2008.07.17

iPhone登場でSpider Proが大活躍

photo.jpg

※ PTPのページをみたらセミナー情報があったので、最後に追加しておきました。

Spider Proを使って、7月8日の0時から7月17日18:30までの間の
iPhoneのテレビ露出回数を調べてみたところ248回だった。

Spider Proにはコーナー内検索という機能がある。
テレビ内のコーナーに登場したアイテムを検索してくれる機能で、
例えばニュース映像の中にチラっと写っただけのポスターの中の文字まで、キッチリ検索できる。

考えてみたら今日は、あのiPhoneの大行列からほぼ1週間目。
テレビのニュース報道がSpiderから消える前に、
とりあえずすべての番組を保存して1枚のDVDに焼いておこうと思い、
コーナー内検索を実行してみた。

現在、私の家のSpider Proは、海外出張で長く家をあけることもあるので、
ビットレートを低めにして、その分、長い間、番組を保存できるようにしている。

探してみると、先週の8日くらいからiPhone関係のニュースがポツポツと出始めてきていて、
それ以降、今日にいたるまでの露出回数はなんと248回にもなっていた。
(残念ながら東京MXテレビはカウントできていない)

photo.jpg

コーナー検索では、同じ番組内でも、その製品が2度、3度露出する場合は、
その回数分にわけて検索にひっかかるので、これは番組数ではなく、あくまでも露出頻度だが、
それでも凄い数ではないだろうか。

ちなみにiPhoneの発売日だった11日だけで約125回(途中で面倒になったので、かなりいいかげんい数えていますが120は確実に行っている)。
約半数を占めている。

しかし、Spide Prorってやっぱりこういう時には便利だなぁ。

ーーー
この記事を書いてから、PTPのページをみていたらセミナー情報がありました(PTPの方も教えてくれればいいのに!この間、DEMOsaで言っていましたっけ?)。

「テレビ報道分析・テレビトレンドリサーチの最新事例」
〜 広報・マーケティング先進企業のテレビモニタリングの実際 〜
2008年7月30日(水)
第1回目 14:00〜   第2回目 16:30〜
会場:La Piccola (東京メトロ表参道駅 徒歩4分)

申し込みはこちらから
http://www.ptp.co.jp/seminar080730.html


まさに今回、私がやったようなことを紹介するんでしょうか?
残念ながら、その日、私はいけなさそうですが、もしかしたら第2回なら伺えるかも!

7月 17, 2008 iPhone | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.07.16

iPhoneで、いい汗を流そう

iPhone launch Softbank Omotesando

最近、私も忙しいが、周りの人達も、皆、いい意味で忙しい。

以前、紹介した気になったら、その場で調べられる「マイ注釈」挿入ソフト「popIn」も、
その後、頑張ってメニューにwikipediaの機能を加えたり、以前からさまざまなところで話しているiPhone対応に向けて頑張っている(と、同時にわかりにくかったホームページも大改築中だ)。

小川浩さんの会社、MODIPHIもiPhone対応版を発表し、結構、好評を博しているようだ。

CloseBox and OpenPod: iPhone版MODIPHIが「だら見」に最適な件

iPhone対応アプリケーションを総覧できる「日本製iPhoneアプリ開発者リスト」も、
皆、仕事の合間の息抜き時間をつくって片手間ながら少しずつ情報を追加してくれている。
このwikiを提供してくれたConfluence Japanも、
今日は新たにRSSフィードを用意してくれたほか、
現在、iPhoneに最適化した1カラム表示に向けての改築を進めてくれている
(通常業務をつづける傍らで)
この改築が完成したら、popInのiPhone版やMODIPHIのiPhone版などの優れたWebアプリケーションやブックマークレットなんかも、wiki形式で紹介できればと思う。


ライター仲間も、みんな大人しい。
おそらく今月末くらいから大量のiPhoneムックや書籍が登場することだろう。
(私もそのいくつかには関わっていく予定だ)。

なんだか、iPhoneの登場で、
大勢の人がこれまでつづいていた惰性の仕事の延長ではなく、
「どうせiPhone関連の仕事をするなら、ここをこうして... いや、もっと、こんなことまでできるかも...」と創造力とクリエイティビティを発揮していい仕事に汗を流しているのを感じる。

みんなやっていることは違っていて、
周りが何をやっているか見回す余裕もなく、打ち込んでいる雰囲気が伝わってくるが、
それでいて、どこかでライバル達とも一体感であるとか連携感みたいなものを感じている。

実にいい雰囲気だ。

iPhone launch Softbank Omotesando

マスコミがあまりにiPhoneの話題ばかり取り上げるので、面食らっている人も多いのはわかる。
私はiPhoneは好きだが、iPhoneだけが素晴らしいというつもりはなく、
日本の携帯電話メーカーも素晴らしいポテンシャルをもっていると思っている。
今日もKDDI Design Studioで行われるイベントで、
もし話しがそっちの方向に行ったら、
auの最新サービスは、もしかしたらアップルのデジタルハブを超えているかもしれない、
という話しをしてくるつもりだ。

ただし、その一方で、そうしたサービスの使いやすさにこだわったつくりこみが足りないとは思っている。
せっかく技術力はあっても、それを活かすものづくりができていないことは問題と思っている。
今の日本のメーカーの多くは、
とりあえず、どうしたらいいんだろうと議論を重ね、
「とりあえず、音符を間違えずに最後までひけました」というものづくりはしているが、
人々に感動を与え、楽しいインスピレーションを与えるものづくりはできていない。
(アップルは、多少、演奏は間違えても、そこはなんとかカバー、
 その代わり人々に伝わってくる感動とか、そういった部分で勝負するものづくりをしていると思っている)。

もし、日本のメーカーが、こうしたアップル流に近い、ものづくりの術を身につけることができたら、
鬼に金棒だと思う。
iTunesやApp Storeといった生態系づくりは、一朝一夕にはできないかもしれないが、
それでも、そうした生態系に関係なく生きている多くのユーザーにはかなり協力にアピールできるだろう。
それも日本市場だけでなく、世界というiPhoneやNokiaが戦っているのと同じ広い市場で。

私はそう思うからこそ、昨年から精力的に講演や執筆活動をつづけさせてもらっている。
iPhoneショック 」も、そもそもそういう思いから書いた日本メーカー向けの応援歌のつもりだ。

しかし、本当はそうなれるはずなのに、会社の組織構造的問題であったり、
コミュニケーションの足りなさであったり、そういったものが原因で、
日本のメーカーでは、エンジニアやデザイナーが、
いい汗をかきたくても、かけない状況に置かれていることが多い。
これは残念なことだ。
もし、あなたが日本のメーカーの人間で、このような問題を感じているのであれば、
全力をかけて上司の説得に当たってみた方がいいだろう。

それで耳を傾けてくれないような会社なら、
そこはあなたの人生をかける会社に値しない会社なのかもしれない。

アップルは確かにいい製品をつくっているが、
それにはもちろん、スティーブ・ジョブズの有能さ(特に社員から100%を超えた300%くらいの力を引き出す能力の凄さ)もあるが、それと同時に、やはり各社員が、開発中の製品に、半ば命をかけるくらいの覚悟でとりくんでいるというのもあると思う。
これからのものづくりは命がけだ(その代わり、だから終わった後には休暇を含めた報償も必要だ)。
そうでなければ世界で勝負はできない。

iPhoneが騒がれ過ぎだからといって、
今度はその反動で、iPhoneの欠点ばかりを、探してあげている人がいる。
確かにiPhoneには欠点と言えるところもたくさんある。
ブログで注目を集めたい一般のコンシューマーだけなら、そうした話題をとりあげるのもいいだろう。

しかし、ぜひメーカーでものづくりに携わっている人には、
そうした議論に関わって欲しくない。
ライバルの悪いところをみて「だから、俺たちはこれでいいんだ」という議論は何の足しにもならない。
むしろ、本心ではiPhoneがダメだと思っていても、
「いや、みんながiPhoneが凄いといっているのは、ここの部分かもしれない」と無理して
iPhoneのいいところを見つけて、それに負けないものづくりに励んで欲しい。

IT業界にとっても家電業界にとっても、
滅多にない機会なので、これまでのものづくりや仕事の姿勢を見直して、
みんなでいい汗をかけるように変化していければと思う。

7月 16, 2008 iPhone | | コメント (1) | トラックバック (0)

2008.07.12

「080711」ストーリー・プロジェクト

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*訂正:世界22カ国→フランスが遅れたので世界21カ国

予想はしていたけれど、
ここ数日、iPhone関係の記事一色の状態だ。
これは日本だけの話しではない。
ぜひパラダイス鎖国にならずに海外の(IT系ではない)一般ニュースサイトも、ぜひ見てみて欲しい。

これは世界的現象なのだ。
ちょっと古い世代の人が、なんだかわからず、思いを一つにしながら、一晩寝れずにいた昔の24時間テレビ現象が、世界21カ国で(そして、おそらく今年後半にiPhone 3Gを迎える70-21=49カ国でも)
同時に起きていた。目的こそ商業的だけれど、規模はLIVE AIDやらLIVE 8以上かもしれない。

この「お祭り」の表参道での様子を見た人は、一生そのことが忘れられなくなるだろう。

あれだけ大勢の人が、携帯電話を買うために列をつくったことは日本ではないはず。
ソフトバンクは、今月も売り上げNo.1は確実だ。
だが、それを統計上の数字で見たり、テレビのCMで聞いたりすることと、
実際に原宿から渋谷までつづく人の列で見せられるのでは、インパクトがぜんぜん違う。

1500人、840メートル(Google Earthで計測)ほどの行列。
数字を見ただけでもスゴイものを感じずにいられないが、
それ以上にスゴイと思うのが、そこに並んでいる一人一人に、
生々しい人間としての存在感があることだ。

3日間限定で生まれ変わった「ソフトバンク表参道」での発表の瞬間を、
私は入り口の真っ正面、最前列で見届けていた。

オープン開始から15分くらい経った頃、ある友人が入店していく姿を見かけた。

iPhone launch Softbank Omotesando

彼は今からちょうど10年前、アップルが発売した最初の携帯型端末、Newtonを、
日本に広げようと全力を尽くしていた人物だ。
アップルから子会社として独立したNewton社と組んで、
その素晴らしいデバイスを日本中に広げようと、日本語入力環境を開発し、マニュアルを作成し...
その後、スティーブ・ジョブズがNewton社を潰したことで、
彼が数年の歳月の1日1日の情熱のすべてを注ぎ込んでいた計画ははかなくも夢と消えた。

しばらくアップル関係の一切のことから交流を断っていた彼。

10年後、Newtonと比べるとずいぶんと現実的な機能だが、
10年の月日に加え、「iPhone」がNewtonと同じ夢を、
Newtonとは違った、よりスタイリッシュで洗練された形で
実現していることで再び興味を持ったのか。
彼はいったいどんな気持ちで、あの店に足を踏み入れたのだろう。

午前3時40分頃、私は行列最後尾まで移動し、そこからEye-Fi Explorerを入れたカメラを片手に、
ソフトバンク表参道入り口までを歩いた。

行列の末尾は渋谷の消防署とSHIDAXとの間。
3時20分が運命の分かれ道だった。

ソフトバンクは、1400人(1500人との情報も)並んだのを確認したところで、
「初日販売分は終了」の決断をし、札を立てた。そこから後ろに並んでいた6人は、2日目の販売に向けて徹夜の行列をつくり始めていた(そうだ、今日もあのドラマが繰り返されているのだ)。

P1160795.JPG

10分ほど歩いていくと、drikinらの姿が見えた。
「今回は買いませんよ。iPod touch買っちゃったばかりだし」と言っていたdrikinは、
深夜までのパーティーと2次会の後、「友達が並ぶから、つきあわなきゃならない」を言い訳に列に並んだ。
その12時間後、彼は自分の少し手前で16GB版のiPhoneが売り切れた、という衝撃の事実を知る。
でも、ここから、彼は「(血液型)B型」力を発揮。

Twitterより「drikin そうだ僕は8Gが欲しかったんだ」と思い直している。

P1160808.JPG


drikinのいたところからさらに原宿方面に向かった。

実は行列のどこに陣取ったかで、かなり雰囲気は変わってくる。
代々木第一体育館の前あたりは、街灯がなく、真っ暗なため、
「寝」に入る人が多い。
携帯電話で時間をつぶす人達の液晶の明かりが点々と光っている。


P1160820.JPG

そこからさらに先に行くと、iPhoneのガイドビデオにも登場する某新聞社の名物記者で
世界的VIPを取材したり、ヘリで取材したりと派手に活躍していた人が、
友達と一緒に並んでいた(笑)

さらに進むと、経産省の役人で最近、これからのWebのトレンドを伝える
ベストセラー本を出した人が、息子さんと一緒に並んでいた。

そのさらに先には、「iPhone 応援企画:SBS 表参道でiPhone の行列に0歳児が並んでみたよ ...」で一躍有名になった0歳児のお父さんが。
P1160850.JPG

歩道橋をわたったところには有名なMac私設エバンジェリストのあの方が、テレビチャンピオン文具王や、iPhone用アクセサリーメーカーの方も並んでいた。
 2007年6月29日の初代iPhone発売された時、発売と同時にApple Storeで売られていたiPhone用アクセサリーは、わずか20数種類。アップル社から認められたメーカーだけが、製品を置くことを許された。実はその中に1社だけ、日本の会社があり、彼はその会社の中心人物の1人である。
 昨年の米国版iPhone発売のときには「その場にいられなかった」が、今回は自ら、その場に足を踏み入れる。

そのさらに先には、カメラと自転車とフットサルが好きな友人の一団が陣取っていた。
アウトドア派の彼らは用意も周到。
「たまにこういうのも楽しいよ」と言いながら、
「行列の中の人、ときどきプレス」という立場を楽しんでいた。

行列の先頭の方には、iPhoneの発売と同時に
App Store経由で世界進出をもくろんでいた、あの人もいた。
彼は7.11の私に一番力をくれた一人でもある(後述、次の記事にするかも)
直前のいろいろなトラブルでオープン同日は無理だったが、
彼の会社がつくるソフトは、常に他とはひと味違うおもしろさがある。


行列の先頭は、あのあまりにも有名になった名古屋の大学院生、佐野博之さん。
最前列の3、4人と、たまたまその前を通り過ぎ彼らの写真を撮っていたアメリカ人で
夜中の2時に、iPhoneの魅力やアップルのものづくり、その経済効果なんかについて語り合った。

P1160780.JPGP1160894.JPG


この佐野さんと、彼を取材しようとするプレスの間には、
さらにドラマがある。

大々的なカウントダウンのイベントの後、iPhone購入者第1号が店から出てきて
孫さんと握手をし、軽いインタビューを受け、何十というマスコミのカメラで撮影される予定だった。
ところが、佐野さんが、契約に時間がかかっていたため、順番が入れ替わってしまった。

P1160926.JPG

店内でしばらく大騒動があった後、佐野さんの許可を得て、
4番目だったiPongの作者の近藤誠さんが
「先頭の人に悪い」と遠慮しながらも、早くプレスを解散させなければならないという
プレッシャーに押されつつ「iPhone購入第1号」の栄誉を得て、
孫さんとの握手と、大量のフラッシュを浴びた。

iPhone launch Softbank Omotesando

もう警察も呼ばれていた。
集まった想定数をはるかに上回るプレスを早く解散させないと、
1km弱1500人の行列そのものが「解散」させられる危険があった。

このためソフトバンクの広報は、とにかく苦情がでないように
少しでも早くプレスを解散させようとしていた。
しかし、それにも関わらず多くのプレスが佐野さんをあきらめなかった。

佐野さんが店をでてくると、その後ろには、まるで大名行列のように、
数十人のプレスが後を追いかけた。

そしてソフトバンクの店舗の裏で、彼の撮影と短い取材を行っていた。
iPhone launch Softbank Omotesando

このバカ騒ぎの横を「おかしいよね?」、「ただの携帯だよ」、「今日は平日なのに」と
冷たい視線を送りながら、通り過ぎていく人も何人も見かけた。

もちろん、そうやって昨日と同じ毎日をこなすことの方が、99%の常識で正しいけれど、
他の人とは違った考えを持つ1%の人々は、この日、一生忘れられない体験をしたんじゃないかと思う。

同じ体験を共有した戦友をつくった人も大勢いるし、
たっぷりの時間を使って、夜空の下、これからの自分やiPhoneで広がる夢をたっぷり考えた人も
大勢いたはずだ。

私が全然知らないドラマもたくさんあったはずだ。

私はといえば、別のエントリーでも書くが、
神田さんのイベントで話した後、
ゲストの都合でどうしてもこの日でないと開催できないイベントを仕切って、
プロジェクターと重さ7Kg近くはあるバッグを持ちながら原宿と渋谷と
そして代々木上原の往復を繰り返していた。

徹夜の取材があけた後、
一昨日、私にここ数年で最大のショックを与えていた方々と会うことになり、
shi3zさん(あ、言っちゃった)と話して一時は元気になっていたところが、
正直、再び、ちょっとトゲトゲした気持ちと落ち込んだ気分に陥れられた。
疲れきって、有楽町の取材もあきらめた。
下を向いて副都心線に乗ろうとしたその時、
ナタリーの方々がゴミ拾いしている現場に出会った。
彼女らと旧知の友人とで、談笑をしているうちに、また少し元気が蘇ってきた。
iPhone launch Softbank OmotesandoiPhone launch Softbank Omotesando
(そういえば、誰もiPhone 3G用のQRコード解析アプリケーションはつくっていないんだろうか?300円までなら買います!)


人間って、こうした「生の存在感」や「他の人との関わり」こそが一番おもしろい。

7月11日、行列に並んだ一人一人の体験談やストーリーは、
いろいろなブログで読むことができるが、なんとかこれを
ポール・オースターの「ナショナル・ストーリー・プロジェクト」のような本にまとめることはできないだろうか。

そうだ、私のストーリーは、別立ての記事ではなく、ここのコメント欄に書き込もう。
ブログで自分のストーリーを書いた人は、トラックバック下さい。
あるいは「はてなブックマーク」や「del.icio.us」で「080711story」というタグをつけましょう!


ナショナル・ストーリー・プロジェクト
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star面白かったり、そうでもなかったり・・・

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nobi評:もの凄く分厚いですが、目についたエピソードを拾い読みして楽しめる一冊。
奇跡というものが、世界中で毎日のように起きているんだ、ということが実感できる一冊。
そして、これも小さな奇跡か、日本語版発売日が、アメリカのiPhoneの発売日と一緒(2年前だけど)

7月 12, 2008 iPhone | | コメント (6) | トラックバック (15)

2008.07.11

iPhoneの魅力をいかに伝えるか

P1160907.JPG

今日は、おそらく今年でも一番の「iPhone関連記事」のラッシュ日。

インタビューを受けたr25.jpの記事も今日アップされた:
r25: 日本製ケータイにはなかった価値がある!?
ついにiPhoneが日本でも発売!でもナゼみんな騒いでるの?

他にも、なんか、まだいくつかあったように思う...(ナンダッケ...?)

そんなiPhone記事の大量発生のピーク、'08.07.11が、
ちょうどMacTopiaの隔週連載、Apple's Eyeの更新の日だった。

iPhoneの魅力を普通に通り一遍の機能で紹介とすると、
どれもそれなりに似たものになってしまう。
どうしたら人々が大量のiPhone記事にさらされているその日に、
他とは違った「楽しさ」や「気づき」を与えられるか?

悩んだ結果、「ストーリー」に頼ってみることにした。
これには理由がある。

iPhone seminar

iPhoneどころか、iPodの登場後、何度も行ってきた講演の中で、
よくテーマにするのが、21世紀に入ってから最大の消費行動の変化についての話し。

私は'90年代まではスペックシートの文化だったと考えている。
人々は量販店にいって、気になる競合製品のカタログをもらってきて、
それらを並べてスペックシートで機能を比べる。
「このソフトには、この機能がある。こっちにはない....」
これは家電製品だけでなく、パソコンのソフトにおいてもそうだった。

決められたフォーマットの中で製品を紹介する雑誌レビューも
'90年代は、こうしたニーズに応えるべく、ただの機能紹介に変貌していった。
(でも、機能が知りたければ公式ページの情報や、マニュアルダウンロードをした方がいい!)

これが21世紀に入ると、2001.9.11当たりからブログが広がり、SNSも登場。
これがごく普通のコンシューマーにもつかわれるようになると、
そのブログの中で、スペックシートには載らないちょっとした評価
「この操作感が気持ちがいい!」、「この機能のためだけに買う!」
「ガッカリ」、「こういう人にはお勧めできません」。

そして'90年代に、何度も買い物で失敗を重ねたコンシューマー達が、
ただ「機能がついている」ということと、
それを「実際に使う」ということとは別問題だと、身にしみて感じ始めていた。

我々は気がつかないうちに、機能の「量」よりも「質」を求めるように「体質変化」していたのだ。
この「体質変化」を一番、最初に気づかせてくれたのは、iPodの予想を上回る成功だろう。
今、iPhoneがこれを決定的なものにしようとしている。

さて、本題に戻ろう。
iPhoneの魅力をいかに伝えるか。

iPhoneの魅力は、機能の「量」ではなく、「質」である。
それも1つ1つの機能の「質」の総和ではなく
全体としての圧倒的な洗練の度合いだ。

Spiderのインタビューで、久夛良木さんがSpiderはエクスペリエンスだと言ったけれど、
これはiPhoneにも当てはまる。

iPhoneの素晴らしさは、それを自分で触ってみる「体験」の中にこそある。

iPhoneの魅力を、できるだけリアルに知ってもらうには、
読者に、この体験を共有してもらう、記事上で追体験してもらうのが一番だと思った。

そこで平野 日出木さん、お勧めの「物語力」を頼ることにしてみた。

まったく新しい試みで、どれほど共感がえられるかわからない。

やたらと古くさい登場人物の名前や、
ちょっと不自然なシチュエーションはあまり共感できないかもしれない。
稚拙な文章は、読むに耐えないかもしれない。

それでも、我慢して読んでもらって、なんらかの「気づき」があったか、
感想を教えてもらえれば、次からの記事づくりに役立てられるかもしれない。

というわけで、
よければ今回のApple's Eye、ぜひお読みください:

'08年7月25日以降は、リンクがこちらになります。

なお、わかる人には、わかりますが。タイトルは、もちろん、映画「Paris, Je t'aime」へのオマージュです。あの映画、同様のオムニバス形式で、とりあえずどれか1つくらいのストーリーにはひっかかりを持てる確率を高めてみました。


参考文献:
私の考える「機能の質 vs 量」という話しを
「機能価値」、「使用価値」という言葉で
とりあげています。それ以外にも読みどころ満載。

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7月 11, 2008 iPhone | | コメント (4) | トラックバック (8)

テレビ(や講演で)iPhoneを見せる場合の注意事項

P1160941.JPG

今日の午前7時をもって各テレビ局やその他の媒体にも一斉にiPhoneが発送されたようだ。
それにあわせて、いろいろなテレビ番組で「iPhoneを見た!」という報告を
Twitterやら友達からの連絡で耳にする。


でも、せっかくのiPhoneの使いやすさを紹介するはずの、その場所が、
うまく操作ができず戸惑っていた、という報告もたくさん受ける。

実はテレビだけではなく、
数人の人に、手持ちでデモするときも、
書画カメラに置いて講演をする時も、こうした「うまく操作できない」が起きがちだ。

これはカメラに見せようと思ったり、相手に見せようと思ったり、
iPhoneをそちらに向けたときによく起きる問題だ(iPod touchでも同じ)

なんで、そうなるかというと目で見えるボタンの位置と、
指で触れる位置にズレが生じるからだ。

これは、もしかしたらiPhoneの液晶が良すぎることの副作用かもしれない。
iPhoneの液晶は視野角が広いので、ちょっと本体を傾けてもきれいに見えてしまう。
しかし、傾けたとき、目に見えるアイコンの位置と、
指で触れるべき位置との間にはズレが生じているのだ。

じゃあ、どうすればいいのか。

iPhone party

慣れればいいという人もいるかもしれない。

ただし、真横のカメラだったり、正面の相手だったり、真上のに設置された書画カメラだったり
iPhoneを傾ける角度は毎回異なるし、それすべてに慣れるというのもなかなか大変だ。


そういう意味では、iPhoneを見せるときには
カメラの人に、とにかく頑張ってもらう、というのが最良の解決策に思える。

操作をする人はあくまでも自然体。
やりやすい角度で操作をする。

どんなテレビに出ていたか、まだSpiderで全部はチェックしていないが、
(小倉さんの番組ではiPhoneでSpiderのインタビューページを開いていることは確認した(笑))
たまたま見た中でいうと、フジテレビ木村太郎さんの紹介はかなりうまくいっていた。
紹介の様子を振り返ると、やはり自然体に普通に操作をしていた(カメラは画面すら写していないことも多かった。それでもワンタッチで、何がすごいことがわかれば十分「伝わる」のだ)。木村太郎さんで言えば、真っ先に試したのが電話だったこともうれしい。iPhoneと既に出ているiPod touchの最大の違いは、まずは何より電話であることなのだから。

なお、書画カメラを使う場合は、平置よりも、下に傾斜した台を置くなどして、
本体に正面から向かえる条件を整える必要がある。

では、真正面にいる相手に見せるには?
これは、慣れしかないのかな?


昨年、神尾寿さんらと一緒に一度、やったことがあるが、
これからはUI系のセミナーなども増えることになるのだろうか?

そういう場では、ぜひ書画カメラといい台座を用意して欲しいところ。

P.S.書画カメラといえば、昨秋に開催された、おそらく日本ではもっとも古いiPhone系ビジネスセミナーの1つ日経エレクトロニクス主催の「iPhoneの衝撃」では、エルモ社製の書画カメラを使わせてもらった。
 平置だったので操作はしづらかったけれど、台座にに少し傾斜をつけて...、傾斜させてもすべらないようにガムテープで消しゴムで固定をして....(置いた状態でスクロールやフリック操作をすると、本体がカメラ中央の固定位置からずれる可能性がある) と日経エレの山田副編集長と、どうやったら操作がしづらく見やすいかを、いろいろ工夫したなぁ。懐かしい。

以下の書画カメラは試したことはありません。
Amazonで見つかったものだけ。エルモ製もありません。
iPhone/iPod touchとの組み合わせで使われた方は、ぜひコメント欄に感想を!

ちなみに時間が経っちゃったので詳しくは覚えていないけれど、真剣に考えている人は、
エルモ製も検証してみてもいいと思う。あまり機能をフルに活かせなかったけれど、
結構、たくさん「これはスゴイ!」と思うような機能がついていた(iPhoneのデモには関係ない機能だけれど)。

あ、あと書画カメラを使いつつ、さらにパソコンでもプレゼンを行うときには、絶対に書画カメラにVGA信号のパススルーと手元切り替えがあるものを選んだ方がいい(以下の機種にあるかはこちらでは確認していません)


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7月 11, 2008 iPhone | | コメント (5) | トラックバック (2)

2008.07.09

変わりゆく日本のケータイ

P1160739.JPG
iPhoneの登場で、日本の電話は危機的な状況と言う人がいるし、
自分でもそうとられるような記事を書いている。

iPhoneなんか日本ではぜんぜん売れない、という予想もある。

答えはどっちでもいい。

でも、昨年1月にiPhoneが発表されてからというもの、
日本の携帯電話業界は大きな様変わりを果たした。

いい変化もあれば、まだいいのか悪いのかわからない変化も、あきらかに改悪という変化もある。

ただの通話とちょっとした文字情報(そしてグラフィック)を扱うだけの存在だったケータイが、
なんだか春モデル、夏モデルと、毎年2回、なんだか無理矢理 機能追加をしている
印象が出始めていたケータイ電話業界の慣習に、そろそろみんなが
「このままで本当にいいのか?」と疑問を持つようになり始めた。

road to sfo

この変化はiPhoneなんかの影響じゃなくって、FMCやら、販売奨励金撤廃やら、
WiMAXやLTEといった、これまであった努力が表面化してきただけだという人もいるだろう。
確かにそれもあるだろう。

でも、大事なのは原因の究明ではなくって、
この新しい時代のコンテクストの中で、どんな未来を描けるか、ということなんだと思う。

ケータイメーカーもキャリアも、今こそ一度、立ち止まって、
これまでの進化の失敗を分析すると同時に、
これから一体、どんな未来をつくりだせるかをポジティブに考えてみるべきだと思う。

'08.07.09 初台のNTTのICCのカフェにて

Safari003


ICCカフェで、Mzone(ドコモの公衆無線LANサービス)を使って、インターネットにつなごうとしたら、ログイン画面が新ロゴにあわせて変わっていたので、なんか、それにインスパイヤされてしまった。それにしてもNTTグループには、ぜひ、このMzone系のサービスとNTT-BP系のHOTSPOTで、せめてローミングをして欲しい。たまにしか使わないのに2つアカウントを持っているのはバカバカしい)。

7月 9, 2008 iPhone | | コメント (2) | トラックバック (0)

iPhoneの発売は11日、10日はMobileMeの日

*UPDATE:
* やってしまった。この忙しい時期に一週間日付を勘違い。ITmediaの記事、今日はまだ載りません。

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Early July, it is

Macお宝鑑定団さん
MobileMeのサービスが、明日、10日の午前10時から16時の間に開始すると伝えている。

MobileMeサポートページ

iPhoneについて誤解してはならない2つのポイント」という記事で、iPhoneはパソコンと同期して使うことが前提の商品と書いた。

しかし、'07年1月に社名を「アップル・コンピュータ社」から「アップル社」に変更し、
'08年1月に、パソコンと同期しないでも、単体でコンテンツを購入できるようにした「Apple TV take 2」を出したアップル社は、パソコンへの依存度を少しずつ減らそうとしていることも確かだ。
Mobile Meは、この流れを一気に加速するかもしれないサービスとして注目している。

ちょうど、今日の午後にITmediaのPC USERにて記事を書く予定だ。

[後で更新します→]記事名:記事URL

今度のMobileMeは、Webアプリケーションとしても、非常によくできているし、
iPhoneオーナーなら、MacユーザーであるかWindowsユーザーであるかに関わらず便利に使えると思う。

無料お試し期間中にしっかりと試しちゃった人は、
その後も継続して使わざるを得なくなるんじゃないかな。


1つ気になるのは、連絡先や予定はいいにしても、メールの使い勝手。
iPhoneで見た情報も、Macで見た情報も、Windowsで見た情報も、Webブラウザ上で見た情報も、完全に同期されているというのは、果たしてどの程度便利で、どの程度、メールの返事し忘れを引き起こすのか、ということ。

 「メールの返事がない人は、別の手段で!」で書いたが、私は同じGmailのメールを、携帯とMacで見ているけれど、携帯で読んで既読にしたまま、未読に戻すのを忘れていて、返事を忘れるパターンが最近増えている。

 また、「あの情報は、どこで読んだんだっけ?」となることも増えそう。

 もっとも、そうなったらMacのSpotlightで検索すればいいのだろうけれど...

もう1つ、気になるのが「me.com」というドメイン。
アップルが獲得する前はいったい誰が使っていたんだろう。
誰か知っています? ;-)

Apple Storeで予約したい方は...

個人用:

ファミリーパック:

7月 9, 2008 iPhone | | コメント (4) | トラックバック (1)

1年でiPod photoに追いついたiPhone

iPod mini: marketing material for japan
累計台数600万台という数字は「iPod」が発売3年半目の2005年春に達成した数字だ。この頃,アップルは主力製品のiPodをカラー化し,写真表示に対応した「iPod photo」のほか,カラフルな「iPod mini」や安価な「iPod shuffle」を発売していた。同年秋,アップル社は動画対応iPodと「iPod nano」を発表し,そこからiPod人気がさらに加速。現在のiPod累計出荷台数は,当時の4倍ほどに膨らんでいる。

以前にこのブログでお伝えしていたITproの連載の第3弾
日本上陸,iPhoneの衝撃
が掲載されていました。


 これは「iPhoneショック」のベースになったWeb連載「iPhoneの衝撃」の続編あるいは第3シーズンと呼べるもので、全3回の予定。1週間ごとの更新となります。編集担当者は、もちろん、「iPhoneショック」の編集担当者、中川ヒロミさんです。

[記事のつづきを読む]

7月 9, 2008 iPhone | | コメント (1) | トラックバック (0)

iPhoneカウントダウン海外の状況

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(初代iPhoneは購入後、箱から出して電源を入れると、まずこの画面が... 店頭でアクティベートするiPhone 3Gではどうなる?)

仕事が行き詰まる度にブログを更新するパターンに...

Engadget Japaneseの記事によると、既にポルトガルでiPhone 3Gを
フライング入手して、開封の儀をしてしまったところがあるとか...

Engadget Japanese: iPhone 3G フライング入手&バッケージ開封

リンク先の写真をみて、私はむしろ疑問がわいた。
あの箱の真ん中のコンセントの変換アダプターが入っている場所って、日本ではどうなるのだろう?
(Prediction.jpでBET市場でもつくってみたいところ)


日本では今のところ、既にソフトバンク表参道に15人ほど並んでいるそうだ。
初日にいったいどれほどの台数が用意されるのだろう?
某有名なMac情報サイトの方は(名前出してOK?)、日本には潤沢な量のiPhoneが入っているはずだという。

「それを出すか、出さないかはソフトバンク次第」と、私のmixiの公開日記で教えてくれている。

その一方で、孫さんの言葉を真摯に受け止めて、しばらくは供給不足と信じている人も多い。

そんな中、喜んでいいのかどうかわからないけれど、おもしろい噂も飛び込んできた。

iPhones @ Y&M

なんと、カナダのiPhoneキャリアに選ばれたRoger Wireless社が、
iPhone 3G人気を楯に、かなりユーザーにとって不利な悪質な契約条件を設定。
それに対してアップル社が(=スティーブ・ジョブズが)腹を立てて、
カナダに回すはずだった分のiPhoneを他の国にまわしているというのだ。

Apple Insider: Spat with Rogers leaves Canadian Apple stores without iPhones

iPhone Buzz: Rumor - Apple diverting iPhone shipments away from Canada

万が一、日本用の台数が足りない場合は、箱が英語仕様のままでもいいので、これを日本に回してくれないかなぁ...

ちなみに、世界の主な都市(といいつつ、面倒なので3つだけ)の発売開始のタイミングは:

日本時間10日午後9時:ニュージーランド (で、あっていますよね?)
日本時間11日午前7時:ソフトバンク表参道
日本時間11日正午  :日本のその他のソフトバンクストア
日本時間11日午後9時:アメリカ東海岸
日本時間12日0時  :アメリカ西海岸

という計算であっているでしょうか?

正誤表はコメント欄任せにして、仕事に戻ります。

7月 9, 2008 iPhone | | コメント (4) | トラックバック (1)

2008.07.08

日本語で読めるiPhone開発者とアプリの一覧

勢いに任せてもう1本(ブログ記事を追加)。

今週後半から来週くらいに公開される記事や、来月あたりに雑誌に掲載される記事で、iPhone用のアプリケーションに触れたいと思う場面が何度かあって、
「日本語で読めるiPhone開発者とアプリの一覧」はないものか!?

と思って、探したのですが、とりあえず検索してトップに出てくるような一覧はなさそうだったので(あったら、よければコメント欄で教えてください!)、とりあえず自分で発見したものから順番にメモ的にwikiに書き込んでいくことにした(金曜日の話し)。

 ここで、ちょっと思ったのが、iPhoneアプリケーション開発者の多くは、YouTubeで動画を公開しているので、なんとかそれをWikiの中に組み込めないかということ。
 取材後、仲良くなったイマヒマ社の社長、ニラジ・ジャンジにチャットで相談してみたらConfluenceなら大丈夫だという。

 Confluenceは、彼の会社で売っている企業向けの豪アトラシアン社製のWikiプログラムで、Yahoo! Japanの社員全員が使っていることでも有名だ。

ZDNet: 業務のすべてがノウハウに--社内でWikiを利用するヤフー

 実はニラジ自身も、iPhone人気をうまく使って、何かしかけたいと思っていて、昨年には「iPhonewiki.jp」というドメインを取得している。私は何か書き込んでくれと頼まれたので、1〜2ページ書き込んだが、そのまま放置してしまっていたが、YouTube動画も組み込めるなら、あれを使えばいいかも!とニラジに相談してページを復活させてもらった。

とりあえず、iPhoneの全面的な情報サイトをつくるのは難しいので、
とりあえず日本のiPhone開発者一覧だけつくってみた。

日本製iPhoneアプリ開発者リスト
(編集するにはアカウントをつくって、ログインすることが必要です)

Safari002

 本当は、私一人で、たくさん情報を書き込めればいいのだけれど、本の執筆やプレゼンの準備をしながらでは、なかなかそれも難しい。

 ここはひとつ、他の方の協力も得て、
 いいリストをつくれればと思う。

 iPhoneに興味がある人も、
 純粋にこれまで触ったことがない特殊なWikiに興味があるだけの人もぜひ貢献してもらえればと思う。

 ちなみに、ニラジに、「ブログに書くなら、これだけは書いておいてくれ」と頼まれたので、書くけれど、

 Confluenceや、同じ豪アトラシアン社のタスクトラッキングソフトのJIRAは、法人向けの有料のWikiと思われがちだけれど、実はオープンソース・プロジェクトでなら無料で利用することができるとのことだ。私も知らずに誤解して、間違った記事を書いていたかもしれない。過去にConfluenceの記事を担当した編集者の方は、よろしければ確認を(私もします)。

http://www.atlassian.jp/software/confluence/
http://www.atlassian.jp/software/jira/


追伸:Confluenceは個人利用でも無料だそうです!
http://www.atlassian.jp/software/confluence/pricing.html#6

7月 8, 2008 iPhone | | コメント (0) | トラックバック (1)

iPhone、国内での発売は11日正午から

IMG_1910

ソフトバンクモバイルからiPhoneの発売の詳細が、ようやく正式に発表された。

7月11日のiPhone 3G発売について
~全国で正午より販売開始!~

フラグシップ店の表参道店では、朝7時から先行発売開始。
MNPの受付は9時からだそうだ。
(世界で一番早くiPhone 3Gが発売されるNew Zealandは深夜0時=日本時間の10日夜21時からだそうなので15時間遅れ?プライベートジェットを持っている人は、New Zealandに買いにいけば、数時間の間、かなり自慢できるかもしれませんよ!ー笑)

果たしてアップルが(あるいはソフトバンクが)、
日本市場の初日発売分にどれだけの台数を用意してくれているのか。
そしてどれくらい大勢の人が並ぶのかが、気になるところ。

他の店舗でも売るわけだし、
Apple Store Ginzaのオープニングの行列5000人(オープニング時点の人数)には
遠く及ばないだろうけれど(そうするよりは、むしろ、人気のなさそうなお店の方が確実?)


ちなみに、私はWWDC中に、妻が近くのソフトバンクモバイルショップで
オーダーし、その後、連絡を受けていないのだけれど、どうすればいいのだろう...

電話をして聞こうと思ったけれど、2分間、電話をならし続けても出ないので、
たぶん、お店の側もかなりバタバタしているのだろう。


原宿ストアに早めに並ぶという手もあるし、
実際、ユビキタスエンターテイメントの方々が既にそうしている:

CNet Japan: ソフトバンク表参道に早くもiPhone行列、一番乗りはアノ社長
(列はその後もさらに伸びそうな気配:占い会社GT-Agency 社長ムライのブログ 「速報:と言うわけでiPhone の行列に応援に行ってきた!!!」)

でも、彼らにはとてもかなわないし、年齢的に徹夜は厳しいし、
10日を皮切りにいくつか連続してイベントが入っているので、
そのために体力を温存する必要もある。

私は10日の夜はいくつかのイベントをハシゴして、
その帰りに表参道ストアの様子を見て一度、帰宅。

11日の朝6時くらいに改めて表参道を見に行こうと思っている。

ここで、これから1週間に参加予定の公開イベントを下で改めて紹介しよう:

IMG_0684.JPG

7月10日:


  1. bba主催:第一回「通信プラットフォームオープン化で拡がるモバイルビジネス」開催
    15:00〜18:00/霞ヶ関「東海大学校友会館 」
    このイベントは私は見る側、取材をする側ですが、参加予定です
  2. KNN主催:祝!iPhone発売前夜祭"iPhone Night" 「iPhone ショック! 日本でiPhoneはブレイクするのか?」
    19:00~21:30 /代々木上原「PLUG_IN_CAFE(プラグイン・カフェ)」
    神田さんやチバさんら、他のジャーナリストの方々とのパネルディスカッション形式になります(ですよね?>神田さん)
    私は第1部に参加します。時間が許せば第2部も少し覗いていこうと思っています。

7月11日:
「ソフトバンク表参道」/iPhone先行発売開始
ソフトバンク表参道/7時

7月12日:
BS朝日「STYLEBOOK」公開収録 「iPhone 3G から始まる未来」対談:林信行x及川卓也」
午後5時30分開演/Apple Store Ginzaシアター
あの有名な及川卓也さんとの初対談で、iPhoneが我々に示す可能性についてディスカッションします。

7月13日
DEMOsa #3
14:00〜18:00(入退場自由)/東京ミッドタウン「インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター」
後半で10分間、iPhoneを使ったデモを行う予定です

7月14日
『iPhone上陸!』ケータイ鎖国ニッポンの変化
〜アップル流ビジネスで、日本市場はどう変わるか〜

ここまでの雰囲気とは打ってかわって、マジメなビジネスセミナーです。
iPhone登場後、どのようなビジネスチャンスが生まれるのかなどを話す予定です。

来週火曜日以降のセミナーは、また改めて来週告知します。
【簡単にまとめると:16日に雑誌のイベントでパネルに参加、19日に法政大学、27日に大塚大学のMacZoo、29日にネオジャパンさんのナレッジマネージメント系セミナーに登場予定です。】

7月 8, 2008 iPhone | | コメント (0) | トラックバック (0)

立体版ドット・アニメーション

最近、YouTubeネタがつづくが、Engadgetで見つけた動画が涼しくていい感じだったので、
執筆エンジンを回転させるために1本(...ブログの記事を書きます)。


[via BMWCCA, via 本家Engadget, Engadget Japanese]


これを見て、真っ先に思い出したのは、「六本木クロッシング:日本美術の新しい展望 2004」で、オーディエンス賞として一票投じさせてもらった笹口数さんの作品。

Googleイメージ検索:笹口数

動いてこそはいないが、(いやだからこそ)あれはあれで素晴らしかった。
いくつか、この角度が好き、というポイントがあって、何度も作品を見に足を運んだのを思い出す。

それにしても、こういうおもしろい動画が日々、追加されていることに改めて驚かされる。

さらに、今やこうした動画はパソコンだけでなく、ケータイでも見られるのだからさらに凄い。

7月11日発売のiPhoneはもちろんだが、
それを待たないでも、他社のスマートフォンや、NTTドコモ製のP904i以降の端末でも見られる。
気がつけば、日本のケータイ電話も一気に動画が花盛りだ。

powerpush

ちなみにYouTubeは、auの端末にも対応しているが、こちらは約2分半(1.5MB)の容量制限があり、何か動画を見ようと思っても「この動画は再生できません」というメッセージでガッカリすることが多い。

 今はなきAmp'd Mobile Japanが日本進出した時にも同じ問題を抱えていた。
コンテンツがおもしろくなってきたところで、第2話へつづくならまだわかるが、余裕がないので、いきなり話しの途中でブツ切りにして1話をいくつかのファイルで分割配信するしかないのだ。

つまり、今のところケータイ動画はNTTドコモならではの大きな強みの1つとなっている。
それだけにそこかしこで大々的に宣伝もしている。

 私の好きなドラマのLOSTもシーズン1全話を配信している。もっとも、LOSTに関して言えば、テレビ用につくられたドラマ本編もいいけれど、ケータイ電話の画面サイズに最適化してつくられたmobisodeの方もしっかり配信して欲しいところだけれど。
 アメリカでは、テレビ業界も「ケータイ動画」という新しい市場の可能性に期待を抱いていて、FOX Mobile社、CBS mobile社、NBC2Go社など、既存テレビ局がモバイル専業子会社をつくって、ケータイ画面サイズに最適化した番組の開発/提供にかなり本腰を入れ始めている。


ITmedia +D Mobile:
“iPhoneを振った”米Verizonが投入するキラーサービス──「V CAST Mobile TV」

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これと比べると、日本は法的な問題もあって、今のところワンセグ放送はテレビと同じ内容を垂れ流しているだけで、スポーツ番組をみても「ボールが小さ過ぎて見えない」などの文句を聞くこともある。いずれは地上波とは別編成の放送に主軸を移すとも聞くが、それに向けての準備はできているのか、他人事ながら心配になる。

もっとも、NTTドコモも「春と秋のカエルの王子」みたいなオリジナルドラマづくりをしているし、余計な心配なのかもしれない。

ちなみにauも、技術的制約はある中、LISMO videoを始めたり(以前はEZチャンネルもやっていたし)、頑張れる範囲では頑張っている。

 そう考えると、実は一番、動画対応は遅いのはソフトバンクモバイルなのかな。

 ただ、ソフトバンクモバイルには究極の動画再生端末、iPhoneがあるから孫さんには、ぜひとも今後はiTunes Storeの国内での成功にも協力して欲しいところ。iTunes Storeで、日本でも海外同様に映画やテレビの人気番組が見られるようになれば、これはかなりうれしい(もっとも、今でもビデオPodcastは見られるが)。

 今やテレビ以外にもGoogle社のTechTalkみたいなためになる番組を始め、テレビでは放映していない見たい番組も山ほどあって、テレビは本当にもっと魅力をアピールできないとヤバイと思う。だからこそ、SPIDERはテレビ業界の救世主だと思うんだけれど:

nobilog2: タイムマシン誕生、期間限定で...
nobilog2: テレビの明日は「暗黒時代」?(ぜひコメント欄にも注目!)

 権利者のこととか、いろいろ気を使って見なければならない気苦労系番組は、世の中にゴマンとある見たい番組の中のごくわずかな一部でしかないんだから。
 これから動画をつくる人は、どうやって制限を設けようと考える前に、まずどうやって存在感をアピールし、いかに見ようという気にさせるかを十分考えて、その後になって始めて、いかにしてしっかり自分の権利を守るかも考える、というのが正しい順番ではないかと思う。

 いずれにしても、今や身の回りには、見るデバイスも、メディアとなる技術も、番組も視聴能力をはるかにうわまわるくらい溢れているわけだけれど、なんとかこれらを総括して、もっとも(自分にとって)おもしろい動画だけを見つけられる全動画対応版Spiderみたいなのでてこないかなぁ...
 (本当はYouTubeが、それを目指しているんだろうけれど、久夛良木さんが言うように、Spiderがサービスを目指して、今のSpiderのような日本人的おもてなしを維持した上で全メディア対応してくれるなら、それもいいなぁ...)

 

7月 8, 2008 copy-right or wrong!?, iPhone, just a thought, 携帯・デジカメ, 映画・テレビ | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.07.05

YouTubeでタッチパネル携帯の比較を楽しむ

* UPDATE: 
* 本文で紹介しているSH906iですが、実際はもう少しサクサク動くみたいですね。 
* 「raurublock on Hatena」さんが、原因の推察とともに、新規に動画を撮ってきて
* 披露してくれています: SH906i のもっさり感
* 私も特定の機種を悪く言うつもりはないのですが、YouTubeの動画比較で、
* スペックシートではわからないUIの操作感などがわかるようになったこと(だから、これからは
* 日本のメーカーは、ますますソフト開発に力を入れていかなければならない、
* ということを訴えたかったわけです)。
* YouTubeのケータイ動画は、ぜひ、その機種のベストなコンディションを引き出せる人にも
* どんどん投稿して欲しいですね


仕事に集中できず、Webをみていたら「河田勉の日記」に1ヶ月前に掲載された、こちらの記事に出会った。

河田勉の日記:なるほどYouTubeはこう使うのか

YouTubeのSH906iの動画とiPhoneの動画を比較しているのだが、これを見て私もすっかりハマってしまった。
YouTubeを検索してみると、日本を含め世界中のいろいろな携帯電話の操作感がわかる動画が見つかる。
(本当は、こうやって見つけた動画のブックマークを、iPhoneと共有したいところだけれど、実はiPhoneは、YouTubeのお気に入りは同期できないー>というかYouTubeはログインせずに見る形になる)。

こうして見つけた動画を比較してみると、
ただタッチパネルとモーションセンサーを採用しているからといって、決して使いやすいとは限らないこと。
「写真をフリックする」といった操作にしても、製品によってつくり込みの質の部分がぜんぜん違うことがよくわかる(もしかしたら、アップルが持っている特許にひっかかるのを避けて、こうしているのかもしれない)。
またiPhoneが、ただ動きが滑らかなだけでなく、
パソコン用OSを搭載しているにも関わらず、動作速度が速いこともよくわかる。

他のケータイの動きがぎこちないのは、
フレームレート不足やCPU不足などいろいろな原因がありそうだ。

こちらはNTTドコモのFOMA SH906i:

iPhoneの動きは、ぜひこちらでチェックして欲しい「iPhoneガイドツアー日本語版

でも、もっと短い動画がいいという人には、こちらの古いCMもお勧め。



こちらは「ふれる、なぞる、振る」の新感覚操作を売りにしたソフトバンクの921SH(FULL FACE 2):

そしてE-MOBILEの隠し球、「E-MONSTER(S11HT)」


一方、こちらはNTTドコモの秘密兵器のPRADA Phone。
iPhoneと比べるとぎこちないところもあるが、
それでもiPhoneに次いで2番目くらいにインターフェースが洗練されている印象がある。
やはり、世界市場でiPhoneを始めとする世界の強豪と戦っているLG電子だけのことはある。


こちらは現在、iPhone 3Gの開発者も引き抜いて開発が進んでいるSony EricssonのXperia:

そして、こちらはやはり米国市場でiPhoneと戦っているSprintの人気機種「SPH-M800」。
控えめで堅実な操作感といった印象だ。

 iPhoneを発表したとき、スティーブ・ジョブズは「(ソフトが)他社の5年は先を行っている」と語っていたが、まさにそんな印象だ。

 とはいえ、YouTubeやブログを見ない人も大勢いるわけだし、しばらくは「iPhoneと同じタッチパネルケータイ」で買ってくれる人もいるだろう。
 ただし、心配なのは、それで買った人が、友人や同僚にiPhoneを見せられたとき、
自分のケータイをつくったメーカーに対してどのような印象を抱くかだ。

 日本のケータイ業界の慣習で、メーカーはそれでも春モデル、夏モデルと製品をださなければならないのかもしれないが、これから先のことを真剣に考えるメーカーは、いくつかのプロジェクトは維持しつつも、体力は温存しておいて、「iPhoneを抜く携帯をつくれるまで、タッチパネル携帯は出さない」くらいの覚悟は必要なんじゃないだろうか。

 おそらくハードのつくりでは負けていないと思うけれど、やはり日本製ケータイはソフトウェアの技術力とつくりこみで負けてしまっている印象が強いが、そこはお金をつぎ込んで、iPhone開発に関わった優秀なエンジニアのヘッドハントでも、なんでもなりふり構わずにやるべきだろう(実際にアメリカでは、各社が争奪戦を始めているようだ)。

 昨年のD5: All Things Digitalでのスティーブ・ジョブズとビル・ゲイツの対談で、ジョブズがiPodが成功したのは、「日本のメーカーはポータブルオーディオ市場をつくっておきながら、デジタルの時代で大事なソフトウェアを甘く見ていた」といったことをいっているが、まさにその通りに思う。

 これからの日本は優秀なソフトエンジニアを育てていかなければならない(もちろん、それだけではiPhoneはつくれないが)。




さて、来週はiPhone関係のイベントが多いので、そのいくつかを告知しておこう。

10日:
iPhone発売前夜祭"iPhone Night"
iPhone発売前日の10日19時からは、KNN神田さん主催のこのイベント。

前後で別のクローズドなイベントに出なければならないので、
最初の1時間だけになってしまうが、参加させてもらう予定だ。

11日:
この日は、予定がまったく未定だが、1日あちらこちらと動き回ることになるだろう(前日の疲れがたまっていなければ)

12日:
Apple Store Ginza
12日の夜はApple Store Ginzaで某BSテレビ番組の公開収録をする予定だ。
まだ告知が始まっていないので、ここではあえて書かないが、Apple Storeのイベントカレンダーをこまめにチェックしてもらえればと思う。

13日:
DEMOsa
13日には東京ミッドタウンで、もはや恒例となりつつあるイベント「DEMOsa」でiPhoneのデモを行う。これまで2回が非常におもしろかったので、他の方のデモもしっかり取材したい。
これまでのDEMOsaの模様は、Fumiさんがブログでレポートしてくれている。必見だ!
個人的に第2回DEMOsaのトップ5をあげると徳井さんの「Massh!」と、小池さんの「エモン」、PFUによるiPod touchの新しい活用の提案、lino、そしてなんといってもamagatanaはぜひチェックして欲しい。
http://fumi.vox.com/library/posts/tags/demosa/

14日:
iPhone上陸!』ケータイ鎖国ニッポンの変化
14日は久々に企業の方々向けの講演
アークブレイン主催のイベントで講演をする。iPhoneが人々の暮らしに与えたインパクトやアップルの考えるポストiPhone時代のビジネスの可能性を話す予定だ。

15日:
夜行われるtokyo2point0に参加予定(未定。執筆の仕事を進めるために休む可能性大)

16日:
まだ公式な発表がないようなので、詳