2008.04.14

ミラノ・サローネ取材、波瀾万丈の幕開け...

ココログが調子が悪くて、投稿できていないと思っていたのですが、搭乗直前にiPhoneでチェックしたら、このエントリが四重投稿されていました(汗)。

ーーー
VIA BRERA

 今日からミラノサローネの取材で、イタリアに行ってきます。出発前に仕上げる原稿が山積みで、先週のパーティーのお礼(やお詫び)も書けないままの旅立ちになってしまったのが悔やまれる(遅れに遅れている、ある原稿の後編も、これでまた1週間は書けなくなってしまった)。

 せめて機上で電子メールの礼状を書こうと思っていたら、京浜東北線の人身事故による遅れで成田エクスプレスの渋谷駅到着が、10分以上遅れた。
 その上、連結予定の車両が、さらに遅れている、とかで、どこかわからない場所で、さらに20分ほど足止め。
 結構、ぎりぎりの時間での到着だったけれど、そこからさらに30分遅れでの到着。
 果たして大丈夫なのだろうか。
 東京駅で待っていた人達、もしかして他の電車に振り替えてもらった方がよかったんじゃないだろうか?
 と、書いていたら、ものすごい数の人が乗って来た。
 どうやら、ちょうど次の成田エクスプレスの到着時間に東京駅についたとかで、同じシートのチケットを持った人が大量に乗り込んできたようで、周りは「ダブルブッキングでは?」という会話の渦?

 久々に波瀾万丈な旅のスタートだ。

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 ミラノサローネの取材はかねてからの念願。ただし、このユーロ高では、バックアップしてくれる媒体がなければ、実現しなかった。
 インプレス社のdesktop、ライフスタイル雑誌になったMACPOWERなどで、企画があがっては、潰れていた念願のサローネ取材。今回、家電WATCHのおかげで実現しました。なので、レポートは家電WATCHをご覧ください。

 1年以上前からホテルの予約が必要というほど取材が大変なイベントですが、私は妹夫婦がミラノ在住なので、そちらにお邪魔する予定。
 かなり楽しみにしています。

4月 14, 2008 旅行・地域 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.04.06

最終日と素晴らしい本の話

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101tokyo

今日はいろいろなものの最終日だ。

3月7日から期間限定でオープンしていた「Think the Earth SHOP」のリアルショップ(@ルミネ荻窪店4階)も今日が最後なら、Kosuke Fujitakaさんの活動の1つ「101Tokyo.com」の「101Tokyo Contemporary Art Fair 2008」も今日が最後。オープニングには頑張ったが行けなかったので、今日こそ行こうと思っている(Fujitakaさんは、Tokyoで誕生した人気のWebサイト、Tokyo Art Beatの海外版第1号「New York Art Beat」の立ち上げで、現在はNY在住なので、できれば11時からの彼が司会のセッションに出たい。

やはり今日が最終日となる森美術館の「アートは心のためにある : UBSアートコレクションより」のオープニングの時、南條館長は「みなさん、アートを買いましょう。飾りましょう」と言っていた。

そのアートを変える場所、「Tokyo Art Fair」も、実は今日が最終日。こちらもオープニングを逃した。ブースはたくさんあるが、果たして回れるのだろうか。本当は今日、国際フォーラムの前を通り過ぎたのだが、時間がなかったので素通りになってしまった。

 素通りしたのは、冒頭で紹介した「Think the Earth shop」のあるルミネ荻窪で、Think the Earthの上田壮一さんによるトークイベントがあったからだ。
 とにかく本の大好きな上田さんのトークイベントは、ルミネ内の八重洲ブックセンターのど真ん中で行われた。

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「Think the Earth」といえば、つい最近、「みずものがたり」という素晴らしい本を出したばかり。

みずものがたり―水をめぐる7の話
みずものがたり―水をめぐる7の話山本 良一【企画監修】 Think the Earthプロジェクト 山本 良一


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Amazonより詳しくみたい人は、こちらの公式ページからー> 公式ページ


水の不思議な性質(この不思議な性質がなければ生命は生まれなかったかもしれない)、琵琶湖のほとりで行われている「かばた」など水をうまく活用する人間の知恵など水にまつわる7つのストーリーが大人も子供も関係なく楽しめる形で並べられている。
 何よりもところどころにはさまれている写真が、なんとも素晴らしい(ツバルの写真は、きれいだけれどやはりちょっとショッキング)。この本をつくり、全国の小中学校や高校に配ったというダイアモンド社も素晴らしいと思う。

 で、今日はこの本の話が聞けるかと思ったら「自分の本の話をするのもなんか無粋だし」と、「みずものがたり」の紹介は簡単に済ませて、あとはひたすら「みずものがたり」のヒントにもなった他の人達の写真集や絵本を紹介し続けた。
 上田さんの、こういう姿勢がカッコいい。自分も同じようには感じる部分はあり、自分の本を宣伝するのは、あまり得意ではない。とはいえ、「そうも言っていられないか」と、自分の姿勢を貫けないあたりが、なんともカッコ悪くて悔しい部分だ。

 イベントはまず、絵本の紹介から始まったポーランドの絵本『しずくのぼうけん』の紹介で始まった。実はこの本へのオマージュと呼べる部分は「みずものがたり」にもある。
 つづいてネタバレ付きで紹介されたのがレオ・レオーニの『スイミー』。これ、どこかで聞いたことがあると思ったけれど、たぶん、以前の「みんなの会」で聞いたんだな。上田さんからはレオ・レオーニの名前は少なくとも10回は聞いていると思う。
つづいて紹介された写真絵本の『くものかたち』。これもかなり欲しい1冊!「これ本当にレタッチしていないの?」と疑いたくなるような凄い雲の写真が登場する。
 つづいてアーティスティックな絵本で『魚がすいすい』と『小さな池』(これもめちゃくちゃ絵がきれい)、『エリセラさんご』(資料性もあってよさそう)。
 そして、科学好きの心をくすぐる『おしっこの研究』、『せいめいのれきし』(Classic!)。
 解説を聞いていて感動した。『クジラの跳躍』(DVDも出ているそうだ。この本は絶対に買いたい)。
 さらに日本では売っていない飛び出す絵本の『wide-mouthed frog』。
 そして「「みずものがたり」を書いている間に出会いたかった」という『水の大研究』。
 『マッコウの歌』。かばたの話が出てくる『おじいちゃんは水のにおいがした』。
 『ひとしずくの水』、『砂漠の虫の水さがし』。
 飾らない海の姿をひたすら写し続けた美しい写真集の『New Waves』。
海中顔面博物館』、『空の名前』、『水のことのは』。雪の結晶の写真ばかり2453個も集めた『SNOW CRYSTAL』。
 これら、どの本をとっても、1つ1つ素晴らしく、すべてが欲しいくなってしまう。
 特に欲しい1冊も、いらない1冊も選べないくらいに、すべてが素晴らしいーーきっと上田さんの熱意のこもった解説を聞いたからなおさらそう思うのだろう。

 あのトーク、録音してあったようだけれど、ぜひ、Podcastにして流して欲しいな。
 もし、私でよければボランティアで、編集しに伺いますよ!

 本当は、あの場所、あの時間を共有した人だけが知っているのが「粋」であって、それをわざわざこうやってまとめてしまうのは「無粋」という気はしているのだけれど、友達で来たかったけれど、これなかった人のことや、後でトークの内容を話したら、「もっと知りたい」と言って来た人達だけにでも、共有したくて、こうやってブログの記事にしてしまう。

 でも、さすがに、上田さんから教えてもらった素敵な本すべてにamazonのアフィリエイトを入れる無粋はちょっとできない(と、意識しすぎることも無粋かもしれないが...実は単純に面倒というのもある。なので、アフィリエイトをいれるのは、「みずものがたり」とあとで紹介する2冊だけにして、その収益は「バングラデッシュサイクロン」など、このページのトップの項目に寄付することにしようーー>この手間を自動化して欲しい)。
 本当はNGOとかの活動をサポートしたい人のために、NGOのアフィリエイトのアカウントを用意してもらって、自分のブログのアフィリエイトを通して直接、寄付とかのサポートができれば美しいと思う。これはNGOにやってもらうべきなのか、amazonにやってもらうべきなのか?

 というわけで、上で紹介した本はリンクも何も入っていませんが、ぜひ、検索エンジンを使って、他の人達の評判もみながら、じっくり探してみてください。

 いや、インターネットに頼らず、本屋でも図書館でも、リアルな場所で、その手にとって確かめてみて欲しい。
 おそらく、ここで名前だけ聞くよりも、実物を手に取ってみた方が数倍欲しくなるはずだ。
 そして、それだけ「欲しい度」が高まったところで、買った方が絶対に満足度も高い。

 さらによければブログなどで、このトークイベントのことを話題にして、上田さんの紹介本を本屋に揃えてもらう、Think the Earthの本を揃えてもらう、といった本屋に対してのアクションにもつなげていけたらいいのかもしれない。
 同じようなトークを、ぜひ、今後、他の場所でもやって欲しいし、もっと大勢の人にも聞いてもらいたいと思う。

 上の本で気に入った本が多ければ、あなたは絶対に「Think the Earth」の活動も好きなので、彼らのサイトも訪問してみてください:

Think the Earth

 「アースリウム」やauの携帯電話で楽しめる「live earth」も、本当にいいですよ!


 さて、今、数えてみたら上の本だけでも20冊あったのだけれど、実はこれがすべてではない。
 最後に紹介された2冊は特に心に焼き付いた。
 1つはRobert Weingartenの『6:30 A.m.』。

Robert Weingarten, 6:30 A.m.Robert Weingarten, 6:30 A.m.
Robert Weingarten

Cantz 2005-04


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自分の家の窓から見える海。地球の自転と公転によって、そして日々の天候によって、1度として同じ表情を見せない海を毎朝6:30に撮り続けた一冊。

写真家のホームページに、その一部が掲載されているが、なんとも美しい。

6:30AM Gallery

そして最後はまるで映画のようなドラマチックなページづくりと(写真の絵づくり)が感動を呼ぶPhilip Plissonの「La Mer」。

La Mer
La MerPhilip Plisson Yann Queffélec


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これだけ素晴らしい本を知っている上田さんの特にお気に入りの一冊だ。

 日本のAmazonでも、同じ本かはわからないが英語の「The Sea: Day by Day」という本ならある。

ただ、個人的にはフランス語版が欲しく、こちらはアメリカやフランスのAmazonにしかないようだ。ただし、この写真集、かなり立派で(上田さん曰く)5kgはありそうなので送料が心配だが。

The Sea
The SeaPhilip Plisson Yann Queffelec

おすすめ平均
stars海と共に生きていこう。

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ちなみにPlissonさんのホームページも見つけた(こちらも英語とスペイン語版ある):
Plisson.com

 このサイト、ちゃんとオンラインショップがあって、本はもちろん、カレンダーやポスターも売っている。

 ここで冒頭の話に戻るわけだが、このPlissonさんやWeingartenさんの作品は、私にとって買いたいアート、飾りたいアートなのだと思う(できればPlissonさんは「La Mer」のあの豪華本を本棚に飾りたい。そしてWeingartenさんはプリントを壁に飾りたい)。

 この海という好きなモチーフに、悠久の時間という概念を掛け合わせた杉本博司の「Seascape」もそうだ(あのオープニングのときにポスターを買いそびれたのが悔しいなぁ。)

 トークでは、上田さんが「日本ではなぜかこういう写真集の人気がない」と話していたのが印象的だった。たしかにそうだよな、と思う。最寄り駅にある小さな本屋でも、素敵な写真集を見ようと思うと洋書コーナーにいかなければならない。
 もっと、こういう写真集が日本でも売れるようになって、「こういう素晴らしい写真家を撮れるカメラマンが増えればいいのに」と上田さんは言っていたけれど、これも同感だ。
 私の友人にも素晴らしい写真を撮っているカメラマンは多いが、そういう本が受け入れられる文化が育てば、彼らの活躍の場も増えるはず。

 自分が実用書しか書いてないで、こんなことを言うのもなんだけれど、実用書ばかりでなく、もっとみんなに右脳のための本や、心のための本にも投資して欲しいと思う。

 実用書でつめこんだ知識ばかりで世界をつくろうとしても、果たしてそれでみんなが幸せな世の中になるんだろうか。
 パソコンが世の中を便利にした割に、人々が相変わらず忙しいのと同じで、なんか、「頭でっかち」でアンバランスな進化をしてしまうんじゃないか。
 そうならないためには、狭い視野で目の前の問題を理詰めで考えるのではなく、もっと広い視野で、自分がどんな世界を美しいと思って、自分の子供だったり後世の人達だったりに残したいかを考えるのも重要なんじゃないか。
 人間は左脳だけでなく、右脳とか感性とか、そういうものとのバランスが保ててこそ健全な思考ができると信じている。
 エキサイトの竹本朝直さんは、しばらくデジタルな仕事をやると、今度はしばらくアナログな仕事をやるという。私もそんな感じを目指して、デコボコながらデジタルとアナログ、実用と感性のバランスをとって行きたい。

 

 それにしてもルミネ荻窪のThink the Earth shopはかなり危険だ。

 Webのショップもそうだが、思わず欲しくなる「いい感じ」のものが、たくさん揃っている。それをリアルで見せられてしまうと、買わずにはいられない。

 気がつくと、前から気になっていた「Sound bum: Traveling with Sounds」をはじめ、気になっていたものを買い込んでしまった。

 ついでに、気になっていた「地球時計」の第2弾、「wn-2」もしっかりチェックしてきた。ここのコーナーは思いっきり上田さんの世界になっていた。
上田さんの活動の原点とも言える1冊「地球/母なる星」がwn-2の後ろに飾られているのが印象的だった。


さぁ、今日は101TokyoとArt Fairだ。

4月 6, 2008 アート, 旅行・地域 | | コメント (2) | トラックバック (1)

2007.06.07

またモエレ沼公園に行ってきました

日曜日から1泊の札幌取材に行ってきました。札幌では速報記事と取材に追われて、あまり何をする余裕もなかったのですが、帰り際、飛行機を1本ずらしてモエレ沼公園を再訪しました。

最近、Mac、IT系の記事ばかりだったので、反省して久しぶりに普通の記事。

最寄り駅から7km弱。タクシーで往復しないと行けない場所ですが、それでも行く価値はありますね。
わずか1時間半、交通費7000円近い訪問ですが悔いはありません。

さて、札幌訪問の次はいよいよWorldwide Developers Conference(WWDC)
今度の日曜日の出発です。その後、FooCampという200人しか参加できない招待制イベントに呼ばれたので、そちらにも行く予定です(FooはFriends Of O'Reillyの略。まだ日本からの参加者はあまりいませんが、伊藤穣一さんは行かれたことがあるようで、ちょうど大ブーム中のTwitterの生みの親、Evan Williamsと2005年にFoo Campで対談をしているようです)。

このためなんと半月間アメリカに滞在することに...(外村さんご迷惑おかけします)。

日本を発つ前に仕上げなければならない原稿も、溜まりに溜まっており、ブログ書きたいことはあるのですが、出る前の更新は厳しいかもしれません。

こちらの記事を読んでお楽しみください(なお、右サイドバーの「最近書いた記事」というリンク集から他の記事も見れます):

iPodイベントで札幌は変わるのか?
札幌ではこれ以外にもいくつかおもしろい取材をしています。近いうちに記事にする予定です(媒体未定)。

トップブロガーたちによる「新MacBook Pro」速攻&即興レビュー
これ以外にも新しい試みとして、最新MacBook Proをちょっと変わった方法でレビューしてみました。

 なお、モエレ沼公園、今回は月曜日休館のガラスのピラミッドに入れないのが残念でしたが、そちらは前回訪問時の写真でお楽しみください。
 もっと、交通の便がよくなって欲しいと思う気持ち半分、交通の便が悪いおかげで、人影がまばらで、あれだけの空間を重いっきり満喫できると歓迎する気持ち半分。でも、次回はぜひ自転車で行きたいところ。

6月 7, 2007 旅行・地域 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.03.18

PASMO一番乗り?

前のmixi日記と内容がダブっちゃうけれど、一応、ブログから転載しておきます:

昨晩、喜多見で同窓会があり早く抜けてタクシーで帰るはずが、始発で帰ることに...
午前4時50分頃の喜多見駅。改札を見ると、既にPASMOのパネルに貼られていたシールは取られている。

「もしかして使える?」

私はPASMOは持っていないけれど、SUICA入りのおサイフケータイを持っているので、これをかざしてみたところピっと音が鳴ってちゃんと認識してくれた。

IMG_3861.JPG
[写真は小田急ではなく、東横線]

その後、JR南北線に乗り換え、東横線に乗り換えと、朝6時までにさっそくSUICAが1路線、PASMO2路線も使ってしまった。

IMG_3863.JPG

今日からこれでバスにも乗れるんだもんね。いやー、ついにというかようやくというか便利でうれしい。

もっとも、少し考えてしまうのは、携帯電話でそのまま使えるのはいいけれど、このままSUICAを使い続けるのが、果たして自分にとって正解なのか、ということ。

実は最近、SUICAで買い物をしていることが多く、1回の買い物で1〜2万の支払いをすることも多い。

なんか、そうなってくると支払いをしたときにポイントが貯まらないSUICAで買い物をするよりも、ちゃんとポイントが貯まってくれる地元の路線親会社のPASMOにした方が得なんじゃないかという気が強くしてきた。実はちゃんと調べていないんだけれど、SUICA対応の小売店でもPASMOで買い物ができるんだろうか?そしてその場合もちゃんとポイントが貯まるんだろうか?

 もし、そうならば、この際、おサイフケータイはチャージをやめて、PASMOに切り替えちゃおうかな。

 JRはポイントサービスは意地でもやらないんですかね?
 それをやらないから、関西とか行くときも、つい新幹線ではなくって飛行機の方を選んでしまいます。

成田空港とかだと、最近、EdyとSuicaのどちらでも支払いができるようになっているけれど、そういう場合は、一応、ANAマイルが貯まるEdyの方を使ってしまう。

本当はPASMOが、おサイフケータイから使えるようになれば理想的なのかも。

3月 18, 2007 旅行・地域 | | コメント (2) | トラックバック (3)

2006.12.29

ポカポカと暖かい年末

一昨日の東京は24度。4月頃の陽気で、銀座ではソフトクリームが売り切れ、なんていうニュースが流れていた。
昨日はちょっと冬だったけれど、今日はまた春に逆戻り。
そろそろつくしでもはえてきそうな雰囲気。

もしかしたら、外に出ずに、窓ガラス越し、背中で太陽を受けながら仕事をしているから、なのかもしれない。
とにかく、暑くて半袖に着替えてしまったくらいだ。
(とはいえ、夕方からの冷え込みはさすがに冬ですね。暖房入れました。まあ、これにつづく話を切り出すための導入として聞き流して下さい)


最近、「異常気象」っていう単語を聞かない月はない気がするし、
地球も来るところまで来ちゃったなという思いが年々強くなるし、
凶暴な自然災害で命を落とす人々のニュースも、当たり前になってきた。

こうなってくると、2006年の夏に米国で封ぎられ話題を呼んだ、アル・ゴア元副大統領主演の映画(というか、ほとんどフィルム越しの講演)、「不都合な真実」を勧めないわけにはいかない。

日本では1ヶ月後の1月20日公開だ。

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私も先日、最後のプレス向け試写会を見てきたが、あらためていろいろと考えさせられた。

見る人によってはゴアの、売り込みのしゃべりの巧みさなど、映画の本筋に関係ない部分で躊躇や抵抗感を感じる人もいるかもしれない(そういう感想をいくつか聞いた)。プレゼンテーションをしている人物がゴアということで、何か政治的な意図を感じてしまう人もいるかもしれない。だが、映画の中では、ゴアがどういった理由で、こうした問題に関心をいだくようになったかも紹介されている。

 でも、映画の中で語られている事実は、そうした日本と米国のプレゼンテーション文化の違いなんか気にならなくなる。

・歴史上の平均気温のトップ10が、すべて過去14年におさまっていること
(映画の中では、平均気温の上昇を、やや過剰気味な演出で見せるのだけれど、ちょっと疑いたくなるくらいに恐ろしいことになっている)

・ヘミングウェイの小説にもなった「キリマンジャロの雪」も、今ではほとんど残っていない

私が一番ショックを受けたのは、氷河期突入といったような急激な気候変化は、必ずしも何百年もかけておこるわけではなく、ほんの数ヶ月(数週間だったかな?)で起こる可能性もある、という事実。

とにかく、全体の3分の2くらいはアル・ゴアが自ら歩いて集めてきた驚愕の事実の連続。
映画の内容は、京都議定書にも参加しなかったアメリカをターゲットにしているところがあるけれど、もちろん、これはアメリカだけの問題ではない。

最後のクレジットロールに、映画をみた人達が、実際にどのようなアクションを起こせばいいのかの提案も表示され、最後まで見せてくれる映画...

いや、映画というよりは、ほとんど主演、アル・ゴア。助演PowerBook G4+Keynoteによる、Keynoteプレゼンテーション。それにゴアが自分自身で世界中から集めてきた驚愕のフッテージを全編に織り交ぜたものだ。


個人はもちろんだけれど、来年、この映画で語られる事実に目をむけずにモノづくりをする製造業や資源開発系の人は要注意!
経営者の人は、ぜひ、チェックリストの中に、この映画の鑑賞を加えておいて欲しい。

ちなみに、私がこの映画を紹介するのは2回目。

前回はMacTopiaの連載、Apple's eyeで「Macを通して地球を見つめ直そう 〜 6 つの異なる視点で地球を楽しむ」という記事を書いた。
あまり、ああいう場でこういう記事はウケないかな?と心配だったけれど、予想外にポジティブな反応が多かった。

この記事の中で、私の好きなNPO、「Think the Earth」のコンテンツもいくつか紹介しているけれど、彼らのつくっているコンテンツやら本やらは本当に素晴らしいので、ぜひチェックして欲しい。

「不都合な真実」の公式サイトに行くと、PDF形式で「私にできる10のこと」を配っていたり、いろいろするけれど、なかなか、そういつも地球最優先で考えて、自分の生活水準を落としたりとかはできないもの。

「Think the Earth」の発想は、「省エネ」だ、「エコ」だといったものを人々に押し付けるのではなく、人々がアタマの中に宇宙から見た地球のイメージを思い浮かべるようにすること。
おそらく、ただ、そうするだけで、何か行動をするときとかに、その像が思い浮かんで、アクションにちょっとした変化をもたらしてくれるだろう、というもの。

生活水準とかそういったもので妥協せずに、地球にもいいことを考える。
大変だけれど、そういうブレークスルーをするということこそが「モノを考えてつくる」ことだし、実際にそうした素晴らしい仕事をしている人達は少なからずいる。

私のアタマの中では、映画を観て以来、エリーカやeneloopの株が、さらに急上昇中だ(先日、試乗してきました!)

「不都合な真実」の公式サイトに、ゴアのインタビューがある。そこで、ゴアは映画のタイトルについてこう説明している:
「真実の中には、耳が痛いものがあります。なぜなら、本当にそれらに耳を傾け、真実として認めてしまうと、あなたは変えなければならないからです。その変えることが、かなり都合の悪い場合があります」

Think the Earthや、電気自動車でありながらスピードが出て加速性能でポルシェを上回ってしまうEliica、そして充電池でありながら乾電池の気軽さで使えるeneloopといったものに、私が惹かれるのは、この「都合の悪さ」の部分を実にうまく忘れさせてくれる。それどろこか逆にわくわくさせてくれるところにあると思う。
もしかしたら、これは日本人の新しい得意分野?

年始の目標を立てるにあたっても、この1年で起きた出来事を振り返り、何が大事かをじっくり吟味しなければならない。
もしかしたら、ここ数日の陽気は、そのためのヒントだったのかもしれない。


書き忘れていたので追記: ちなみにアル・ゴアは、アップルの社外取締役で、スティーブ・ジョブズとも仲がいい。 そのゴアが、Keynoteをバリバリに使ってプレゼンテーションをするのだから、Mac好きの人はそれだけでも映画を観る価値があるかも。 ちなみにゴア、2006年はじめのMACWORLD EXPOでも、聴衆としてジョブズの講演を聴いていました: ex-VP, Al Gore was in the audience
4901818007百年の愚行 ONE HUNDRED YEARS OF IDIOCY [普及版]
池澤 夏樹 アッバス・キアロスタミ フリーマン・ダイソン
Think the Earthプロジェクト 2002-04-22

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44788709931秒の世界 GLOBAL CHANGE in ONE SECOND
山本 良一 Think the Earth Project
ダイヤモンド社 2003-06-13

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4478871086気候変動 +2℃
山本 良一 Think the Earth Project
ダイヤモンド社 2006-04-07

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4478871035世界を変えるお金の使い方
山本 良一 Think the Earth Project
ダイヤモンド社 2004-12-11

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三洋電機 2006-03-21

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12月 29, 2006 旅行・地域 | | コメント (0) | トラックバック (6)

2006.12.22

おサイフ携帯の本領発揮は3ヶ月後

関東の私鉄やバス会社が新たに発行するIC乗車券「PASMO(パスモ)」が来年2007年3月18日より運用開始となる。
Type_kimei

詳細はこちら[CNet Japan:私鉄・バス「パスモ」とJR東日本「スイカ」 カード1枚で相互利用

最初にこのニュースを聞いた時には、うれしい気持ち半分、「また新しいICカードか!?」という気持ちも半分だった。
でも、素晴らしいのは、このカードがJR東日本のが発行する「Suica(スイカ)」との相互運用ができること。
つまり、今あるおサイフ携帯で、ついにそのままJRの電車だけでなく、私鉄やバスにも乗れる。

私は取材のモチベーションが落ちないように、ほとんどの取材先に片道最大40分前後で行ける場所に住んでいる。
このため電車の路線などの選択肢も多いのだが、おサイフ携帯のau W41CAを使い始めてからは、私鉄とJRが選べる場合、数分送れてもSUICAが使えるJRを選ぶようになっていた。JRの構内だと、ついつい雑誌や飲み物もSUICAで変える買えるのも大きな理由だ(ついでにホームが広いし、電車が人を詰め込み過ぎの私鉄ほどは混まないことも)。

パスネットやバス共通カードも買ってはいるが、
「使う時にない」、「あったと思ったら使用済み」、「残金いくらだか解読不能」、「衣替え後にポケットから」
と不満だらけだった。

これが来年からは携帯1個で済むのかと思うと、かなりうれしい。

■交通チケットがようやく統一化

以前から、バスも電車も1つのカードで乗れるのが理想だと訴え続けてきた。
バスで、パスネットを出して「それは電車だけです」と、運転手に(本当に)白い目で見られたこともあるが、
New YorkのMetroCardやロンドンのTravelCardでも、「1つのカードで」は実現していた。

それに遅れること、十数年、日本でもようやく、チケットの統一化ができるのは、本当にうれしいことだ。

■次は料金面の工夫を

だが、理想をいえば、次はMetroCardやTravelCardのように、1日中、同じ料金で乗り放題になることかな。
実際、都内では、そうでもしてもらわないと、交通料金が高過ぎる。
1人で行動する分には電車+バスでもいいけれど、3人以上で移動する場合はタクシーの方が安いことも多いのだ。

1日乗り放題にしないまでも、せっかく、同じ1つのICカードでつながるのだから、例えば同じ親会社の鉄道からバスへの乗り換えでは、料金が安くなるとか、そういうインセンティブをつくるべきだろう。

「ただ支払いの便をよくするだけ」ではなく、もっと「公共交通機関を使いたくなる」ような工夫が必要だ。

そもそも、一昔前と比べると、公共交通機関は、中も外も宣伝だらけになって、交通費以外にもいろいろ収益源ができているはずなのに、それが利用者に還元されている感じが一切しない。
いまでも路線によっては、人間の尊厳を損ねるように満員電車に人を押し込んでいる光景を見かけるし(私はそういう電車には意地でも乗らない)、運賃値上げのニュースは聞いても、値下げはなかなか耳にしない。

■ICカードは、オープンな2.5規格へ収束を!

ところで、タクシーの話をすると、11月1日からタクシーでもEdyが使えるものが増えてきている。
「ヤッター」と喜んでいたのもつかの間。この間、乗ったタクシーは「iD」のみの対応で、ガッカリした。

そういえばローソン、ナチュラル・ローソン系も「iD」だけだ。

でも、「iD」はDCMXというドコモの携帯ユーザーだけしか使えない規格。
MNPで勢いがあるauや、何かと話題になる(そしてなぜか私の周りでは乗り換え/追加購入ユーザーが多い)ソフトバンクの携帯では使えないわけで、こんな規格を採用するタクシー業者やコンビニエンスストアは、しがらみがあるのかもしれないけれど、先見の明がない気がしてならない。

その点、これまでnobilog2ではあまり褒めたことのない成田空港は、ほとんどのお店がSUICAとEdyの両方に対応しているーーその他でもそういうところが増えてきている。

残念ながら、今からICカード規格を1つにまとめるのは難しいかもしれないが、せめてSUICAとEdyの2つだけに集約できるようにして欲しいというのが、ヘビーユーザーの視点からのお願いだ。
 その点、「パスモ」は新規格ではあるけれど相互運用という形を取った点ではエライし、これをカウントして2.5枚と言ってもいいかもしれない。これからおサイフ携帯を始める人は、SUICAの代わりに「パスモ」で始めてもいい、と思う。

■今後はポイントカードも収束を

ところで、実は私は最初、おサイフ携帯にはそれほど関心がなかった。
(現在は、端末でそのまますぐにクレジットカードからお金をチャージできる点も含めて、ものすごく気に入り、かなり使用頻度があがっている)。

そんな私がおサイフ携帯に興味を持ったそもそものきっかけはtsulogのこの記事だった。
W41CA: EZ Felica

そう、おサイフ携帯は、ただ支払いの機能だけでなく、日本中にゴマンとあるポイントカードの類いを収束してくれる機能もある。通常のサイフの他に、ポイントカード専用のカード入れを持ち歩く(それもかなりパンパン)私にとって、これを1つに集約できるという機能には、目から鱗がおちる思いだった。
 とはいえ、今のところ集約できるのは、ヨドバシカメラやビックカメラといった量販店、それから私は使っていないけれどマツモトキヨシやらカラオケ店、チェーンの居酒屋など。
 いずれ、これに美容院やら、タイ古式マッサージやら、岩盤浴やらのメンバーカードも集約してくれると、非常にうれしいのだけれど...

 どっちにしても、2007年のおサイフ携帯事情は、かなり楽しいことになりそうだ。

P.S.もっとも、個人的には(最近、私の周りで特に購入者が多い)MotorolaのRAZRや、Nokia、hctといった海外勢にも惹かれるが。日本の携帯メーカーは、「日本の携帯は世界一」の言葉に踊らされ過ぎ、キャリアのいいなりでイノベートすることを忘れて、魅力ある端末をつくる能力が落ちてきてしまった気が。国産メーカーだとカシオくらいしか惹かれないなぁ(あとはソニーエリクソン?)

12月 22, 2006 タクシー, 旅行・地域 | | コメント (0) | トラックバック (2)

2006.10.15

これが私の1週間

金曜まで台湾に行ってきます。

結局、仕事を大量に抱え込んだままの出発になりそうで、 MacBookHDDをバックアップして修理に出す余裕もありませんでした。 今日は既に2度、電源落ちが発生していて、このブログのエントリーもこれで書くの2回目です。また落ちても大丈夫なようにectoを使って書いています

Blogに書かなきゃならないネタは夏頃から溜め込んでいますが、仕事も大量に残したままとても振り返っている余裕がない。 ここ1週間ほどのできごと、そして現在、開催中のお勧めイベントについてだけいくつか書いておきます(時系列で)。全部で4項目。本来、個々の話題ごとに、Permalinkを分けるべきかもしれないけれど、どれも一過性のイベントの話なので、一つのエントリーにまとめてしまいました。

  1. Heart Craft Atelier
  2. TOKYO ART BEAT 2nd Anniversary
  3. ビル・ヴィオラ:はつゆめ展
  4. 古川さんを囲む会

Heart Craft Atelier
Heart Craft Atelier [その他の写真はこちらから]

以前、BLOGに書いた「Heart Craft Atelier」展に行ってきました。場所は表参道のNADiffの近くでした。カシオ社のデザイナー、城 聡子さんが描くカシオ携帯電話の待ち受け画面の世界観を、ギャラリースペースいっぱいに展開しています。さらにこの展覧会の世界観を、そのまま一冊に凝縮した書籍、Heart Craft〈Orange―tiny little graces in your handもついに発売開始。iPod nano同様に5色が選べますが、オレンジ色が人気のようで、私が行ったときは売り切れでした。展覧会や本では人気のアデリーペンギンキャラクターがどのように誕生したかなども紹介されています(なるほどね、どこか懐かしい感じがしたんだ!)。カシオの方、曰く、城さんはこの本を、夏休み返上でつくったという話ですが、ものすごく作り込みが細かくてよくできた本。これで1000円なら5色揃えたい、と本当に思っちゃいます。
 ちなみに「Heart Craft」とは“ケータイは、ハンドメイドのように手作りできないけれども、心を込めて愛着を持てるものにしたい”というモノづくりの思想。カシオのau携帯では、待ち受けが面から通信中の画面など、いつでも統一された世界観の画面が表示され、使い込むほどに愛着がわいてきます。
 これまで機能、性能、サービスといったスペックシートと外観デザインばかりで勝負してきた携帯電話の世界を、それだけでなく統一した世界観でくるんだカシオの携帯電話は素晴らしいと思います(もちろん、他社も待ち受け画面とメニュー画面、1〜2枚だったらコーディネートしてはいるんですが、城さんの世界観には破綻がなく、使えば使うほど愛着が湧いてきます。もっとも、だからこそ本にもでき、個展も開けたんでしょうが...
 あ、そうそう。前のエントリーではW41CAのアデリー・ペンギンに愛着がありすぎて、次の機種に移行できないかもと書いていましたが、展覧会を見て、すっかり城さん自身の世界観のファンになってしまいました。アデリーペンギンと完全にさよならはできないけれど、次のカシオ携帯、よければ移行できるかも。
 ナンバーポータビリティーで、今は1つのキャリアから別のキャリアへの移行ばかりが注目されていますが、私はその先にあるのは、携帯メーカー対携帯メーカーの構図だと思います。
 これまでキャリア主導で携帯電話をつくり続けていく風習が長く続きすぎて、携帯電話メーカーの中には、自主的に製品コンセプトを練ることができないところがでてきている、という批判を、ある携帯電話関連会社の方から聞きました。でも、これから数年後は、機能はよくて当たり前、人々に愛着を持たれる世界観を持つことこそが重要だと思います。

TOKYO ART BEAT 2nd Anniversary

TAB 2.0 Party [その他の写真はこちら]

応援しているWebサイト、TOKYO ART BEATの2周年記念パーティーが開催されました。
Tokyo Art Beatは、ガレージカンパニーならぬトイレットNPO。元々は共同創設者のアパート(マンション?)のトイレのペーパー置き場に置かれたサーバー(うるさかったからそうなったそうです)で運用されていたけれど、それも去年まで、設立1周年を迎えた後、本格的なNPOとして活動を開始し、サーバーもちゃんとしたホスティング系サービスに預けたようです。
今年も近所にお住まいの彫刻家の方など、何人かの方と楽しいおしゃべりができました。
TOKYO ART BEAT系のイベントって、日本人以外の参加者の比率がものすごく高いんですが、これはWebサイトがバイリンガルであることや主催者が国際色豊かであることもあると思うけれど、こういった話題を取り上げるのがJapan Timesとか英語系メディアが多いからかもしれません。日本系のメディアも、ぜひ、もっと取り上げてください。

ちなみにTABの重要な資金源であるTシャツですが、今年は5組のアーティストがイラストを提供
TomatoのTOTA HASEGAWA(MACPOWER最新号にインタビューが載っています)、束芋(+DESIGNING最新号にインタビューが載っています)、assistant、PMKFA、Nobumasa Takahashiの5組です。

ビル・ヴィオラ:はつゆめ
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展覧会はインスタレーションも含めて美しく、洗練された印象を受けました。じっくり1日がかりで見たいところ。
入り込めれば「杉本博司:時間の終わり」並みに、ビビっと響くものがありそうです。
数十秒のできごとを10分ぐらいのスローモーション映像にすることで、一瞬一瞬の表情に隠れている奥底の表情。
生、死、再生といったテーマが描き込まれている、いや刻み込まれているといった方がいいのかな。
どちらにしても、今、この慌ただしい状況では感想を書きたくありませんが、記者会見では、ナム・ジュン・パイクを振り返る一幕もあり、なかなかおもしろかったです。
内覧会後のパーティーで、グッゲンハイム美術館 映画・メディアアート部門シニア・キュレーターのジョン・G.ハンハートさんと話せたのも貴重な経験でした。
最近、美術展などで他の作品に混じってビデオ・アート系作品が展示されている機会が増えているけれど、ビデオアートは、どうも敬遠、素通りされがちというと「でも、絵画にしても、じっくり観る人はじっくり観るものだし、時間がかかる、かからないは問題ではない。ビデオアート作品は展示方法を工夫することで、もっと展覧会に馴染ませることができる」など示唆に富んだお話を聞くことができました。こちらも帰国後、時間がある時に...

そして、at last but not least...
先週末の最後をとても楽しいものにしてくれたのが、いちるさん主催のこのイベント:
古川さんを囲む会

Sam Furukawa Party


毎月、五反田でブログについて語り合っている仲間(マイナスdrikin)を中心に、古川さんらと語り合う会。
古川さんとは、これまで取材やイベントで何度かお会いしたことがあり、東京FMの人気長寿番組「AVANTI」で同じ回に出演させてもらったこともあるのですが、あうたびに素晴らしい方だと思います。
オープンマインデッドで、老若男女の分け隔てなく、自分の知識や洞察を惜しげもなくシェアしてくれます。
そして、パソコン史の中でも軽視されがちな、日本のパソコン業界を築いてきた人々、1人1人にクレジットを与え、その功績を讃えてくれます。
パソコン業界の過去に対しても、未来に対しても、これだけ精力を注いで貢献してくれている人は、他にはそういないのではないでしょうか。
遅れての参加で前半の話を聞き漏らしたのが悔やまれますが、ぜひ来年早々(2月頃)にでもまたお仕事をさせてもらえればと思っています。
(近いうちにIDG社の玉井社長か米国の外村さんからも連絡がいくと思います。よろしくお願いします)。

これ以外にも、今週は9件ほど記者発表会などの取材もしているのですが、それはまた近いうちに別の形で紹介..したい...
(けれど、とりあえずは目の前の仕事)

10月 15, 2006 About Myself, 旅行・地域, 日記 | | コメント (0)

2006.09.23

成田よ、頑張れ!

ここ数日、「もう日本に帰ってきているの?」とよく聞かれます。

私のコミュニケーションの主体はメッセンジャー(チャット)>mixiメール>メール>電話で
iChatとSkype、Google Talk(via iChat)、MSN Messenger、(さらに稀に)Yahoo! Messengerを使っています。Adiumなどを使ってソフトを1つにまとめればいいのに、それぞれのソフトを気に入っているので、ついつい全部立ち上げている。ただソフトが3つもあるとステータスを変更するのも面倒で、いくつかのソフトのステータス表示が「@Amsterdam」とか「@Paris」になっていたようです。

でも、ちゃんと1週間前の金曜日に、無事に帰国しています。
今回のヨーロッパ行きは、航空会社がKLMだったので、帰りの飛行機もアムステルダムのスキポール空港(AMS)経由でした。元々、サンフランシスコ国際空港とか、きれいな空港は好きなので、先週の金曜日はパリのシャル・ル・ドゴール空港(CDG)とAMSの2つの空港を満喫してきました。
ただ、その後、成田にかえってきて、なんかがっかり。

 好きな空港に行くと、思わずバシャバシャと写真を撮ってしまい、FlickrでもPhoto Setを作ってしまったりするのだけれど、気がつくと成田ではほとんど写真を撮っていない。

サンフランシスコ国際空港(SFO)
パリ:シャルル・ド・ゴール
アムステルダム:スキポール空港

 近くということもあるし、羽田空港には年に1回くらい、ドライブついでに立ち寄ったりすることはある。でも、例え千葉の方にいったとしても、わざわざ成田空港に行こうとは思わないと思う。
 日本を代表する国際空港でありながら、これだけ「魅力がない」って、ちょっと残念に思えてならない。

さて、パリからの直行便での帰りというと、大抵、飛行機は夜の便と相場が決まっていて、コーディネーターの友人、富樫さんのオフィスに荷物を置かせてもらい、ぎりぎりまで最後の買い物をするのがいつものパターン。
 塩とかバターとかLadureeのマカロンとかワインとか石鹸とか、気がつくと大きな手荷物がまるまる1個増えてしまう。

 しかし、今回はアムステルダム経由で、パリを朝早くに発たなければならない。店が開く時間には空港にいなければならないので、それならとその分、早くに出て新しくなったCDGを満喫しようと決心した。

 いやー、CDG新ターミナルはきれいで楽しい。 壁や天井の質感から、ベンチから、何から何にいたるまで気に入ってしまった(中にPAULがたくさんあるのもうれしい)。

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cdgcdg

 しかも、空港中どこでもWiFiのホットスポットになっていて、結構、あちらこちらに自分のノートパソコンを開いて作業できるテーブルが用意されている。

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 おまけにテーブルがないところでも、ベンチにパソコン用の電源が用意されていたりと至れり尽くせり。
 ゲートのあたりも開放感があってとにかく素敵で、パリを発つのが悔やまれてなりませんでした。

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 飛行機にゆられること1時間後、到着したスキポール空港はというと、CDGのような洗練された美しさはないけれど、こちらはこちらでなんだか楽しい。
 CDGのようなおしゃれさはないけれど、エンターテイメントはかなり充実している。
 ショッピング系もすごい充実していれば、美術館もカジノも、メッカに向かってお祈りしたり、瞑想したりできるところもある。おまけに、やはり内装というか、お店とかの建築内建築が楽しくてフォトジェニック。こちらも、写真撮りまくりながら空港内観光してしまった。

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 食事の種類も豊富で、「うどん」もあれば、回転寿司もあればヨーロッパ風料理、中近東風となんでもござれ。
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 やはり空港全体が無線LAN Wifi ホットスポットになっていて、電源が使えるコネクションセンターも用意されていて、空港で何度もメールチェックできたり、仕事も1つすませることができた。

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 飛行機が2時間ほど遅れていたんだけれど、仕事、食事、飲み物、(ウィンドウ)ショッピングともに充実していて、まったく退屈知らず。飛行機もうちょっと遅れてくれないかと思っていたくらいでした(あとう30分遅れてくれたら美術館のレンブラントの展示も見に行けたのに)。
 あのショッピングの充実ぶり(と、他の航空会社も含めた、飛行機の遅れ率)を見ると、もしかして「わざと飛行機遅らせて、ショッピングで収益をあげようとしていないか?」と疑わしくなるくらい(笑)。

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 でも、ただ楽しませるだけでなく、いろいろ細かい配慮が行き届いているところにも感心しました。例えば飛行機の搭乗開始とかがわかる案内板には便名や搭乗開始時間、ゲート番号に加えて、その案内板からゲート番号まで歩いて何分かかるかといったことまで書かれている。これでちょっと不安な人達も安心してビールをもう1杯飲むか、やめておくかの決断ができる。

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 いやー、スキポール空港もおもしろくて、こちらももう少し楽しみたかった。

 さて、それから十数時間飛行機に揺られて成田に到着。
 こちらはというと、まあ確かにショッピングも、食事も充実しているし、最近ではWi Fiホットスポットもあるし、ゲートのそばにいけば、いくつかポツン、ポツンとパソコンで作業できるテーブルも置かれてはいる。
 でも、なんかフォトジェニックじゃないんだよなぁ。
 置かれている机とかも、どこかの事務用品店で買ってきた「ややオシャレ系の安い奴」みたいな感じで...

 ステンドグラスとかもあるけれど、床も天井も基本的に印象に残らないし、あまり中で写真を撮りたくなるような場所がない。気がついて過去のFlickr写真とか見ても、成田の写真って混んでいて人が疲れた顔をしているところとかそんなのばっかり。
 羽田は、おもわず窓の形がかっこよくて思わず携帯で撮ってしまった写真とかあるんだけれど...

Haneda Airport

 というわけで、成田空港には、もし今後も東京の空の玄関口を名乗るなら、今後、もうちょっと美的にも頑張って欲しいと思う。

 さて、先週の金曜日はその後、どうしても家に着く前に原稿を1本しあげて、校正も1本終わらせなければならない状況になったので、成田エクスプレスのグリーン券を購入。
 乗ったはいいけれど、思いっきり最初っから最後まで車両でたった1人きりでした...あれなら普通車に乗った方が、イスを広々と使えて作業もしやすかったと後悔。
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  何せ成田エクスプレスのグリーン車は、2人がけのイスの真ん中にわざわざとイスを狭くするような仕切りを設けている。どうせグリーン車のっても電源も無線LANもないし、ほとんど特典はなし。
 (成田空港では)階段からも遠いし、おまけにホームにもグリーン車のところだけベンチもない。すいている時間は乗るだけ損でしかない。

 さて、飛行機が遅れ、成田エクスプレスも遅れて到着した私ですが、そのあとの1週間は、遅れに遅れた原稿に追われまくって、ほとんど何もできない状態でした。

 昨日、久しぶりの二晩徹夜(といっても2時間くらいづつは寝たけど)をして、ようやく、「かなり遅れている」程度にまで追いつきました。いくつかWeb系の連載とか、出していないものもありますが、週末中になんとかします...

9月 23, 2006 旅行・地域 | | コメント (4) | トラックバック (0)

2006.09.08

食べている間は戦争をしない

現在、iMac,、Mac miniの発表を含む世界の話題から取り残されながらアムステルダムで取材中です。
昨日、2日目にちょっと素敵なレストランを見つけたので軽く紹介。

到着初日、Centraalの駅から乗ったタクシーの運転手がモロッコ人。スペイン語でいろいろ街のことを聞きながら盛り上がっていたのですが、その彼がホテルの近くに観光客はいかない地元民だけがいくInternational Marketがあると教えてくれました。ちょうどHeineken Experienceの裏通りあたりです。

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昼間予定もなかったので、Marketを歩きながら、どこか昼食ができる場所をさがしていました。

そんな中、ちらっと見えた店の内装が気になって、その名も「bazar」というレストランを覗いてみました。

店の片側が中近東系かと思うと、中華っぽい看板も掲げられている。

とにかくおもしろい雰囲気なので、ここで食事をすることに決定。
bazaar

メニューもトルコ料理系からチュニジア料理、レバノンといろいろあります。

bazaar
bazaar

ウェイターに「素敵なレストランですね」というと。
この場所の説明をしてくれました。

どうも、元々は(キリスト教系の)教会だったらしく、建物のてっぺんには今もエンジェルが立っています。
その場所をムスリム系のオーナーが買い取ってレストランに仕立てたようです。

bazaar
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お店の天井近くにはヘブライ語で何かが書いてあって、その一方でキリスト教的な絵もあれば、イスラム教も...

オーナーの方が「食べている間は、誰も戦争をしない」という考え方で、こういった宗教観も文化もごちゃまぜの場所にしたそうです。

味は?というと、まあまあ普通でしたが、今度、アムステルダムに足を運ばれる方はぜひ探してみてください!

bazaar
bazaar

ALBERT CUYPSTRAAT 182
1073 AMSTERDAM
TELEFOON: 020-675-05 44
http://www.bazaramsterdam.nl/


bazaar

9月 8, 2006 旅行・地域 | | コメント (3) | トラックバック (0)

2006.05.29

mixi:どうしよう@便利な世の中

これはmixiの日記用に書いたエントリーです。
普段、他愛無ない日記やプライベートなできごとはブログではなく
mixiの日記に書くようにしていますが、後から他の人にも役立ちそうな情報が含まれている日記に限り
たまにこうしてblogにも書き写しています。


今、ほかやんさんのアドバイスを受けながら、
aa.comのWebサイトやSkypeを駆使して、色々調整中です。

明日からのサンディエゴ取材は
実は飛行機代とホテル代をすべてホストに持ってもらっています。

クラスはエコノミーなんですが、アメリカン航空なのでJALのビジネスくらいは広さがある(はず)です。
しかも、アメリカン航空ならエコノミーでも80%のシートには電源がある。

そこで、まずは:
1.課題1:「電源のあるシートに座る」
今回は人にとってもらったチケットなので、座席指定は空港に行くまでできないと思っていたのですが、さすがIT化が一番早かったAmerican Airline!(*1)ログイン後、自分の予約を検索したらちゃんと表示されて、マイレージ番号をヒモ付けしたり、座席指定をすることもできました。
コンセントは、B, D, F, Hの席にあるようですが、なかなかいい席が空いていない。とりあえず、今晩は徹夜になりそうなので、あまりコンセントは意識せず前の方の席を取りました。


2.課題2:「帰りにベイエリア(=サンノゼー>サンフランシスコ)に寄る」
日本の旅行代理店で取ったチケットのため、これはオンラインからはできませんでした。
そこでSkypeで、AAのカスタマーアシスタントに電話して、聞きました。
 ご存知の通り、今、Skypeを使えば、アメリカへの電話代は一切通話無料!なんという時代でしょう!(*2)
 で、チケットですが、無料で変更可能なようです。
 うーーん、悩ましいなぁ。どうしよう...
1日くらいなら遅く帰ってきてもいいか...

3.課題2「仙台どうしよう」
飛行機を1日ずらすと日本への帰国は6/5。
そして6月5日といえば、仙台メディアテークにて、未来派図画工作、Zugaさんの会社、WOWが新しいインスタレーションの展示、「MOTION TEXTURE」を始める日。実はレセプションへの招待状をもらっています。
 ちょうど「ずんだ餅」の禁断症状がでていて、ちょっと仙台に行きたいとは思っていたところ。Apple Store Sendaiのその後も見てみたいし...
アメリカからのフライトが成田に到着するのは午後3:40分。
18:00成田出発の仙台行きフライトにのれば1時間遅れくらいでは到着できそうです...(でも、死ぬほど疲れそう)。
うーん、どうしよう...
現在、徹夜でパッキングしながら真剣に悩んでいます...

関心空間でも書いていますが、アメリカン航空は、もっとも革新的な航空会社だと思います。
今やすっかり日本でもお馴染みになったBOSEのQuiet Comfort、あれもまずはAAが実験に協力しています。製品化前、AAのビジネスクラスで、あのヘッドホンが配られ、顧客の反応などの調査に使われていたのです。
また、フライトの真ん中あたりでインスタントラーメンを出したり、ハーゲンダッツのフローズンヨーグルトを出したりと、食事は日本の航空会社よりも大味でおいしくないけれど、それなりに工夫と改善を続けています。
 日本の航空会社とかが同じスペースにより多くの人数を詰め込もうとしていた時期もAAは逆に席を減らして、その分、スペースを広げました。ビジネスクラスなんて、広すぎて、シートベルトを外して数歩歩かないと、前に置いた荷物が取りに行けないくらいでした。
 9.11直後は、WTCのテロでAA機が使われたこともあり、かなりの打撃を受けたはずですが、それでも改革、改善していこうという姿勢は相変わらず残っている印象があります(でも、席は一時よりちょっと狭くなったと聞いています。いずれにしても久々にのるので楽しみ)。

超格安飛行機のRyan AIrやEasyJetとか、そういう新しい潮流を生み出す航空会社が好きです。


(*1)
AAはインターネットブームのはるか前、パソコン通信の時代からオンライン予約とかを始めていました。
私は最初、CompuServeでEASYSAABREというAAのシステムを使い始め、その後、AOLでこれを使用。
最近、いろいろ状況が変わりあまりAAを使わないようになったので、aa.comはよく知りませんでしたが、やはり便利です。

(*2)
ここでMac OS X版Skype最新版のバグも発見。自動応答システムで、プッシュホンの音を送ろうとしても送れず、下の電話番号欄に数字が入力されてしまいます。マイミクのyoshiさんに頼んで3者通話を試したところ、プッシュホンの音はでたのですが、先方に届かず。
 でも、その後、何回かかけていたら、自動応答システムをうまくパスできたので(向こう側の不具合?)、オペレーターと話しました。

5月 29, 2006 旅行・地域 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.05.06

リアルタイム情報が交通を変える?

デジタルライフスタイルは、いつの間にか現実である。
最近ふとしたことで、IT技術が、我々の日常生活をいかに根本から変えようとしているかに気づき驚かされることがある。

今回は携帯電話サービスが、私の交通手段をいかに変えたかという話し。

私はバスが好きだ。電車は速くて時間も正確だが、逆にバスの遅くて不正確なところがいい。電車ほど混雑することもないのもいい(いや、混む路線もあるにはあるが...)。地下鉄とは違って毎日変わる景色を楽しめるのもいい。

 ただ、これまでバスは、世界でももっとも時間に厳しそうな日本においてすら、バス停にやってくる時間が予測不可能でなかなか使いづらかった。
 でも、技術はそれを変えた。
 携帯電話による「バス接近情報」の検索だ。

このサービスの登場によって、私はそれまでではありえなかったような行動。
例えば渋谷からそのまま電車で最寄り駅までいけばいいところを、わざわざ中目黒駅で下車して、バスに乗り換え、うちまで徒歩1分の停車場を目指すといった行動だ。
外出先から自宅までの帰宅ルートも、従来の2〜3倍に増えた。Keitai

「バス接近情報」を知らない人のために簡単に解説しよう。
 最近、よくバス停で携帯電話を覗き込んでいる人を見かけるが、彼らはゲームをしているのではなく、バスが今どの停留所にいて、あと何分ほどで到着しそうかを確認している。
 このサービスは最初、都バスが始めて、その後、東急バスらがこれに続いた。

 構想自体はかなり前からあったと思う。私の記憶が正しければ、私が小学生の頃(なので、今から30年近く前)、既に東急の自由が丘駅ではバス停にバス接近情報を表示する実験が行われていたのを覚えている。
 これまではかなり大掛かりな装置が必要で、それなりにコストもかかったと思う。それが携帯電話にまでGPSが内蔵される時代になって、ようやく現実味を帯びてきた。


 都バス一社だけだった頃は、それほど実感がなかったが、東急も始めたあたりからこの「バス接近情報」が私のライフスタイルにちょっとした変化をもたらし始めた。
 私はとにかく満員電車が嫌いなので、まずは携帯電話でバスの待ち時間を調べる。待ち時間が10分以内なら迷わずバスを選んでそれで帰る。
 それでも電車に乗ってしまうこともある。ただ、電車が混んでいる場合は、あらかじめ携帯電話で、人が大勢乗ってきて混雑してきそうな駅(例えば私にとって身近な例でいえば中目黒)付近のバス停でのバス接近情報を調べる(中目黒駅だけでなく、正覚寺も調べる)。でもって、バスの到着時間が10分から15分くらいまでの間なら、途中下車してバス停まで歩くのだ(正覚寺の場合はバス停まで結構、距離があるので待ち時間が5分以下だとかえってつらい)。

 場合によっては、電車—バスーバスー電車といったルートもありえる。

 電車の路線検索のソフト/サービスは偉大な発明だと思う。
 それをさらに進化させ、徒歩の時間やタクシーで帰るという選択も付け加えた、 auのEZnaviwalk(実はNavitimeというサービスのカスタム版)は、さらに偉大なサービスだ。しかし、これらのサービスも、そろそろ次のフェーズに入っていい。

 現在、このサービスで、検索できるのは、かなりシンプルなシナリオばかりだ。
 でも、本当に急いでいるときには、例えば3番目に近い駅までタクシーで行って、そこから電車で移動。最後にたどりついた駅から最終目的地まで、またタクシーといったパターンが一番速いこともある。
 今のEZnaviwalk/NAVITIMEはそれを検索してくれない。
 同様に例えば電車—バスー電車といったルートなども検索対象外だ(それでも最近、アップグレードされてバスが検索対象になった)。

 これからこうしたサービスを変えるのは「リアルタイム位置情報」だと思う。先に紹介した「バス接近情報」もその1つだ。ただし、すべてではない。

 時刻表だけでなく、遅延情報も含めた、「本物の」電車運行情報も、これから可能になるだろうし、飛行機も加わるべきだろう。

 実は米Google Labsでは、タクシーの配車状況がわかるGoogle Ride Finderというサービスも提供している。
 最近では、東京でも効率的な配車のため(そして、道を知らない運転手のために)GPSカーナビ搭載のタクシーが増えており、こうしたことは簡単に実現しそうだ(タクシー会社間の垣根さえ取り払えれば...)。

 現在のEZNaviwalkで、タクシー30分と出ても、時間帯や天気によってはタクシーがなかなか捕まらず、乗るまでに20分くらいかかってしまうことだってある。これに「リアルタイム位置情報」が、加わることでよりリアル、より正確な移動計画が立てられる。

 将来は駐車場、駐輪場の空き情報まで絡めて、自転車や乗用車、タクシー、バスなどを複雑に絡めたような経路も検索してくれるようになるとうれしい。

 もっとも、だからといって電車が不正確になってよいというわけではないのだけれど。

 さらに先で目指したいのは、寄り道情報の検索だ。
 例えば「このルートで会社に向かう途中、〜〜坂がありますが、代わりに○○坂を通ると×分遅くなりますが、そのかわり最近、ネットでも評判の満開の桜を楽しむことができます」みたいな感じで...

 Let's Enjoy Tokyoのようなサービスは、それに必要なベースを整えてくれていると思う。

 こういうところの融通も、これからの位置アプリケーションに求められるところだと思う。

 もっとも、携帯電話の小さな画面で、たくさんの情報を表示するのはなかなか大変なので、そこいらへんはユーザーインターフェース設計士の腕の見せ所だ。
 もっとも、現在のEZNaviwalkでも、音声案内が結構しっかりしているので、音声によるやりとり、というのもありかもしれない。

 融通といえば、カーナビをつけていないので、代わりにauの携帯電話の助手席ナビという機能をつかっているのだけれど、これも融通が利かないことがある。例えばこの間も急いでいたので、渋滞考慮、有りで「有料道路を使うのも有りで、ナビゲーションを行ったが高速道路に乗ってみて驚いた。
 わずか2Kmほど走ったところで、いきなり「左方面出口」を出ますといわれてしまったのだ。確かにもっとも速くつく方法には、この2Kmだけでも、高速にのった方がいいのはわかるけれど、こういうあたりはまだ人間があらかじめ目で経路をチェックしないとダメなんですね...

 あまりにも長々と書いてしまったので、一番、書きたかった本題に触れることができなかった。本題は改めて別のエントリーで書くことにしよう...

 なお、本エントリーは、とにかく15分間、何か適当に文字を入力し続けるというベンチマークテストを行いながら入力しています(インテルiMac上で。ちなみに使っているソフトはテキストエディットなんだけれど、わざわざRosetta経由で起動しています。あ〜、疲れた。ここいらへんは何のことか、Macに詳しい人じゃないとわかりませんね。スミマセンでした)。



アップル社のデジタルライフスタイル戦略について詳しく知りたい人は、ぜひ「アップル・コンフィデンシャル」の上巻をお読みください!

5月 6, 2006 旅行・地域 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.10.22

San FranciscoとPuteauxの奇妙な共通点

ちょっと古い話ですが、9月、フランスに行ったときに気になったこと。
SVM Macの編集部はパリ郊外のPuteauxという街にあります(ちなみに同雑誌は現在、ITmediaグループ系の雑誌です)。
編集部の目の前が市庁舎なのですが、その市庁舎の前の広場に、写真のようなオブジェがいっぱい並んでいます。
これ、確認はしていませんが、夜には上の部分が回転して街灯になるはずなんです。

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なんで知っているかというと、サンフランシスコの展示会とかがよく行われるモスコーニセンターやそのすぐ目の前のYerba Buena Gardenという広場に、まったく同じものが並んでいるからなんです。

以下はその写真:
sanfransanfran2


どなかた知っている人いますか?

ちなみにちょっとわかりにくいですが、日が暮れると、このように上の部分が回転し、「逆L字」型になって道を照らします。

nightnight2


これって名のある方の作品なんでしょうが、どういう所以で、両市にあるんでしょうね...

[mixiから来た方へ:mixiへ戻る]

10月 22, 2005 旅行・地域 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.09.19

新しいロンドン、駆け足で見てきました

パリが目的地の今回の旅行ですが、Apple Store Regent Streetが見たくてロンドン経由にしました。

ホテルにチェックインした後、FIPで働く現地の友達と合流。
一時期、MACPOWER誌に