久々、そして1度目のブログ更新です(たぶん、夜中にもう1回更新します)。

最近、新たに米国のO'Reilly.netに英語でブログ記事を書き始めたのですが、これは今日アップした3本目の記事の日本語版。

先日、アムステルダム在住の友達、David Niemeijerが、ビックリするような動画へのリンクを送ってくれました。

彼の顧客で、米国のゲーム雑誌のライターの人の仕事の様子の動画なのですが、ゲームには興味がない人でも、きっとビックリすると思います。そして、もしかしたら自分の目の前にある、このパソコンという道具の素晴らしい可能性を感じとってくれるきっかけになるかもしれません。

とりあえず、ちょっと長いし、英語オンリーですが、
まずは動画を見てみてください。Firefox001

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2007.05.15

Mac、久々のリニューアルとOne more thing...

0611macbook_both
Macに久々の新機種登場で、私も久々のブログ更新です。

今年前半のアップルは、Mac関連の動きが地味ですね。
8コアのMac Pro最上位モデルが発表されたものの、実質、Macの新機種やモデルチェンジの発表はなし。
あとちょっとで2007年も半年経過というところで、MacBookシリーズにリニューアルがかかりました。

新しいMacBookは
「より高速なIntel Core 2 Duoプロセッサ、1GBのメモリ、そしてより大容量のハードディスクドライブを全機種に搭載」

エントリーモデルが2.0 GHz、13インチMacBook(ホワイトモデル)で139,800円
中堅モデルが2.16 GHz、13インチMacBook(ホワイトモデル)で159,800円
そしてスペシャルなブラックモデルが
2.16 GHz、13インチMacBook(ブラックモデル): 179,800円

気になるハードディスクのBTOオプションは120GB、160GB(5400rpm)または200GB(4200rpm)の3種類で、最新の東芝製200GB(7200rpm)や富士通製250GBは選べないみたいですね。

ただし、おもしろいのはiWork'06、Logic Express 7、Final Cut Express HD 3.5そしてAperture 1.5のプリインストール版がBTOとして選べること(これはWWDCでiWork '07は出ないっていう伏線?)
上(プリインストール版)についてはアップル社が後に、訂正版のリリースを出しました。「なし」です。

変化を求めていた人たちにはちょっとガッカリかもしれませんが、デザインをころころ変えるのがいいことではないし、とりあえず順当な「アップデート」と考えれば、まだインテル移行を果たしていない人には魅力的な製品かも(既にインテル搭載ノート型Macを持っている人は、次のアップデート待ちかな?)

ところで、今回はこれとは別にOne more thingの発表がありました。

Itunes001

なんとポール・マッカートニーのニューアルバム「Memory Almost Full」がiTunes Music Storeで独占予約販売開始というニュースです。

もちろん、日本のiTunes Music Storeでも買えます!価格は2000円!

13曲で構成されるこのアルバムを米国のiTunesで予約すると、
アルバムの配信時にミュージックビデオ「Dance Tonight」を、そしてニュー
アルバムの予約と同時に、シングル「Ever Present Past」を受け取ることが
できます。さらに、今月末には、ポール・マッカートニーの25のソロアルバム
全カタログが、オンラインでは初めてiTunesから提供されます。

「ポール・マッカートニーは時代を超えた最も偉大なミュージシャンの一人
です。彼のオンラインで提供される初めてのアルバムを、iTunesで提供でき
ることをとても嬉しく思います。」と、アップルのCEO(最高経営責任者)、
スティーブ・ジョブズは述べています。

「『Memory Almost Full』は私にとって非常に個人的な思いの詰まったアル
バムです。それを全く新しい方法でファンに届けることができることにな
り、わくわくしています。この音楽をiTunesを通じて提供するのに、これほ
ど良い時期はありません。」と、ポール・マッカートニーは語っています。

これはいよいよビートルズの楽曲の提供が近づいている証拠かも知れませんね。

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2007.03.20

MacSHOPオープン、行列はできるのか?

Macshop
明日の朝、有楽町のビックカメラ内に、アップルの新しいSHOP、MacSHOPがオープン。
「先着500名様にオープン記念Tシャツの無料プレゼント」とか、いろいろ仕掛けを用意しているみたいで、早朝からプレスの取材の受付もするということだけれど...
行列できるのだろうか?

ちょうどオープン前夜に「AppleTV出荷開始」の情報が流れたりしているのは、確かに気になるところだけれど、確実に店頭に並ぶ保証もないし、告知も5日前とギリギリだったし、ちょっと心配です。

とりあえず、晴れてくれることを祈ろう。
せっかく、朝早くから有楽町行くなら、取材後、皇居周辺でのんびりして、ついでにマリオンでも映画でもみてから帰ろうかな...
tokyo moblog driving

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2007.01.25

解決策は一片の紙

スティーブ・ジョブズ基調講演開始前から、いきなり間があいて関係ないエントリーになっています。
フライーランサーには負担が過大な海外取材、今年はmac24さんにスポンサーになっていただいたので、Expo関連の記事はそちらに執筆しています。
この後も、まだ数本の原稿を掲載予定なので、ぜひそちらをご覧ください。

ところで、今年はじめ、私の友人のmixi日記で、米国のApple Store(直営店)で日本のクレジットカードが使えない、ということが話題になっていました。

実は私も1〜2年前から同じ問題で困ったことが数回。

急に日本のカードが使えなくなったのは、国別に市場をわけようとするアップルの政策の一環か、などといろいろ想像を巡らしていました。
とにかく、4〜5種類のカードを試しても、どれもうまくいかない。

結局、最後はお決まりのパターンで、「あれはどこにあるんでしたっけ?」と 、手動のクレジットカードのインプリント機がレジ下の引き出しから取り出されます。
最近の店員の中には、この機械の使い方がわからない人も多くて、そのうちストアマネージャーを呼んでの大騒ぎに発展、なんていうことも。

でも、Macworld Expo後のApple Store San Franciscoに足を運んだとき、この問題がついに解決しました!

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2007.01.09

MACWORLDの歴史と共に市内観光案内

macworld

mac24で、既に何本かMACWORLD EXPOの事前レポートをあげています。
現時点で最新の記事は「【Macworld 2007 事前レポート】Google Mapで見る“新旧”基調講演の会場(前編)」というもので、MACWORLD EXPOに来れない人のために、会場周辺の雰囲気やMACWORLDの歴史をGoogle Mapへのリンクと共に紹介する記事。

Google Mapの地図をそのまま記事中に掲載するのが、いろいろな事情で難しいので、昨日、夕方から走って撮ってまわった地上からの写真+文中のリンクだけだけれど、こういう記事いかがでしょう?

後編は'90年代はじめ頃のMACWORLDの様子や、過去15年以上にわたるMACWORLDのさまざまな歴史エピソードを混ぜた、MACWORLD雑学帳みたいな内容になっています....

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2006.12.31

Mac、プリントダイアログのバグ回避法

あまり自慢できたことではありませんが、
いつも年末ぎりぎりまで仕事に追われ(そして逃避し)、お正月になってから年賀状を発送しています。

つい先程、ようやく2007年の年賀状ができあがり、印刷しようとしたところ、例によって例のバグに悩まされました。
インテルMacに固有のバグで、非Universal Binaryのアプリケーションでの印刷時に、印刷枚数を指定しようとしても枚数のところに数字が入力できない、というバグです。
Photoshop001

枚数指定のところをクリックすると、一応、カーソルは表示される。
なので、あとは数字を入力すればいいだけなのに、これが入力できない。
もしかして、Num Lockキーとかがかかっているのかなと、特殊キーを押してみるけれど、直らない。

Webなどではあまりみかけないのですが、おそらくこれに悩まされているのは私だけではないはず。

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2006.12.26

Parallels vs VMware Fusion:第1幕

さっき仕事をしていたらParallels社のBenjamin Rudolphが声をかけてきた。
「MACWORLDに出展するので、ぜひ遊びにきて欲しい」、という挨拶。
ブース番号:1643

それにしても最近、周囲では
Parallelsの新ベータと、ついに登場したVMwareの公開β版、VMware FUSIONが大きな話題となっている。
Parallels_desktop001Safari002

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外れるからではなく、くっ付くからいいMagSafe

多くの人にはどうでもいいくだらないことかもしれない。
だから、いつも書こうと思っても書き忘れてしまう。
でも、MacBookシリーズのMagSafeって、足をひっかけた時に外れるからっていうメリット以上に、机にMacBookを置く時にうまい具合に近づけていくと...

シュルシュル〜〜〜、ぴっ!

とMagSafeのACアダプターが自動的に吸着してくっついてくれることにあるんじゃないかと思う。

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2006.12.21

あれから10年...

今日(正確には米国時間の20日)は、ちょうどあるできごとから10年目のアニバーサリーとなります。

今、来週のApple's Eyeの原稿を仕上げているのですが、日付を確認したところ、たまたま今日がその日だったと気がつきビックリして、背筋が伸びる思いをしています。

A Letter to Customers from Gil Amelio
December 20, 1996

Dear Apple customers:

The next chapter in Apple's history begins today.
As you may have already heard, today we acquired NeXT Software Inc. As a result, we are merging the businesses of Apple and NeXT into one operation, owned and managed by Apple. This means that, in a moment, we move to the center of the industry's developments and debates. It means we greatly strengthen our Internet, Enterprise, and software propositions. And it means we complete our commitment to deliver a truly modern operating system to our customers.

It also means that our co-founder Steven P. Jobs, will rejoin Apple, reporting to me. I know I speak for everyone at Apple in welcoming Steve home.

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2006.12.01

アップルは、千載一遇のチャンスをどう生かす?

仕事の遅れで待たせてしまっている方々には申し訳ないが、今日、久々に友達の松っちゃん(Matthew)とゆっくり話をした。
ベンチャーのアイディア、日本のベンチャー育成環境のこと、最近、アメリカ人の間で注目されているIT系サービスと日本人の間で注目されているIT系サービスの比較などなど....

この当たりの話題については、ここでは触れられないが、
アップル関連でもいくつかおもしろい話題が。

松ちゃんが読んだブログ記事「Information Architects」の「Get a Mac=日本版CM」への提案もおもしろい。
記事では日本人がダイレクトな比較広告などを嫌う、といった文化的背景を紹介しつつも、
現在の広告はつまらなく、Macの良さがうまく伝わりきっていないと指摘。

それよりはスティーブ・ジョブズが、Macをつくるときにタイポグラフィにこだわったといった背景もあるのだし、
Macの日本語画面表示の美しさなどを紹介した方がいいんじゃないか、といった内容:

PC: はじめまして。 私はPCです。
Mac: こんにちは。 僕はMacです。
PC: ほほー。ずいぶんと洒落たフォントをお使いですね。なんというフォントですか?
Mac: それほどでもないよ。これはゴシックというフォントだよ。
PC: そーでしたか。私たち、同じフォントを使っているのですね。
(以下、まだ続きます)

という日本語の台本も書いてあります。
実際、多くのWebデザイナーが、「自分の製作したWebページを人に見せる時、Macの方がきれいに見えるから」という理由でMacを使っているし、これはいいアイディアかも。

なお、記事はこの比較は直接的過ぎないか?と自問した後、
日本人はジョークとなるとタブーがないと、ハード・ゲイ・コメディアンのHGレイザーラモンさんなどを実例として紹介。

今日のMac話で、もう1つブログに書いておかなければと思ったのが、1月開催のMACWORLD EXPOの話題。
松ちゃん曰く、どこかで、今回のMACWORLDは、わざとビル・ゲイツが「Windows Vista」を大々的に紹介するであろう、CESの開催の直後に日付をぶつけたのだという。
MACWORLD EXPO

噂の真偽については、疑わしい部分もあるが、それでも最近、忘れかけていたあることを思い出した。

それはアップルにとって、今度の1月こそが、Windowsのマーケットシェアに追いつく千載一遇のチャンスだということ。iPod人気で、アップル社の商品全般に注目が集まり、米国では今年の春からMacBookが大ヒット。

 そこへきてマイクロソフトが、開発が遅れに遅れた「Vista」を発表するのと同じタイミングで、
もし「そっちもいいけれど、こっちのOSの方は、さらに2世代くらい進んでいるよ」とMac OS X "Leopard"を提示できたら....

続きを読む "アップルは、千載一遇のチャンスをどう生かす?"

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2006.11.11

アメリカで話題のMac CMが日本でも...

"Hello, I am a Mac."
"I am a PC."

Mac役とPC役の小コントのようにして行われるTV CM「Get a Mac」シリーズが米国で放映されてしばらくが立つ。
最初に放映されたときは、「これってどうなんだろう?」と思っていたが、やがて、これまで声が届いていなかった層にも、Macの魅力をわかりやすく伝えたということで評判があがってきた。
次第に私も「あの広告、日本でもやればいいのに」と思うようになっていた。

だが、アップル周辺では:
ー「あれは比較広告にあたる」
ー日本では比較広告は嫌われる(という昔から言い続けられている神話)
という理由で敬遠していたようだ。

先日、アップルの服部ディレクターをインタビューしたとき、「これまでMacの魅力をちゃんと伝えきれていなかった。これからはがんばっていきたい」と語っていた。「もしかしたら日本独自のCMを始めるのか?」と期待していたんだけれど、今日、撮影のために持ち歩いていたMacBook(Intel Core 2 Duoー借り物)を開いてみてびっくり。

Tvcm

アップルExciteのページを開いたら、いきなり「Get a Mac」の日本版TV CMが紹介されていた。
なんだ、結局やるんじゃん。「Get a Mac」日本版。

話題のCMはこちらで見ることができます:
Macをはじめよう

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2006.11.08

MacBookもIntel Core 2 Duoに

Safari002_1

Intel Core 2 Duo搭載の新「MacBook」が発表されました。

新しいMacBook、果たしてどこが変わったのか。
プレスリリースによれば新MacBookは25%高速

執筆時点では、英語のリリースしかありませんが
1.83 GHz, 13-inch white MacBook, for a suggested retail price of $1,099 (US)
2.0 GHz, 13-inch white MacBook, for a suggested retail price of $1,299 (US)
2.0 GHz, 13-inch black MacBook, for a suggested retail price of $1,499 (US)
の3種類が用意され、
200GB/4200rpmのHDDも選べるようです−−これはうれしい!


MacBook Proの前例で、「公式ホームページでわかることだけがすべてではない」ことがはっきりしたので、今晩は早く寝て明日に備えます。アップルさん、発表時間を深夜前にしてくれてありがとう!(笑)

新MacBookを記念して5周年を迎えた関心空間に、久々にキーワードを追加してみました。
もちろん、そのキーワードとは「MacBook

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2006.10.30

Quartzアニメーションに触れよう!

*一部訂正しました:
*期間は実質1日だけー>日曜まで5日間開催しています。ぜひ行ってみてください!


MOTION TEXTURE

Macの画面上に表示される流れるように滑らかなアニメーション。
その多くはMac OS X開発環境の一部として提供されている「Quartz Composer」でつくりだされている。

1つの映像と、別の映像を線でつないで、その関連を設定していくだけの簡単な操作で、
おもわず楽しくなるアニメーションをつくれるソフトだ。

このブログでも再三紹介している「未来派図画工作」のZugaさんが、このソフトでつくった素晴らしい作品の数々を「Quartz Composer Sample」として公開しているので、まだ見ていない人はぜひそちらをチェックしてみて欲しい(ただしMac OS X "TIger"以降でしか見ることができない)。

普段はMac上のアニメーションだけで終わってしまうこのQuartz Composerの世界だが、
まもなく、この素晴らしいアニメーションを自分の手で触わって、しかも対話(操作)できるという、おもしろい展示が公開される。

場所はお台場の近く「青海」の「日本科学未来館」。

広告などのCG映像制作を行うWOWという会社による「motion texture」というプロジェクトの一環だ(Zugaさんは、このWOWの一員)。

motion texture公式ホームページ

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MacBook電源問題解決!?

前の記事で書いた通り、MacBookの電源シャットダウン問題(Random Shutdown Syndrome)を解決するファームウェアが登場しました。
 このファームウェアアップデートをしてから、既に3日が経ちましたが、MacBookは1度もシャットダウンしていません。
これって治ったと考えていいのだろうか?

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2006.10.27

MacBook電源問題、ファームウェアで解決!?

同じMacBook電源問題で悩むdrikinから教えてもらいました。
なんとMacBookのファームウェアアップデートが出ています。
おまけに説明を読むと、電源問題が解決しそうなニュアンス。

MacBook firmware

さっそくアップデートしてみました。
この記事のコメント欄やトラックバックを使って、皆さんの体験談を集積できればと思います。

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アルミが内側から光る!MacBook Proのすごいギミック

新しいMacBook Pro、ただCPUが変わっただけのマイナーチェンジだと思っていませんでしたか?
確かにスペックシートを見比べただけだと、旧モデルと大した違いがないように見えるけれど、
実はこの機種、とんでもないギミックが用意されています!

if you DON'T read Japanese, follow the link here.

MacBook Pro [2006/Fall]

Newmpb3

なんと、アルミフレームの内側から光が透けて見えるのです!

それではiSightがOFFの状態とONの状態を比べてみましょう。

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2006.10.24

MacBook Pro 2が登場

iPod5周年の今日ですが、それを祝うように(!?)いきなり発表されましたね、新MacBook Pro。

Intel Core Duoから、Intel Core 2 Duoへの移行は必然な流れ。
それだけに、MacBook Proを買おうにもタイミングを逃して買いあぐねていた人も、これですんなりと購入可能に。

発表時間は、MacBook発表以来つづいている日本時間21時半前後。
これまでのMacBook Proに比べて39%高速は当然として、ハードディスク容量が120GBと大きいのもうれしいところ(もっとも、もう少し待って東芝の200GB級を搭載して欲しかった気も少々)。



UPDATE:記事を書いた時点で、Apple Storeのリンクがまだ正常に機能していなかった(Apple Storeトップページに強制移動されていた)ので気がつきませんでしたが、なんとBTOで200GBのHDDが選べるようです。これはウレシイ!


15インチモデルにもFireWire 800搭載ということで、アップルはこれからまたFireWire 800にも力を入れてくるということか?あるいはそろそろFireWire 800でないと、本領が発揮できない「何か」が出てくるのか?

GPUもATI X1600のままだし、間違って先週、MacBook Proを買っちゃった人も(ハードディスク容量以外は)それほど悔しがらずに済む。
それでいて、これまで「絶対にIntel Core 2 Duo搭載機が出てくるはずだ」と買い控えていた人は、これで自分位GOサインが出せる。

今回のアップデートはどうやらそんな感じみたいですね。

ちなみに個人的にはMacBook Proもいいけれど、こちらの新発表に喜んでいます:
「MagSafe Airline Adapter」
もう、今年の海外取材は打ち止めだけれど、来年はこれもってMACWORLD EXPO/SAN FRANCISCOですね。
0610macbookpro_fam


Apple Store(Japan)


Mother Earth - The Desired Effect - JesseBGM: Mother Earth -- Jesse

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2006.10.23

「アプリが使用中です」対策

私はノート型Macをメインで使っているが、外付けハードディスク無しではやっていけない。
今日のノート型のハードディスク容量は私にとっては少なすぎるからだ(それだけに東芝が夏頃までに出すといっていた2.5型200GBハードディスクの登場を未だに待ちわびている。もし、容量を200GBよりさらに増やしてくれるというのなら、それはそれでもうちょっとだけ待ってみようという気になるが、我慢が限界に達しそうな年末前にはなんとか出荷して欲しい)。

さて、そんな大容量ハードディスク依存症の筆者がどうしているかというと、家に帰るとまっさきに2台の外付けハードディスクをつないでいる。iTunesの曲も、iPhotoの写真も、これらをつながないことには楽しむことができない。

 ただ、困るのはたまに外出時に、この外付けハードディスクをアンマウントして、外そうとすると「(そのディスクは)アプリケーションが使用中です」と表示されて、アンマウントできないことがあるのだ。

Finder001

これまで過ってケーブルを抜くなどの事故で、何度もハードディスクをクラッシュさせ、大事な写真を失ってきた経験から、アンマウントせずにいきなりケーブルを抜くようなこともできない。

かといってマシンを終了(または再起動)するのも困る。
常にアプリケーションを10本くらい起動しているので、1つ1つのアプリケーションについて書類を保存するのか、複数のタブを同時に閉じていいのか聞かれるのも煩わしい。おまけに再起動後、MailやSnapz Pro、Skype、iChat、MSN Messengerといった常時使用アプリケーションがすべて起動し、動作が落ち着くまで待つのも煩わしい。

となると、残る道は1つ。
どのアプリケーションが、外付けハードディスクを使用中なのか突き止めて、それを終了し、ディスクを再度アンマウントするしかない。

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2006.10.12

MacBook電源問題、修理のフロー

MacBook電源問題ですが、第1回目の発症の後、しばらく大丈夫だったので
「やはり大丈夫かも」と楽観視していましたが、その後も2度、いや正確には8回程発症しています。
1度、発症すると、短時間の間にだいたい連続して2〜3回連続して電源が落ちます。
つまり、
・スコンとハードディスクのヘッドがparkingされる音がして、電源が落ちる
・その後、起動しようとすると、一瞬だけ液晶がついて、その数秒後にまた電源が落ちる
・その後、もう1度、起動すると起動画面、あるいはFinder画面までは表示されるが、そこでまた落ちる

しかし、そのあと、もう一回くらい起動すると、その後はまる1日くらい平気で持つ、といった状態です。

現在、平均で1日に1度(1度につき2.7回連続)といったところです。
同様の症状は私の身の回りでも大量に起きていることがわかりました。

mixiの日記には少なくとも7人の方が、頻度こそ違え同様の症状を報告してくれました。
一方、同じくらいたくさん「今のところ症状が出ていない」という書き込みもあります。
(書き込んでくれているのは5人ですが、そもそも、この日記にコメントを書き残す人は、この問題に関心が強い「体験者」の方なので、この数を比較するのは意味がないでしょう)。

また、くまさんに、こちらのApple Discussion Boardで、さらにいろいろな症例や体験談が紹介されていることも教えてもらいました:
http://discussions.info.apple.co.jp/WebX?128@133.Q66Lb8pvzsJ.5@.f00d8fd

さて、そんな中、私も今後のことが不安になって、今日のラジオ+取材3件+打ち合わせの帰りにApple Store Shibuyaに寄ってきました。
現在の修理の流れはこんな感じです。

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2006.10.10

MacBook電源問題、10/10発症説!?

今日はTokyo Art Beatの2周年記念パーティー。夜中の12時過ぎに帰宅して、連休中のことをブログに書こうと思って、鞄からMacBookを取り出し、ACアダプターをMagSafeでとりつけ、外付けモニターをつなぎ、スリープから復帰させた。
 一瞬、画面が現れたと思ったら、突然、電源が落ちた。
 「え!?」

気を取り直して、もう1度、電源をいれると、起動画面が出る直前に再度、電源が落ちた。
「え!?」

これまで私のMacBookを見た何人かの友人が、
「え、それじゃあ、電源問題大変ですよね?」と聞いてきた。

 その度に私の答えは「いや、あれすべてのMacBookじゃないでしょう。うちのは『当たり』だったみたいで、そういう症状は一度も起きていない」というものだった。
 友達の友達のMacBookの調子がおかしい、と聞くと。「もしかして電源問題じゃないですか?」と人にはアドバイスするけれど、まさかそれが自分のMacBookに起きるとは、考えてもいなかった。

 ところが、どっこい、今日になって初めて、その症状に見舞われ、初めて「この問題」のことが本気で気になり、いくつかの疑問が浮かんできた。

 しかし、それらの疑問以上に驚いたのが、私とチャット中だったdrikinが、チャットの最中にやはり「初めて」の「電源落ち」を経験したことだ。

 これはさっそく、mixiに書き込んで症例情報を集めないと、と思いmixiにログインする(自分で検索して調べればいいのに、ついmixiの友人の親切なアドバイスに甘えてしまう。ブログには調査結果だけを載せるつもりだった)。

 ところが、このmixiにログインしてビックリ。友人のライターのYさんがやはり、今日になって「初めてMacBookの電源落ち」を体験したと日記に掻いているではないか(@20:41)。

マイミクシイ(mixi上の友達)357人中の3人というのが果たして多いのか、少ないのか判断にこまるところだが、この3人が揃って10/10の夜(いや、私とdrikinの場合は11日か)に発症したというのは何か意味があるのだろうか?
もしかして、内部クロックが関係している(っていうのは、ちょっと想像しづらいけれど...)

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2006.08.07

Intel 100%移行、実は64ビット100%?

あと数時間でWWDC2006の基調講演が始まります。
それに先駆けてMac24さんに、2つほど記事を書かせてもらった:
http://mac.ascii24.com/mac/
【WWDC 2006 Vol.1】目玉のひとつは64bit CPU搭載機か!? 米国会場から事前レポート(前編)
【WWDC 2006 Vol.2】新OS“Leopard”はデベロッパーに被害をもたらす? 米国会場から事前レポート(後編)

後者のタイトル、本当は味方か敵かだったんだけれど...ま、いいか...

今回の基調講演では、Leopardの発表だけにとどまらず、
64ビット版Intel Macが登場し、現在75%まで進んだインテル移行が、
ついに100%まで進むかもしれない....

という話があります。

ところで、ここで使っている写真の一部を写真共有サイトのFlickrにも投稿していたのですが、
そこでおもしろいディスカッションが始まりました。

wwdc 2003

実はIntel Macは、現在あるIntel Coreが内部的には64ビット仕様になっている、ということで、
最近、日本語版が始まったGizmodoの記事へのリンクが貼られていました。

こちらの記事です:
Intel Hiding Features From Users?

私はそろそろ出発の準備で、
検証している余裕がありませんが、皆さん、どうぞ、ここをディスカッションの場に使ってみてください。

実は「インテルだけでなく、64ビット移行も完了」とか発想されたらおもしろいですね。

でも、これはどちらかというとPowerPCがG5以前から32ビットCPUでありながら64ビットにも備えていた、というノリに近いのかな?

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2006.08.06

いざWWDCへ

今日、これからサンフランシスコに旅立ちます。
今日といえば本当は大江戸骨董市。友人の版画家、K & Classiquesを営むRudi Kanaiさんが7年ぶりに帰国し、国際フォーラムに出展しているので、本当はそちらも覗きたいのですが、遅れている原稿や品川での買い物もあり、ちょっと寄るのは無理そうです残念)。ぜひ20日に伺おうと思っています。


さて、来週から年に1度、世界中のMac開発者が集うWorldwide Developers Conference 2006が開催します。
新OS、Leopardの詳細が開かされるのに加え、Power Mac G5の後継となるプロ用デスクトップマシンが発表されるのではないかと噂されていますが、真相はいかに?
個人的には以下の2つのスライドを、もう1度、拝めることを祈っています:
wwdc 2003
wwdc 2003

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2006.07.26

Mighty Mouseがついにワイヤレスに

今日は1日出かけていたのですが、帰りの電車の中でワイヤレス版Mighty Mouseが発売されたのを知りました。

Engadget Japanに出ていたこともあり、帰り道kwmrさん@いい感じと、ちょうど「これはWWDC 06で発表して、配るに違いない」とか話していたんですよね。

今回のWWDCは8月7日から、夏休みの旅行シーズンで、飛行機代も宿代もバカにならないほど高い。
アメリカ国外にいる開発者達は、多大な負担を背負って参加してくるわけで、
それに対してのねぎらいの意味も込めて(というか単に個人的期待かもしれませんが)
「ワイヤレスMight Mouse」はWWDC 06で発表して、参加者に配るに違いない−−と勝手に決めつけていたのですが、こうなってくると微妙そうです。

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2006.07.06

mixi: RemoteあらためLocal Desktop Client

mixiの日記に書いたネタですが、インターネットの方が、こういうネタが好きそうな人が多そうと思ったのでnobilog2にも書きます。

今日はInter FMの番組、KC Showの「PC Talk」の日でした。
今週はDELLがスポンサーということで、MacではなくWindowsの話。
DJのKCに前に聞かれて説明したことがある「Remote Desktop Client」について紹介しました。
(ちなみに、今週、デルを買う予定の人は、ぜひ「DELLのラジオキャンペーン」も検討してみてください。

Rdcicon


さて、Remote Desktop Client。
 知らない人のために簡単に紹介すると、これはWindowsパソコンを、他のパソコンから遠隔操作するためのソフトです。
 番組では話さなかったけれど、実はMac版もあります。

 Macにこのソフトを入れて、ネットワーク越しのWindows機をアクセスすれば、PowerPC Macの上でもWindowsが利用可能になります。エミュレーションとは違うので、CPUパワーもそれほど使いません。

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2006.07.05

さらばeMac

アップル社から新しい教育市場向けマシンが発表されました。

同じく教育市場向けマシンとして誕生したeMacの後継となる製品で、この製品発表によってeMacは正式にアップル社の製品ラインアップから姿を消すことになります。

新製品の名は「17インチiMac(17インチ)」

見た目はまるっきり従来のiMacと同じですが、価格は学校関係者向け価格で116,000円とかなり手頃。

代わりにSuperDriveの代わりにコンボドライブ搭載となり、
ATI Radeon X1600グラフィックス(128MB VRAM)がなくなり、オンボードのIntel GMA 950グラフィックスを使用
そしてハードディスクのサイズも従来の半分になっています。

でも東京大学同様のNetBoot系システムを導入するのには、問題ないスペックですね(HDDは不要ですが)。

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2006.05.24

アップルがFingerWorksを買収

Fingerworks
今更のニュースですが、アップル社がFingerWorks社を買収したことが正式に明るみに出たようです:
Apple 10-Q: two new lawsuits, one settled
FingerWorks社公式サイト.

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2006.05.20

ガラスのキューブ

Safari002
世界中の映画館に「ダ・ヴィンチコード」冒頭のガラスのピラミッドが映し出されるのとほぼ時を同じくして、NYマンハッタンではガラスのキューブが一般向けにオープンします。

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2006.05.18

「MacBook=シングルレイヤー」の真相

MacBookが搭載するSuperDriveについては当初から情報が交錯していたようです。
私自身もいろいろ確認しつつ、インタビューなどの準備をしながら、あまりちゃんと確認していなかったため、混乱を広める片棒をかついでしまった感がありますが、ここでもう1度だけ書いておきます。

MacBookが搭載しているSuperDriveはシングルレイヤー(1層式)です。
MacBook Pro 15"もシングルレイヤーです。

MacBook Pro 17"だけが、デュアルレイヤー仕様になっています。
この件は(mac24のインタビューでは割愛してしまっていましたが)インタビューでも確認してあります。

では、いったいこの混乱はどこから生じたのでしょう。

夕方になって、混乱の元も突き止めました。

MacBookの仕様をまとめた公式ページ、ここに原因がありました。

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2006.05.17

mixi:macbook、在庫あります@ASG

UPDATE:今日、聞いた情報の方が間違いみたいで、やはりMacBookのSuperDriveはDual Layer仕様ではないようです。

mixi日記への書き込みから...
いつも軽いネタはmixi日記だけに書いているのですが、ブログ用に記事を書いている時間的余裕がないので、ひとことだけ...

MacBook、Apple Store Ginzaに(おそらく他のStoreにも)入荷しています。
正午時点でApple Store Ginzaにはまだ在庫があります。
ちなみに、開店前から並んでいる人もいたようです(未確認情報)。
新MacBookはメモリやHDDの交換は比較的簡単だそうです。

ゴム足とかも新しくなっていていいですね。

なお、いくつかのブログ記事で、MacBookのSuperDriveは2層書き込みに対応していないようなことを書きましたが、これについては現時点で情報が入り乱れています。公式スペック表をみると2層対応?

となるとMacBook Pro 15"の立場は...!?
(念のためもう1度。以上は、間違った情報を耳にして書いたものです。MacBookはSingle Layerでした。Dual Layerに対応しているのはMacBook Pro 17インチだけです)

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Say 'Hello' to MacBook Family!

似たような記事がつづいてスミマセン。
前の前の記事(「MacBook発表」)は、あれはあれでトラックバックなどがついたので、出先の慌ただしい中で書いてヒドい文ですが、そのままにしておこうと思います。

こちらの記事ではMacBookの発表というよりも、「MacBook」という新しい製品シリーズが完成した、ことについて書こうと思います。

実はアップルはこの発表にあわせて、MacBook Pro 15インチの方もマイナーチェンジしている。
CPUが2.0GHzと2.16GHzになったのだ。

このマイナーチェンジによって今朝、掲載されたばかりのITmedia「PCUpdate」のレビュー記事:「Intel Macの最高峰「17インチMacBook Pro」を徹底検証——Windows機としての実力は?」が1日も経たないうちに改訂が必要になってしまった(一番最後の15インチと比べた価格評価の部分)。

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Say 'Goodbye' to PowerBook

Macin'Blogさんの「さらば! PowerBook!!」という記事を読んで「そうか」と思いました。

今日のMacBook発表を持って、1991年から続いた「PowerBook」のラインアップはなくなるんですね。
なんか、そういわれると少し寂しいですね。

最初のPowerBook(PowerBook 100、140、170)が発表されたのは
1991年秋のComdex(ラスベガス)でのことでした。

Comdex開始の朝、報道陣はアップル社のブースの前に呼ばれたのですが、(ちょうどスティーブ・ジョブズ復帰後のMACWORLD Expo開催前夜みたいに)ブース全体が大きな幕で覆われていました。

しばらくすると、当時のCEO、ジョン・スカリーが自信満々の笑顔でやってきて、ちょっと中を覗いた後、プレスを前にして「今日は大きな発表がある」といった調子で話し始め、会場を包んでいた幕がおりました。

登場したのは3種類のPowerBookと68040というCPUを搭載したQuadraという新シリーズ(Quadra 700と900)、これらがブースに設置された立体棒グラフのような台の上にかっこよく展示されたいました。

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2006.05.16

MacBook発表

前々から噂になっていたMacBookがついに発表されましたね。

インテルMacの購入はこの発表を待ってからと決めていたのでうれしいです。

MacBookのビデオチップががMac miniみたいに共有メモリになるかどうか、つまりFinal Cut Proが使えるかどうか次第で、どのインテルMacを買うか決めようと思っていました。
でも、これってどうなんだろう...!?
(イベント会場で更新しているので、読み落としていました。共有メモリですね。となると、やはりiMacかな。でも黒も欲しい)。
とりあえず、明日以降の取材でもっと詳しいことがわかってから判断しようと思っています。

(あ、でも、今、BUY NOWしないと、届くのが遅くなってしまうのかな?)

実は今、ブログディナーというブログ関係のイベント会場にいるのですが、目の前で「ブログ神」平田さんが白黒1台づつ買うといっています(ただ、2.3Kgにがっかりぎみ。この会はMacユーザー比率が大きいので、今、この発表のために自己紹介タイムが中断しています。ちなみにブログディナーでは黒が圧倒的人気です)ー>買ったようです。黒だけ高いっていうのは、またうまいなぁ...
Mb_step1_hero_060516

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2006.05.02

アップル、スイッチキャンペーン第2弾

先日、スティーブ・ジョブズが株主総会で予告していたアップル社の新CMが披露されましたね。
Get a Mac」というタイトルで、スイッチキャンペーン(Real Peopleキャンペーンの)の第2弾といった雰囲気。

PCを擬人化した、やや冴えないビジネスマン風のキャラクターと
Macを擬人化した若者がお互いの特徴を語り合うコント形式(!?)

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2006.04.28

ごめんなさい、デザインの話しを書き漏らしました

あなたにとってアップル社のイメージは?
CNet Japanの記事「Mac OS XもWindowsも動く!Boot CampでMacのシェアは伸びる?」によれば、インテルMacでWindowsも利用可能にするBoot Campが登場したことで「Macを購入の選択しに入れてもよい」人が49.4%、「Macを購入したいまたはする予定だ」の人が5%いるそうです。
で、その理由ですが、71.1%の人が「デザインが優れていてかっこいい、かわいい」と答えているそうです。

昨日、ようやく発売となった「アップルコンフィデンシャル2.5J」(上下巻あります)には、この大事な「アップルデザイン」について語られていません
(そちら方面に興味がある方はポール・クンケル著であの大谷和利さんが翻訳されている「アップルデザイン−―アップルインダストリアルデザイングループの軌跡」を買ってください(良書です)。

Accover

ただし、この本を読んでいただければ、アップルには工業デザインやiPod、まだパソコンユーザーの5%しかその良さを知らない「Mac OS X」以外にも、これだけ語るべきことがあることがわかっていただけるかもしれません。
 また製品の工業デザインだけでなく、製品の作り方や売り方ひとつをとっても非常にユニークな会社であることも分かっていただけるかもしれません。

 ぜひMacに詳しい方だけでなく、Boot Campの登場で、「最近、ちょっとMacに興味がわいてきた方」もMacそのものには興味がないけれど、アップル社のマーケティング戦略、ブランド戦略に興味がある方も手に取ってみてください。
 もちろん、アップルやMac、iPodが好きな方々にもぜひ読んでいただければと思います。
 かなりのMac好きな方でも、知らないエピソードがいくつかはあると思います。例えばOpenDocの最後の最後に行なわれたComponent 100のパーティーや(アップル製ではないですが)Cyberdog 3.0の開発計画などは本邦初公開ではないでしょうか。

 実は私もイタリア旅行から帰ってきて3日前にはじめて実物を手にしたのですが装丁家、鈴木成一氏が表紙をはじめ、文のレイアウトまですべて行なってくれました。
 光の反射で色の変化を楽しめる表紙には、MacBook Proのネームプレートのような鏡面仕上げ(!?)で英語のタイトルとクレジットが刻まれています。持ったときの感触もやわらかで心地がいい。
ちょっと手前味噌になりますが、この表紙、シンプルながら、なかなか深みがあって眺めていても、触っていても楽しめます。

というわけで、まるっきりの宣伝エントリーでした。

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2006.03.26

Windowsユーザーにも勧めたい

今月はなんだかいろいろと忙しくほとんどブログを更新できていません。月はじめから書こう書こうと思っていて、ついにこんなタイミングになってしまいました。

パソコンメーカーの方やソフト開発をしている方々は、Macを使う使わないに関わらず、ぜひ、今週の火曜日まで発売中の月刊MacPeople 4月号(表紙がMacBook Proの号)を立ち読みしてみてください(水曜日以降はバックナンバーを入手するしか読む手段がなくなってしまうので...)

実は特別対談として、元マイクロソフト会長の古川享さんと元インテル会長の西岡郁夫さんの対談記事が載っています。モデレーターと話しの構成、執筆は私がやらせてもらいました。

 記事のタイトルこそ「アップル社への提言」となっていますが、今日のパソコン業界(ソフト/ハード共)に対しての示唆に富んだ内容になっていると思います。

 これまでこのブログで、自分が書いた雑誌記事や書籍について、必要以上には宣伝しないようにしていたのですが(一時、たまに宣伝しいましたが)、この記事をあえて宣伝してしまうのは、Mac雑誌だからということで立ち読みするしないかもしれないWindowsよりの方で、パソコン製造やソフト開発に関わっている方々にこの記事を(立ち読みでいいから)目を向けて欲しかったからです。

 某半導体大手の社内ミーティングでもこの記事が紹介されたと聞いております。いろいろなブログでも取り上げていただいているようです:
technoratiサーチ

いずれこの記事の一部だけでもWebにあげてもらって、皆が自由に読めるようになるといいのですが...

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2006.03.01

Mac miniとiPod Hi-Fiで、ちょっと気になったこと

アップル社からMac miniとiPod Hi-Fiが発表されたようです。
新しいIntel Core Solo/Duo搭載のMac miniは、CPUが1.67GHzでHDDが80GBという問題はあるけれど、かなり購買欲をそそられる人が多いのでは!?(Gigabit Etherになったのもうれしいですね。企業向けにもアピールしそうです)。

MacBook ProやiMacとの差別化のために、わざとマザーボードに細工をしたりしていないといいのですが。

魅力ある製品は、ぜひその魅力を150%開花させて売って欲しいところ。個人的には、BTOで2GHzとかも選べるといいと思っています。

そんなことをすると、あとから出てくるプロ用デスクトップ機との差別化が難しくなるかもしれないですが、これは健全な社内競合の範囲内でしょう。

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4GamerにMac専門チャンネルオープン

アップルがちょうど新製品を発表している最中ですが、日本ではPCゲーム専門サイト、4Gamerに、「Macintosh専用チャンネル」がオープンしました。

一部ではアップル社が今後、ゲーム関連の開発に力を入れるという噂もあるようで(もしかして、今日の発表もそれがらみ?)、タイミング的にはバッチリかもしれません。

オープンにあわせてコラムを書かせてもらいました。

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2005.12.11

[md:] Google Earth Mac版&東京1丁目1−1

mixi日記からこちらへコピーしました(これからそうしたエントリーには[md:]というprefixをつけます):

マイミクのリョウさんの日記にて、Macを使う鳥瞰好きには見逃せないニュースを目にしました。Google EarthのMac版がβ版にこぎつけているようです(元ネタはApple Insider)。

 うーん、Google、期待を裏切らないなぁ。Googleのインタビューとかをすると、私が聞かないまでも、カメラマンさんの方とか、編集の方から、必ずと言って飛び出す「Google EarthのMac版はつくらないんですか?」の質問。
 Google社内ではMac好きな人はそれなりにいるけれど、仕事でMacを使う人はそれほどいない。それだけに懸念していたのですが、無駄な心配だったようです。

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2005.10.20

アップル新製品、気になった3つのポイント

今回の新Power Mac G5、新PowerBook G4の発表で気になっていたポイントは3つ。
1つはPower Mac G5がデュアルコアかどうか。
これは念願通りのデュアルコアで大満足。ものすごく欲しい。

2つ目はPowerBook G4の液晶の解像度があがっているかどうか。
これも予想通りあがっていて大満足だ。
ちょっと前まで、アップルはFinal Cut Pro+PowerBook G4で、取材先でそのままSD品質の映像編集ができることを売りにしていた。
それが最近、Final CutからiMovieまで、アップルのすべての映像系ソリューションがHDに移行してから、あまりこのことを唱わなくなっていた。そう、これまでのPowerBook G4は、17"でも、ちょっとHD解像度の映像編集にはつらそうだった。
まあ、本体の大きさもあるから無理だろうと思いつつも、なんかまかり間違ってフルHD解像度をサポートし、PowerBook G4 HDとか呼ばれないかとおもったけれど、さすがにそれはなかった。
でも、17インチモデルで1,680×1,050ピクセル解像度...なかなかいい線いってくれたと思う。
それに何よりもバッテリー寿命が延びたのはうらやましい...

さて、3番目に気になっていたのが、付属ソフトだ

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新PowerBookと新Power Macが発表

今日は仕事に集中しようと思っていたのですが、
iChatを見るとJason O'GradyのiChatステータスが「New Yorkからライブブロギング中」に...
http://www.powerpage.org/archives/2005/10/live_coverage_a.html#000220

を見たところ、たった今、新PowerBook G4(17"は解像度アップ)

新Power Mac G5(念願のデュアルコア)が発表されたようです。
といっても、まだ発表会が始まって20分。

もしかしたらまだまだ発表があるのかもしれないですね。

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2005.10.13

アップルの新しいメディア戦略:新iMacと新iPod登場!

ついに出ました。ビデオ表示対応の新型iPod。
H.264対応で、音楽ビデオ2000本を用意しているようです(@1.99ドル)。
31%薄くなって、画面はQVGA表示。

来週から発売のこのiPodも気になるけれど、
iMac G5の発表も無視できません。

これがアップル版の10フィート・ユーザーインターフェース?
リモコンがついて、Front Rowというメディアセンターソフトも付属。
http://www.apple.com/imac/frontrow.html

それでもTVチューナーは内蔵しないのがアップルらしいところ。
エル・ガートやピクセラの製品が、この動きをどう活かしてくるかが注目ポイント。

それからFront RowとビデオiPodの今後の連携も気になるところ?

情報はかなり多岐にわたっています。
新しいiMacからは内蔵モデムがなくなったようで、ひっそりとUSB Modemなんていうアクセサリーもデビューしているので、今回の発表の全貌を知るにはそれなりに時間がかかりそう。

05imac_front

それにしても、リビングルームをターゲットにした初めてのiMacーーコストを考えると仕方が無いけれど、今、アップルがあれだけHD画質を重視していることだし、できればフルHD解像度が欲しかった。

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2005.10.07

NewsGator社がNetNewsWireを買収

Safari RSSでいつものように各ニュースサイトのRSSをまとめ読みしていたらビックリするニュースが...

なんとMac用RSSリーダーの草分け的存在、Ranchero Software社のNetNews Wireを、RSSリーダー大手のNewsGator社が買収したというニュースだ。

RSSの出所は「Macお宝鑑定団」

NetNewsWireは、RSSの可能性を、私に最初に教えてくれたソフトでもある。
Safari RSSも、このソフトがなければ誕生しなかったかもしれない。

いつ頃から使い始めたのだろうと、あらためて自分のブログを検索してみた。

まだnobilog2どころかココログそのものもない2003年4月には既に使いこんでいたようだ。
MacInTouchからRSS

2003年5月には、BlogはRSSリーダーで読めるから、頻繁に更新しなくてもいい(気が向いたときだけ更新すればいい)と書いている。
これは、私がいまだに使い続けている言い訳だ。
でも、実際に日記サイトだと、毎日更新していないと、だんだん見に来る人が減ってしまうが、blogだと、数ヶ月ぶりに更新しても、RSSリーダーのおかげで、記事をポストした瞬間に、大勢の人が読んでくれるのは事実だと思う。
6月にはNetryBlogcastという実験的アグリゲーターサイトサイトを活用し始めていた

実はこれと同じ2003年6月、Safari & WebCore開発の中心メンバー、Dave Hyatt氏がNetNews Wireに出会って衝撃を受けた。そして同氏のblogで、「将来WebブラウザーとRSSリーダーの融合が必要になるかもしれない」、と書いている。

 いつも、この手の最新テクノロジーは、あまり早く取り上げると、誰も話題についてきてくれない。だからRSSについては慎重になって、このDave Hyatt氏の一件から、わざとさらに2〜3ヶ月寝かせてから記事で取り上げたのを覚えている。

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2005.08.27

Keynoteにショックを受けるハーバードの学生達

Harvard Asia Business Conference in Asia 2005、ブランディングセッションでは、久保雅一氏の日本アニメのブランディングの話しもかなり人気が高かったが、それを上回る人気だったのが外村仁氏のスピーチ。

人的リソースをかなり贅沢に使ったその内容の素晴らしさも去ることながら、学生達が一番ショックを受けていたのがアップル社のプレゼンテーションソフトの「Keynote」。

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2005.07.13

Apple Expoに出展しませんか?

9月に開催されるApple Expo
毎年、アメリカ企業だったり、パリ市だったりとテーマを決めた特別展示セクションを設けていますが、今年のテーマは、今、ヨーロッパで熱い注目を集める日本。
日本からの出展者にはさまざまな優遇措置が用意されるほか、ヨーロッパのディストリビューターとかメディアにあう機会も用意される予定です。
この件について、先日、MOSAで話しをさせていただきましたが、明日、再びMOSA Cafeで話しをさせていただくことになりました。

MOSA Cafeでのプレゼンで使った(そして、明日また使う)オンスクリーン・プレゼンテーションをWebで公開していますので、興味がある方はMOSA会員である、ないに関わらず、ぜひ見てみてください
プレゼンテーションはこちらです

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2005.05.08

追記型アップデート vs 同期型アップデート

nobilog2を開くたびに、前のエントリーが表示されるのが苦痛なので、仕事をしなければだけれど、もう1エントリー書くことにした
(どうやら、私は一息ついて、なかなか次の仕事に向けてエンジンがかからない時にBLOGを更新することが多いみたいだ)。

Mac OS X v10.4 'Tiger'についてだ。
ーーなお、Tigerと言えば、米CNBC放送のTVレポートがなかなか凄かったので、まだ見ていない人はぜひご覧あれ!(情報提供:drikin via iChat AV)。

雑誌などではつい派手な新機能ばかりを紹介してしまうが、さすがに200の新機能があるというだけあって、実は地味ながら役立つ機能も多い。

例えば、Safari 2.0の新機能「このページの内容をメールで送信」というメニュー。これはWebページを見たままの状態でメール送信する機能だ。相手が同じくTigerのMailを使っていないとちゃんと、表示されないかもしれないが、上のCNBCのニュースレポートも、この機能で友人に知らせた。
Mail001

あと、この記事のようなBLOGエントリーをWebページから入力しているときに、すごくうれしいのがフォーム入力でのUndo(取り消し)機能だ。1回だけでなく、かなり、前の入力までさかのぼることができる。

でも、このエントリーで取り上げたいのは、有料の.Mac会員でないと恩恵が受けられない「.Mac Sync」という機能で、これも使いだすとなかなかやめられない。

実はTiger発売の直前に、念願のPowerBook G4(15インチ)を手に入れたのだが、
その新PowerBookへの移行で、これがなんとも役に立ったのだ。

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甘かった...(復旧したら即バックアップ)

数ヶ月前にHDDがクラッシュしたという記事を書いた。
しかし、それ以来、忙しかったし、そのディスクのことを考えると憂鬱なので、そのHDDのことは極力忘れ、元気があるときに、ゆっくり、一歩一歩、復旧を進めて行こうと思った。
 数週間前、ちょっと余裕があった時に、Disk Warriorを購入した。
 でも、万が一だめだった場合、復旧作業が泥沼化(=時間や労力が大量にかかる)を考えて、すぐには復旧作業にとりかからずにいた。
 昨晩、ついに問題のHDDをiMacにつなげ、Disk Warriorをかけてみた。

問題のハードディスクのボリューム名(ディスクラベルの名前)が、久々にMacの画面に表示された。
そこから「Rebuild」というボタンをクリックして復旧作業を開始。
十数分ほど待っただろうか「外部記憶装置の接続を突然、解除した可能性があります」といった内容のFinderエラーが表示され、一瞬、冷や汗をかくが、その後、無事診断結果が表示され、「Preview」ボタンを押すと、クラッシュした直前のハードディスクが表示され、その後、別のボタンを押して復旧が完了した。

「なんだ、こんな簡単に済むんなら、もっと早くやればよかった」

だが、喜び勇んで、新しいマシンに一部のデーターをコピーしていたところ事件は起きた。

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2005.03.25

今度はロジックボード!?

先日、iMacにつないだハードディスクがクラッシュしたと思ったら今度はPowerBookのFireWire?
なんだか取り憑かれているのかも知れません。
drikinとiChatをしていた時に、「世界遺産 秘めた力」の再放送が開始し、Macでの録画がスタート。
実はそのとき、カードリーダーでメモリースティックDuoからの読み込みをしながら、外付けFireWireハードディスクへの書き込みもしていたのですが、しばらくMacがフリーズしたようになり、その後、再起動してみたらハードディスクを認識しなくなりました。

もしかしてまたもやHDDクラッシュ?と思って、システムプロフィールを見てみると、ご覧の通り...
firewire

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2005.03.11

HDDクラッシュ

一仕事終えるとまた次の仕事、先週から走りながらの綱渡りを続いていた。
睡眠不足も重なり、体調もかなり悪く、腰も痛い。
でも、今日の一仕事を終えれば、なんとか遅れがなくなるはずだった。
しかし、一難去ってまた一難。
そう言う時に限って不幸は起きるものだ。

iTunesからiPod shuffleへの曲転送が失敗していて、iTunesがなかなか終了できない。
強制終了をかけても、TerminalからKill命令で無理矢理落とそうとしてもno luck。

仕方がないのでTerminalからreboot命令でMacを(やや強制的に)再起動してみたが、なんだか様子がおかしい。

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2005.03.03

Mac mini、41点

Yahoo! Japan急上昇の検索ワードで、Mac miniが9位に入っていました。
http://picks.dir.yahoo.co.jp/
Yahoo!独自のスコアリングによる点数は41点。

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2005.02.28

訃報:Macの父、ジェフ・ラスキン氏亡くなる



APPLE LINKAGEさんでショッキングなニュースを知った。
Macintoshプロジェクトの生みの親、ジェフ・ラスキン氏が亡くなったようだ。享年61歳。

ラスキン氏は、現在、発売されているMacの直接の生みの親ではないが、アップル社で元々、Macintoshプロジェクトをスタートさせた人物であり、ユーザーインターフェースから考えたパソコンの重要性を説いた人物。

最近では「デスクトップ(GUI)は間違いだった」として、もう1度、最初からパソコンのユーザーインターフェースを考え直そうとした著書、「ヒューメイン・インターフェース」を著わしている。

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2005.02.16

Apple Store Shibuya

mixiのコーイチさんの日記を読んで知りました(mixi日記だとTrackBackとか送れないのが残念。コーイチさんのマイミクじゃないと日記読めないし)。

Apple Store、次の店舗はどうやら渋谷のようです

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2005.02.14

iPhotoのブックが到着

arrive
iPhotoのブックが届きました。注文したのは、iLife '05が発売された1月29日(の夜中)、連休とかをはさんだこともあるけれど約2週間強かかったことになるのかな。
中サイズと小サイズ(最低3冊からオーダー)の2種類を頼んだのですが、ソフトカバーで柔らかいこともあってか郵便受けに押し込んでありました...(苦笑)

ちなみに2つのオーダーはそれぞれ別便で送られてきています。

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2005.01.31

PowerBook G4ついに100GB

1月のMACWORLD EXPOではいくつか発表されそうで、されなかったものがあります。
1つは大容量ハードディスク搭載のPowerBook G4。
残念ながらDual Coreプロセッサー採用はまだ先みたいですが、ついに17インチモデルは100GBハードディスクを内蔵!

最近、プロ用のはずなのに、なんだかHDD容量がiPodに追いつかれそうだっただけにこれはうれしい!?
他のモデルも80GBが標準で、最低でもiPod photoと同じ60GB。
iLifeとか使っているとハードディスクがいくらあっても足りないので、実はCPUクロックアップよりもうれしいかも。

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2005.01.23

Separated at birth?

生き別れの双子?

CIMG7598
Apple Store Sakae

これと...
これです...

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2005.01.12

MACWORLDレポート

突然ですが、一緒に来ているMacPeopleのスタッフとMACWORLD EXPOのレポートをやることになりました。
こちらで読むことができます。
MacPeople at EXPO 2005

取材陣の主観を前面に押し出したレポートや感想が中心になる予定です

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2005.01.11

MWSFいよいよ開幕

雨が降り、雷鳴が轟くサンフランシスコ。
いよいよMACWORLD EXPO/SAN FRANCISCO 2005がスタートします
(イベントについては別BLOGでフォローする...かも!?

今年はかなりの新製品の発表が期待されています。

楽しみ、楽しみ

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2005.01.07

Apple Expo出展に興味のある方

apple_expo
MacやiPod関連の製品をつくっているISV、IHVの方々で、Apple Expo出展に興味のある方がいらしたら連絡をいただけますでしょうか。来週、Apple Expoの主催者の方とmeetingをしてきます。
今年のApple Expoの開催は9月20日から24日まで。
アップル関連のイベントが減少傾向にある中、Apple Expoは数少ない成長株のイベントです(毎年、展示場面積が拡大しており、今年はなんと2フロアを使うことになります)。

スティーブ・ジョブズCEOも毎年基調講演を行い、来場者は全欧から集まってきます。

欧州市場向けの販売チャンネルを持っていない方でも、新しいチャネルパートナーづくりのいいきっかけになるはずです。

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ヒトとパソコンとの距離感を考えたお正月でした

この年末年始は、久々にMacからちょっと距離を置いてしまいました。

まあ、お正月くらい、家族との時間をのんびりすごしたり、新春深夜映画にハマったり、買ったまま見ていなかったDVDを見たりしたかったのもあるのですが、それ以上に十数時間おきにMacを覗き込むと、そこには「SPAMフィルタから漏れた数十から百数十通のメール」、「それをひとつひとつ手動で選んで仕分けしなければならないというノルマ」が待っているわけで、これは拷問でしかありません。

既に昨年、後半の中頃からメールソフトは楽しみよりも苦痛の方が大きくなってきたわけで、コミュニケーションツールとしてはチャット/メッセンジャーソフトの方が主になりつつあったのですが、お正月にはこのメールの苦痛に耐えきれず、Macと必要以上に距離を置いてしまいました(最近、SPAMフィルターで間違って仕分けされ見逃すメールも多いので、私からの返事がなく不審に思った人は必ずタイトルをかえるなどして数回メールを送ってみて下さい)

さらにそこから飛び火してパソコンとユーザーとの気持ちいい距離感、かっこいい距離感ってどんなものなんだろうと(実はこれはインプレスのdesktopあたりが探っていたテーマでもあると思うのですが)じっくり考えていました。

今年はこれをテーマにした仕事をひとつ展開していこうと思っています。

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2004.12.13

今晩、神田BARにて「Talk About Apple」は紹介者不要

今晩(12/13[月])、神田BARで開催予定の私と神田さんのトークショー(なんでしょうか?>神田さん)
Talk About Apple with Nobi」ですが紹介者がいなくても入れるようです

ソーシャルネットワークバーということで紹介者がいないと入れないということでしたが、
下のリンク先から申し込む事で、紹介者不要になるみたいです。
http://blog.livedoor.jp/kandaknn/archives/10500228.html
入場にはドリンク付きで5000円のチケットが必要なようです

原稿に追われていて、ようやく3分の1ほど準備が終わったというところ
(今、朝の5時ですが、これから10時くらいまでに書きかけのものを含めて最低2本仕上げなければなりません)
やや、危機的な状況ですが、そんな中で行われるプレゼンを許せる方はぜひご参加下さい

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2004.11.06

iPod Photo available@Apple Store Ginza

前のエントリーにトラックバックをくれた、ibukuroさんのサイトで知りました。

Apple Store Ginzaでも、ついにiPod Photoの発売が始まったようです。

買いにいきたい...

でも、買ったら(いろいろな意味で)ちょっとマズイことになりそうな気がしなくもない(苦笑)
とはいえ、いずれは買うことになるのだし(!?)、なんとか時間をつくって買いにいくかなぁ...

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2004.11.05

eyeHome、19日から国内発売

Mac関連の製品ネタがつづいていますが、独el gato system社の「eyeHome」がroxio japanから発売されます。

11月19日より販売開始で販売価格は24,980円(税込)。

以前、MacPeople誌のLOADTESTで紹介しましたが、「eyeHome」はテレビにつなげて使うメディアセンター製品。

Head Eyehome En

  • Macの「ムービー」フォルダーに入っている動画
  • iPhotoに登録してある写真
  • iTunesに登録してある音楽

をリビングのテレビで楽しむことができます(もちろん、eyeHome本体を家庭内LANに接続する必要あり)
また、付属のリモコンを使ったWebブラウジングも可能です。

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iPodソックス、11月下旬発売開始

iPod Photo、iPod U2 Special Editionと一緒に発売された、もう1つ重要な製品が「iPodソックス」。
iPodを冬の寒さ(!?)と傷から守る入れ物なんだけれど、これがとにかくかわいらしい。
iPod miniから最新のiPod Photoまで全モデルに対応しているのだけれど、どのモデルをいれるかでも微妙に表情が変わってくる。
iPod miniは、そのまますっぽり入って、iPod miniの小ささが協調される感じでかわいらしい(&色のコーディネートが楽しめる)。
初代iPodとかだと逆にびよーんと伸びているソックスの方がかわいらしい。
iPodを持っている全ユーザーにお勧めできる、この冬一番楽しいアイテムかも。
このiPodソックスの正式な価格が決まりました。

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2004.11.04

iChat Status

最近、世界のどこかで何か事件が起きているときiChatメンバーリストが情報源になることが多い
使っていない人に簡単に説明をすると、iChatはMac付属のチャットソフトで、「不在」や「チャット可能」以外にも
「DVD鑑賞中」やiTunesでどんな曲を聴いている最中といった具合に、自分が今何をしているか好きなメッセージを入れて示すことができる。

さっき、このメンバーリストに「worst election result ever」、「Dang Red States」(米国のニュースサイトではケリーが勝った州が青、ブッシュが勝った州が赤で塗られていた)、「if he can fake a war, he can fake the votes」といった言葉が並び始めた(ごめん、最後のは自分でした ;-) )。
ニュースサイトを見てみたら、出ていましたね最悪の結果が。

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2004.11.02

かなり快適そうなiPod Photo、やっぱり欲しいかも!?

AV WATCHデジアルARENAでも報じられていますが、今日はiPod Photo、iPod U2 Special Editionの説明会だった。

私もおそらくApple's EyeやMACPOWER、MacPeopleで記事を書きます。

しかし、今更ながら、外観はほとんどそのまま、仕様の「強化」に重点を置いたiPod Photoと、仕様はそのままで、「(U2と)恊働」による外観変更に重点を置いたiPod U2 Special Editionを同時に発表するというのは取り合わせ的にも面白い。

さて、今日、製品紹介を行ったのはiPodの2人の生みの親の1人とされているStan Ng氏だ。
Ng氏自ら2つの新iPodの魅力をたっぷりと語り、デモも披露してくれた。

iTunes側でサムネールを作成してから同期するようで、写真の表示や切り替えのかなり気持ちのいい速さだった。
あれなら使える。携帯電話よりも低い画面解像度も実際に写真を見てみると、それほど気にならないレベル。
それよりもテレビにつないだ時、iPod側の画面に表示中の写真だけでなく前後のスライド(写真)が表示されるといった凝ったつくりに感動したくらいだ。

iPod Photo登場」というエントリーで「もっとも、本当に大事なのは解像度ではなく、いかにきれいに見せてくれるか、快適に見せてくれるかだろう...」と書いたが、あの快適さは解像度を補ってあまりあるものだろう。

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2004.11.01

バッテリー再生サービス

インプレスWATCHのページを見ていたら、こんなページを発見:
ThinkPadで試してみました!!バッテリー再生リフレッシュを検証
古くてヘタっているノートパソコンのバッテリーを再生してくれるサービスの記事だ。
PowerBook G3(Pismo)やらNewtonなど、家にはバッテリーがヘタっている製品がごろごろ...

このページで紹介されているThinkPadだけでなく、もちろん、他社製品にも対応している。
対応製品一覧を見ると、「Apple」の名もあるので、どの機種に対応しているか機種一覧ページを見てみたが、とりあえずApple製品の対応機種は1機種のみ。

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2004.10.26

Bose、SoundDockに驚いた理由

のまのしわざを読んで思い出した。
BOSE社からiPod専用スピーカーシステムのSoundDockが発売されている。
この製品を最初に見かけたのはApple Expo Paris。騒々しい会場でしっかりと音質を確認できるようにわざわざ試聴室をつくっての出展だった。
いち早くブースを発見した私は、パリ在住の版画家で最近は版画の手法を取り入れたコラージュ作品をつくっているアーティスト、Rudi金井氏と一緒に試聴した。

高音とかの抜けもよさそうだし低音もしっかりしている気がする。安ヘッドホンとかではぼやけてしまいそうなバックコーラスとかも明瞭に聴き取れるし...でも、これって本当にそれほど音質がいいのだろうか?実は後からデモンストレーターに聞いてみたところデモに用意されていた音源は、決してビットレートも高くないMP3圧縮だった。音質の上限がどのあたりなのかはよくわからなかった...

でも、このSoundDockで音質以上に驚いたのがその展示台のしかけ。
「そこでBOSE社が満を持して発表するのが、このSoundDockです」というデモンストレーターの声の後、BGMのオーケストラー演奏のピッチがだんだんと上がってきて、クライマックスに達したところで、それまでiPodの背景を覆い隠していたベールが取れるというしかけ。

SoundDock
上のサムネールをクリックするとそのムービーが見れます(音無し)

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2004.10.25

「ポール・マッカートニーがアップル役員」の噂は本当か?

長引くApple Corp対Apple Computer, Inc.の裁判。
先月、この両者が近々、和解するというニュースが米芸能誌バラエティーの情報として読売新聞に掲載されたらしい。
私はJDNのこの記事を読んで知った
ーーしかし、なんでJDNにこんな記事が ;-)

和解案にはアップルコンピュータが巨大な和解金を支払う、ビートルズがアップルコンピュータの大株主になるといった条件が盛り込まれているようだが、これに加えてポール・マッカートニーがアップルの社外役員に加わるというものも含まれている。

スティーブ・ジョブズがジョン・レノン(やボブ・ディラン)のファンという話は聞いたことがあるが、ポールのファンというのは聞いたことがないし、ちょっと眉唾かなとも思っていた。

ところが突然、私の謎の情報網を経由して、あるアップルに近い関係者が昨晩ポール・マッカートニーと握手したと自慢していたという話が流れ込んできた。
このタイミングでポール・マッカートニーと握手というのはあまりに怪しい。

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2004.10.18

深澤直人氏インタビュー on MACPOWER

fukasawa.jpg
今日、発売となるMACPOWER11月号に深澤直人氏のインタビュー記事が載っています(私はまだサンタモニカのホテルに向かっている途中のはずですが、このエントリーではココログの時間指定公開機能を初めて使ってみました)。

日本ではINFOBARや±0、MUJIのCDプレーヤーで知られる深澤直人氏ですが、実は20周年記念Macを含むいくつかのアップル製品のデザインにも関わっています(IDEO自体が外部デザイン会社としてDuo Dockをはじめとするいくつかの製品のデザインに関わっており、六本木AXISのIDEOのオフィスにはDuo Dockのシースルーモデルが置いてありましたーー少なくとも10年くらい前に取材したときには)。

'98年、iMacの発表直後にアップル本社のIndustrial Design Groupで、ジョナサン・アイブ氏をインタビューしたのですが、そのとき、アイブが日本の工業デザイナーで一番注目しているとして真っ先に名を上げたのが深澤さんでした。

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2004.10.15

必見!?「iPod free style」

最近、書店に行くとiPod関連の書籍、ムックの多さにただただ驚かされる。
そんな中で、一番フットワークが軽くおもしろいことをやっているのが、実はアスペクトじゃないかと思っている。

私自身が関わっている書籍が多いのでひいきめに見ているところもあるのかも知れない。でも、それを差し引いても、新しいことに次々とチャレンジしていく姿勢には好感が持てる。

最近流行の裏テク、ハック系の視点からiPodを切ったのも「裏テク探偵団 iPod超活用術」が一番最初だったと思う。

また、iPod mini専門のムックも「iPod miniビュンビュンテクニック」が一番乗りを果たした。同書は国内でのiPod miniと同日に発売となり、大行列ができたApple Store GinzaでもiPod miniと一緒にすごい勢いで売れ、一日にしてベストセラーの仲間入りを果たした(と思う)。

両著は私自身も執筆させてもらっていたので、宣伝みたいに思われちゃうかも知れないが、今回、紹介したいのはこの2つではない。

今日、発売になった「iPod free style」、この本はスゴイ!
(私はまったく関わっていないし宣伝しても何の得もない。それどころかamazonにもまだないみたいで、アフィリエートのうまみもない。でも、だから、その分、自信を持って堂々と勧めてしまおう)

iPod freestyle cover

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2004.10.12

Bluetooth携帯でPCをリモコン操作

*先週は(台風を含めて)イベント盛りだくさんの忙しい1週間だった*
* 只今、その模様をダイジェストで振り返り中 *

幕張で開幕されていたCEATECで、Salling ClickerのWindows版とも言えるソフトを発見した。
東芝製Bluetooth携帯電話のA5504Tを使って、パソコンの音量を変えたり、PowerPointのプレゼンテーションスライドをめくったりできるのだ。展示されていたのはKDDI社のブースのauコーナーだ。

remocon

 説明員は東芝の人ではなくauの人だった。
 「また、携帯電話を胸にいれたままパソコンから10m離れると、自動的に音楽の再生が止まったりとか、活用方法はアイデア次第でいっぱいです。いいと思いません」説明をしていたのは東芝ではなくauの方だったが、その語り口がどうにもSalling Clickerを紹介する時の私にそっくり...

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2004.10.02

Mail2OmniOutliner

*今日中に修正します*
*自分ではここに書いたのと違う方法
*(スクリプト編集プログラムから実行)で
*使っていて気がつかなかったのですが、
*スクリプトメニューから実行すると
*どのTo Doのファイルを使うか
*記録してくれないことに気がつきました
*(つまり、実行する度にTo Doのファイルを
*指定しなければならない)
*この点については回避方法があるので、
*近いうちに修正します。また立ち寄って下さい

*また、一部のメッセージでは
*本文が正しく記録されないことがわかりました
*これはMailが一部の日本語メール(!?)の本文を
*正しく認識できていないのが問題のようで
*ちょっと手の打ちようがありません

*なお、10/4の早朝に大きな取材があるので
*修正版は、同日の夜以降に取りかかることになりそうです。
*どなたか他の方が改良してくれることにちょっと期待(笑)
*10月3日/15:40(追記)

久々にAppleScriptをつくりました。

名付けてMail2Omni(Outliner)

Apple Mailで選択中のメッセージをOmniOutilnerに複製するスクリプトです。
これを便利に感じる人はかなり限られているでしょうが、せっかくつくったしちょっと汎用性も持たせたのでここで公開します。

短時間でつくった恥ずかしいスクリプトなのですが、
改良したい人のために、編集可能状態で公開します。ただし、スクリプトの勉強にはならないので、あまり中は見ないように。
(面倒なので最適化するのではなく、同じスクリプトをコピー&ペーストしちゃったりかなり適当につくっています)。

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2004.09.27

Apple StoreからApple Mallへ?

Cult of Mac経由Apple Insiderより

Tigerの最新ベータ版のプリントメニューに「Buy Supplies」という項目が追加されているという話。
それよりも私がいまだに気になるのが、Mac OS X Public Betaのフォントパネルに用意されていた「Buy Fonts」というボタン。
機能はしないんだけれど、その後もいくつかのMac OS Xのリリースにこのボタンがあったけれど、説明はないまま(今のPantherにはないようです)。

グリーティングカードとかをつくっている時に、フォントパネルにグレーアウトしたフォント名が表示されて、クリックしてみるとサンプル文字が表示される。上品な筆記体で、気に入ったので「BUY」ボタンを押して1-クリック購入、とかできたら結構いいと思いません?

この計画って棚上げされちゃったのかな?

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2004.09.25

Apple StoreオンラインでJALマイル

Apple Store(オンライン)が航空会社とアフィリエート関係を結んだ。

相手はなんとJALだった:
JAL MILEAGE BANK

JALのマイルをためている人にとってはこれは朗報だろう。
でも、個人的にはちょっと残念。

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2004.09.23

Skypeのジレンマ

nobilog2で書くのは初めてだが、最近、あちらこちらでSkypeを宣伝して歩いている。
ご存知、音声チャットに加え、電話もかけられる例のソフトだ。安いし、音質もいいし、何より気軽で楽しいソフトだ。

asahi.comにもDan Gillmor記事が載っていたし、ネット系の友達ならほとんどが知っているだろう。PCユーザーならむしろ旧聞に属する類のニュースだ。

Mac OS Xベーター版はまだまだ新しいが、既に大勢の方がBLOGに記事を書かれているし、今更、書くのもと思って控えていた。

ただ、よく考えると、BLOGやIT系のWebニュース媒体を読み漁って、最新のおもしろいソフトやWebサイトを追っかけているのは、数的には圧倒的なマイノリティーだ。

そして、そうしたニュースの追っかけをしているマイノリティーの方々なら、既にiChatやWindows Messangerなどのチャットソフトを導入している可能性が高く。親しい相手なら既に私のiChatのメンバーリストにも登録されている可能性も高い(数えたら161人も登録されていた。最近、iChatが重くてたまらないわけだ...)。そしてチャットソフトを導入済みとなると、わざわざSkypeを使って電話をかける必要性も少ない。
ここにSkypeのジレンマがある。

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無意味なエラーコード

今日は時間があったので、友達との待ち合わせまで技術サポート三昧。

まずは実家で豪州から帰国中の父親のiBook G4の設定を変えに。年に1回は帰国するのに、未だにネットワーク設定の切り替え方法を覚えてくれない。

次に家族ぐるみの友達で、現在、NHKの「おしゃれ工房」にラグラグ講師として登場中の伊吹広子さん。

こちらはiBook Special EditionからeMacへの移行のトラブル。

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2004.09.21

買うべきかMac用ATOK

Mac版のATOKとEGBRIDGEがまもなく揃ってアップデートする。
私はどちらも正規ユーザーだが、今、使っているのは「ことえり」だ。

これらの日本語入力プログラム、どちらも最初はものすごく変換効率が高くて喜ぶのだけれど、使い込むうちに著しく変換効率が落ちてくる。これは多分に私自身にも責任がある。Macintosh SEの時代、「2.0変換」という熟語変換レベルのFEPから日本語入力を始めたこともあり、どうしても細かな単位で変換をしてしまう(長くても文節あるいは2〜3文節)。おまけに最初から日本語入力メソッドを信頼せず「話し中」とするにも「はなしなか」とか書いて変換してしまうこともある。

これでは日本語入力プログラムもこちらに応えてくれない。

実は私にとって日本語入力プログラムに一番必要な機能は「リセット」ボタン。ボタンをクリックすればユーザー辞書から何からすべてリセットされてインストール直後の状態に戻ると言うボタンだ。定期的にこれをクリックすれば、ある程度の変換効率が保てるだろう。

もっとも日本語入力プログラムって、価格的にも手頃だし、ちょっとした気分転換になるし、ついつい買ってしまうソフトの1つ。

とくにジャスト・システムのオンラインストア、JUST MY STOREはかなり好きなオンラインストアの1つ。
なんと購入したジャスト製品があらかじめユーザー登録された状態で送られてくるのだ。
机や棚に並ぶ、買ったはいいけれど、登録し忘れているソフト(携帯Sync、買ったのいつだっけ...!?)を見る度に、これは便利なサービスだと思う。

今回、ジャスト・システムにはもう1つうまいところをつかれた。

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2004.09.19

iPod vs Intel?

これまたegadgetからですが、インテルが日立グローバルストレージテクノロジーズと組んでCE-ATA (Consumer Electronics-Advanced Technology Attachment)という新規格をつくっているようです。現在、iPodやRioが採用する1インチHDは特にインターフェースの規格がないので、CF(コンパクトフラッシュカード)のインターフェースを踏襲している。そこにこの際、こうした組み込み機器用の規格をつくってしまおうということなのだろう。

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2004.09.11

と、取れた...

ouch.jpg

ヨーロッパから帰り、原稿に追われる日々。
そんな中、昨日、打ち合わせから帰ろうとPowerBook 12インチを閉じたところ、手には何かいつもと違う感触が...
開こうとラッチのボタンを押してもやはり感触が違う。そっと本体を開いてみると、なんと本体を閉じる鍵の部分の根元が割れてラッチにささったままになっていた。

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2004.08.31

iMac G5だけではないApple Expo

ついにiMac G5が発表。
iBookっぽい親しみやすい質感とカタチもなかなか魅力的

でもApple Expoはこれだけではない。
Tigerの紹介でもこれまでになかった発表が含まれていたし

iTunes Music Store関係でも発表が...

そしてサードパーティー製品の紹介もおもしろかった。

詳しくは12時間後のMacPeople速報PDFを参照!

ヒントはこの下(そうか、あれからもう10年半も経ったんだ):

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2004.08.13

Java Update 1.4.2

8月11日、Mac OS XのJava Update 1.4.2がリリースされた。

これ、ほとんどの人にとってはなんということのないただのOSアップデートだったかもしれないけれど、私にとっては待望のアップデートだった。

というのも...

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2004.07.24

iPod miniまだ在庫あり(@1pm)

*これは2004年7月24日の記事です*




AppleStore Ginza店
13時時点、店の前の行列はほとんどなくなりました。
iPod mini、シルバーとピンクはまだ在庫があるようです(@AppleStore Ginza)

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2004.07.12

iTunes Music Store1億曲

1oku.jpg

iTunes Music Storeがついに1億曲を発売しました。

自分の曲は他の曲とセットで高いプラスチックケースにお金を払う人しか聞く権利がないという人もいるかも知れませんが、自分の曲を1人でも多くの人に手軽に楽しんで欲しいと思うアーティスト、人に聞いてもらうことによって初めて魂を得るという人も大勢いると思います。

Windowsを使うことを強制されないでも、外出しないでも、欲しい曲を欲しいタイミングで気軽に買いたい、という消費者も大勢いるはずです。

iTunes Music Storeは、このどちらにとってもベストなソリューションだと思います。

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2004.07.01

WWDCレポート@MacPeople

毎年恒例のアップル社主催の開発会議、Worldwide Developers Conferenceが開催しており、日曜日からその取材でサンフランシスコにいます。
drikin.comでは遊んでいる写真ばかりが写っているようですが、それは1日の間のほんの1〜2時間で、それ以外の時間はほとんどホテルに缶詰で仕事をしています。
今回、一番時間をかけたのが、MacPeople誌のWWDCレポート。

WWDCの開催は28日ですが、MacPeople誌の発売は29日で、WWDCでの重大ニュースを伝えることができない。これではわざわざ同誌を買ってくれた人に申し訳が立たないし、なんとか発売日を変えられないかと粘ったものの、それは出版社的にどうしてもできないことらしい。
 それなら、なんらかの形で同誌を買った人だけが読める形で速報を提供しようと提案してやることになったのが今回の速報。

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2004.06.24

ついにCOMDEX中止

PC WATCHによれば、今年のCOMDEXの中止が発表されたらしい。
COMDEX Las Vegas 2004の中止決定

一応、来年の予定は立っているが、果たして本当に1年の休みの後のイベント復活はあり得るのか?

来月にはMACWORLD EXPO/BOSTONが開催される。今回が20周年目となる同イベントだが、アップル社の参加はなし。私の方も結局スピーカーとしての参加の話はその後、詰めることなく流してしまった。

 Bill AtkinsonやAndy Hertzfeldら初代Mac開発チームによる座談会は行われるが、これだけでどれくらいの人が集客できるのか不安だ。

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2004.06.18

アップル1986:もう1つの道

今日のOfficeラウンチイベント、やはり目玉はマイクロソフト(株)執行役 最高技術責任者古川氏のスピーチだ。
四半世紀以上にわたって、日本、いや世界のパソコン史の築く側に立ち続けてきた古川氏だが、それだけに公表するエピソードの1つ1つがすべておもしろい。

その中でもとびきりおもしろかったのが、次のエピソード
「あまりバイアスをかけて書かないでくださいね」と、断った上での話だったので、書くのをためらったが、どうせしばらくすれば、そこかしこで報道されるはずだし、あえて「バイアスをかけずにとりあげて欲しい」という部分も含めて紹介したい。

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Office 2004発売

今日はOffice 2004 for Macの発売日です。
今回のOfficeは本当にいいです。きっとWindowsユーザーにも勧めてしまう。
とにかく、Wordをめちゃくちゃ使うようになりました。

今日の3時からAppleStore Ginzaで行われるOffice 2004 for Macの発売記念イベントで、実際に仕事で使い込んだ様子の一部を披露する予定です。

(以下の写真はイベント後携帯電話で撮影したもの)

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2004.06.16

PowerBook & AirMac問題ー原因はこれかも?

ここ数ヶ月、私を悩ましているのがPowerBookのAirMac問題...

しばらくPowerBookを使っていると、メニューバーのAir Macがグレー表示になり、ネットワークがありませんと出てくる。
何をやっても直らない。
ハードの問題かというとそうではないみたいで、再起動するとまた接続される。
AirMacのソフトウェアアップデートが出る度に、「今度こそは直ったかも」と心を弾ませる。
でも、数時間後には、同じ問題が再発。

おかげで最近すっかり自宅ではイーサネット接続状態

先ほど、iTunes Music Store Europe談義をしながら、DragThing作者のJames Thomsonと話をしていたら...
それはこれが原因かもしれないと以下のURLを教えてもらった:

Apple - Discussions - AirPort Extreme Dropout-more than 1GB of RAM

実はJamesもちょっと前まで同じ問題で悩む一人だった...

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2004.06.15

Motion日本語になっていました

BLOG goes onなんていうエントリーをいれただけに、やや意地で1エントリー

昨日は銀座で行われたPost NAB Roadshowに行ってきた。
やはり、何度見てもMotionのデモは凄いのひと言につきるが、昨日はもう1つうれしい発見があった。
これまで何回か見たMotionはすべて英語版でのデモだったのが(先週のDriven By Designまではそうだった)、
なんと、今回はメニューが日本語になっており、日本語テキストを使ったモーションエフェクトのデモも行われた。
これは夏の世界同時発売に期待してしまう。

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2004.06.04

DragThing 5.2

仕事はたまる、毎日、人にあう予定があるで、しばらく更新できない状態が続いています。
下書きには結構ネタが貯まっているのですが、公開せずに終わるネタも多そうです...

そんな中、これだけはひと言触れておきたいのが、Macの人気オンラインウェア、DragThing 5.2のリリース。オンラインウェアの更新、それも0.1あがっただけがなんでそんなに重要かと思う人もいるかも知れませんが...

dt.jpg

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2004.05.17

携帯電話+iChat AV対応のBTヘッドセット

 auのA5504Tが発表から約1ヶ月が経った。でも、まだBluetooth機能をほとんど生かせないままの人が大半ではなかろうか。
 NTTドコモのF900iTの詳細もなかなか発表されず、Bluetoothが普及すればいかに便利化を知る身としてはちょっと不安な状態だ。

 そんな中、久々にこれはすごい、これはお勧め!と言えるBluetooth製品が発表された。

Bluetake社の「BT400G3」ヘッドセットだ。

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2004.05.16

Da janela vê-se o Corcovado, O Redentor, que lindo

「20世紀ボヤージ」、「ホテルマグリット」といった美しく心地よい作品でお馴染み、未来派図画工作のZUGAさんが新作を発表した。

今度の作品の名前は「Full Color Bossa

corcovado.jpg


これまで控えめな色の使い方をしていたZUGAさんだが、新作は打って変わって驚くほどカラフル。
時間の旅、思考の(言葉の)旅につづいては色の旅ということか!?

Corcovadoの山など、ビーチ(特にブラジルの)を思わせる背景が、これからの季節にぴったりの明るい彩りで描かれ、その上に色の名前が世界のどこかの国の言葉で表示される。

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2004.05.15

アトキンソン、もう1晩だけ講演

アトキンソンネタばかり続きますが...(ちゃんとした記事を書いている余裕がまだできない)
ビル・アトキンソン氏、帰国する前にもう1度だけ講演を行います。しかも、今度は参加無料。
日時は5月17日夜7時、場所は銀座です:
http://www.apple.co.jp/retail/ginza/
また混雑しそうですね...
私は先約が入ってしまっていけません :-(

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2004.05.13

ビル・アトキンソン講演:私の人生とMacintosh

今日はMr.Macintoshと呼ばれたMac初代開発チームの中心人物、ビル・アトキンソン氏の写真集の発刊とMac20周年を記念した特別講演会、「私の人生とMacintosh」が開かれた。

bill.jpg

この写真集は、石の中の世界のデリケートな表情を、アトキンソンの開発したカラーマネージメントシステムと帆風が協力したことで出版にこぎつけた。iPod miniは米国先行発売だったが、この写真集は日本で米国よりも数ヶ月先行して発売されることになる(笑)。

講演ではタイトル通り、Macが誕生するまでの、アップル社の試行錯誤をアトキンソン自身が撮影した十数枚のポラロイド写真付きで紹介してくれた。なんで、こんなポラロイド写真があるかというと、まだLisaやMacで動くプリンターがなかったため、画面の状態をいちいちカメラで撮影していたようだ(笑)。ついつい調子に乗ってシャッターを切っていたら1GBのマイクロドライブがいっぱいになってしまった。

softkey.jpg

まだ、仕事が危機的状況を脱していないので今日はダイジェストだけだが、講演中も講演の後も、いろいろとおもしろい話が聞けた。その内容はここnobilog2や来週更新のApple's Eyeで紹介できればと思っている。

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2004.05.09

Mac(Lisa)誕生の背景をアトキンソン氏が明かす

前のエントリーにコメントを下さっているsumimさんはSmalltalkやSqueak、Altoに詳しく、Squeakを広めるべく精力的に活動をされている方です。

彼も前のエントリーに関連してご自身のはてなダイアリーにエントリーを入れてくださっていました:
はてなダイアリー - sumim's smalltalking-tos

LisaやMacの誕生の背景にあるSmalltalk/ALTOの存在は無視できない、という内容です。

そう、今年はPC-8001の誕生から25周年でもありますが、Mac誕生20周年でもあるんですよね。

そのMacの誕生前夜の話は12日に飯田橋で講演を行うビル・アトキンソン氏に聞いてもいい話題かも知れません(まだ少しだけ席に余裕があるようなので、興味のある人は週明けにでも申し込みにチャレンジしてみてください)。

 今回、アトキンソン氏は東京と大阪で公演をするのですが、今、よく調べたら大阪の公演はカラーマネージメントの話が中心なようです。これに対して、東京公演は「私の人生とMacintosh」と題して、完全にMac誕生前夜の話が中心になります。

聞くところでは、「Macintosh GUIの開発過程」についても、Lisaにまで遡って解説してくれるそうで、デスクトップ、アイコン、メニュー、ウィンドウ、スクロールバー、ボタン等々の要素の、開発段階での姿を見せてくれるとのことです(プロトタイプ機の開発中画面を写したポラロイドが多数残っていて、これらをスキャンしたらしいです)。もっとも、トーク内容の詳細な部分についてはこれから変更の可能性もあるので要注意とのことです。

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2004.05.05

Mac OS X、今度はTiger

Mac OS Xの次のリリースのコード名が発表されました。
やっぱり、「Tiger」だったようです。

昨年リリースの10.3がTigerなら日本のMac&野球好きの人はもっともりあがったんでしょうが...(野球はあまり見ませんが、今年の阪神タイガーズはどうなんでしょう?)

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2004.05.01

EyeHome、日本デビューに向け準備中

MacPeopleの最新号(04年6月号)のLOADTESTというコーナーで独El Gato社のEyeHomeという製品を紹介した。

eyehm1.jpg

Macで録画したテレビ番組(MPEG-2形式)やiPhotoの写真、iTunesの音楽をリビングのテレビで楽しめるという俗にいうメディアボックスだ。Safariのブックマークを使ったWebブラウジングもできる。

製品の詳細や日本語対応ぶり、CaptyTVとの相性については雑誌記事やWebページを見てもらうとして、ここではEl Gato社からのうれしいニュースを一足お先に報告しよう。

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2004.04.27

ハードディスクからdeath clicks

昔使っていたiBookは今、リビングに置かれている。
たまに家族の写真をiPhotoに使ったり、iTunesのストリーミング放送を聞くのに使っていた。

先ほどリビングに行ったら、どこかから規則的な変な音が聞こえてくる。

何かが空回りしているような、ひっかかりそこねているようなそんな音だ。

なんだろうと思って、あたりを見回しても、何も音を立てるようなものはない。

「もしや」と思った瞬間、過去の忌まわしい記憶が蘇ってきた。

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2004.04.14

やはり開催は難しい!?

ちゃんと事実確認はしていないので掲載を戸惑いましたが、誘惑に負けました。Think Secretは、現在、MACWORLD EXPO/BOSTONに出展予定の企業は目標の100社を大きく下回る30社弱と報じています。


Think Secret - IDG aims for 100 exhibitors at Macworld Boston; under 30 currently signed up

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2004.04.09

Air Mac Extreme問題

さきほどのウィルス問題と違って、こちらの問題はJames Thomson氏にも確認済みです
これまでBLOGにエントリーしようと思っていてずっと機会を逃していたんですが(そういうネタが多すぎて困るけれど)、最近、たまにPowerBook G4 12インチが、AirMacネットワークに接続できなくなります。

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DragThing 5.1がリリース

nobilog: DragThing 5.1 releasedとのクロス投稿です

TLA Systems社がDragThing 5.1をリリースしました。同社によれば、これは以下の変更を伴うメジャーアップデートです:

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[更新]新種のMacウィルス?(ではありませんでした)

nobilog: a new Mac virus!?とのクロス投稿です

****
以下のレポートは間違いでした
どうもMac OS Xのバグのようです。詳細は最後に...
****

まだ事実確認ができているわけではなく、十分な検証、確認も(時間がなくて)できていないので、あまり大きな騒ぎにしたくないのですが...

昨晩から私のPowerBookのデスクトップにいくつか下の図のようなガイコツのアイコンが表示され始めました:

調べてみるとアプリケーション用のGeneric Icon(Mac OSが標準で用意しているアイコン)がこのガイコツアイコンに切り替わってしまったようです

それに加えて...

続きを読む "[更新]新種のMacウィルス?(ではありませんでした)"

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2004.04.03

デスクトップを白バックに

雑誌などの記事ではデスクトップの背景を白にしなければならないことがある。
この間、iChatでこんなことを話していたらdrikinさんが、
こんなソフトを見つけてくれました:

Mac関連のライター、編集者には非常に便利かも...

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2004.04.01

AppleStore、新型PowerBookを先行展示

AppleStoreが新型PowerBookを先行展示しているみたいです...

というのはもちろん

せっかくのエイプリルフールなので、何か嘘を書かないとと思ってはみたものの、
仕事も詰まっているので、こんな嘘しか思いつかない自分が情けない(笑)
約1名は焦っているはず

本当は「もっと読む」をクリックして初めて嘘だとわかるようにしたかったのですが、
RSSとかで読んでいる人もいるかと思って、一応、早めに書いておきました

でも、ネット検索しててでてきたことが必ずしも「真実」ではないと思い出させるためにも、
たまには意図的に「嘘」を書くのもありかも!?

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2004.03.31

Google Personalized、Safariには未対応

Google Labsで新たなサービスの試験が始まった。
その名もGoogle Personalized
その名の通り、検索結果をユーザーの好みにあわせてカスタマイズしてくれるサービス
でも、残念ながらSafariには未対応の模様。残念。

google-ps.jpg

明日(=今日)、他のブラウザーで試してみます。

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2004.03.24

1組の入力機器で2台を操作

複数台のパソコンを現役で使っている人には2つ悩みがある。

1つはデーターのうまい共有の仕方、なぜなら必要なデーターはいつももう1台のパソコンに入っていると言うマーフィーの法則が発生するからだ。

もう1つの悩みはいちいち向きを変え、キーボードとマウス/トラックパッドを変えないともう1台を操作できないこと。スペースも食うし、切り替えが面倒くさい。

同時に使うことがなければUSB/モニタ切り替え機で切り替えて使うと言う手もあるが

例えば一方をメール+チャット専用で立ち上げておいて、もう一方で作業をしている場合など
「このまま、この(今、作業をしている方のマシンの)マウスとキーボードを使って、もう1台のマシンに今、届いたメールを開ければいいのに」とか思うことがある

こんな願いを叶えてくれる夢のソフトが登場した。drikin.comの記事が詳しく伝えている

続きを読む "1組の入力機器で2台を操作"

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2004.03.20

アップル、携帯向けサービス

アップル社が国内携帯電話向けサービスを充実させてきました
個人的にすごく気に入ってしまったのが待ち受け画面サービス、これは結構いいかも...
もう1つが映画の予告編で3GPP用(FOMA/V801SA)3GPP2(au用)の2種類が用意されています

続きを読む "アップル、携帯向けサービス"

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2003.12.22

GN Macいよいよオープン!

Mac情報を提供する有料サイト、GN Mac(Gadget Navi Mac)がいよいよ22日オープンします!

gn_mac.gif

実は私も何本か記事を提供させてもらっています。

公開期間限定の有料サイトですが、無料でみれるコンテンツもいくつかあるので、まずはぜひそちらをじっくり楽しんでいただいて、興味があればぜひ登録してみてください。

(この記事はnobilogにクロス投稿しています)

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2003.12.19

QuickTime 6.5はauフレンドリー!?

新型FOMAが発表されたばかりだというのに
QuickTime 6.5は3GPP2とAMR Codec対応!

KDDI執行役員 ソリューション事業本部コンテンツ本部長兼コンテンツ
企画部長の高橋誠氏が
「650万人(ムービーケータイ稼動台数)を超えるauのお客様は、QuickTime
6.5のみを使用して、これまでのAMCフォーマットと3GPP2標準フォーマット双
方のEZムービーコンテンツを、デスクトップ上で作成ならびに再生することが
できるようになります。また同時に、弊社の第3世代携帯電話CDMA 1x WINと
CDMA 1x ビデオストリーミングならびにビデオダウンロード・サービス向けの
プロフェッショナルコンテンツ制作ツールとしても、QuickTime 6.5を推奨い
たします。」
とコメントを寄せる、au関連機能が目玉

moblogも楽しいし、(F900iTはまだまだ先だし)ちょっとCDMA 1x WINが欲しくなりました...

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2003.12.15

CM「1984」年の放映から20年

Mac好きの人であろうとなかろうと、初代Macのデビューを飾った伝説の広告、「1984」については聞いたことがあるかもしれません。有名な映画監督、リドリー・スコットが監督したCMです。


 この広告を知っている人の多くは、最初に放映されたのが1984年のスーパーボールの最中だと思っているかもしれません。しかし、実は最初の放映は今日から数えてちょうど20年前、1983年12月15日の深夜1時のことなのです(もっとも米国時間ですが)。


 このことについてはジョン・スカリー前CEOの「オデッセイ」という本で最初に知りました(確か...)が、オーウェン・リンツメイヤー氏の「アップルコンフィデンシャル」という本でも読むことができます。ちなみに、私はこの本の日本語版の共訳をさせていただきました。おもしろい本なのでぜひともお勧めしたいですが、あまり宣伝じみないようにWeb上で上のくだりが、(英語ですが)読めるWebサイトを紹介しておきます:
http://www.isd.net/cmcalone/cine/1984.html


ところで、15年前、アップルコンピューター社が設立した時、たしか後楽園球場を貸し切ってこの「1984」を放映したはずなのですが、私は招待状を持っていたにも関わらずいけませんでした。どなたか行かれた方っていますか?(よければその時の様子をお聞かせください)

(この記事はnobilog1とのクロス投稿です)

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2003.12.12

期間限定のMac情報サイト

12/22から期間限定のMac情報サイト、GN Macがオープンします。
一部業界関係者(携帯&Mac業界?)から人気のWebサイト、GadgetNaviのMac専用版で、MACWORLD EXPO/SAN FRANCISCO開催にあわせた期間限定のオープンとなります。サイトの閲覧は有料になっていますが、文字中心の原稿の他、ムービーやQuicKTime VRなど、さまざまなコンテンツが掲載される予定で、私も記事を寄稿することになっています。
URLはこちら:
http://mac.expo.jp/

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