2008.07.17

日本版人物検索は世界に根をはれるか!?

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「SPYSEE」という日本語の人物検索サービスが始まっていたようだ。

試しに自分の名前を入れて検索してみると、お馴染みの(そろそろ変更したい)プロフィール写真と過去に著書や過去に書いた記事、そして関連のある人物がグラフ形式で表示された。

SPYSEE: 林信行
ちょっと気になるのが人物を特定するURLの中に、人名を埋め込んでしまっている点だ。
同姓同名の人はどのようにハンドルするのだろう?

「Google Mapで広まった地図検索につづく、次なるビッグウェーブは人物検索ではないか?」
ちょうど1年くらい前、そんなことが話題に上った。
Tim O'Reillyも'07年4月のWeb 2.0 ExpoでデビューしたSpockをしきりに宣伝していた:

林信行のマイクロトレンド 第7回:地図の次は“人”──進化する検索

インターネット上のさまざまなサービスを、最終的にマネタイズしようとしたり、
実際にユーザーの間に定着させようとする時に、実は大事なのがいかに実生活/リアルの世界と関わりを持てるか、だと思っている。

Google Mapに代表される地図検索は、リアルの地理情報との対応があり、
それだけに利用者が表示される広告に抱く関心も高く、ビジネスとしての今後に期待ができる
(まだ地理検索向けの広告の出し方には工夫が必要だと思うが)。

それと同様に、まだ人物検索や時間検索もリアルとの関わりを築きやすい。
時間検索に関しては最近、ある大御所がビジネス化を考えていると話していると語っていた。実は私も以前から考えていた。
これはあれば非常に便利な技術であり、重要な技術でもあると思うが、マネタイズは難しそうだ。

一方、人物検索であれば、その人の著書やその人に関わる文献、あるいはその人が関わった作品やコンサートチケットなど広告的なものにも結びつけやすい。

また、今後、あとどれくらいかかるのかはわからないが、ジワジワと大きくなっていきそうなソーシャルグラフやオープン化時代のSNSといったものが広がる時代においても重要になってくるんじゃないかと思う。

Safari007

さて、SPYSEEの話しに戻そう。

自分を検索した結果を見てみると、
古川(享)さんを差し置いてビル・ゲイツと直接つながっているのは、
以前、CNetでビル・ゲイツ来日の記事を書いたことがあるからだろうか?
こちらは名前を知っているが、向こうは知らないんじゃないか?という有名人が他にも表示された(梅田望夫さんや佐々木俊尚さん)。中でも一番、わからないのがオラフ・トーンで、一体、私とどういう関わりがあるのかが、気になってならない。

もっとも、こうした情報は、今後、精度を向上させていけば解決する一時的な問題で、
これを理由にSPYSEEの将来性をどうこういうつもりはない。

一方で、日本語中心のサービスであることは、果たして本当にそれでいいことなのか疑問がつきまとう。

もちろん、日本の情報を充実させたいのであれば、日本語オンリーにした方が、初速はつきやすいが、ぜひその影で、国際展開もしっかり考えていて欲しい。

これまでになかった新しい製品、サービスを生み出す際には、
技術としての真新しさや革新性も大事だが、
いかに世の中に根を張れるかも重要な要素だと思っている。
その上で、国際展開は無視できない要素だ。

例えば伊藤穣一さんのような国際的に活躍している人の情報であれば、
その人の海外でのつながりが見えない部分で、情報としての価値が半減してしまう。
またそうでなくてもサービスとして、もしかしたら日本ではダメだけれど、海外で成功して、
その後、海外で話題になっていることが原因で、日本に逆輸入されるケースだってある。

iPhoneのApp Storeが、ソフト開発者にとって大きなビジネスチャンスなのは、
累計出荷台数ももちろん関係あるが、世界62カ国(現在はまだ世界22カ国、今日からフランスも加わったはずで、今、日本でiPhoneが欠乏しているのは、フランスの立ち上げに備えてのことだろう)で、展開することによって、日本では廃れてしまったソフトでも、海外で根を張れる可能性があるからだ。

よくソニーのコンピューターサイエンス研究所の北野宏明氏が生物のrobustnessについて講演をしている。なんとかという無視は、フリーズドライ状態になっても、一滴ほどの水があれば生き返れるであるとか、人間の身体の中の細胞をバラバラにしてDNAを調べると、全DNAのうちの95%までは、種類豊富な腸内細菌のDNA、その人固有のDNAはほんの5%ほどしかなく、この腸内細菌の多様性が、我々の体を守ってくれている、といった話しだ。
 何かが失敗しても、他の何かがとっかかりになって、生き残る術をつくってくれる。

nobilog2: 多様性が魅力のTHE NEW CONTEXT CONFERENCE開催

 ベンチャー企業の戦略においても、アイディアの用途やビジネスモデルは、1通りに限定せず、常に最大限の可能性に道を開いておき、製品の便利さを語るストーリーも何通りも用意しておくことが大事だろう。

 国際対応は、この多様性のメリットを、もっとも手軽かつ効率的に取り入れる手法の1つだと思っている。

 最近、SPOCKがパッとしない当たりを見ると、人物検索の時代は、もしかしたら、まだまだもう少し先なのかな?という気もしないでもないが、ぜひSPYSEEを開発している方々には、視線を世界に向け、世界で根を張れるように頑張って欲しいと思う。

 宣伝になるが、私が現在、アドバイザーとして関わっているあの会社も、まもなく新たにアドバイザーに就任する別の会社も、日本のベンチャーではあるけれど視線は世界に向いている。

7月 17, 2008 Social Network | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.05.20

facebook雑感PART2:mixiはfacebookになれたか!?

一度、書きかけの状態で掲載し、その後、夜中にしあげた前の記事が、あまりに長くなったので、雑感を2つに分けることにした。

こちら(PART II)はAPI公開について。
facebook in tokyo

 今日の記者会見を聞いていて、1つハっと思ったのは、facebookも、日本の多くのSNSと、同じ頃、同じステップを歩んでいたのだ、ということ(つまり、他のSNSも、発想を変えれば、今のfacebookになりえたかもしれない、ということ)。

 Zuckerbergが、2004〜2005年頃のfacebookは、ユーザーの要望にあわせて、いろいろな機能を追加していた、と言う。
 2004年頃と言えば、ちょうど日本でも、mixiとGREEが、競うように新機能を搭載していた頃だ。
 mixiが何か新機能を搭載すると、その翌週くらいにGREEが同じ機能を追加したり、GREEのすぐ後につづいてmixiが同様の機能を追加したりして、「どっちが、どっちを真似ている」なんていうことが話題になった。

 ここで他の多くのSNSは、毎回、何か機能を追加しようとする度に、それに大量の開発時間/資源をつぎ込んで、ハードコーディングしていったのに対して、facebookは、新機能をプラグインのように簡単に追加できるようにアーキテクチャーを見直した。
 このアーキテクチャー変更で、自身でも新機能が追加しやすくなったが、さらにそうしたアプリケーションを開発するAPIを公開したことで、他社によるアプリケーションも爆発的に増えた、というのがこの1年の大躍進の勝因だったといえるだろう。

 前の記事でも書いたように、友達をペットで売買するような遊びのアプリケーションもあれば、社会活動を支援するまじめなアプリケーションもある。
 プロフィールの飾りとして活用できるアプリケーションもあれば、他のネットワークの機能を取り込むためのものもある(例えばTwitterやflickrやYouTubeやFriendFeed)。

 今日、facebookのアプリケーションは2万種類あり、1日140個のペースで増え続けているという。facebook利用者の95%が少なくとも1種類のアプリケーションを追加しているという。
 こうしたアプリケーションが広まりやすいところに期待してfacebook economyなんていう言葉も誕生した(果たして、それに実態があるか、どうかは議論の的だが)。

 「たられば」の話をするのは不毛だが、同じ頃、ほぼ同じ位置にいた日本のSNSにだって、十分、同じ革命を起こしているチャンスはあったと思うと少し悔しい思いがこみ上げてきた。

 ここから先は、この不毛な話を掘り下げてしまう。


[GREEのパーティー]

 私がmixiを最初に訪問したのは一般公開前だった。当時はfotologという写真共有サービス上に非常にいいコミュニティーができていておもしろかった(同じ年の秋に伊藤穣一さんがFlickrに投資をして、それ以降、Flickrがメキメキ驚くほどおもしろくなり、fotologgerも最終的にはほとんどがFlickrに移行してしまった)。
 そのため、mixiを訪問したときも、そこの方々にインタビューの後、fotologのデモをして、ぜひ写真共有サービスを搭載して欲しいとお願いしたのを覚えている。

 もっとも、mixiの方々は、常に慎重で、何事にも熟考を重ねる人達。例え私なんかよりもずっとすごい人が、何かを提案したとしても、まずは意見を賜って、じっくり検討した上で、他にもそういう要望がたくさん出続けるのを確認した上で、その機能をかなり研究し、ブラシュアップした形で搭載してくる人達だ(という印象を持っている)。だから、mixiにフォトアルバム機能が搭載されたのが私のおかげだ、などという気は毛頭なく、おそらく大勢の人が同様のリクエストを出してくれたおかげではないかと思っている。

 ところで、実は私がmixiに提案していたのは、写真機能だけではない。
 mixiとGREEが頻繁に、機能追加の競争を繰り返している様をみて、APIを公開して、誰もが自由に機能を追加できるようにすればいいのにと提案したのを覚えている。

 その後、mixiがGREEを抜いて、日本1位のSNSになった時に、この思いはますます強まった。

 日本一となったmixiは以前にも増して急激なペースで参加者が増えている。もはや、運営者だけですべてのユーザーの要望に応えるのは難しい。「そろそろmixiはプラットフォーム化して、次のステップに向かうべき」、「APIを公開して、プラットフォーム化して欲しい」、「そうすればSNSの人間関係をベースにしたeコマースサービスなどを構築できる」といったことを取材の度に言っていた。
 そう、私はmixiにとってはたまに取材でやってくる外部の人間。
 たまに取材に訪れては、質問もそこそこに言いたい放題を言って、去っていくややKYで迷惑な存在だったことだろうと思うと、ちょっと恥ずかしくいたたまれない思いがある。

 それに私が今のfacebookのような形態を想像していたかというと、ちょっと違って、当時の私の発想は、むしろ、、「ソーシャルグラフ」と呼ばれているものに近かった。つまり、mixi上の人間関係を使って、当時、既に始まっていたレビューやレコメンドを増やして、mixi上で同じID、同じパスワードで、直接、商品の売買が可能になったら便利なんじゃないかと想像していたのだ。
 また動画に関しても、同様にmixi上のアカウント情報や人間関係をプラットフォームとして(他社が)構築するイメージだ(当時はビデオ・オン・デマンド的なサービスをイメージしていた)。

 外部で数ヶ月に1度くらいしか会わない私が、いくらいっても、説得力も何もないと思って、森祐治さんにも「ぜひ、説得してくださいよ」と頼んだこともある。2005年頃、森さんはmixi内での人のつながりを研究していた。

研究対象としての「mixi」
【社会情報学フェア2005】mixi公式データを学術的に研究する初の試みが京都大学で開催
科学で読み解くmixiのネットワーク構造

私もこの研究に興味を持っていたところ森さんに明治記念館での講演に招待していただいたので、その時に「SNSの次のステップは、これしかないので、一緒に説得してください」と頼み込んだ(いや、先にブログディナーであったときに頼んでいたから招待してもらえたのかもしれない)。
ーー実はその後、mixiDockが出たことで、さらにブログ経由でAPI公開のロビー活動を行ったことがある。

 もっとも、そうやって、人に勧めながらも、それが絶対に成功するという確信があったわけではない。
 勧めるだけ勧めておいて「mixiの一歩ずつ進めていく慎重な姿勢の方こそ本当は正しい」と思っていた側面もある。
 facebookがそれで人気を集めているからといって、日本市場でしか展開していないmixiが2005年時点でAPIを公開していたからといって成功したという確信は今、この時点でも持っていない。

 私は自分自身が、慣れた「執筆業」という狭い殻から踏み出すリスクを負うことなく、人にばかりリスクを求めていたわけで、ある意味、これは卑怯なやり方だったと申し訳なく思うこともある(しかも、それを今になって、こんなところに書いているのだからなおさらだ)。

 もっとも、昨年、mixiは大きな一歩を踏み出した。

Google社のSNS共通規格「Open Social」に参加してオープン化への第一歩を踏み出したのだ。

mixi、GoogleのSNS共通規格「Open Social」に賛同

 この動きは、多いに応援したいと思っている。

 最近ではmixiを取材する機会も減り、疎遠になってしまったため、実情はわからないが、昨年、mixiが約款を変更して大騒動になったことがあった。

約款規制の法制度が必要 へのコメント

 mixiは、その理由の詳細をあげていないが、私は直感的に、これはOpen Socialに向けた動きではないかと思った。何も弁明をせずに、非難を受け続けるmixiを見て、ブログでこの持論を持ち出して用語をしようと思ったが、ちょうど忙しくてブログが更新できずにいた。
 笠原さんや、その他のmixiの運営者達は、自分たちで言い訳をするのは見苦しいと思っていたのかもしれない。もし、私の勘が当たっていてOpen Social対応が原因だとしても、Open Socialの概念やら技術やらの説明をして、なんだか難しい印象を持たれるのをマイナスだと考えたのかもしれない。

 いずれにしても、多くの人があれだけ愛用してきたサービスなんだし、mixiは少なくとも日本発の日本を代表するIT企業だし、「それなりに優秀な人が集まっているんだし、ユーザーの著作権を奪って、サービスの印象を悪くするような愚行にでることはないだろう」くらいの議論はもう少しあっても良かったんじゃないかと思っていたのだけれど、それも今になっては後の祭り。

 まあ、長い紆余曲折はあったが、今年はiPhoneやAndroidの登場(そしてWiMaxを含む通信技術の登場)で、これまで携帯電話と呼ばれていたものが、「その次に来る何か」に進化する年になりそうだけれど、それとほぼ時を同じくして、これまでSNSと呼ばれていたサービスも、「その次に来る何か」に進化する年になりそうで、なんだか楽しみでならない。

後半は全然、facebookに関係なくmixiの話になってしまったけれど、あえて、あげるとしたらOpen Social対応の動きもあってかmixiの動きが鈍くなっているところに、久々に新しいSNSが登場し、しかも、これまでのSNSとかなり違う、っていうことで昨日の日本でのfacebookでの盛り上がりは何か懐かしい感触があったなぁ。人がものすごい勢いで参加して増えて友達登録しまくるという、一時は面倒に感じていた行為も、しばらくブランクがあいたおかげで、なんだか楽しい。ここで日本人ウケしそうなアプリが1〜2個出てきたら、なんだか一気にfacebookの流れが来そうな気も....


なんだか、さんまんで何が言いたかったのかわからない記事になってしまったが、
最後に自分への教訓をあげると「取るときにはリスクを取れ」ということかな?

それにしても、nobilog2のSNSカテゴリーを見てみたらmixi2周年の次が、いきなりこのfacebookの記事になっていた。それだけSNSが当たり前になっていて、話題として取り上げなくなっていたんですね...

nobilog2: Social Networkカテゴリー

5月 20, 2008 Social Network | | コメント (2) | トラックバック (1)

2008.05.19

facebook、日本進出!【雑感PART I】

*遅れてスミマセン、ようやく更新しました@20日 4.33AM/前半部分もUPDATEしています*

facebook press conference in tokyo

全米2位のソーシャルネットワークサービス(SNS)、
facebookが、日本向けのサービス開始を正式に発表した。
といっても、今日になって何かが突然変わったというわけではない。
実は設定次第で切り替え可能な、日本語メニューは先月頃から用意されていた。
それに(英語の文面のものも含め)日本の広告も先月(あるいはもっと前からかも)から見かけていた。

今日、行われた発表会は、むしろ創業者のMark Zuckerbergの初来日にあわせて行われたものと考えて良さそうだ。

 ただ、1つ、今回の来日で重要なことといえば、facebook用アプリケーションのローカライズは、どうなるのか、ということ。
 facebookの特徴は、例えばユーザーが自分のプロフィールページに自由にアプリケーションを追加してカスタマイズできること。例えばTwitterのアプリケーションを追加して、Twitterに書き込んだコメントを表示させたり、Flickrのアプリケーションを追加して、Flickrに投稿した写真を表示させたり。
 他にも私のお気に入りアプリケーションを挙げると、「Where I've Been」という自分が行ったことのある国のリストを表示するアプリケーション(そうしておくことで、友達と意外な国の話でもりあがったりできる)、シンプルなところでは、プロフィールに「I have an iPhone」というメッセージを表示するだけのアプリケーションもあったりする。
 実はTwitter用のアプリケーションは、最初の頃は日本語に対応しておらず、Twitterに日本語のメッセージを投稿しても「文字化け」するといった問題があったが、この問題はいつのまにかなくなっていた。
 私が行っている「facebook用アプリケーションのローカライズ」とは、そうした文字コードの扱いなどの話ではなく、もっと表層の部分、UIの日本語化などについてだ。
 アプリケーションの名前を(例えば)「私の行った国」に直すのがいいかどうかといった議論も含め、国を選択するメニューや国名なんかも、うまくローカライズしないと、もしかしたら、そのうち日本の誰かが英語版があることを知らないで(あるいは知っていて)、日本語版のほぼ同じ機能を持つアプリケーションをつくってしまう可能性がある。
 そうなると同じことをやりたいユーザーが言語ごとに、別々のアプリケーションに分散してしまい、「国際的SNS」のおもしろさが活かせない。

 これについて質問をしたかったが、チャンスが回ってこなかったので、記者会見後、日本の開発サポートを行うJavier Olivanに講演後に聞いた(残念。時間的に余裕がなかった)。

 Olivanさんによれば、これについてはfacebook本体のサービスと同様にローカライズできるとのことだが、詳しくは今後、開発者達と詰めていかなければならないという。今更、この記事を読んで間に合う人はいないだろうが、記事を書いた19日19時から原宿で開発者会議が行われるので、間に合う開発者はぜひ足を運んで欲しい。

 近々、日本でも発表されそうなiPhoneとの親和性も高いし、自分のWebアプリを世界進出をするための近道にもなるし、facebook開発の世界は、開発者なら、とりあえず覗いておいて損はないはずだ(私はちょうど予定がバッティングしていていけないのが悔しい。誰か行った人、状況を教えて!)。

ここで記者発表会に出ての雑感を書いてみよと思う:

facebook intro in tokyo

(最初に投稿した時点では、以下の内容は書きかけでしたが、20日4:33amに仕上げました*)

 発表会で、記者達から度々、質問されたのが「実名」重視というポイントだ。
 これはZuckerbergがサービスの説明の中で、度々、facebookが「Real People, Real Connection」のサービスだと強調したのを受けている。

 ご存知の通り、日本には「実名」アレルギーの人が大勢いる。
 私はこれは、日本ではインターネットの普及の初期段階で、実名コミュニケーションの楽しさ/便利さが広がるのよりも先に、匿名コミュニケーションの楽しさ/便利さが広がってしまったのが大きな原因だと思っている。
 SNSを振り返っても、mixi/Googleが流行る直前に、先駆的ユーザーの間で流行したGoogle社のOrkutも、最初に飛びついたのは実名+顔写真を使うユーザーだったが、その後、ユーザー層が拡大するにつれて、イラストとニックネームのみでの登録が増えてくる。
 名刺管理が苦手な、私は、最初にOrkutに登録したとき、信頼できる友達だけにプロフィールを通して電話番号や住所を公開できるのをみて、「これで名刺が不要になるかも、便利!」と喜んでいたが、やがて「この人は本当に知っている人だろうか」という友人が増えてしまい、プロフィールの情報の制限を厳しくせざるを得なくなった。
 mixiやGREEも、最初は喜んで実名+顔写真で登録するユーザーが多かったが、その後、ニックネームとイラストばかりの人が増え、コミュニティーの文化・雰囲気も大きく変わっていった。

 ちなみに、まだSNSという概念が浸透していない頃のmixiは、いわゆる出会い系サイトと混同されるのを嫌っていたこともあるが、実名登録やネット上でのリアルな人間関係の再現、つまり「Real People、 real connection」にこだわり、これを強く唱っていた。
 だが、日本のインターネットでは、そうしたサービスの多くが、「実名」アレルギーの人達の反論にあい趣旨替えをすることになる。「Oh My News」も、最初に「実名」報道を唱ってしまったために、ものすごい攻撃にあい苦労をすることになる(その当たりのことは、最近の編集長インタビューでも話題になっている)。

 日本人が手がけたサービスだって、そうなのだから、アメリカ主導でローカライズを進めているfacebookなんかが「実名重視のサービス」を唱ってもうまくいくわけがない、というのが多くのマスコミの見方だろうし、私の最大の懸念でもあった。
 それだけにZuckerbergには「ちゃんと、friendsterやOrkutといった前例は研究したのか?」と聞きたかったし、日本ではビジネスネットワークを広げるのが目的の「LinkedInにまで、ニックネームで登録する人がいるまでに実名アレルギーの強い人がいる」と教えたかった。

 また、多くのマスコミがZuckerbergの言葉をそのまま受けて「facebook=実名重視のサービス」を唱うと、facebookにとって大きなマイナス要因になるんじゃないかと心配だった。

 しかし、楽天的な私の考えは、説明会からの帰り道には、少し変わってきた。
 「このfacebookがきっかけで、日本でも『実名』のコミュニティーが広がればいいや」と楽観的に構える気持ちに変わってきたのだ。
 そうなった背景には「もしかしたらfacebookなら、それができるかもしれない」と思えたことがある。これには「FACEBOOK DEVELOPER GARAGE TOKYO」のページに書かれていたGen Kanaiの書き込みもヒントになった。Genさんは、ここで「The Facebook Platform is Biased Toward "Fun" Apps(facebookは遊びのアプリケーションに偏っている)」という記事を取り上げて、意見を求めていた。
 実際、私がfacebookで、一番、気に入っているアプリケーションも、友人に何かいいことがあった時に、(仮想の)ワインやシャンパンにメッセージを添えて贈ることができる「Happy Hour」というアプリケーションや友達をペットとして売買する(売買する度に価値があがり、仮想通貨の収入が得られる)「friends for sale」というジョーク・アプリケーションなど、遊びのアプリケーションが多い。

 mixiの日記のようなシリアスなアプリケーションがあると、そこに愚痴だとか、複雑な人間関係の話だとか、そういうものが入ってきて、情報公開範囲の取捨選択が難しくなるが、facebookは、あまりそういったwetなコミュニケーションに使われることはなく、むしろカラっとdryに楽しめる要素の方が大きい。そういう意味では、mixiなどと比べると大味で、つながりの強さを感じにくい部分もあるかもしれないが、逆に閉塞感などは感じにくい(少なくとも今のところは)。

 ちょっと長くなったが、そういうわけで、facebookは、「これなら失うものがない」と感じた人が、(抵抗感があるなら無理に実名を使う必要はなくニックネームでも十分だと思うが)少しずつ実世界の友達に発見してもらう(あるいは誰だか認識してもらう)ためのヒントを増やしていってくれるのに、ちょうどいい場所なのかもしれない、と思えてきたのだ。

facebook intro in tokyo

 ここで1つだけ補足しておこう。

 facebookには、遊びのアプリケーションしかないかというと、そんなことはない。
 今日の説明会でも、有益なアプリケーションの実例として「CAUSE」が紹介された。
 これはfacebook上で、さまざまな社会的アクションを起こし、参加するためのアプリケーションだ。
 例えば私はCreative Commonsを応援するCAUSEに入っている。
 このアプリケーションを通してCreative Commonsに、寄付をすることもできれば、友達をこの活動に誘うこともできる。
 日本人のメンタリティー的には、友達を誘うのは気が引けるところだろうし、私もCAUSEに参加する際に特に友達に招待状を送るようなことはしていないが、それでも私が何かのCAUSEに参加すると、そのことがNews Feedとして友達のところにも伝わる。
 友達が大勢参加しているCAUSEがあれば、それを見ている友達も、自然とその活動に関心が高まるはず(入るかどうかは別)。それだけでも、そうした運動のawareness向上に貢献できる。
 私も古川さんが「Blue Earth」というCAUSEに参加したのをみて、こちらの活動を知った。
 中国で起きた地震についても、いくつかのCAUSEがつくられており2000ドルを超える寄付を集めているCAUSEもある(ちなみにこのアプリケーションは、facebookのアプリケーションの中でも、特に実名性が重要なアプリケーションかもしれない。というか、CAUSEの作成者が実名でなければ、まず誰も参加しないだろう)。

雑感はまだまだ続くが、あまりにも長くなったので、別の記事にわけることにする。

5月 19, 2008 Social Network | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.03.03

mixi2周年

mixiが2周年ですね。おめでとうございます。
今、「mixi1周年」で検索したところ、自分のブログエントリーが1位で、ちょっとビックリ。

昨年、100万人とか150万人とかいっていた会員は、既に300万人を突破して、1日のページビューは1億5000万に達したようです。

CNet:「mixi、ユーザー数300万人を突破--1日のページビューは1億5000万に

一時は沈下状態だったSNSフィーバーも、ここへ来て「Yahoo 360」がスタートしたり、シックスアパート社が「SNSではない」けれど、SNS的な「Project Comet」について語りだしたり、BIGLOBEもブログにSNS機能(!?)を追加したりと盛り上がっていますよね。

私は個人的には「サーチ縁人」とか、「PLAYLOG」、「BIBIO」、「ZORG」、「Wallop」あたりも応援しています。(このあたりについてはいずれ時間がある時に書きますね)

さて、去年のエントリーを書いた時にはなぜか見つからなかった。maskinさんからの招待メール見つけました。
mixiプレオープンが2月22日ですが、その2日後に招待してもらいました(おかげでIDも135番とやや若め。)


林 伸行 様、はじめまして。

お知り合いの増田 真樹 さんが
ソーシャルネットワークサイトmixi(ミクシィ)へ招待しています。
ぜひmixiを訪れて私達のコミュニティに参加してみてください。

このメッセージって今も同じなんですかね?

ちなみにmaskinさん、私の名前の字、間違ってますよ!(苦笑)

Nobiというニックネームが、「伸び」を連想させるらしく、よく間違えられます。最初に出した共訳本の初版でも間違っていました(苦笑)。私の「のぶゆき」は「信じて行なう」で、「Nobi」は小さい頃、ドイツに住んでいたときにつけられたニックネームです(Norbertの愛称で、ドイツではまあまあ一般的なニックネームです)

さて、そのmaskinさんとは、mixi誕生のちょっと前に、一部で流行したOrkutというGoogle系のSNSサービスで、お互いを発見して、SNSの話題で盛り上がっていました。
 1月中頃のOrkutには、まだ日本人はほとんどいなかったので(伊藤穣一さんは別格)、「これ日本でも流行るのかな」とか「日本語使えないですよね」といった話題で盛り上がっていたのを覚えています(ちなみに私はOrkutには英国の友人に招待してもらいました)。

そうやって考えると2003年の1〜2月までは、日本語SNSはほぼ0状態だったんですよね。
それが今では300万人...びっくりです...

いや、0というと語弊がありますね。
元々の知り合い同士をつなげるサービスとしては、「この指とまれは」は日本ではパイオニア的存在。今でも私の出身校の同窓生の登録者数ではダントツの人数を誇っています。しかも、まだまだ新しく登録してくる人も増えているようで、つい昨日も、中学時代の友達からメールが来たところです(去年も2通)。

まだまだ、SNSは細分化や住み分けとかができそうですね。

でも、個人的にはユーザーアカウント情報を相互互換にして、欲しい機能だけマッシュアップのようにして使いたいものです...

本当は、もっといろいろ書きたいのですが仕事もたまっているし、明日はラジオで早起きなので、早く寝ます@2.38AM

P.S.そういえば、前にmixiで「自分をmixiに招待してくれた親の親のそのまた親」を探っている、という人からmixiメールが来たのですが、彼の親は無事に見つかったのだろうか...私が予想するに、私の親、maskinさんの、そのまた親はこの人のような気がする...


[mixi日記に戻る]<- 私もこの機能を提供し始めて1年になるんですね...

3月 3, 2006 Social Network | | コメント (2) | トラックバック (3)

2005.03.03

mixi1周年

ソーシャルネットワークのmixiが公式オープンから1周年を迎えました。
3月3日3時33分に投稿予定だったと言う運営者、笠原さんの日記に多くのコメントが寄せられています。

ちなみにプレオープンは2月22日の22時頃だったそうです。

私はその直後に、Maskinさんに招待されて(たしかそうでしたよね?)入ったはずなのですが、実は25日以前のmixiメッセージが消えていて詳細が思い出せません(あとでMailを検索してみます)。

 最初、なんで25日以前の記録がないのか、判然としなかったのですが、だんだん、思い出してきました。
たしか、2月26日前後に1度、mixiのメッセージのシステムが変わるとかで、過去のメッセージがリセットされたような気が...
 今ではそのmixiのメッセージ機能も、迷惑メールフリーの貴重なコミュニケーションツール。

それにあわせて、というわけではないのですが、nobilog2のエントリーも、前半部分はmixiに掲載するようにしたところ、コメントが(mixi内に)たくさんつくようになりました(笑)
最近ではさらに、publicにはしづらい内容はマイミクシイ限定コンテンツ(いや、日記か)として書いています。

ところでmixi運営者の方々はゾロ目が好きなようですが、
だじゃれ好きな私としては3月9日の4時も、394(ミクシ)でなかなかいいのではないかと...

3月9日4時と言えば、北青山TEPIAホールで行われる、Six Apart社の「Blog on Businesセミナー」が終わった直後。

「エコトノハ」や「ヌーベルブログ」の仕掛人の1人で、Orkutで知り合った新野文健さんも講演すると言うことなので、興味のあるマイミクシイの方々は、その講演を聞いて、その後で、青山界隈でお茶をしながらmixiの1年を振り返るというのはいかがでしょう?
(ちなみに夜は先約があって六本木に行きます)

話がそれましたが、
 eMercuryの方々、この1年間大変、お世話になりました!
 2年目のmixiにも期待していまーす!

↓mixiから来る人は、こういうのがあった方が便利ですか?
mixiの日記ページに戻る

3月 3, 2005 Social Network | | コメント (1) | トラックバック (0)

2005.02.06

気づけばOrkutから1年

BLOGの古いエントリーを見ていて気がついたのですが、私がUKの友達に誘われてOrkutに入ったのがちょうど約1年前。最初の頃は日本人はほとんどいなくて、見かけたのはJoiさんは別格として、maskinさんとかくらい?

このBLOGエントリーをよくみると、2月25日に正体不明のanonymousさんから「こんなサービス始まったようです」という謎のエントリーがある。実は名前の部分がリンクになっていてmixiにつながっている。

私はmixiは、ちょうどそれくらいの頃、確かmaskinさんに誘ってもらって入りました。ID番号は135番。今、見てみたらお隣さん(1つ前)があのαギークの宮川さんでビックリ。

その後、たしか3月はじめくらいにはOrkutの日本人ユーザーが1万人突破とかになって。Orkut関連情報を交換する外部サイトが立ち上がって、その後、Gree.jpが日本人利用者数でOrkutを追い抜いたと発表して、その後、mixiが10万人突破...

このSocial Networkというカテゴリーをみると、慌ただしかった1年間が懐かしく振り返れます。

今年もまだまだいろいろ動きがありそうですね。

いやー、今更ながらネットの世界は動きがはやい!

というか人口も指数関数的に増えているけれど、時間が経つペースや同じ時間の間に起きるできごとも指数関数的に伸びているような気がしてなりません。

そういえばOrkutがついに公式に日本語サービス開始を発表したみたいですね。
でも、果たして今から盛り返せるのか。

Orkutからmixi(あるいはGree)への民族移動には、なかなか腰が重い人が多かったけれど、いざ動き始めちゃうと後は早かった気がします。こうした人達の多くは今でもOrkutにアカウントがあるんだし、とりあえず変わったとなればサービスを見に行ったりはするのかな?

そういえばfotolog.net上の日本人達も今ではhotondogaflickr.comに移行しちゃいましたね。

気がつけば関心空間でも日記サービスが始まっていたり、どこも皆、頑張っていますね

2月 6, 2005 Social Network | | コメント (1) | トラックバック (0)

2005.01.20

名刺にmixiのID番号、誰か始めないかな?

mixiにコミュニティー機能が追加された直後の昨年4月、「SNSはパソ通へ回帰する!?」というエントリーを書いたけれど、それから8ヶ月年以上経ってもその思いは強くなる一方。

ただ、参加者の数自体がの母数が大きくなっているので、いろんな人、いろんなコミュニティーがあっておもしろい。
またパソコン通信にもプロフィールを飾り付ける文化(*)があったけれど、今日のソーシャルネットワークでは、プロフィールそのもの以外にも、その人物を知るための演出がうまくできていてそこがまたおもしろい。

さて、最近そのSNS(特にmixi)を一番、活用しまくっているのが、大勢参加型のパーティーとか飲み会の後。

Social Networkブームのちょっと前あたりから、インターネット関係、BLOG関係、Mac関係のパーティー/飲み会に顔を出す機会が増えてきた。
最近、そうした飲み会から帰ってきて真っ先にやるのが、その日、話した人とか名刺交換した相手をmixiやGreeで探して登録すること。

実際、自分で送っているのとほぼ同時進行で、相手の方からも友達登録のメールが送られてきたりする。
ただし、中にはニックネームだけしか出しておらず、顔写真も登録していない人もいて、その特定はちょっと大変。
mixiやGree上にパーティーそのもののコミュニティーがあれば、そこから参加者を1人1人チェックして、見つけられることも多いけれど。それでも果たして本当に本人であるか確証がないまま、友達登録するのは気が引けてしまう(間違ったときのことを考えると)。

今後、こういうことをする人がさらに増えつづけたら、名刺にmixiのID番号を印刷する人も出てくるのではないかと期待している(自分も次の名刺はそうしようかな!?)

ID番号と言うのは
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=
につづく番号で、例えば私の場合は135

似たような番号はGreeにもあるけれど、こちらは桁数が多すぎて名刺印刷にも打ち込むのにも不向き!?

ちなみに、そういうことをする人が増えてきたら、mixiにもぜひID番号でプロフィールを表示する機能を追加して欲しい(URLを打ち込めばいいだけの話だけれど)

それにしても、そんな名刺が出てきたら、それこそパソコン通信全盛期みたいだ。
昔はASCII-NET、NIFTY-Serve、PC-VAN、CompuServe、GEnieといったパソコン通信のIDをやたらと名刺に列挙するのがならわしだった。こうしたサービスって相互のメール機能とかがなかったので、できるだけ多くのサービスを列挙した方が相手にも親切、なんていう考えもあって、名刺の下半分くらいがID一覧になっている人もいたっけ...(自分!?)

今の時代なんだから、できればそのIDの横にはQRコードなんかも印刷して、名刺をもらった瞬間に携帯でマイミクシー登録とかできると便利かも(なんて、いいながら自分はQRコード対応携帯電話をようやく手に入れたばかり)

でも、それってできるだけ名刺はすっきりシンプルにしたい、という自分の理想に反するなぁ

それにそんな名刺が増えてきたとしても、Mixiでは(Orkutと違って)、相手の住所とか電話番号まではプロフィールに登録されていないので、結局は名刺の方もちゃんと保管しておかなければならないんだよなぁ(まあ、メールで聞き直せば済むことだけれど)。

最近始まったばかりのソーシャルネットワーク、Livedoor! フレンドパーク(β版)だと、何つながりの友達かジャンル分けできるので、できれば将来的にはそのジャンル分けを使って、例えば取引先だったら会社の連絡先、友人だったら自宅の連絡先なども参照できるようにして欲しい(そして名刺のわずらわしさを軽減したい)と思うのは私だけ?


*)パソコン通信時代のプロフィール文化といえば、凝っている人はエスケープシーケンスコードをうまく使ってアニメーションするプロフィールもつくっていた人もいたけれど、今だとこれにそれに相当するのはGIFアニメ?

1月 20, 2005 Social Network | | コメント (4) | トラックバック (2)

2004.12.08

神田BAR

*前置きの言い訳*
帰国後も仕事に追われています。
神戸水中映像祭に行った週、1週間を振り返るエントリーを書こうと思っていたけれど
翌週、2週間を振り返るエントリーにしようと思いをあらため、
そのまま3週目?それとも既に4週目?
もっとも、ほとんどの仕事の締め切りは今日と金曜日に集中しているので、来週には少し余裕ができるはず?

*イベントのお知らせ*
ところで、その来週13日の月曜日、「日本初の「ソーシャルネットワーキングBAR」」を唱う神田BARにて
「Talk About Apple with Nobi」というセッションを行います。

ソーシャルネットワーキングBARというだけあって会員制+招待制で、誰でも行けるわけではないのですが、既に行ったことのある人、興味のある人、当日、私と示し合わせていけそうな顔見知りの方がいらっしゃいましたらお声をかけてください

*今晩についてのお知らせ*

ちなみに今日は、毎月、恒例のBLOGディナー。私の都合にあわせて1週間開催をずらしてくれたこともあり、必死に仕事を終わらせて私はこちらに出席予定です。

一方、神田BARの今晩の予定は「iPod & iTunes Hacks」というセッション。
先週、同じ取材でアメリカに行っていたbulknewsやbulkfeedsの運営者として知られるハッカーの宮川達彦氏がゲスト講演者で、Air Mac ExpressのプロトコルやAppleロスレスエンコーダーにまで踏み込んだ、かなり濃くておもしろそうなセッションになりそう。こちらも行きたかった...

なお、内容や神田BARの詳細はmixiの以下のページを参照:
http://mixi.jp/view_community.pl?id=29659
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=4616354

12月 8, 2004 Social Network, 日記 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2004.09.21

dotnode

.nodeのエントリーにコメントを下さった方々を招待しているのですが、なぜか「送信準備中」のまま止まっています。
SafariScreenSnapz004

今、しばらくお待ちを...

9月 21, 2004 Social Network | | コメント (2) | トラックバック (0)

2004.09.19

国際派のためのSNS、dotnode?

今や日本でSocial Networkといえば、すっかりGree.jpとmixi(アルファベット順ということでひとつ...;-)になってしまった感があるが、今年のはじめOrkutに参加して盛り上がっていた人には何かもの足りなさもあるのではなかろうか。
そう、これらの国産Social Networkには海外のユーザーがまったくいない。
日本人の日本人による日本人のためのSocial Networkなのだ。

Orkutでローマ字で頑張っていた人達、Japanese Communityなどで日本語化の際の要望を熱心に答えたいた人達が本当に求めていたのは、日本人とは日本語で話ができるけれど、海外の友達のネットワークもつくれるSocial Networkだったのでは?

そんな要望に応えてくれそうなSNが.nodeだ。

SafariScreenSnapz001

かなり前に関さんにお誘いいただいたのだが、その後、海外取材などでチェックを怠っていた。

今日、久々にログインしてみたら、Welcomeメッセージが日本語になっているのに驚いた。

dotnode、最後にログインしたときまでは、英語/フランス語のサービスだったのだが、いつのまにか日本語にも対応していたらしい(いやもともとメール交換やコミュニティーでのメッセージ交換では日本語に対応していた)。

残念ながら会員数は2391人とOrkutなどと比べて桁違いに少ないが、3カ国語に対応したマルチリンガルSocial Networkはこれが初めてではなかろうか?
日本のSNSでお馴染みのRSS読み込み(BLOG連動)やアルバム機能なども標準で備えている(残念ながらカレンダーなどはない)。

おもしろいのは、公開型の自分専用ページを持てること、私のページは(このBLOGエントリー執筆時点で)何もコンテンツがないけれど、こちら。このページにちゃっかり自動生成されたFOAFが用意されている点もなかなかニクイ(ただし、このページそのものは今のところ英仏2カ国語のみの対応のようだ)。

そしてこのページのアクセス統計も見ることができる。

あとから関さんのBLOGを見て、実は関さんが和訳をしていると知った。すごいですね。頑張って下さい!

9月 19, 2004 Social Network | | コメント (8) | トラックバック (2)

2004.09.13

GREE Night 2.0盛りあがりすぎ ;-)

代官山UNITで開催されたMSN Messanger presents GREE Night 2.0に行ってきた。
CIMG6554.JPG

これまでMacではレイアウトが崩れていたGREE.jpだけれど、作者の田中ヨッシーさんはこの問題を解決するためだけにiBookを購入。そして今朝、サービス開始から7ヶ月目にしてついにこの問題も解決。


GQ/VOGUE編集長の斎藤和弘さんがゲストスピーカーで来るというのは読んで知っていたが、そのステージにマイクロソフトの古川 享さんも登場したのにはびっくり。
同じステージにはGREE作者の田中ヨッシーさん、そしてDJとしてBOXER BLOGで一緒に書かせてもらっている慶応SFCの松村太郎さんも。
CIMG6552.JPG

最終的には800人が参加したそうで、会場の中はどうだったかというと...

こんな感じ
CIMG6553.JPGCIMG6512.JPG

見えるのはひたすら人の頭、あたま、アタマ...
あまりの人の多さに暑くてたまらず途中で帰る人も...

ただ会場ではBOXERな方々、mixiの方々、某ブログサービスの方々(今回、スポンサーだったんですね)、ヌーベルブログな方々にもあえてよかったです。特に某有名検索エンジンに移っていつの間にか帰国していたKさん、ちょうど今朝方PathFinder作者のSteve Gehrmanと「連絡取らなきゃ」と噂をしていただけにあえてよかった!

新しい出会いよりも旧交を温めたGREE Night 2.0でした。

さあ、国内ソーシャルネットワーク10万人突破レース、先に突破するのはGREE.jpかmixiか?
(Echoo!/指とまも頑張ってほしい...)

いずれにせよ主催者の方々、お疲れさまでした。

P.S.その後、わけあってDrikin号で帰宅すると、WOWOWではトリコロール3作連続放送が...でも、仕事しなきゃ
drikin.jpg
NOSの前で筆者を待つdrikin号の図

9月 13, 2004 Social Network | | コメント (1) | トラックバック (2)

2004.08.12

mixi envy、あなどれないEchoo!と.node

nobilog2には、1つのエントリーに関係ない2つの話題が入っていることが多い。
そんなエントリーを書いていると人のBLOGにトラックバックを送るのにも抵抗があるし、コメントをつける人も困惑してしまうのではないかと反省している。
だが、実はそうするのにはこんな背景があるのだ。

nobilog2にはパブリックなメディアとしての側面とパーソナルな日記の側面の両方が混在している。
内輪ネタも書きたいのだ。

でも、nobilog2もある程度のトラフィックがでてきてしまったので、あまり内輪ネタを書くのには内心ちょっと抵抗がある。 そんな心理が記事内容(トップページに表示される部分)には関連のある一般向けの話題を書いておいて「more(本文、続き)」に内輪向けのネタを潜ませるという困った書き方を生み出してしまった。

なんか、久々の長文エントリーになりそうなので、ここから見出しを立てよう

■公 vs 私

昨年末、あのJOI ITO氏ですら大勢の人がBLOGを読むのを意識して書き方が変わったと書いていた

 自分もずっと同じようとは感じていて、nobilog2でも、かなり初期の頃から頭の中の想定読者にあわせて、語尾が「です、ます」調になったり、「だ、である」調になったり、友人に同意を求める文体になっていたりしている。

 既存媒体などでは、こういう表記の雑然さを受け入れられないところがあるかもしれない。しかし、BLOGなどのWeb媒体によっていろいろな情報に接し、さらに自分からも情報を発信するようになってきたことで、ここ数年で読者側のメディアリテラシーも急速にあがっているのを感じる。
 書き手側の心情とか、書いているときの背景とかが読み取れる読者が増えているように感じる(もちろん、メディアリテラシーは一様ではなく、まだ発展段階の人も同様に同じBLOGを読み、コメントを書くわけだが...)

とはいえ、ちょっとさらすのには抵抗がある内輪のネタもある。

■mixi & six apartへの要望

mixiを始めた時、日記機能を使うか、それともRSSを登録するか悩んだ(それ以前に私がmixiを始めた時に日記機能ってあったのだろうか?)。
でも、あまりたくさんのBLOGを書くのは大変だろうという理由で日記ではなく、RSSを登録してしまった。

日記サービスが始まったときからmixiの友達だけしかみれない日記っていいよなぁと少し思いこれまでも雑誌記事にmixi運営者の意向に沿っているかどうかは別としてそう書いてきた。
 そして、8月のBlogディナーで、その考えが正しかったのを確信した。
 実は私の左側に座っていた方たちの間でmixiの強みとして友達だけが読める日記が挙られていたのだ。さらにその後、ダメ押しをするように右側に座っていた別の方達がまったく同じことを言っていた。

とはいえ、やはりBlogとmixi日記という2つの別のシステムを排他的に利用するのもちょっと抵抗がある。

今後、MovableType/TypePadに友達しか見れないエントリーを投稿する機能がつくか、mixiでmixi日記とBLOGのRSSの両方を表示してくれれば理想的なのにと思い始めている。

■あなどれないEchoo!

ちなみにこのあたりの日記機能は後発だけあってゆびとまが運営するEchoo!の機能が充実している。mixiの日記はどうやってもmixi内だけでしか公開できないが、Echoo!の日記機能、エコログは世界中どこからでもみれるBLOGとしても使うことができ、トラックバックを受け付けることもできる。さらに他にBLOGを持っていればそのRSSを登録してそれを表示させることもできる。つまり、Echoo!の友達だけが読める非公開日記にしておき、そこに一般公開中のBLOGのRSSを融合できるのだ(まだその機能は試していないけれど)。

■海外にも広がり始めたBLOG内蔵型SN

SNが元々、ブロガーを中心に広まってきたことを考えると、BLOGとSNの融合は実に自然なこと。でも、Orkutはこうした機能にそれほど積極的に取り組んでこず、結局、その人のパーソナリティーを知るのはプロフィール頼りという側面があった。
 それに加えて、日本語が使えないと言うことがあり、初夏にOrkutからGree、mixiへ大民族移動があったわけだが、これによるマイナス点はこれらの和製SNが日本のユーザーだけを対象にしていること。

 今年はじめのOrkutブームの背景には、国境を越えて海外の友達をつくれるというメリットもあったはず。

 この問題を払拭してくれそうなのが、Orkutで知り合った関さんにお誘いいただいた.nodeだ。
 英語主体だが(メニューはフランス語にも切り替えできる)。RSSを取り込みやBLOG作成機能も用意されている。文字コードはUTF-8で日本語もOK(ただし、まだ日本人参加者は少ないので、来週くらいから興味がありそうな人を少しづつ招待し始めます)。

■SNの成長パターン

しかし、今年、前半のソーシャルネットワークは凄かった。
「そんなのに入って何をするの?」と懐疑的だった人でも、いつの間にか会員になって毎日のように日記を更新している人も少なくない。

主な取引先のアスキーでは、3月頃からOrkut参加者がどんどんと増え、月刊アスキー5月号で私がソーシャルネットワークの単発を書いたのをきっかけに、月刊アスキーの編集者が続々とmixiにハマっていった。それとほぼ時を同じくしてfotolog系の人達とMACPOWER誌のデザイナーがmixiにハマり始める。
 その後、初夏になると、SNに対して懐疑的な風潮が強かった編集者の中にmixiにハマり出す人が出てくる。ほぼ同じ頃週刊アスキー編集部の人が続々とmixiに参加。

 じわじわと広まっていくパターンをみていると、昔、コンピューターシミュレーションの基本としてよくデモプログラムなどで使われた「ライフゲーム」(別にゲームではない)を見ているようでおもしろかった。
 
 ちなみにアスキー以外でも、最近、mixi上の知り合いが急速に増えているが、とくに増えたと感じるのは、やはりMacコミュニティーが続々と参加をしたからだろう。
 Orkutの時もそうだたが、Macお宝鑑定団のDANBOさんらMacコミュニティーの著名人の影響力、連携力はすごいものがある。

 mixiはSafariでレイアウトが崩れてしまうGree.jpよりも、Macユーザーに向いている(実はEchoo!も)と、これまでにも書いてきたが、やはり、それがMacコミュニティーにも受け入れられたのではなかろうか。ちなみにmixiのMac対応はko boさんという広報の方がiBookユーザーであることも大きく影響している。Ko boさんにはそのうちMac系の集まりにも来ていただくべきかも(笑)。

ちなみにOrkutで日本人ユーザーを一気に増やした立役者は今は獄中日記を綴っている(やるなぁ...さすが!)KNN 神田さんだろう。誘った数日後には既に友達数が抜かれてしまい、その後も、Joi Itoに追いつき追い越せの勢いで増え続けていったのを覚えている(当時、Orkutは友達数のランキングを掲載していたが、ダントツ1位のJoi Itoさんに加え、神田さんとItojunさんもランクインしていた。人数的にみたらぜんぜん少ないのにベスト10に3人!)。

ということで、.nodeも、これらの方をうまく取り込めれば一気に伸び始めるかも。


P.S.私も今はmixiがメインだが、実は最近、Gree.jpも気に入っている。八方美人と言うのもあるかもしれないが、Living with art?のasakartさんとも話していて思ったのだけれど、mixiはどちらかというとwetな関係が主体、それに対してGree.jpにはドライでちょっと距離を置いた関係の良さがある。もっとも、Gree.jpって最初のうちは人を誘った時点でその人の紹介文を書くのが半ば強制的で、安易には誘えない分、新しい友達を深くいろんな側面から見れるというのが良さだったんだけれど、グループとかリコメンドを入れたあたりから、Gree.jpもかなり変わってきたと思うし、このドライ感というか、それほどベタベタしない清涼感がちょっといいと思うときがある。ついでにGree.jpでもう1つのキラーとなっているのが、今日からしっかりnobilog2にも追加させてもらったGree FriendRoll機能。ソーシャルネットワークと連動したFriendRollってものすごくツボを抑えていると思う。

なお、nobilog2のその他のSocial Networkに関する過去記事はぜひ下のSocial Networkカテゴリーリンクから読んでみて下さい

8月 12, 2004 Social Network, ウェブログ・ココログ関連 | | コメント (8) | トラックバック (1)

2004.04.21

強いのは既知の友人が多いSNSか!?

Social Networkでは、参加者の数も重要けれど、1ユーザーが1日当たりどれくらいの時間をそこで費やすか、どれだけそこに依存しているかも重要な要素だと思う。

 いや、もしかしたら、それはそのSNSが何を目指しているのかによって違って、例えば特定の仕事のパートナーを検索する時にだけアクセスしておしまい、というサービスもありかもしれない。また、特定の広告メッセージが、ターゲット層にとりあえず届けばそれだけでビジネスとして成功、というところもあるのかも知れない。

ただ、依存度が高まり、利用時間が長くなるとそれによって利用者の心の中でのそのSNSの存在が大きくなってくる。

この「Social Networkへの依存度」を高める上でやはり最強のツールはコミュニティー(グループ)だと思う。
中でもとりわけ重要なのは既に築かれた既知の友人同士によるコミュニティーをいかに取り込むかが重要な気がする。

私の周囲にあるコミュニティーを例にあげると、fotologのコミュニティー、関心空間のコミュニティー、Mac関連のコミュニティーそして自分では参加していないが友達がいっぱいいるフットサルチームのコミュニティーといったものがそれにあたる。
 実は今、これらすべてのコミュニティーがmixiにできてしまったため、最近ではすっかりmixiiへの依存度が高くなり、友達の動向をチェックすべく、かなりの頻度でアクセスするようになってしまった。

 でも、コミュニティーをはじめに採用したのはOrkutだし、mixiは日本の他のSNSと比較してもかなり採用は遅かった方の部類だ。それなのに、なぜ自分のまわりはmixiなのかを考えてみると2通りのパターンがある。

1つは、日記機能にハマった人。BLOGという言葉に難しそうなイメージを抱いていた人、世界中の人に読まれるということに抵抗があっ何人かの友人がmixiで日記をはじめ、職場の仲間を引き込み、日々、お互い会社では交わさなかった話に花を咲かせている。

もう1つのパターンはMacユーザー。fotologや初期の関心空間にしても、Macユーザーはいいものを発見すると人に広めたがる傾向が強く、コミュニティーをつくりやすいのかもしれない。驚くほど増えた日本のSNSだが、実はMac(のWebブラウザー、Safari)にもしっかりと対応してるものは意外に少ない。この点、mixi(やEchoo!)は最初からMacにしっかり対応していた。つまり、パソコンのOSなんかを気にせずに楽しめた。

 ちなみに対応していないSNSというのは、決してMacからは利用できない、というわけではない。レイアウトが崩れたり、メニューやボタンの操作がしづらかったりというだけで、ほとんどのSNSのほとんどの機能はMacからもちゃんと利用できる。ただし、そこはもともとノートパソコンの底面の見栄えにもこだわる人が多いMacユーザー、崩れたレイアウトの画面ではどうしても満足しきれない。

Macフレンドリー&独自のBLOG/日記機能と言えば、Echoo!もこれにあたるけ。おまけに一般の人はいきなりSNSだ、日記だ、コミュニティーだと言われてもなんだかわからず敬遠するのが普通なので、より敷居が低い「指とま」からの移行組が期待できるEchoo!にも他のSNSでは、見かけない新規ユーザー獲得の点では期待してしまう。

元同級生には言葉不要の強いつながりがあり、Echoo!を覗けば、音信不通の友達の近況が分かるというのであればそれはそれで大きな強みだ。
 もちろん、Echoo!も同級生だけでなく、今後、まだSNSへの移行を果たしていない既存コミュニティーをうまく取り込んでいけばそれはそれで大きな強みになるだろう。
 ただ、既に他のSNSにできたコミュニティーがそのまま移行するかと言えばこれはよほど画期的な(それでいて真似できない)新機能でも用意しない限り難しいだろう。1人のユーザーを別のSNSに移行させるだけでもかなりの労を要する。

 ネット上だけでのつながりはもろくて壊れやすい。実はこれを強調していたのはGree.jpで、爆発的な成長よりも、友達の紹介文をしっかり書き込んで、強い絆をじっくりと育てていこうとしている印象があった。奇しくもそのGree.jpが小回りの良さもあって、ダントツの成長率でユ−ザーを獲得していったのはおもしろい。今度の日曜日には参加者1万人突破のパーティーが行われるようだけれど、そこで実際に顔を突き合わせることで、ユーザー間の絆が深まれば(またはSNS上ではまだ出会っていなかった、おもしろい出会いに遭遇すれば)それはそれで今後のgree.jpの強みになるかもしれない。
(このパーティー、私もぜひ行きたいが、他の予定があって今のところ参加できるかは不明だ)。

今後もなんだかんだいって全部のSNSをチェックし続けるとは思うが、とりあえず今は既知の友人が多いということでmixiの利用率があがってしまっている。でも、できるだけいろいろなSNSのいろいろな新機能、サービスを使って新しい可能性、発展性を検証していきたい

P.S.月刊アスキー最新号の記事でいろいろ取材をさせてもらったが、もしかしたら、インタビューの中でmixi運営者、笠原健治さんが語っている「エンターテイメント性重視」の部分が自分の周りの人間にはヒットしたのかもしれない...

4月 21, 2004 Social Network | | コメント (1) | トラックバック (1)

2004.04.19

ANAもSNS参入

friendpark.jpg

ついにANAまでもがSNSを始めた:ANA フレンドパーク

ANAマイレージカードを持っている人はメールで案内が来ているはずなのでチェックしてみよう
(持っていない人でも登録できる)

仕事が遅れ気味でしっかりチェックしていないのだけれど、第一印象は、


  • ついに来たか(国内大手企業のSNS)
  • これはありかも
  • よく工夫しているなぁ
  • 他のSNSと連携して欲しい

といったところだ

これはありかも、と思ったのは、写真日記の交換。
なんだ、そんなのmixiとかでもやっていると言う人もいるだろうけれど、ANAがやるとなると、それなりの意味が出てくる。実はfotologでTOKYOTODAYKansai*LivesHokkaido LifeKyuushu todayが続々と立ち上がり、Show us Your Cityなんかにも参加していた頃から、これは旅行関連の会社、例えば「翼の王国」(ANAの機内誌)なんかで紹介してもおもしろいんじゃないか、と思っていた。

今回、ANA(というかこのサービスを提供する)は、こうしたしくみを自前で用意する道を選んだ訳で、過去日本にいくつかあった特定企業主催サービスがfotologの勢いをものにできなかったことから考えて、この選択が正しかったかは判断が難しいところだ。

ただし、友達を増やす(名刺を交換する)という行為によってビングのマス目がうまっていくゲームを用意するなど、なかなか演出はうまいと思う。

マイルがたまると言うのもうれしい。

少なくとも今のところは友達リストを見せあって、友達同士で集まって楽しむ、友達を別の友達と引き合わせる、といった楽しみはあまりない...

でも、こういうSocial Networkもありだと思える。ただ、やっぱり思うのは個人情報や友達リスト情報や、開示する情報に関しては何か標準仕様を用意して他のSocial Networkと相互運用可能にして欲しい、ということ...

4月 19, 2004 Social Network | | コメント (4) | トラックバック (3)

2004.04.14

SNSはどこへ向かうべきかパートI(@nobilog)

SNSはどう進化すべきか。最近の考えを英語でまとめてみました。

nobilog: Future of Social Networks: Part I

こうしたアイデアって、これまでいつか自分で実現できないかと溜め込んでいたのですが、そうはいってもいいパートナーでも見つからない限り、日々の仕事に捕われて、なかなか実現に向けてのファーストステップを踏み出せず、いつのまにか他の人が同じことを言い出すのを見てがっかりする繰り返しだった。そこで、あえてBLOGで公開して、誰か一緒にこれを実現したい人がいれば、協力したいと呼びかける方向に方針転換しました(笑)。

とはいっても、ここでたどりついた結論を実現できる場所って今のところこの世に2社しかないのだけれど...

いずれ気が向いたら日本語でも書きます

4月 14, 2004 Social Network | | コメント (0) | トラックバック (2)

2004.04.12

どこまで増えるSNS!?

INTERNET WATCH経由:

ゆびとま、ソーシャルネットワーキングサイト「Echoo!」開始

ある意味、日本のSNSの元祖でもあった「ゆびとま」が、今風の招待状ベースのSNS、「Echoo!」を開始した。

実は、日本にはOrkut登場以前からも、この「ゆびとま」をはじめ関心空間などの立派なSNSが存在していた。

今回の「Echoo!」はブームにのったリニューアルでサービスの再活性化といったところ、と流しそうだったけれど、RSSフィード付きBLOG機能とかちゃんとツボはおさえてあり、なかなか期待が持てそうだ。

でも、こうもどんどんとSNSが増え続けるとユーザーも混乱するし、サービスそのものにも皆、シラケ始めてきてしまう。

やはりプロフィールなどの入力項目をサービス側に依存するのではなく、ユーザー側で用意し、サービスはあくまでもクローズドな日記機能やコミュニティーと言った場を提供する方に焦点を絞った方がいいのかも...

4月 12, 2004 Social Network | | コメント (2) | トラックバック (0)

2004.04.02

SNSはパソ通へ回帰する!?

mixiにコミュニティー機能が追加されました

orkutのコミュニティーは英語のコミュニティーは英語のコミュニティーでそれなりに盛り上がっていたし、ローマ字コミュニティーには'80年代中頃、パソコン通信黎明期を思わせる怪しい楽しさがありました。

GREEのグループ機能につつづき、mixiにもコミュニティー機能が追加されたことで、日本のSNSユーザーの間でもこの楽しみが一気に広がりそうです

パソコン通信時代に例えればSNSも一気に1200bpsモデム×16ビットパソコン全盛期時代に進化したということでしょうか?(といっても、この比喩がわかる人は少数派?)

コミュニティーサービスって、言うなればパソコン通信でいうSIG(Special Interest Group)とかCUG(Closed User Group)ですよね。

パソコン通信サービスが、一時はISP(インターネットサービスプロバイダー)に飲み込まれ、またその上で、パソコン通信的サービスが誕生する。なんか、おもしろい話です(*1)。

今、もしかしたらインターネットコミュニケーションは揺り返しの時期?
そうなると結局、AOLが昔、言っていたことが正しく、世界最大のSNSはAOLってこと?

'90年代〜'00年代までは、インターネットのインフラとか、そのスピードが問題だった(欲求の階層の下の方にあった)。ところが、今、ADSLや光ファイバーの普及でこの欲求が満たされたことによって、改めて豊かなコミュニケーションが重視されるようになった。
 そしてマルチメディアでこそなかったものの、コミュニケーションそのものは豊かだった'80〜'90年代のパソコン通信サービスと同じ進化の足取りが始まった。

 SNSってつまるところは、昔のパソコン通信会社と同じコミュニティーづくりが、お金のかかるインフラ設備への投資無しでできるようになったために広まってきた現象なのかも知れません。

まあ、そこまで大げさな話ではないけれど、everything old is new again、という感じがします

同じことを繰り返すだけでなく、さらに大きな前進をするとしたら、そこで鍵となるのはやはりRSSとかXML-RPCとか、BLOGとの連携とか、そういった最新技術を応用することでしょうか?


話がずれますが、今、SNSが昔のパソコン通信サービスに負けていることが1つあります
インターネットのキラーアプリと言われた電子メールにしたって、この点ではパソコン通信に負けていました

それはメール機能:


  1. パソ