2008.08.20

なぜか日本ではみかけない充電スタンド

日本は世界有数のガジェット王国。
日本人全員がそうではなく「機械は苦手」という人が多いのも事実だが、
その一方で、日々、鞄の中に携帯電話やデジタルカメラ、iPodにもう1つくらい
複数のガジェットを入れて持ち歩いている人も少なくない。

「そんなガジェット王国なのになぜ?」と思っていることが一つあった。
「このことを考えているのは私だけではないはず」とも思っていた。
サンフランシスコ空港で買った「Real Simple」がKangaRoomのこちらの商品を紹介していた。

私が探し求めていたモノーーそれはCharing Station、つまり充電台だ。
私はかなり異常なケースでソフトバンク製のiPhoneを含め3キャリアの携帯すべてを使っている。
それに加えてEM-ONEがあり、デジタルカメラがあり、
外でバッテリー切れになった時のeneloop外部バッテリーを日々充電しなければならない。
それにノートパソコンのMacBook Airもだ。
これだけでもあのやっかいなACアダプターが7個(デジカメはACアダプターではなく充電器)。
いったいどれだけのケーブルのゴチャゴチャ状態ができあがるか想像できるだろう。

この日々着脱するケーブル類を1本でも少なくしたいし、
それになんとか見えないように隠したい。
ついでに着脱の手間を少しでも軽減したい。

そしてこれらガジェットの溜まり場を、なんとか少しでも見栄えのいい状態にしたい。

こんな風に日本で思うのは私だけなのだろうか?

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2007.09.27

ドット絵好きに響く&design展、今日から

今日から新宿のリビングデザインセンター Ozone 6階、リビングデザインギャラリーにて、OZONEサポート展「&design展」がスタートしました(10月9日まで・10:30〜19:00・水曜休館・入場無料)。
&design exhibition '07

&designさんは昨年だか一昨年の100%designで取材+名刺交換をして、
今日のレセプションの招待状を頂いていました。

&designさんといえば家電をドット絵っぽいカタチにしたり、ドット絵をあしらってみた作品・プロトタイプ・製品で有名。MacやWindowsのアイコンをデザインしたアイコンの女王、スーザン・ケアも喜びそうです。
&design exhibition '07
今回の展覧会は彼らの2005年からの作品の集大成といった感じ。
3点の新作も飾ってあります。
&design exhibition '07
(手前のガラスのテーブル。天板をどう支えているかに注目!ぜひ実物を確認してみてください)

新宿または初台近くまで、行かれた方は、ぜひ気分転換に覗きに行ってみてください。

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2006.11.02

脱家庭用コンセントへの一歩

IMG_9054.JPG
Tokyo Designers Weekを駆け足で回ってきましたが、実は期待していたコンテナ展が少しパワーダウンしていてがっかりした。お台場でやっていた一昨年はかなり楽しかったんだけれど、昨年、絵画館前に移動してから数が減り、ルールが歪められてきた。

貨物コンテナという限られた空間をどう生かすか、という制約の中での工夫が楽しかったと思うのだけれど、気がつくとこんな感じでコンテナを3つつなげちゃっているところがあったり、外に向けて拡張しちゃっているところがあったりと、かなりルールが緩くなってきている。

IMG_9089.JPG
IMG_9091.JPG

とはいえ、要は中身でおもしろいコンテナはやっぱりおもしろい。

いくつかおもしろい展示をまとめて、CNet Japanさんに掲載していただきました。
デジタル家電の近未来デザインとは

個人的に毎年、楽しみなのがコンセプトPCなどの展示で毎年出展し続けている富士通。
今年はPlayful 3A Projectというプロジェクトでつくられたプロトタイプが展示されていました。
どんな展示かは実物を見てのお楽しみ。

一方、もう1つ、これはすごいと思ってしまったのがサンヨー電気の「eneloop」系の展示。
sanyo booth (container)
同社のコンテナでは「Think GAIA」を合い言葉に、同社が掲げる「eneloop universe」の製品群を展示していた。eneloopはご存知、繰り返し使える充電池と気軽に使える乾電池の良さをイイトコ取りした製品で、今年の「グッドデザイン」賞も受賞している。

でも、それだけに止まらず、その先のビジョンもあったんですね。
その先のビジョンというのが「eneloop universe」。
太陽電池で充電できる「SOLAR BATTERY CHARGER」を使って、コンセントに頼らずに電気を蓄えることができるのが、なんとも素晴らしい。

写真はCNetの記事参照

大量生産、大量消費というと、工業製品のことばかりが頭に浮かぶけれど、実はそうしてつくられた工業製品の多くが購入され、開封されると、今度は家庭用コンセントも大量消費している。
今や、そのあたりをよほど意識してセーブしている家でもない限り、「どの部屋のコンセントもたこ足状態」なんてことになっているんじゃないだろうか。

ところで、この「SOLAR BATTERY CHARGER」、実はもう1つ感動した点がある。
実は電力の外部出力端子としてUSBポートを備えているのだ。
として、太陽電池を使った充電器はいいけれど、その先がUSB端子、というのがなんとも素晴らしい。

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2004.11.02

TAMはここ

以前、「TAMってどこ?」というエントリーで、仙川のあたりに安藤忠雄が関わった美術館ができたが、その場所がわからないと書いた。実はこの美術館の存在を教えてくれたのは、Esquireで話題の製品を感性に響く心地よい語り口で紹介している夏目利明さん。

前のエントリーにも書いたiPod説明会にいらっしゃっていたので、どこにあるのかを聞いてみた。
すると肌触りの良さそうなノートと滑り心地のよさそうなペンを取り出して、さらさらっと地図を描いてくれた:

Tam

ちなみに地図にあるデザイナーズマンションも安藤忠雄が関わっているらしい。

TAM」はどうやら「Tokyo Art Museum」の略で、Googleでもなかなか見つからないがちゃんと公式ホームページもあるようだ(左のリンク)。

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2004.10.18

深澤直人氏インタビュー on MACPOWER

fukasawa.jpg
今日、発売となるMACPOWER11月号に深澤直人氏のインタビュー記事が載っています(私はまだサンタモニカのホテルに向かっている途中のはずですが、このエントリーではココログの時間指定公開機能を初めて使ってみました)。

日本ではINFOBARや±0、MUJIのCDプレーヤーで知られる深澤直人氏ですが、実は20周年記念Macを含むいくつかのアップル製品のデザインにも関わっています(IDEO自体が外部デザイン会社としてDuo Dockをはじめとするいくつかの製品のデザインに関わっており、六本木AXISのIDEOのオフィスにはDuo Dockのシースルーモデルが置いてありましたーー少なくとも10年くらい前に取材したときには)。

'98年、iMacの発表直後にアップル本社のIndustrial Design Groupで、ジョナサン・アイブ氏をインタビューしたのですが、そのとき、アイブが日本の工業デザイナーで一番注目しているとして真っ先に名を上げたのが深澤さんでした。

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2004.04.16

2004 ミラノサローネ

そういえば「Salone Internazionale del Mobile(通称、ミラノサローネ)」が開催中。今年こそは行きたいと思っていたのだけれど、探し始めた頃には飛行機のチケットもsold out。
 指をくわえながらJDNのレポートを楽しむことにします。

JDN /JDNリポート /2004 ミラノサローネ特集

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2004.03.06

セルリアンタワー

インタビューでセルリアンタワーに行った。
考えてみるとここの客室を見るのは今回が初めてだ。

カードキーがないと入れないエギュゼクティブフロアーで、共有ラウンジもあるということで
インタビューの内容はもちろんだが(風邪を押して無理にお願いしたので相手には悪い事をした...)
部屋の様子にもちょっと期待していた

エレベーターをおりるとすぐに共有ラウンジが目に入る。ここは確かに眺めも良さそうだ。
(でも、どうやら宿泊客しか入れないそうで、ゲストの応接には使えないらしい...もし、本当なら、ちょっと不便だよなぁ。そのせいか、私がいった時は、遅い朝食を食べていてもよさそうな朝10時なのに誰もいなかった)。

で、部屋に入ると...
「これってビジネスホテル?」と思う狭さと小さな窓にちょっとビックリ
まあ、プレジデンシャルスイートではないので、まだ上の部屋はあるのだろうけれど
こんなものなの?
六本木ヒルズタワーや東京タワーも正面に見えて、眺めは悪くないけれど
広さ的にも、置いてあるデスクとかにしても、「エギュゼクティブ」というにはちょっと苦しい
(さすがにインタビューに行ってバスルームとかまでは覗いていないけれど...間取り的にバスルームだけが異常に大きいとも考えにくい。でもクローゼットは使いやすそうだったかも)。
渋谷の新しいランドマークの1つなんだし、もう少し頑張って欲しかった

ビットバレーへのアクセスがいいのが強みだけれど、特に渋谷圏に固執する必要がない人がわざわざ選んで泊まることを勧められるかというと、今のままではちょっと不安だ

今回のセルリアン訪問でもう1つ楽しみにしていたのが、ロビー階にあるセレクトショップIn Touchを覗くこと。ここはなかなか楽しかった。

 実はこの数ヶ月、六本木ヒルズのAGITOで、一目惚れしつつもroのバッグを買いそびれてしまったことを非常に後悔している。AGITOの店員さんが親切にも、roのバッグならIn Touchでも扱っていると教えてれて、それ以来、この店を尋ねるのを楽しみにしていた。確かに最近(一部で)話題のメッセンジャーバッグとかは置いてあったが、私の目当てのバッグはなかった。しかし、それでもこの店は時々、わざわざ遠回りして覗きたい店の1つにランクインしたかも。

なんて、こんな不謹慎だからせっかく相手が(うつさないように)気遣ってくれたのに、うつってしまったかも(風邪)

葛根湯を飲んで原稿執筆中。でも、肩こりがひどくて、能率があがらない。久々にヌアボーランでも行くかなぁ?

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