2006.12.22

おサイフ携帯の本領発揮は3ヶ月後

関東の私鉄やバス会社が新たに発行するIC乗車券「PASMO(パスモ)」が来年2007年3月18日より運用開始となる。
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詳細はこちら[CNet Japan:私鉄・バス「パスモ」とJR東日本「スイカ」 カード1枚で相互利用

最初にこのニュースを聞いた時には、うれしい気持ち半分、「また新しいICカードか!?」という気持ちも半分だった。
でも、素晴らしいのは、このカードがJR東日本のが発行する「Suica(スイカ)」との相互運用ができること。
つまり、今あるおサイフ携帯で、ついにそのままJRの電車だけでなく、私鉄やバスにも乗れる。

私は取材のモチベーションが落ちないように、ほとんどの取材先に片道最大40分前後で行ける場所に住んでいる。
このため電車の路線などの選択肢も多いのだが、おサイフ携帯のau W41CAを使い始めてからは、私鉄とJRが選べる場合、数分送れてもSUICAが使えるJRを選ぶようになっていた。JRの構内だと、ついつい雑誌や飲み物もSUICAで変える買えるのも大きな理由だ(ついでにホームが広いし、電車が人を詰め込み過ぎの私鉄ほどは混まないことも)。

パスネットやバス共通カードも買ってはいるが、
「使う時にない」、「あったと思ったら使用済み」、「残金いくらだか解読不能」、「衣替え後にポケットから」
と不満だらけだった。

これが来年からは携帯1個で済むのかと思うと、かなりうれしい。

■交通チケットがようやく統一化

以前から、バスも電車も1つのカードで乗れるのが理想だと訴え続けてきた。
バスで、パスネットを出して「それは電車だけです」と、運転手に(本当に)白い目で見られたこともあるが、
New YorkのMetroCardやロンドンのTravelCardでも、「1つのカードで」は実現していた。

それに遅れること、十数年、日本でもようやく、チケットの統一化ができるのは、本当にうれしいことだ。

■次は料金面の工夫を

だが、理想をいえば、次はMetroCardやTravelCardのように、1日中、同じ料金で乗り放題になることかな。
実際、都内では、そうでもしてもらわないと、交通料金が高過ぎる。
1人で行動する分には電車+バスでもいいけれど、3人以上で移動する場合はタクシーの方が安いことも多いのだ。

1日乗り放題にしないまでも、せっかく、同じ1つのICカードでつながるのだから、例えば同じ親会社の鉄道からバスへの乗り換えでは、料金が安くなるとか、そういうインセンティブをつくるべきだろう。

「ただ支払いの便をよくするだけ」ではなく、もっと「公共交通機関を使いたくなる」ような工夫が必要だ。

そもそも、一昔前と比べると、公共交通機関は、中も外も宣伝だらけになって、交通費以外にもいろいろ収益源ができているはずなのに、それが利用者に還元されている感じが一切しない。
いまでも路線によっては、人間の尊厳を損ねるように満員電車に人を押し込んでいる光景を見かけるし(私はそういう電車には意地でも乗らない)、運賃値上げのニュースは聞いても、値下げはなかなか耳にしない。

■ICカードは、オープンな2.5規格へ収束を!

ところで、タクシーの話をすると、11月1日からタクシーでもEdyが使えるものが増えてきている。
「ヤッター」と喜んでいたのもつかの間。この間、乗ったタクシーは「iD」のみの対応で、ガッカリした。

そういえばローソン、ナチュラル・ローソン系も「iD」だけだ。

でも、「iD」はDCMXというドコモの携帯ユーザーだけしか使えない規格。
MNPで勢いがあるauや、何かと話題になる(そしてなぜか私の周りでは乗り換え/追加購入ユーザーが多い)ソフトバンクの携帯では使えないわけで、こんな規格を採用するタクシー業者やコンビニエンスストアは、しがらみがあるのかもしれないけれど、先見の明がない気がしてならない。

その点、これまでnobilog2ではあまり褒めたことのない成田空港は、ほとんどのお店がSUICAとEdyの両方に対応しているーーその他でもそういうところが増えてきている。

残念ながら、今からICカード規格を1つにまとめるのは難しいかもしれないが、せめてSUICAとEdyの2つだけに集約できるようにして欲しいというのが、ヘビーユーザーの視点からのお願いだ。
 その点、「パスモ」は新規格ではあるけれど相互運用という形を取った点ではエライし、これをカウントして2.5枚と言ってもいいかもしれない。これからおサイフ携帯を始める人は、SUICAの代わりに「パスモ」で始めてもいい、と思う。

■今後はポイントカードも収束を

ところで、実は私は最初、おサイフ携帯にはそれほど関心がなかった。
(現在は、端末でそのまますぐにクレジットカードからお金をチャージできる点も含めて、ものすごく気に入り、かなり使用頻度があがっている)。

そんな私がおサイフ携帯に興味を持ったそもそものきっかけはtsulogのこの記事だった。
W41CA: EZ Felica

そう、おサイフ携帯は、ただ支払いの機能だけでなく、日本中にゴマンとあるポイントカードの類いを収束してくれる機能もある。通常のサイフの他に、ポイントカード専用のカード入れを持ち歩く(それもかなりパンパン)私にとって、これを1つに集約できるという機能には、目から鱗がおちる思いだった。
 とはいえ、今のところ集約できるのは、ヨドバシカメラやビックカメラといった量販店、それから私は使っていないけれどマツモトキヨシやらカラオケ店、チェーンの居酒屋など。
 いずれ、これに美容院やら、タイ古式マッサージやら、岩盤浴やらのメンバーカードも集約してくれると、非常にうれしいのだけれど...

 どっちにしても、2007年のおサイフ携帯事情は、かなり楽しいことになりそうだ。

P.S.もっとも、個人的には(最近、私の周りで特に購入者が多い)MotorolaのRAZRや、Nokia、hctといった海外勢にも惹かれるが。日本の携帯メーカーは、「日本の携帯は世界一」の言葉に踊らされ過ぎ、キャリアのいいなりでイノベートすることを忘れて、魅力ある端末をつくる能力が落ちてきてしまった気が。国産メーカーだとカシオくらいしか惹かれないなぁ(あとはソニーエリクソン?)

12月 22, 2006 タクシー, 旅行・地域 | | コメント (0) | トラックバック (2)

2004.10.24

タクシー会社、競争前夜!?

タクシーに望むことは多々ある。

朝飛び乗ったタクシーがタバコ臭くて、衣服にまでタバコの匂いが染みついちゃったりすると、その日、1日が暗くなる。
逆にタクシーの中で、朝の一服をしたい人もいるだろうし、禁煙/喫煙のタクシーをうまく選んで捕まえることができればいい。

一時は「革新的!?」と思ったけれど、最近はすっかり見かけない近距離タクシー。
傘を忘れた雨の日、近くの駅から自宅までちょっと飛び乗るのにバス代+100円くらいの近距離タクシーはなかなかうれしい存在だったけれど、いつも見かけるのはタクシースタンドの後ろの方、順番を譲り続けて待つべきだとしたらそれはそれであまり意味がない...

最近よく見かけるJALやANAのマイレージ加算サービス、もう少し頻繁に同じタクシー会社に乗ることができれば、JALクレジットカード、ANAクレジットカードをつくることも考えるんだけれど...

数週間ほど前だろうか、六本木ヒルズに行ったとき、アカデミーヒルズの入り口のあたりに「未来のタクシーシンポジウム」とか、なんかそんなボードを抱えた人たちを見かけた。

年に数回、「あ、タクシー会社もがんばっているんだな」と思わせる新種のサービスが話題になるし、タクシー会社もタクシー会社なりにがんばっているんだろうなとは思うのだけれど...

どのサービスも結局はそれほど日の目を浴びないまま廃れていってしまう。

その最大の原因は、タクシーってほとんどの場合は流しかタクシー乗り場で捕まえていて、なかなか自分が望んだ会社のタクシーに乗れないことだろう。

でも、今年になって、そんな状況を変えてくれるかもしれないと思える革新的サービスが登場した。

国際自動車(株)がこの春に始めた「km my taxi」だ。

同社は全タクシーにGPSを搭載し、位置情報を把握することで、お迎え時間を従来の5分の1ほどに短縮したという。
このカタログを見た時には「なるほど、その手があったか!」と目からうろこが落ちた。

やってくるかどうかもわからない流しのタクシーを通りに身を乗り出して待ち続けるよりも、待ち時間が少ないなら、スターバックスか何かでラテをすすりながら待つ方が優雅だ。
その革新性に感動し、サービス開始直後にはmy taxiカードをつくり、それ以来blogに書かなければと思い続けて早半年。
でも、実際にこのサービスを使ってみて感銘を受けたことはない。
逆に「なんで、こうじゃないんだ」と歯がゆい思いをすることの方が多いくらいだ。

待ち時間の方は平均して7〜8分。これが早いのか、遅いのかはわからないが、大抵、迎えを頼むと、実際に迎えが来るまでに2〜3台は流しのタクシーを見過ごすことになる。それでも、kmのタクシーに乗ることで(kmでしか使えなくてもいいから)マイルみたいなものが貯まるのなら待つ価値があるが、とくにそういうこともない。
そもそも、電話の方も結構もたもたしていることが多く、こちらのID番号を伝えるのは一瞬だけれど、「只今、近くの車を探しています」と言われてからの待ちが長く、まだまだ合理化の余地はある、と見た。
だから、夕立などが降ってきたら、やはり流しのタクシーを捕まえてしまう。

また、自宅や会社などよく利用する場所のGPSコードを4ヶ所ほどカードに印刷してもらえるのだが、印刷してもらえるのはコードだけで、いまだにどのコードが自宅で、どれが会社、どれが実家なのか把握できていない。

それに運転手の教育も中途半端で、サービス開始直後の夏はともかく、今になっても「あ〜、このコードね。私、初めてなんですよ。とりあえず○○を左に曲がればいいんですよね?」とまったく番号を有効活用してくれない運転手がかなり多い。

GPSの精度にも少し問題があるのかもしれない。一度、早朝、成田エクスプレスに乗る渋谷駅新南口への迎えを頼んだが、なかなか迎えが来ない。実はうちは三角州みたいなところの真ん中にあるのだけれど、迎車はGPS登録してあるはずの入り口側ではなく、裏手で待っていたーーおまけに迎車を前日から予約した場合はエキストラの料金がかかるのも問題だ。

とはいえ、アメリカン航空にしてもそうだけれど、それまでの成功の上に座りこまず、常に革新を続ける企業は好きなので、これまでも流しを捕まえるときには、2〜3台やり過ごしてkm taxiに乗るようにしていた(新しい挑戦は失敗にせよ、成功にせよ応援していきたい)。

でも、サンタモニカからの帰り、編集部から中央無線のタクシーに乗って同社でも同様の無線配車システムを導入したと知った(2004年4月から導入って書いてあるけれど本当だろうか?とりあえずこの案内を見たのは今回が初めてだ)。タクシーにGPSナビゲーションとかが備え付けられていた記憶もないし(あったのかな?)

いずれにせよ競争が出てきたのはいいこと。今後はこのGPS無線配車が当たり前になって、まずは待ち時間5分、3分(弱小会社は連合を組んでもいいだろう)と縮めていくことから始めて、やがては高すぎる東京のタクシー料金を値下げしたり、マイレージサービスを展開したりと次なる革新へと発展させて欲しい。

そう、京都とかに行くと思うけれど、実は日本でも東京以外だとタクシー会社同士がもっと公正に競争をしていていいサービスを提供していたりするところがあるんだよね...

10月 24, 2004 タクシー | | コメント (2) | トラックバック (0)

2004.03.30

Tipping in Japan

今日の夕食はグラスワインを30mlから好きな量でオーダーできる某レストランだった(安いものなら30ml200円から飲めます) 。最初、カレーのレストランにしようかと思ったけれど、よく考えたら明日と明後日そして来週の金曜日はカレーと決まっているのでこっちにしておいてよかった ;-)

おいしかったのでグラス2杯目を頼んだらちょっとだけ量をおまけをしてくれた

こういう時、なんだかちょっとチップを払いたくなってしまう...

仕事が忙しくなってくると、よくタクシーを利用してしまう。
忙しいときに移動時間の節約だけでなく、、ちょっとした原稿やメールの返事書きもできるから
(残念ながらよく利用する電車にはPowerBookを広げられそうな路線がない)

こちらが仕事をしているのを汲み取って、静かに運転してくれたり、
急いでいるのを汲み取って、近道をしてくれたりするタクシーもいれば
がんがんに音楽をかけて急ブレーキをかけるタクシーもある
ぜんぜん道をわかっていないで、ずっと道順を教えるはめになることもある
それなのに距離が同じなら、料金も同じというのはちょっと不公平な気がする。

こんな時もやはり日本にもチップ制度があればいいのにと思ってしまう。
何もお大尽の大盤振る舞いをしようというのではない。
サービスに気遣いを感じた時、
小銭入れが膨らまないように、ショートサイズのモカも買えない程度のお釣りを断るだけだ。

それで相手に感謝の気持ちが伝われば、サービスを頑張っている人はどんどんモチベーションが高まるし、良循環が生まれる気がする。逆に、面倒くさそうに接客して、(ちょっとだけ余計に走ってみたりと)メーターだけごまかそうとする人とちょっと手前で清算ボタンを押してしまう人に額面通りのお金を払うのは逆に不公平な気すらしてくる。
あまりいいことではないが、チップは(払わないあるいは額を減らすことで)サービスの悪い相手への報復手段にもなりえる。

旅館などに泊まればお心付けもあるし、日本もまったくチップの制度がないわけではない。
実際、タクシーとかで、本当にいいサービスをしてもらったと思うとき、ちょっと多めに払って「お釣りはいりません」とか「今日は暑いからこれで飲み物でも」とかいうと、相手も快く受け取ってくれる(料金が2200円とか、X千円台「前半」だとちょっとやりづらいが)。
 チップってもらう側にも上手下手があって、下手に遠慮されたり、もたもたされると、渡す側も恥ずかしくなってしまうが、チップを快く受け取ってくれる人の態度は絶対に慣れた態度、つまり、同じことをしている人は(外国人観光客も含め)絶対、他にも大勢いるはずだ。

  でも、よく考えれば、下手にお金で片をつけるよりも、本来は言葉で感謝の気持ちを伝えれば、それはそれで相手もよろこんでくれるはずで、(チップなんかなくっても)それはそれでいいような気もしてくる。今日のおまけしてくれた女性も、お礼を言ったら「このワインは当店の名前にもなっているくらいの自慢の商品で本当にいいんですよ」と、もっと多くの人に飲んで欲しくてたまらない様子だった。

 自分がいいものを人にも勧めたい。考えてみればこれって、私が今の仕事を始めた出発点でもある。ちょっと感謝の言葉が足りなかったかもと今更ながら思う(ちょっと酔ってる?>自分)

3月 30, 2004 タクシー, 文化・芸術 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.19

タクシーにICレコーダー


昨日、打ち合わせ先への移動でちょっと使ったタクシーに使い慣れたオリンパス製のICレコーダーがぶら下がっていた。「これでタクシー無線とかを録音していると便利なんです。すぐに聞き直すこともできるし、パソコンに取り込んでデーターとしてストックもできるし」ということです。
 しかし、ステレオ高音質、長時間録音のオリンパスを選ぶのは相当なこだわり派?それともMacユーザー?

3月 19, 2004 タクシー | | コメント (0) | トラックバック (0)